異世界オファニム三大陸の一つ――ハルメニア大陸。そこで数百年にわたり影の支配者として君臨した暗殺組織“サタナエル”は一族の女、英雄レエテ・サタナエルの復讐の反逆により滅亡した。レエテは仲間達とともにサタナエル本拠に新興国家、アトモフィス自
治領を建国。その後短い天寿を全うする。
それから7年――レエテの子らの代へと時は移る。少年アシュヴィンとレミオン、少女エイツェルとエルスリードは、任務から戻った故郷アトモフィスで驚くべき話を聞かされる。
それは、大陸全国家の強者を集めた超国家連合旅団“レエティエム”の結成と――。その一団をもって踏破困難な外海“死洋(プルートゥリウム)”を渡り、未知の地レムゴール大陸を目指す“レムゴール調査船団”の立ち上げと参加の命令であった。
未知未踏の大陸への、危険極まる冒険行。しかしアシュヴィンらは気脈の増幅の原因追求と、何より――。サタナエル一族の始まりの地で、彼らの短き寿命克服の手段を得るというレエテの遺志を継ぐため、前進を続ける。彼女の思いと、唯一の手掛かり「ヴァレルズ・ドゥーム」なる言葉を胸に。
*
完結作品「サタナエル・サガ」(https://ncode.syosetu.com/n6440eb/)の正統なる続編。前主人公レエテと仲間達一行の心を受け継いだ、次世代の子らを主役に展開する冒険行。いずれ劣らぬ彼ら強者の前に、未知の大陸にうごめく国家と魔の強者が立ちはだかる。悲願を胸に、試練に立ち向かう少年達の成長と運命を描く、バトルアクション・ダークファンタジー第二幕――。
※前作外伝「ブラウハルト・サガ」 https://ncode.syosetu.com/n1597fn/
※前作設定資料集(ネタバレを含みます)https://ncode.syosetu.com/n7076fp/
※ファンアート集 https://ncode.syosetu.com/n3945fm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 00:36:28
500757文字
会話率:24%
VRMMORPG『アルカディア』。
プレイヤーがギルドを組み、自由に国家運営を楽しめる夢のような世界。
しかし、そのゲームもついにサービス終了の日を迎えた。
ゲーム最終日。
強豪ギルドの一つ『アヴァロン』に所属していた「たこやきんぐ」は、
ゲーム終了と共にログアウトできなくなるという異常事態に陥る。
目の前に広がるのは、現実となったゲームの世界。
NPCだった仲間たちは自律的に動き出し、「王」としての彼に仕えることを求めてくる。
転移先の新たな地で待ち受けていたのは、未知の土地での生存戦略、限られた資源、そして外敵の脅威。
国を率い、民を導く重責を背負うことになった彼は、統治者としての試練に挑みながら成長していく。
そして、彼の目的はただ一つ。
この世界から元の現実に帰還すること。
仲間たちと共に築き上げた『アヴァロン』を守り抜き、立ちはだかる運命に挑む。
国家運営×異世界転移の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 17:26:04
11057文字
会話率:28%
魔王と戦い、相打ちとなって果てた勇者。
正義のために生き、正義のために死んだその魂は、賞賛とともに天に迎えられるはずであった。
だが神は、その行いを正義と認めず傲慢と断じる。
ただしその罪は、赤子と同じ無知によるもの。ゆえに赦す代わ
りに、もう一度生をやり直すことを命じられる。
龍の子として生まれ代わった彼は、かつて敵と呼び、魔と蔑んだ種族の復興と繁栄のために、力を尽くすことを誓う。
だがその前に立ちはだかるのは、やはり人間なのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 11:46:31
115670文字
会話率:39%
「私は誰かに、何かの価値を届けられているだろうか?」
明確に答えられるなら、この物語は不要である。
だがそうでないなら――あなたこそ、この物語の主人公の候補となる。
2124年――人間の価値は「CTV(Cool Time Value)」
という合理的な評価基準に支配されている。
CTVとは、どれだけ理想の自分を追求し、その結果として他者を幸福にできたかを示す指標である。外見や地位ではなく、行動そのものが評価され、街ゆく人々の頭上には数値が浮かび上がり、週末にはランキングが公表される。その数値によって歓喜し、あるいは失望する――そんな時代である。
CTVを高めるために不可欠なのは、脳波コントロールである。高ぶった「ハイベータ波」を「アルファ波」や「シータ波」に整えることで、心を穏やかにし、ストレスを管理し、インスピレーションを得る。この効率化こそが、自己実現と長寿を支える鍵となる。
この社会で急成長を遂げたレッドオーシャン市場――それが「アイスクリーム業界」である。
アイスクリームは、元来持つ嗜好性、冷涼感、栄養価に加え、ニューロサーマルインフュージョン技術の進化により、「心と体を整えるツール」としての役割を手に入れた。この技術は脳波に直接作用し、「リラクゼーション」「エネルギーチャージ」「パワーアップ」という3つの効果を生む。もはやアイスクリームは嗜好品ではなく、人々の生き方を支える存在へと変貌を遂げたのだ。
その市場に挑戦を決意したのは、老舗アイスクリーム店「菓子家」の跡取り・菓子ユウキ。
かつて地域に愛された店は「時代遅れ」と呼ばれ、衰退の一途をたどっていた。しかし、ユウキは「本当に人を幸せにするアイス」を作り、市場に革命を起こすと決意する。
だが、立ちはだかるのは圧倒的な実力差である。技術も資金もブランド力も備えた強者たちは、ユウキの挑戦を無謀な夢物語に変えかねない存在だった。
「お前のアイスは、誰かの心を動かしているのか?」
これは、甘く冷たいアイスクリームを巡るマーケティングバトル――そして「自分自身の価値」を見つけ出す物語である。物語を楽しむうちに、あなたが気づくメッセージとは何か。
『Energy★Scoops』――一口だけでも試食するのをお薦めする。その一口が、あなたの人生を変えるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:36:05
1750文字
会話率:34%
主人公は自信満々で破天荒な少女、獅子神 凛
狙うは学園最高の権力、「生徒会長」の座!しかし、ここは一筋縄ではいかない学園。生徒会を巡る権力争いと謀略が渦巻き、次々と立ちはだかるクセの強い生徒たちに、凛はどう立ち向かうのか――?
個性豊かな仲
間たちも物語を盛り上げる!
笑いあり涙ありのドタバタコメディーを展開しながらも、仲間との絆や、権力を巡る学園の闇に迫るちょっぴりシリアスな展開も見逃せない!
果たして凛は、仲間たちとともに生徒会長の座を掴み取ることができるのか?それとも、学園の闇に飲み込まれてしまうのか――?
青春×策略×友情が交錯する、痛快学園ストーリーが今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 16:56:59
9075文字
会話率:42%
主人公である北条守(ほうじょうまもる)の両親が、何者かに殺された。警察の捜査も虚しく半年が過ぎ、守は裏社会に飛び込み情報を必死に探す事になる。
そこから更に半年、遂に犯人が所属している暗殺者組織を特定する。情報屋のコネで暗殺者組織に所
属するが、そこからは地獄の様な日々だった。
2年過ぎが経ち遂に犯人を特定する事が出来た。3年が過ぎた頃には、一人前の暗殺者として認められ、大きな任務を任された。成功した暁にはその犯人とツーマンセルで行う任務を任せると組織に通達された。
復讐を果たす大きなチャンスを前に、何としてでも今回の任務を果たしたい守であったが、その前にかつての親友が守の前に立ちはだかる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 13:52:23
272494文字
会話率:53%
ある日突然、人気ゲーム【アルカナ・カラミティ】の愚者である【アーミン・ウォーカー】に転生した主人公。アーミンはプレイヤーに立ちはだかる中盤手前のボスだ。三大ヒロインの元婚約者・元親友・元兄という情報過多な噛ませキャラ。ただ見た目だけが評価さ
れている残念な存在であった。最期はプレイヤーとヒロイン達によって倒され、国家転覆罪として投獄されてしまう。直接的な描写は無かったが、国王からアーミンは極秘で処刑されたことを告げられるのだ。そんな残念キャラに転生してしまった主人公が目覚めると、奈落の底。身体もボロボロでアーミンとしての記憶もない。知っているのはアーミンというキャラクターとその性格、そして起こるであろう物語。主人公はヒロイン達に嫌われない様にこれから過ごそう、とするが─────もう既に出番は終わっていたらしい。はてさてどうするか。ヒロイン達の事は諦め、素顔を隠してプレイヤーとヒロイン達が繋ぐ正史を傍観しようとする。 「………あれ。アーミンって雑魚の筈なのにレベチ?どゆこと?」 主人公はこの身体に慣れていくに連れてこのアーミンに疑問を抱いていく。そしてゲームでは語られなかった物語が動き出そうとしていた。
※多少NTR要素などがあるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 23:09:35
5357文字
会話率:42%
東京都・警察署にある刑事課、特別部署ーー【異常調査部】異常なのは事件ではなく所属しているその3名
蔡茌紾は突然の移動命令により、異常調査部の監視係兼副部長になってしまう。今までは単なる偶然だと思っていたが、その裏には友人である世瀬芯也の影
があった
彼が新しく開設した部署は、異常調査部の前へ立ちはだかる事となる。そんな矢先、芥昱津のもとへ明らかに罠だと思われる依頼が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:31:38
42268文字
会話率:42%
望月悠也はワールドセイバーズというVRゲームの対人対戦モード『アリーナ』にハマり、その才能を開花させ日本代表の座にまで上り詰める。しかしイギリス代表選手にボロ負けしてそのプライドは砕け散った。そして時は流れ、悠也はある少女との出会いを果たす
。リーズベルだ。彼女は異世界の魔女であり、最強最悪の存在。彼女がもし憎悪の感情を覚え、その力を発動させてしまうと世界はその理を失い、滅んでいってしまう。裕也は『滅びゆく未来線のリーズベル』に会い、まだ彼の世界にいるリーズベルなら破滅に際して軌道修正が可能である。彼女を守りながら、憎悪の感情を持たないよう、優しい子にはぐくんで欲しいと頼まれる。そして彼女は裕也に、『リアルワールドでもゲーム内のキャラクターとしてログインできる力』と『死んだとき一度だけセーブ地点からやり直す力』という不思議な力を授かる。引き受けた悠也の前に、リーズベルを襲う刺客たちが立ちはだかる。刺客たちは『勇者』であり、歴史上の偉人、神、伝説上の英雄とされる者たちが異世界で転生し、何百、何千年も修練を詰んだその姿であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 15:00:00
96729文字
会話率:55%
一人の天使が神に反旗を翻した。しかし、その反乱は四人の熾天使たちによって鎮圧されることになる。敗れた天使は、封印の間際、一つの予言を彼らに遺した。再び起きる悲劇の予言を。
それから500年の時が経ち、予言は現実のものとなった。天使と悪魔
を始め、数多の種族を巻き込んだ『第二次天魔境戦争』が幕を開けたのだ。
悪魔のハデルは、実の父親が天使に加担した罪で処刑された過去を持っていた。この事実をどうしても受け入れられない彼女は、戦争の前線に身を投じることで、その真実を探ろうと奮闘する。
そんな彼女の前に、一人の天使が立ちはだかるのだった。
天界と魔界、二つの世界を巡るファンタジーアクションストーリー。両者が出会ったとき、次の大変動が動き出す———。
これは終わりから始まった、その後の物語。
※すでに投稿されているアフターカタストロフの、リメイク版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:06:55
72948文字
会話率:28%
青春も友情も知らない高校生「新島 瞬」
学校が終わったら部活にもバイトにも行かずすぐ帰る。そんな日常を過ごしていた。そんなある日、2人の少女と出会った。名前は、愛莉と雫。
一人ぼっちの日常が2人の少女によって変えられていく。そして、瞬に立ち
はだかる壁とは....
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:55:28
11378文字
会話率:66%
「人工異世界を創生し、その世界へ死者を転生させて主人公に異世界ライフを提供する」
そんな前代未聞のビジネスを行っている協会が存在した。
その名は転生協会。この世に数多ある異世界の内の一つ――『アルカナ・ヘヴン』にその協会は存在している。
アルカナ・ヘヴンで生きている人は犯罪者などの特定人物を除き、誰もが望めば協会が用意した異世界で死後の世界を満喫できるのだ。
そしてその協会では一つの役職(ポジション)が存在していた。
ラスボス役。
まさにこの異世界運用における花形とも言えるポジションだ。ラスボス役はアルカナ・ヘヴンで亡くなってしまった、『主人公』となる人物が転生先の異世界で体験するストーリーにおいて、最後の敵として立ちはだかる重要役職である。
そんな日々異世界転生を果たした人間を相手にしている転生協会で、ラスボス役として活動している一人の少女『皇真ユエル』は、ある日協会にラスボス役の新入りとしてやって来た少年『天賀谷司』の教育係に任命される。
慣れない状況に困惑しながらも何とか司のサポートを行っていく中、次第に司の過去や彼が協会にやって来た本当の理由が明らかになっていく……
一介のラスボス役に過ぎない少年少女が、あらゆる異世界、人工異世界を舞台に、様々な事件、強敵に立ち向かう!
無数に存在する異世界を巡るバトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 19:12:20
142872文字
会話率:45%
日本の高校バスケットボール界で名を馳せることを夢見る**佐藤 湊(さとう みなと)**。身長は低く、体力もなく、他の選手と比べて何もかもが劣っていると思われがちだが、湊には一つだけ他の誰にも負けないものがあった。それは**誰よりも努力するこ
と**だった。
湊は、強豪校のバスケ部に入ったものの、最初は全く目立たず、試合にも出られない日々が続く。しかし、ある日、チームのエースである**須藤 圭吾(すどう けいご)**に目をつけられ、特訓を共にすることになる。須藤はNBAを目指している実力者で、湊に「お前には可能性がある」と言うものの、その努力の量が足りないと指摘する。
湊は圭吾の言葉を胸に、自分の弱点を克服するために地道な努力を重ね、基礎から鍛え直していく。その過程で、練習の合間に出会った他の選手たちとの絆が深まり、やがてチームメイトたちとも真の信頼関係を築いていく。
湊が挑戦するのはただのインターハイの優勝ではない。彼が目指すのは、**NBA選手としての夢を叶えること**だ。圧倒的なフィジカルを持つライバルたちに囲まれながら、湊は自分の持ち味である「努力」を武器に、次々と試練を乗り越えていく。
高校バスケの頂点を目指し、そして一歩一歩NBAへと近づいていく湊。**限界を超えるために、どれだけ努力し、何を犠牲にしても諦めない**――その姿勢は、周囲をも動かし、チームを一つにまとめ上げる。
だが、湊の前には強力なライバルたちが立ちはだかる。**シャック**を彷彿とさせる圧倒的な存在感を持つセンター、**カイリー・アービング**のように巧妙で予測不可能な動きを見せるガード、さらには**ドンチッチ**や**レイジョン・ロンド**を思わせる選手たち。彼らとの戦いの中で、湊は自分の本当の力を引き出し、**一度も諦めない心**でどこまでも戦い抜く。
果たして、湊は夢を叶え、NBAの舞台に立つことができるのか――。高校バスケの成長と友情、努力と情熱の物語が今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-25 02:14:14
1377文字
会話率:32%
未来の銀河系――宇宙が広がる時代。多種多様な惑星と種族が共存し、宇宙船による旅が日常となっている世界で、少年アレンは貧しい砂漠の星で暮らしていた。幼い頃から彼は、星々の間に眠る謎や力に強く引き寄せられ、いつか宇宙の広大な真実を知りたいという
夢を抱き続けている。
アレンの家族は、他の星のように豊かではなく、宇宙船を持つことすらできなかった。しかし、彼の心には一つの確信があった――**「宇宙の真実は、星々の魂に秘められている」**。
ある日、アレンは砂漠で偶然、古代の遺物を発見する。それは、星々を繋ぐ力を持つ「星の魂」と呼ばれる秘宝の一部だった。触れた瞬間、彼は不思議な力に目覚め、宇宙の広大なエネルギーにアクセスできるようになる。この力は、物理的な戦闘だけでなく、精神的な成長にも繋がる重要なカギだった。
アレンは、この力を解き放ち、伝説の「スターソウル」を探し求めて旅に出る決意を固める。彼の冒険は、ただの肉体的な戦いではなく、**自分の魂を探し、宇宙に眠る秘密を解き明かす**壮大な精神的な試練となる。
しかし、彼の前には未知の敵が立ちはだかる。異星人、強力な宇宙生物、そして**星々の精神を操る者**が次々と現れ、アレンを試す。彼は成長し、戦いを通して仲間たちとの絆を深め、最終的には自分が「宇宙そのもの」であることに気づく。そして、星々を繋ぐ「魂の力」を通じて、銀河の運命を左右する大きな決断を下さなければならなくなる。
**「スターソウル」**――それは、宇宙の本質、そして人間の魂がどこから来て、どこへ行くのかを解き明かす鍵であり、アレンの冒険は彼自身の「心の旅」でもある。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-25 02:00:55
11476文字
会話率:31%
マッドサイエンティストの旗折永遠が作ったゾンビブレークプロミス
それに立ちはだかるは魔法少女フラとグーラ
だがこの世界にはある法則がある誰もが誰しもがこの世界では"お約束"は通用しない
それがこの世界の法則それ以外は無い
最終更新:2024-12-22 12:00:00
2136文字
会話率:90%
物部満百合が帰ろうとすると、立ちはだかる、男子3人。
「おい、物部。顔貸せよ。」「お面じゃないから、貸せない。」
「面白い。来い!!」と、3人の内、1人が号令をかけ、3人で取り囲んで裏門から出て行く。
その様子をスマホのカメラで撮影している
、大文字おさむ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 08:31:43
81434文字
会話率:19%
まみえる事のない力を遣いなる無数の世界から一角、魔力が満ちる魔術世界第一章
魔術学校に通う主人公は、魔術師を志し勉学と鍛錬を積み、魔術師の称号を獲得する為日々勤しんでいるはずだった。
実は魔術に遣う魔力が極少量という、魔術師に向かない日
常を送っていた主人公は、嫌々と約二年に渡る月日の末、異世界に行ける本を手にする転機が訪れる。
だが、故郷であるアルタイルから転移をする為、魔術世界を離れる主人公の元に憑かれる同級生が現れる事となり、助けを求められる。
憑かれる同級生は魔力を吸われる瀕死に追い詰められ、御祓という名目から悪魔を探しているところ、最も近しいだろう主人公に行き着いたらしく、巻き添えを喰らう。
無事悪魔に会う同級生だが、憑いているモノに対し代弁する悪魔から「好きらしいよ」と告げられる同時期、何者かが主人公の前に立ちはだかる。
第二章 魔王に継ぐ継承と異なる遣い力を知る
魂を喰らう影の対峙を見届けたシオンは、シイナと共に異世界に辿り着く。
念願となる新たな門出を切り揚々としているはずだったが、道中に意識を失い目を覚ますと「魔王城に行きましょう」と口にするシイナに困惑するシオン。
この世界に来た理由を聞かされ宿屋から出る向かい様、シオンとシイナを取り巻く馬車に囲まれる。
馭者に向けられる重圧感に怯む中、中央にある藍色馬車から凛とした女性が現れシオンに歩み〝魔王〟と名乗った。
シイナから勇者により壊滅状態にある魔王軍だった事を知りつつも、自分には力も無く護衛をする事は無理というはずが、抵抗虚しく馬車に乗る。
魔王城に搬送される間、高圧の魔力に当てられ続け意識を失ってしまうシオンは、魔王城で目を開け魔王と名乗った女性と二人きりになり、魔術と異なる術を遣う魔王。
魔力制御で発動するスキルと詠唱系の魔法と説く魔王は、自身の魔力を変換しシオンに分け与え魔力を回復した。
感激しうるシオンは魔王城に留まる事を決め魔王軍となり、切磋琢磨し護衛を担い役目を果たす順風な日々を送るはずだった。
以下省略
第三章 復活する通り名 最重要危険人物の最年少
第四章 日本編 幻想位の使い人は魔力位を滅ぼす決戦を宣言し開幕する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 10:18:24
266191文字
会話率:40%
―――Synopsis――
・エル=ダンジョン
生還率0,02%。世界最高難度〔神々の領域〕と謳われるその地は、果てしない試練の見返りとして大いなる力を授けると伝えられていた。
・マスターシーカー
〔絶命領域〕と謳われる超高難易度
ダンジョンを幾度と踏破した探索家たちが獲得する称号であり英雄位。
エル=ダンジョンへ挑戦するパーティーの一人が、必ず獲得していなければならない称号である。
恐れを知らない多くの探索家たちは〔エル=ダンジョン〕への挑戦権を獲得する為、最高クラスの証明である〔マスターシーカー〕への昇級を目指していた。彼らに求められるのは類まれなる覚悟と、幾多の困難を切り拓く{潜具}という名の遺物武装。
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシも、神々の領域を目指すその一人だ。
彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、魔法の力を使い四輪駆動の特殊なキャラバンを動かして、ナナシと共に「冒険者ギルド所属・探索士《シーカー》」クランとしての旅を始める。階級位は最低のFランクである。
さて、エルノアの潜具であるキャラバンには様々な素晴らしい機能が設けられている。そのどれもが凶悪なダンジョンに抗う術を秘め、ナナシたちを大いに助け、更には旅の快適性を上げてくれるものだ。
便利なキャラバンを手に入れた彼らの旅は、シーラと呼ばれる特殊危険ダンジョン群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求の連続。
しかし、ナナシの仲間達には皆それぞれ欠点があり、魔法を使えない者ばかり。更に旅先では様々な不幸や困難に見舞われ、財布は常々金欠状態。生活はもちろんカツカツ。
真の目的であり、万物の災いを跳ね除けると言われる「神々の命泉(エル=ヴィータ)踏破」や、最上級冒険者のみが許された「新大陸への渡航」が達成される日はいつになるのやら……。
――個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊{ユーヴサテラ}。
立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や残虐な戦争の数々、貧困やカルト教団、キャラバンに隠された様々な秘密やらをとりあえず横目に、ほとんど魔法を使えない彼らによる魔法世界での旅が和やかに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 21:52:46
674353文字
会話率:49%
≪旅系日常ファンタジー≫ノアの旅人は、時々シリアスに、仄々するような探検家達の冒険譚です。御一読の末、適当に鼻で笑ってください。
(浅かったり深かったりする冒険短編が連続します!!)→予定でした。無理でした。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「あらすじ」
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシ。彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、自身の力を使い、魔法四輪駆動の特殊なキャラバンを動かしてナナシと共に旅を始める。
旅の動機はシーラと呼ばれる特殊地域群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求心であった。個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊。立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や戦争の数々を横目に、魔法を使えない彼らの旅が和やかに始まる。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※「禁書庫」の文章は"大事な禁書"なので、モラル的に読むべきではありませんが、読まれなくても本編ストーリーは楽しめます。
※文章中の読みづらい点、誤っている点等、ご報告下されば改稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 09:02:29
36321文字
会話率:50%
(旧約シリーズは改稿前。)
≪旅系日常ファンタジー≫ノアの旅人は、時々シリアスに仄々するような、探検家達の冒険譚です。御一読の末、適当に鼻で笑ってください。
(浅かったり深かったりする冒険短編が連続します!!)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「あらすじ」
魔法を失い無能力者として旅を始めたナナシ。彼の前に突如として現れた黒猫のエルノアは、自身の力を使い、魔法四輪駆動の特殊なキャラバンを動かしてナナシと共に旅を始める。
旅の動機はシーラと呼ばれる特殊地域群の探索調査、トレードによる収益、そして未だ見ぬ土地や国、文化への果てしない探求心であった。個性的な国々と様々なダンジョンに挑み行くナナシたち無能力キャラバン隊。立ちはだかる問題や不思議な人々、魔法を操る盗賊団や戦争の数々を横目に、魔法を使えない彼らの旅が和やかに始まる。
――『シリーズ最新章・短編【第10譚 獣人の国 編】完結。』――
次なる目的地は獣人の国。人間と獣人の共存を可能とした栄光ある国。ナナシたちを待ち受ける城下街は繁華を極め、一見すれば目を見張るほどに美しい街で有った。しかし、そんな獣人の国には良からぬ噂が流れていて……?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※「禁書庫」の文章は"大事な禁書"なので、モラル的に読むべきではありませんが、読まれなくても本編ストーリーは楽しめます。
※その他、ストーリーの「あらすじ」は、活動報告欄に記載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 10:07:11
318593文字
会話率:60%
組織の人間に殺されてしまった下っ端暗殺者、伊佐田莉々(いさだりり)。
絶望の中、目を覚ますと、そこには女神がおり、流されるままに異世界転生をする羽目に____________!?
無感情で天然な少女、伊佐田莉々、もといリリーは、何も知らない
世界で、突然現れた子熊と生活していく。
ハプニングや悲惨な思い出など、リリーに立ちはだかる色々な出来事によって成長する異世界ファンタジーをぜひご覧あれ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 20:13:41
13606文字
会話率:40%
東京――巨大都市の喧騒の裏に潜む、目に見えない「魑魅魍魎」が蠢く世界。妖怪、怨霊、そして異星からの存在までもが、現代の街並みにその影を落とす。奇妙な事件が相次ぐ中、それらの怪異を封じ、都市を守るために結成されたのが、特務機関「冥都機関」であ
る。
冥都機関のリーダー、灰島凛を中心に、個性豊かな7人のエージェントたちがチームを組み、東京各地で起こる異常事態に挑む。彼らの使命は、人々を恐怖から救い、闇に潜む脅威を消し去ること。しかし、その道の先には、「黒羽根の女」と呼ばれる正体不明の存在が暗躍し、彼らの前に立ちはだかる。
彼女が放つ妖気によって目覚める「神代の化け物」や、街全体を飲み込む異常現象。特務機関のメンバーたちは、各々の能力を駆使し、絶望的な状況に立ち向かうが、やがて明らかになるのは、彼ら自身の過去と向き合わなければならないという残酷な真実だった。
妖気を喰らう刀「影喰い」を手に冷徹に戦う凛、明るさで仲間を支える分析担当の葵、豪快な戦斧を振るう隼人、冷静な短剣使いの夏菜、精密射撃を得意とする斎藤、守護の結界を張る真琴、癒しの力で仲間を支える麗奈、そして風を操る風間。それぞれの能力と信念が交錯し、彼らは人間と魑魅魍魎の狭間で苦闘を続ける。
これは、過去に囚われた者たちが未来を切り拓く物語。人々を救うために影と向き合い、闇を断つ刃を振るう彼らの戦いの果てには、何が待ち受けるのか――。
「東京幻怪録」
今、東京の闇が鮮やかに暴かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 21:12:04
194999文字
会話率:42%
ブラック企業勤めで心身をすり減らし、報われぬ努力に絶望していた主人公・健達樹は、過労死を迎えた――だが、その先で目覚めたのは異世界。
そこは魔王軍が跋扈し、死が当たり前の過酷な世界。勇者?チート?そんな夢のような特典は一切なし!鍛錬も
魔法も、わずか0.5%、0.1%の微々たる強化をコツコツ積み上げる以外に生き延びる術はない。
しかも出会ったのは、毒沼で腹筋1000回などと無茶を言い出す“奇天烈姫騎士”、常識人の補佐騎士、胡散臭い情報屋、妙な商人や職人たち。魔力嵐や謎祭典、政治的駆け引き、毒霧や灼熱・極寒領域といった理不尽だらけの環境が立ちはだかる。
そんな中、超真面目な主人公は、昔の筋トレで得た「地道な積み重ねがいつか報われる」という信念を拠り所に、わずかな成長を何百回、何千回と積み重ねていく。
「微成長の先に、いつか魔王を倒せる日が来る」と信じて。
果たしてコツコツの先に何が待つのか?
報われぬ現世から異世界へ飛び込んだ男が、筋肉と理論と仲間との小さな一歩を積み重ねて紡ぐ、地味に壮大な筋トレ冒険ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 18:00:00
5015文字
会話率:22%