太陽系歴103年、地球から発した戦争は太陽系を巻き込み拡大、火星連合軍所属人型機動兵器「アームズ」パイロットのシグマ、オペレーターAIのレイ、地球制空権争奪戦に従軍、シグマは火星連合軍のエースになる位の功績をだす、地球軍の新型を追跡する特
殊部隊のαマージに配属される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 15:40:31
2674文字
会話率:74%
カナン王国の才女、淑女の鏡と呼ばれる公爵令嬢リーリエ・アシュレイは、戦争回避のため隣国アルカナ王国へ人質として嫁ぐ。
リーリエは結婚した日、結婚相手である『死神王子』と揶揄されるテオドールから、
『俺と馴れ合おうとするな、あとは好きにし
ろ』
と冷たくあしらわれる。
だが、リーリエは微笑むのだ。
『では、そのようにいたします』
淑女の仮面を脱ぎ捨てた転生令嬢は、"破滅"を回避するために今日も"好きにしろ"を拡大解釈しまくり無双する。
『だって、せっかく推しに会えたんだもの。全力で愛でるしかないでしょう!』
他サイトエブリスタ、Berry’s cafeで連載中
エブリスタでの実績。
2022.8.12〜連載開始
2022.9.24現在、
トレンドランキングファンタジー部門2位
人気ランキングファンタジー部門最高8位
65000PV超え折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 08:16:01
379993文字
会話率:43%
六角鈴木義仲の物語:あらすじ
戦国時代、動乱の渦中にあった近江国。 名門・六角氏の三代目当主となった鈴木義仲は、木曽義仲を深く敬慕し、その武勇と志を心に刻んでいた。父・六角義賢から家督を継いだ義仲は、家臣団をまとめ、領国経営に奔走する。しか
し、家臣団の中には、義仲の若さや、木曽義仲への過度な憧憬を危惧する者もいた。
そんな中、織田信長が勢力を拡大し、天下統一を目指し始めていた。義仲は、信長の野心を警戒しつつも、自らの理想を実現するために、家臣たちとともに新たな道を切り開こうとする。しかし、家臣団内の対立や、外部からの圧力など、数々の困難が義仲を待ち受ける。
義仲は、木曽義仲の生き様を胸に、家臣たちの意見に耳を傾け、自らの決断を下していく。試行錯誤を繰り返し、成長していく義仲の姿を描く。一方で、義仲の周囲では、裏切りや陰謀が渦巻き、激しい戦いが繰り広げられる。
義仲は、家臣たちとともに困難を乗り越え、六角家をさらに発展させることができるのか。それとも、戦国の嵐に飲み込まれてしまうのか。義仲の運命はいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 04:39:13
4775文字
会話率:27%
扶桑最強と謳われた甲斐武田軍。
戦国の機運に乗り、最大の版図を築いた名家は、カリスマ大名・武田信玄の死を期に、大きな転換期を迎える。
跡を継いだ四郎勝頼は、周囲の懸念を吹き飛ばすように、信玄の名を汚すこと無く、着々と領土拡大を進めていくと、
その権勢は天下の覇者織田信長をも凌駕する程の、隆盛の極みを迎えていた。
しかし一方で、彼を補佐する家臣団には綻びも生じ始める。
武田家を滅ぼしたと言われる佞臣は実在したのか。
忠義を貫き散った勇将は、誠の忠臣であったのか。
佞臣と忠臣、両者の目線から武田家滅亡を追う戦国小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 21:30:00
97424文字
会話率:34%
1336年の室町幕府開設から凡そ100年。
実権を失い、傀儡と化した足利将軍家を他所に、全国の士族あるいは諸勢力は、自らの力を以て独立し、勢力拡大へと舵を切った。
いわゆる、戦国時代の到来である。
国中で内乱を抱えた日本国は、100年に
渡る終わりの見えない混乱期を続けるも、その不穏な社会情勢とは裏腹に、経済力、そして技術力は飛躍的に躍進し、人口は爆発的に増加するという史上まれにみる過渡期を迎えていた。
武田・北条・今川・上杉・毛利といった豪傑達が続々と現れ、しのぎを削る中、守護斯波氏の権威も失墜した小国尾張(愛知県西部)では、離合集散する小身の土豪たちの争いが絶えず続いており、時代を切り開く新たな統治者を求めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 07:00:00
261851文字
会話率:29%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 19:00:00
423372文字
会話率:60%
時は現代から数万年前の地球。
人類は科学技術と古来からの魔法技術を詰め合わせ、急速に支配を拡大。地球は大西洋のアトランティス、太平洋のムー、北東アジアのヤマトによって分割され、相互が同盟する『三頭連合』によって地球上の平和は保たれていた。
そしてその内の一国、アトランティス帝国は、新たなる市場の獲得と増加し続ける人口の移動を図った。新たなるフロンティアを目指し1000年近く月面&火星植民やシリウスなど外文明との接触を続けた。
しかしひょんなことから異世界への扉が開き、数万の軍人と政治家、一般人が送り込まれる事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:00:00
16040文字
会話率:40%
日本で2番目に多い苗字の鈴木さん。もちろん戦国時代にもたくさんの鈴木さんがいました。有名なのは雑賀の鉄砲軍団ですが、この物語は三河の足助の鈴木さんの分家の重勝さんのお話。
文亀3 (1503) 年、鈴木重勝が生まれる。早くに西三河足助の家
を出て東三河八名郡吉田の山間に移る。その才気は人々の認めるところであり、その活力は人々を引き付けた。何かに追い立てられるように勢力を拡大する重勝はいったい何を目指しているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 00:00:00
886385文字
会話率:29%
2xxx年
世界の国々は第三次世界大戦により疲弊していた。だが日本だけは違った、日本政府はプライドを捨て裏社会で天才と言われて世界中の組織を傘下に入れている conqueror「コンカラー」トップ坂下正幸に頼み込んで協力要請をした。その結果
、経済は大成長したが正幸が裏で政治を操るようになり。さらにconquerorの兵隊が勝手に都市などを占領し勢力を拡大していた。だがアメリカなどに危険視され超秘密兵器である土地を丸ごと異世界に飛ばすと言われてる兵器で、日本とその占領地を異世界転移させてしまった。
日本の運命はいかに・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 01:30:07
53117文字
会話率:53%
ギミナジウス国のセド(競売)は国の許可印さえあればなんでも売れる。「クニウリマス」ある日国が売りに出された。誰が出したかは分からない。色に溺れた暴君は言った。「面白い、売ってやろう」その一言で、前代未聞のセドが始まった。
参加者は、大貴族ラ
オスキー卿に、国一番の大商人ニリュシード、領土拡大を狙うマルドミ帝国のタラシネ皇子、そしてセドを営む外国人少女ハル・ヨッカーとその後見のブロード・タヒュウズ。
それぞれがそれぞれの思惑を抱え、陰謀×友情×正義×愛がせめぎ合う。
これは、決して歴史に残されることのなかった、或る王とその周囲の真実の物語。
※群像推理劇ちょっぴり恋愛風味のお話を目指しています。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載中。
※残酷描写・流血描写あります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 22:41:47
187177文字
会話率:50%
小説『インフィニティ』。
かつて地球は人類にとって楽園だった。 しかし、欲と争いがこの楽園を破壊し、新たな戦場を求めて海へと殺到した。 こうして「ゴミの島」ムー島が誕生した。
ムー島は戦争によって形成された人工島で、あらゆる種類の廃棄物
でできている。 人々はこの島を使って資源を奪い合った。 化学の力を借りてゴミを燃やし、その熱から水と二酸化炭素を抽出して石油を生産したのだ。 石油は勝者に与えられる神秘的な権利を象徴している。
戦いは熾烈を極め、ムー大陸は日を追うごとに拡大し、姿を変えていった。 勝者たちは貪欲に、かつては美しかった土地の風景を武力欲の象徴へと変えていった。 やがて彼らの手によって、ムー大陸は平凡な島から壮大な大陸へと成長した。 自分たちの影響力を誇示するために、さらなる戦争が繰り広げられ、太陽の光を超越した壮大な存在へと変貌した。
こうして惑星は太陽となり、大陸は太陽の反対側に移動した。 ムー大陸を照らす太陽は地球となった。
同時に、地球はその背後に消えた。 いつしか人々は、太陽は地球のようなもので、地球は神話に過ぎないと考えるようになった。 この果てしなく続く新しい大陸に惹かれ、人々は力強く生きていたが、やがて虚無と絶望に支配され始めた。
ムー大陸の空は届くことのない暖かい太陽で輝いているが、目の前の光景は耐え難いほど冷たい。 この大陸の中心で、人々はかつての地球で失ったものを思い出していた。 争いから生まれたこの新大陸は、彼らが真に求める幸福からはほど遠い。
やがて、彼らが互いに溶け合うことができれば、平和な時代が訪れるだろう。 しかし、その頃には帰るべき地球はない。 人々は果てしない大陸に取り残され、失ったものを思い出すたびに、深い悲しみが胸にこみ上げてきた。
新大陸、果てしない空。 戦争が終わった後、残されたのは破壊の歴史と目に見えない孤独の影だけだった。 彼らは、自分たちが選んだ戦いの方向と、その先に待っているものを真剣に考え直さなければならなかった。 果てしなく続く大陸で、彼らは新たな運命を切り開き、かつての地球を考え直さなければならなかった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-12 11:01:03
873文字
会話率:0%
100年に渡る連邦《コモンウェルス》と国家《ネーション》の紛争が、ついに戦争へと拡大する
可変戦闘車“ジャガー”を自在に操る仲間たちとともにソラは戦火に飲み込まれる。
伝説のブレーメン・ニケ翁は言った「滅ぼすべきは人類とは思わないかね」し
かしその答えをまだソラは持たない。
**********
ロボットSFとちょっとハーレムな、ラノベ調の小説です。
毎週土曜日朝9時に更新しています。なんと作者手作りの挿絵付き!AIは使ってないよ♪
ロボット好き! SF好き! ディストピア好き! 政治談義好き(?)という人におすすめです!
ぜひ一読を!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 09:00:00
150685文字
会話率:54%
マリエールは正室の第3王女。黒死病にかかって転生する。7歳で絶大な知識と魔法を得た彼女は親しい第2王子を支援する。第2王子は成人したばかりで、ようやく国政に関わり出した。まず第2王子に提案したのは王城の上下水道工事だ。貯水池でいろいろ作成
して第2王子にお守りやボディーガードをつけた。その後経済活動、冒険者活動、産業事業などで支援を続ける。第2王子派が拡大すると第1王子派が陰謀を仕掛けて来る。第1王子の最大の支援者の公爵の陰謀が発覚した。マリエールは国と国民のために暗躍する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 16:57:32
9391文字
会話率:36%
人類同士の大きな戦争は、人の数を大きく減らし、ミュータントを発生させ、それまで当たり前だった世界を崩壊させた。
しかし人を踏み止まらせたのは、戦争を大きくした要因でもあった、発展した技術の数々。
海水と光から可燃性のガスを発生させる藻
や、その藻を食料に変える等の技術が、文明の崩壊を、人類の滅びを防いだ。
ミュータントの脅威に人々はより密集して生きる事を選択し、大都市の周辺に集まった。
戦争で国の力が衰えた後、力を増したのは技術を握る企業である。
貧富の差は拡大し、貧しい者は自分の身は自分で守らねばならない。
そんな21XX年の世界で、ギャングが運営する地下闘技場に売られ、そこで戦い、生き残った少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:29:21
99189文字
会話率:5%
拾った卵から生まれたのは、初恋の人と同じ容姿をした天使だった。
孵化から始まる美少女天使との同棲生活で、果たして失われた青春を取り戻すことはできるのか?
九州地方のとある大学に通う大学一年生、梢裕也(こずえゆうや)は、高三の夏に同級生の四
季島桜(しきしまさくら)に恋をした。
しかし初デートの当日に桜は体調を崩し、そのまま病死してしまう。
桜に対して何も助けになれなかったことを悔やむ裕也は、失意の中無気力な大学生活を送っていた。
そんなある日のこと、道端に落ちていたラグビーボール大の卵を拾った裕也は、一人暮らしの浴室で卵を保管することにした。
卵は大きくなっていき、シャワー中にふと浴槽を見ると、そこには金糸の髪を持つ美少女がいた。
少女は天衣(あまい)セラと名乗り、四季島桜と同じ顔をしているが別人だという。さらには自身を天使だと言い、裕也に自分と同棲して青春を取り戻すように迫る。
渋々セラを受け入れた裕也。大学から帰宅すると、自宅にはもう一人の少女が増えていた。
新川樹里奈(しんかわじゅりな)。彼女は隣町の女子中学生で、自分のことを裕也の妹だと主張している。
裕也には血の繋がった妹はいない。セラを問いただすと、裕也の発言を曲解したセラが、天使の力で樹里奈を洗脳して呼び出したという。
天使の危険性に気づいた裕也は、被害をこれ以上拡大させないためにも、自分の青春を順調に再開していく――
――はずだった。
かつて『私』は、真白の雪世界を彷徨っていた。
これは、二人の出逢いから始まる物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:06:02
87138文字
会話率:43%
リストニア大陸に位置する超大国ヴァルキューレ帝国は人型強襲兵器HARBT(ハービット)の製造に成功し勢力を拡大他国の領土を侵略していった。各国はレジスタンス組織を結成し対抗するも軍事力の差に圧倒され次々と壊滅状態にされていった。
これはそ
の戦果の中で戦う戦士達と友情と愛、そして苦悩と決断の物語である。
神無月ナデシコ新シリーズ始動、美しき戦士達が戦場を駆ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 20:09:32
33548文字
会話率:54%
とある理由が原因で2年前に東京を離れて地方へと逃げ出した常盤 大河は、たった一人の親友の自死の報せを聞き久しぶりに東京へと戻って来ていた。
そこでかつての中学の同級生である、成美悠理と偶然の再会を果たす。
親友の死の報告の後、なぜ
か大河と別れたがらない悠理を疑問に思いながら、新宿中央公園をデートする事になる二人を、経験した事のない規模の地震が襲う。
同時になんの脈絡も無く、東京都庁の側に騎士甲冑姿の大剣を担いだ歪な巨人が現れ、都庁や高層ビル群をまるで積み木を崩すかの様に薙ぎ倒していく。
次いで地面から湧く様に出現した様々な姿の奇々怪々な異形の生物が、周囲の人間を無惨にも食い散らかしていく。
混乱しながらもなんとか新宿駅構内へと駆け込む二人のスマホに、突如鳴り響く奇妙なアラーム音。
『チュートリアルクエスト モンスターを10体討伐せよ』
『クエストレベル☆ 三日間生き残れ』
全てのアプリが消え去り、代わりに表示された見覚えのないアプリに表示される謎の文章。
右手の甲に現れた、剣の形をした刺青。
太陽を覆い隠す様に天に鎮座する、謎の黒い球体。
全てが全て理解の追いつかないまま、やがて異形の生物たちはタイミングを図っていたかのように駅構内へと侵入する。
東京はこの日を境に、絶望的な変容を遂げた。
それは魔が闊歩し、生者が追い詰められる世界。
出来の悪いロールプレイングゲームの様なシステム。
明らかに理不尽を押し付けてくる高難易度のイベント。
拡大し、縮小し、樹海化や砂漠化、果ては凍土や焦熱地獄へと成り代わる23区。
生き残った人々は最初に与えられた『剣』を戦う事で進化させ、マジックアイテムを駆使し、レベルを上げて肉体を強化し、生き残る事を強いられる。
誰一人として理解の及ばない土地と化した東京で、ただ一人。
大河だけが奇妙な既視感を抱いていた。
モンスターのその姿や習性。
特徴的で纏まりのない、出来の悪いゲームシステム。
イベントギミックや設定に垣間見える、懐かしさ。
それは、自殺した親友が長年妄想していた理想のゲーム。
『東京ナイトメア』の世界と全く一緒だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 01:18:56
452034文字
会話率:35%
時代は遥か未来。
日本は高度な技術発展を遂げていた。
人々の暮らしは豊かになり、都市のビルはより高く、より巨大になっていった。ビル同士を繋ぐ回廊が生まれ、空中を利用した新たな交通手段が生まれ、上層の人々はますます豊かな暮らしを送ってい
た。
ビル群の最上部はガラス張りの豪華な回廊が並び、輝くネオンが絶え間なく光を放っている。空気は清潔で、まるで作り物のような世界だった。空中回廊に漂う香りすら人工的に調整され、どこか冷たさを感じさせるほどに完璧だった。
上層のガラス張りのビルは、太陽光を反射して眩いばかりの白銀の輝きを放っていた。
だが、その下層では、日光がほとんど届かず、陰鬱な空気が街を覆っていた。徐々に地面へと近づくにつれ、錆びたパイプや崩れた壁、荒廃した通りが次第にその存在を主張し始める。
その光僅かな最下層はまるで別の世界。空気は重く、錆びた鉄の匂いが漂い、地面には長く放置された廃墟が放置されていた。ひび割れた路面には雑草が生え、路地には壊れたドローンの残骸が無造作に放置され、不穏な緊張感を漂わせていた。
そして、その下層では貧しい人々が身を寄せ合っている。
AIの進化により、中間層だった人々の仕事は無くなり、貧富の差は拡大する一方だ。
その中をバイクで走り抜ける一人の少年。
これはそんな世界で生きる、彼らの物語である────。
※カクヨムにも挙げています。そちらの方が更新が速いので最新話が読みたい方はそちらのご確認をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 15:24:23
7132文字
会話率:30%
電光パネル上の光点が消える。たちまち監視員たちの緊張が高まる。「確認は?」「取れません」「時代は?」「わかりません」「場所は?」「不明です」ややあり、「小鬼の位置を確認しました。一九九四年、いえ、一九九三年の日本です。東京都、新宿区または
渋谷区近辺。十二月二日を起点に、誤差前後十六日です」ここ数年、小鬼は大災害を引き起こしていない。狂人を操り民衆を扇動して戦争を仕掛けたのも既に昔の話だ。そういった大変動による事象のずれ=ポテンシャル差は小鬼にとって、おそらく大味になってしまったのだろう。それで最近では個人間の諍いによる負の感情を小鬼は自分の餌としている。「範囲がさらに狭められました。有資格者の選出を開始します」この先の小鬼の詳細情報は関与する人間の意識にも関わってくる。特定される位置情報が有資格者の意識によって擾乱を受け、宇宙の特定領域に変化を与えるからだ。そのため有資格者には絶対数が必要だ。小鬼と有資格者によって引き起こされる宇宙の特定領域の擾乱は宇宙全体からみれば修正可能な些細なものだが、その幾何学的性質により局所時空内に生じる方向性を持ったゆらぎが散逸構造的に拡大される可能性がいくらでもあったからだ。人類にとって未知の敵=小鬼と有資格者=レイブとの戦いが四つの出来事の中で展開する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 07:04:28
25222文字
会話率:27%
5歳のときに神託を受け、妹の代わりに聖女として神殿で尽くしていたアルテイシアは、17歳のある日、「‶聖女〟と偽った罪」を問われ、レルーン修道院に投獄される。
死を待つアルテイシアを救い出したのは、神殿で世話係をしていたマーガレットだった
。
ふたりで母国ミリオシア王国を逃げ出し、隣国の聖モンテーニュ侯国に潜入。娼館ドレスティアで調理員として働き始めた。
だがマーガレットは苦労がたたって死の床につく。その彼女のために薬を買おうと、「一晩だけ」という条件付きで娼婦になったアルテイシア。
アリと名をいつわり、気難しいと有名なレオハルト・スロイレン男爵に買われることに。
その晩。
誤解が誤解を生み、レオハルトはアルテイシアに「責任を取る」と言いだした。
アルテイシアは「責任は取らなくてもいいから、魔境に連れて行ってほしい」と伝える。
というのも。
寝物語に聞いたレオハルトの話では、「魔獣が激減し、水脈が復活」しているらしいのだ。
聖女の本分とは「魔境の拡大をおさえる」ことと、「魔獣退治の聖騎士を言祝ぐ」こと。
それなくして魔境が変化の兆しをみせるはずはないのだが……。
アルテイシアはレオハルトに連れられ、「魔獣退治の騎士団」の調理員となって魔境に行く。
その彼女を敵視しているのが、レオハルトの側近ウルバスだ。
誰も信じないが、彼は一度死に、未来を変えるためにやり直しをしている。
「六年後にぼくと男爵を死に追いやる女が現れる。なんとしてもあの未来を変えねば……」
そうしてウルバスはアルテイシアの過去を探り始めるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 05:01:43
112822文字
会話率:31%
地球には人類に侵攻してくる敵がいた。
"バグズクラスト"と呼ばれるそれは、地中にから現れ、硬い甲殻に覆われており一般人はろくな抵抗も出来ずに力尽きる。
各国連携のもと対バグズクラスト特殊部隊(B・S・F)を結成、覚醒者と
呼ばれるバグズクラストの未知なる血液と適合し、特殊能力を扱えるようになった者たちである。
被害は徐々に拡大し、政府は隠すことが困難な状況になってきていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:00:00
139697文字
会話率:45%