セラフィーナ・カッシングに転生した菊理。
伯爵家の長女だが、両親は妹を甘やかすダメ親で十三歳になるまで祖父母の許で教育を受けた。
祖父母が逝去し、国が定める学校に通う為に両親の許に戻ったが異様に疎まれる。更に妹が欲しがったら何でも譲れ
と怒鳴り散らし伯爵家の人間としての仕事も熟さない両親に愛想を尽かす。
その三年後。卒業を半年後に、妹のデビュタントを数日後に控えたある日、家が属する派閥の代表のゴドウィン公爵夫妻に呼び出される。
――カッシング伯爵家の処分についての話し合いで。
これは、セラフィーナとなった菊理が『どうしてこうなった』と頭を抱え、諦める話しである。
※R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 01:30:45
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会話率:37%