「君がしたいことは全部俺が叶えてあげたいんだ」そう言ってくれる優しい婚約者、アイオルド。
遠くない未来に彼に嫁ぐ日がとても楽しみだった。
一年中真夏の日差しが降り注ぐ常夏の国。
生まれながら暑さに弱く、太陽から逃げるように王宮の北棟で
暮らしているアクアオーラにとって優しい婚約者はとても大切な存在だった。
彼も私を大事にしてくれて、嫁ぐ日が待ち遠しいほど。
しかしある出来事をきっかけに婚約に暗雲が立ち込めて……。
彼が私を大切にしてくれる理由は罪悪感から?
違うわ。
私を見る瞳にはいつも慈しみ愛おしむような温かな愛情しかなかった。
彼を諦めることなんてできない。
わがままだとしても、絶対に。
◆幼い頃からの婚約者同士が突然関係の危機に見舞われ改めてお互いしか見えてないことを認識する感じのお話です。
本編22話。
※アルファポリスでも投稿しています。
※なろう版は視点を少し遠ざけて書いてみようと練習していたものなので文体が少し違います。
※なろう版の方が淡々とした感じなのとアルファポリス版の方が後に書いたため推敲の結果エピソードの分割箇所が違ったり文章量が増えたりしていますが大まかなストーリーは変わりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:59:31
44114文字
会話率:23%
牛久洵子、二十七歳。地方都市・実家暮らしのフリーター兼、悪役令嬢Vチューバー月桂樹が丘ダフネの魂。
ある朝洵子が目を覚ますと、目の前にバッスルドレスの顔の良い女。月桂樹が丘ダフネのアバターがどういうわけかリアル受肉した。
受肉したダフネ
はきったねえ部屋を掃除してくれたり、落ち込んでたら添い寝心音ASMRで慰めてくれたり、ともに抑圧に立ち向かったり、あほほど洵子を甘やかす。
魂とアバターがちょっとずつ寄り添いあう、ドッペルゲンガー百合小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 20:29:50
33684文字
会話率:50%
はずれスキル持ちなので、十八になったら田舎でスローライフしようと都落ちの日を心待ちにしていた。
しかし、何故かギルマスのゴリ押しで問答無用とばかりに女勇者のパーティーに組み込まれてしまった。
追放(解放)してもらうため、はずれスキルの無駄
遣いをしながら過去に心の傷を負っていた女勇者を無責任に甘やかしていたら、女勇者から『お爺ちゃん』と慕われ懐かれ、かえって放してもらえなくなってしまったのだが?
どうなる俺の田舎でのスローライフ???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 14:30:10
106057文字
会話率:27%
龍は人を見限り、龍の与えた星は人々の中から徐々に失われていった。失ってもなお、ヴェーチェルユランという国はかつての恩恵に感謝をし、龍を信奉していた。
そんな国のとある貴族の敷地にある森。そこにムーサルと呼ばれ、日々罵声暴力を受け続けてい
る泥汚い黒い髪に虚のような黒い目を持つ少女フェオドラは住んでいた。フェオドラは母の言葉を胸に日々を過ごし、ある満月の日、彼女は運命と出会う。
アルトゥール・レオンチェフ。公爵令息にクールで女性人気も高い騎士の青年。二人は番という今は廃れてしまった存在だった。出会ったその時から、フェオドラは彼の傍が一番安心し、アルトゥールは無意識ながら守るように甘やかすように。そして、アルトゥールの許に一時的にとはいえ預けられたフェオドラは本人たち的には付かず離れずではあったものの今までにない充実な日々を過ごしていた。しかし、どこからか零れたフェオドラが星を持つという情報。穏やかな日々の影からフェオドラに魔の手が迫る。
※突発的に無自覚イチャイチャがあります(当者比)
※この物語はスローペース(一話1000~2000文字程度)で進んでいきます。
※アルファポリス、カクヨム、ノベプラでも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 18:00:00
157049文字
会話率:64%
私にとって、父親とは…甘やかすもの、なのだ。
最終更新:2022-09-03 20:00:00
1591文字
会話率:29%
高校生の立川愛奈には好きな人がいる。
でも相手は自己評価が低くて、こちらの好意にちっとも気付いてくれない。
世話焼きで知り合いが困っていたら放っておけない性分であるがため、人から好かれ愛されやすい。
そんな彼女は、ひょんなことから仲良くな
ったクラスメイトの須藤尚也に振り向いてほしくて日々を過ごしている。
あまり自信がなく、情けない彼だけど放っておけないところが妙に愛奈のツボを刺激する。
なんとかして仲良くなりたい。でも知り合い以上の関係に踏み込めずにいた。
このままではじれったいと、彼女はいつもより近い距離へと進むためにある決心をする――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 00:01:10
23161文字
会話率:45%
森で孤独に暮らしていた薬師のビビの元に、死にかけのハンターが訪れる。
命を救われたハンターは、教会の支配下で生きるビビの自由を求めて、万能薬の材料を探す旅に出ようともちかけた。
「万能薬って……おとぎ話ですよ」
「そうでもない、必要なもの
はハッキリしている。沼地のヌシの大ウロコ、大鍾乳洞の奥で採れる七色の涙、氷河雪ナマズのヒゲ、それから死の山に住むドラゴンの心臓だ」
全力の信頼と思慕で飛び込んでくるビビを、ハンターはひたすら、なだめて守って甘やかす。
年の差コンビの糖度高めな旅路は、眠りを腕に預け、泣きながら困難を越えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 17:46:16
208443文字
会話率:45%
アイスを食べて頭が痛くなる
心の弱さが口を開けている
キーワード:
最終更新:2022-07-22 23:49:01
207文字
会話率:0%
高級娼婦としてそこらの貴族よりも優雅に暮らすユノ。
持ち前の美貌と演技力で数多の上流貴族を虜にしていたユノは、その日も自信たっぷりに客の前に現れる。
しかし、男はユノを見るなり娼館の主人を呼び出した。困惑するユノに歩み寄り、男は恭しく跪いて
手の甲に口付ける。
「貴女は今日から私の妻です。共に幸せになりましょう」
あれよあれよという間に、ユノは男──アルベルトの妻になってしまう。
突然の出来事に戸惑うユノだったが、帝国軍大佐という地位を持つアルベルトを上手く使えば王族入りも夢ではないと気付く。
幸いアルベルトはユノに首ったけ。自分を散々甘やかす紳士的で優しいアルベルトを、ユノは内心チョロいと見くびっていた。
しかし実は、アルベルトは冷酷無慈悲な『魔王』と恐れられる帝国の猟犬だった!
……え、それって地雷踏んだら処刑されるのでは!?アルベルトの地雷ってなに!?
成り上がりを懸けて旦那様の腹の中を探り、魔王攻略に奮闘するユノ。
しかし平穏な日々の裏で長きに渡る戦争は勢いを増し、ユノは大きな渦へと飲み込まれていく。
この先に待つのは興隆か破滅か……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 23:18:28
277647文字
会話率:39%
シェリル・アンダーソンは侯爵家の一人娘として育った。だが十歳のある日、病弱だった母が息を引き取り――その一年後、父親が新しい妻と、そしてシェリルと一歳しか違わない娘を家に連れてきた。
これまで苦労させたから、と継母と妹を甘やかす父。これ
まで贅沢してきたのでしょう、とシェリルのものを妹に与える継母。あれが欲しいこれが欲しい、と我侭ばかりの妹。
シェリルが十六を迎える頃には、自分の訴えが通らないことに慣れ切ってしまっていた。
そうしたある日、婚約者である公爵令息サイラスが婚約を破棄したいとシェリルに訴えた。
シェリルの頭に浮かんだのは、数日前に見た――二人で歩く妹とサイラスの姿。
またかと思ったシェリルは、サイラスの訴えに応じることにした。
――はずなのに、何故かそれ以来サイラスがよく絡んでくるようになった。
※他サイト様で公開していたものを改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 20:37:47
73145文字
会話率:33%
相原玲那(あいはら れな)は、頭脳明晰・品行方正・運動神経抜群の完璧超人で、『深窓の令嬢』と呼ばれている。
だが、兄である俺、相原涼太(あいはら りょうた)の前ではデレデレのブラコンだ。
「妹を甘やかすのはお兄ちゃんの義務です!」
「
わたしにとって誰より大切なひとはお兄ちゃんですよ?」
「お帰りなさい、お兄ちゃん! ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも……わ・た・し?」
え? 最後のは兄妹間のセリフじゃないって?
けど、俺と玲奈って夫婦でもあるんだよな。
前からそうだったけど結婚してからはさらにグイグイくるし、困った奥さんだよ。
……うん。嬉しいんだけどね?
ブラコン妻に想われ、尽くされ、甘えられる、甘々新婚ラブコメ!
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 06:46:17
81036文字
会話率:39%
セラフィーナ・カッシングに転生した菊理。
伯爵家の長女だが、両親は妹を甘やかすダメ親で十三歳になるまで祖父母の許で教育を受けた。
祖父母が逝去し、国が定める学校に通う為に両親の許に戻ったが異様に疎まれる。更に妹が欲しがったら何でも譲れ
と怒鳴り散らし伯爵家の人間としての仕事も熟さない両親に愛想を尽かす。
その三年後。卒業を半年後に、妹のデビュタントを数日後に控えたある日、家が属する派閥の代表のゴドウィン公爵夫妻に呼び出される。
――カッシング伯爵家の処分についての話し合いで。
これは、セラフィーナとなった菊理が『どうしてこうなった』と頭を抱え、諦める話しである。
※R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 01:30:45
34114文字
会話率:37%
――天城美鈴は、甘え下手である。
二宮寿人がそう知ったのは、ある日の放課後のこと。啜る泣く声に導かれて歩くと、そこにいたのは【ミスパーフェクト】の異名を持つ彼女だった。
どうしたのかと聞くと、美鈴は泣きじゃくりながら語る。
周囲
の期待に応えようとしてきたが、それが苦しくて仕方がないのだと。見えないプレッシャーに押しつぶされそうになっているのだ、と。
しかし今まで誰かを頼ったことのない彼女は、どうすれば良いのか分からなくなっていたのだった。
「だったら、俺に甘えれば良いよ」
彼女の話を聞いた寿人は、そう答えて決意する。
高嶺の花であるようで普通の女の子。そんな美鈴のことを甘やかそう、と。
これは甘え下手な女の子を甘やかす、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 10:03:33
7102文字
会話率:32%
僕はフィリエル。魔族のとある領主のお屋敷に仕える、しがない執事だ。
僕がお仕えするサキュバスのルーネお嬢様だけど、ある日とんでもない事件を起こしてしまう。
よりによって、魔王即位を目前にした皇太子様にエナジードレインをかまし、魔力を吸
いつくしてしまったのだ。
先代魔王の臣下たちは一計を案じ、皇太子の膨大な魔力を手に入れたお嬢様をかわりに魔王に即位させてしまった。
「――ということでよろしいでしょうか、陛下?」
「うむ。余はそなたらを信頼しておる、良きにはからえ」
なんだかんだでそつなく、威厳たっぷりの女魔王として振る舞うリーネお嬢様。
だけど……
「ふい~、つかれた~。フィリー、肩もんでー。あと、マポテチとマコーラねー」
「はい、ただちに。お嬢様」
ひとたび部屋に戻ればそこにいるのは、パジャマに着替えて、ゆるーくだらけるゆるだらの化身!
省エネモードで体は縮み、糖分と脂を過剰に摂取して娯楽にあけくれるその様は、ただのだらしない幼女!
こんなのが魔王でいいのか? いいんです!
可愛いから許す!
お嬢様は式典で突っ立って、会議でてきとーに頷いて、書類にハンコを押すだけ!
あとの事は全部僕がやります!
魔王の威厳? 魔族の将来? そんなもん、知ったことじゃない!
僕はお嬢様の怠惰な時間を守り、全力で甘やかすのみ!
だって、可愛いんだもの!!
そんなわけで、ゆるだら令嬢と甘やか執事が織りなす、全力甘やかし魔王コメディ開幕!
※本作はカクヨムサイトに掲載している同作と内容は同じです。
完結済みの第1シーズン分終了までは基本、毎日投稿で行きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 20:04:12
230270文字
会話率:32%
「あたしのお母さんになって!!!」
ぼっち人生をまっしぐらに突き進んで、うん十年。
生まれて初めて――――母になってほしいと頼まれた。
洋風ファンタジー異世界が舞台のゲームVRMMORPG『TRIPLEMOON』通称トリムー。
そのゲーム
によく似た異世界へと召喚された【魔女王】の称号を持つプレイヤー名アエテル・ウェスペル。
召喚したのは、人生一発逆転を狙って母になる人物を求めた女の子。
のちにソラと名付ける女の子を育てつつも、甘やかすことにした……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 13:00:00
17252文字
会話率:30%
【BLです】
「俺と秋さんは恋人同士です!」「そうなの!?」
無気力でめんどくさがり屋な大学生、露田秋は交通事故に遭い一時的に記憶喪失になってしまった。
しかし家族の心配を他所にすぐに記憶を取り戻しホッとしている最中、大学の後輩である
天杉夏から見舞いに来ると連絡がある。
秋はほんの悪戯心で夏に記憶喪失のふりを続けたら、突然夏が手を握り「俺と秋さんは恋人同士です」と言ってきた。
もちろんそんな事実は無く、何の冗談だと啞然としている間にあれよあれよと話が進められてしまう。
記憶喪失が嘘だと明かすタイミングを逃してしまった秋は、流れ流され夏と同棲まで始めてしまうが案外夏との恋人生活は居心地が良く、次第に絆されていく。
一方では、夏も秋を騙している罪悪感を抱えて悩むものの、一度手に入れた大切な人を手放す気はなくてあの手この手で秋を甘やかす。
お互い嘘をついたまま始まるBLラブコメディ。
あまり深く考えずにまぁ良いかと騙され続ける受けと、騙している事に罪悪感を持ちながらも必死に受けを繋ぎ止めようとする攻めのコメディ寄りの話です。
【主人公にだけ甘い後輩✕無気力な流され大学生】
反応いただけるととても喜びます!誤字報告もありがたいです。
ノベルアップ+にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 19:16:19
37982文字
会話率:44%
王太子カルロスと婚約を結んでいた聖女ヘレナはある日、謂れのない罪で婚約破棄と国外追放を言い渡される。
侯爵令嬢であり、世間知らずなお嬢様であるヘレナ。これから一人でどうやって生きて行こう――――そう思っていた彼女の元に、侯爵家の執事レイ
が現れた。
「お待ちしておりました、お嬢様」
レイは追放先である隣国に、ヘレナが暮らすための土地と屋敷を用意していた。戸惑いつつも、隣国での生活を始めるヘレナ。けれど、聖女でも王太子の婚約者でもない生活は、彼女の想像以上に快適だった。
おまけにレイは、ただの平民になったヘレナを、これでもかという程甘やかす。
(わたしはもう、レイに優しくしてもらう資格は無いんだけどな)
そんなことを思っていたある日、ヘレナの元婚約者であるカルロスが隣国に攻め入るとの情報が入って来た。おまけにカルロスは、ヘレナのことを取り戻そうとしているようで――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 12:16:09
59822文字
会話率:39%
「妖精が飛べなくて泣いている」
「跳べない私に価値なんてない」
春川美嘉はとあるバレエの国際コンクールの出演者。だけどその大舞台で美嘉は大失態を演じてしまう。呆然として階段から落ちた彼女を受け止めたのは―――異世界の騎士・ロイクだった。
ロイクは美嘉を際限なく甘やかす。
でも美嘉の世界はバレエだけ。
自分に価値を見出だせなくなった美嘉を救うのは、「ただ傍にいて欲しい」というロイクの、優しくて、甘くて、そして情熱的な想いだった。
2020.12.23.
※改稿完了しました。そのため栞機能が前後することがございます。
※他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 07:00:00
167848文字
会話率:31%
幼馴染を無意識に甘やかす絢真と「幼馴染しか勝たん!」タイプの拓臣が、共に高校生活を過ごしていく過程を綴った物語────他愛無い日々の中で成長していく恋物語
進むにつれ登場人物とCPが増えていく予定です。
最終更新:2021-10-24 19:00:00
4873文字
会話率:52%
ディーン---王太子。浅慮。
リタ---男爵令嬢、隣国の王族血縁?。
マデリーン---公爵令嬢。断罪され修道院へ。
ショーン---王弟。
王太子が婚約者の公爵令嬢を断罪し、恋人の男爵令嬢を王宮へ引き込んだ。
窮屈な王宮暮らしに不満を持つ男
爵令嬢。
困りつつも甘やかす王太子。
とうとう2人は大人から処分を受ける。
それだけの良くある話。
直してもどうしようも無くなったのでお蔵入りより良いかなくらいで掲載します。すみません。
久しぶりすぎてタグ間違えてるかも、ご指摘下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 07:28:02
13129文字
会話率:34%