戦国の御代。お父上様はもののふを立て、そしてその最期にむかって日々を生きてこられたお方。戦も茶の湯も、恋に焦がれるような激しい静謐をもとめられ、天下様になられた吉法師様にも覇を争われた。
それが、おのことして、もののふとして、最上の真心
だと決めていたから。
けれど、おなごは違う。わたしと箭吹(やぶき)は違う。おなごの茶の湯は戦も静謐もなく、糸を紡ぐ糸車のカラカラ廻る日常を繋げていくもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 05:15:46
10061文字
会話率:20%
戦国時代の西上州。越後の上杉、甲斐の武田、相模の北条、とその与する相手を変えながら父祖伝来の領地と城を守り続けてきた男の家。今は金沢で八千石の知行を得る男が、小田原の役を振り返る。男は自身の人生経験を通じてひとつの教訓を得た。商いに最も肝要
なものについての教訓を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 20:45:30
6247文字
会話率:46%
桶狭間で最初に散る筈だった男、千秋季忠。死に直面した戦場で彼は未来の記憶を想起する…だが歴史も科学知識にも疎い愚かな彼が信長亡き戦国の世でこの先生きのこる事が出来るのか…?
最終更新:2024-11-03 18:00:00
401300文字
会話率:35%
稲作農家を営む地元史好きの男は、戦国時代の東北地方の領主・南部氏の一族の子・鶴丸として転生した。
冷害・干ばつに苦しむ北の地の環境を少しでも改善し、飢饉でも飢えない領地を作るため、彼はその立場と知識を活かし、また北東北で起きる歴史騒動に何度
も巻き込まれ(首を突っ込み)ながら、北の大地でコメ作りに邁進する。これはそんな米数寄の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 17:00:00
227349文字
会話率:43%
織田信長に仕えた異国の侍、弥助は、本能寺で敬愛する主君を亡くした後、豊臣家に仕えていた。だが当主の秀吉から図体だけの無能はいらないと罵倒され、毛利攻めの失敗の責を負わされて家を追放されてしまう。だが秀吉はまだ知らなかった。弥助こそ戦国最強と
謳われた伝説の黒き侍だったのだ。豊臣家は、戦(いくさ)にまったく勝てなくなってしまい没落してしまう。一方、家を追い出された弥助に、秀吉の正室である絶世の美女、ねね殿がなぜか一人でついてきてしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:12:15
29933文字
会話率:60%
ある日、一人の少女が戦国時代へタイムスリップした。
それこそ神の気まぐれ、悪魔の退屈しのぎといえるほど唐突に。
少女は世界を変える力を持っているわけではない。
どこにでもいるごく普通の、そして平凡で地味な少女だった。
そんな少女が出来る事
は一つだけしかない。
戦国時代を生き抜く――――それだけだ。
※ ご感想への返信は、話ごとに活動報告でさせて頂きます。
大変申し訳ありませんが、ご了承のほどどうかよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:44:22
2163266文字
会話率:30%
三角関係ラブストーリ。時は戦国時代。桜村は水源を巡る争いの中、二人の男は一人の女性に振り回される。水は分けられても彼女を分けることはできない。でも……ある種の無駄な知識がある人達にとっては、本編のストーリーが頭に入ってこないと思うのです。
最終更新:2024-10-31 12:54:16
2903文字
会話率:31%
一席、お付き合い願います。
『分水嶺(れい)』という言葉が有りまして、
────物事の方向性が決まる、分かれ目のたとえ。
という意味だそうですが、一般的に聞き慣れない言葉ですなぁ。
私も最近知ったばかりでして、知人にコンナ言葉
が有るんだよ、知らねぇだろうって自慢したら、オメェ……ソノ立場で今まで知らねぇって……偽物じゃないだろうな?
と疑われたモノですから、証拠隠滅してきましたけども...…冗談ですよ、ああ……そんな顔しないでね、ソコの貴方。
さて、今回の演目は……偽物達の活躍する、
『本能寺で変』
と言う、お話で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:54:10
3692文字
会話率:20%
天正10年6月、織田信長の甥で側近で絶大な信頼を得ていた津田信澄は嫉妬していた織田信孝に襲われ本能寺の変の土壇場の中で戦国一哀れな死に方で短い生涯を終えた。
そんな信澄はあの世で曾孫から織田家の未来を聞かされもう一度人生をやり直すように頼ま
れる。
これは信澄が織田家を守り抜くために奔走するお話である。
2月9日追記 ジャンル別日間1位ありがとうございます!
2月14日追記 ジャンル別週間1位ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 11:43:18
160613文字
会話率:52%
土佐を支配する長宗我部家の跡継ぎ、長宗我部信親に令和の歴史オタクが転生する。
容姿端麗、高身長で文武に優れ家中からの信用も厚く、完璧すぎる信親に現代人の知識が加わった事により信親はみるみるうちに豊臣政権での立場を確立していく。
だがこの時、
彼がもう一度転生……しかも幕末の自身の子孫になるとはまだ誰も知らない。
これは一介の地方大名が戦国、幕末を渡り歩き日本の未来を変える物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 17:11:44
241222文字
会話率:44%
私はある日長宗我部元親の架空の子供に転生してしまいました……。
夢にまで見た長宗我部家の存続を必死に考えるも元親はボケてるし親貞は既に死んでるし盛親は頭でっかちで豊臣マンセーな感じだし……。
全ての歴史オタクが夢見た(?)自分の推し大名を守
る転生ライフが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 11:09:07
103117文字
会話率:52%
現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
そんな
おっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…
注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 00:00:00
647541文字
会話率:33%
ザ・平凡な高校生、木下英頼(きのしたひでより)。勉強が苦手な彼は来週に迫っていた期末テストに頭を悩ませていた。
そんなある日、よく聞く転生トラックに轢かれてしまった彼は400年前の日本に太閤豊臣秀吉の子、豊臣秀頼として転生してしまっ
た。
勉強が苦手で歴史を知らない彼は、謀略と力の世界を生き抜くことができるのか?!戦国の時代にはない価値観と心優しい彼の性格が史実を大きく改変する。
その道中では様々な困難と挑戦が待っていた!それを乗り越えるため多くの仲間を作り絆を深めていく。
がんばれ英頼、負けるな英頼!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:01:25
21418文字
会話率:63%
戦国最大のミステリー本能寺の変。
明智光秀の分水嶺、その選択にいたった経緯とは。
秋の歴史2024参加作品です。
最終更新:2024-10-26 22:30:25
2467文字
会話率:45%
戦国の世を生き抜いた誾千代の遺言。
秋の歴史2022企画投稿作品です。
最終更新:2022-10-01 02:00:00
752文字
会話率:4%
評価の散々な戦国大名、朝倉義景。そんな彼は戦国の世では珍しい一人っ子であるが、彼の元に平成の世のから来た転生者の弟が生まれて...
これは戦国の風雲児、織田信長の踏み台にされる朝倉家の歴史改変物語
弟の名は朝倉六郎。
戦国については多
少他人よりは詳しいと自負するが、それが役に立つかは別の話。
彼の目標としては乱世を生き残り、散々な評価を変えること。それが無理なら後世に残る同じヤラレ役でも浅井・朝倉の評価やイメージを逆転させること!
「浅井がイケメン?イケメンになるのは俺達だ!」
前世では薬局でレジを打っていたが、戦国の世では悪評を討つ!(笑)
出来るだけ史実に沿うように進めますが、人の年齢や名前、風習に間違いが有るときは指摘してもらえると助かります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 18:00:00
134489文字
会話率:15%
ひきこもりの元祖、戦国大名・大内義隆を社会復帰させることができれば、日本のひきこもり問題は大幅に改善する!?
その計画『プロジェクトH』を遂行すべく、ひきこもり社会復帰支援センター『ステップ』の若手女子職員・小林穂月(こばやし ほづき)が
、時間転移技術で戦国時代に送り込まれた。
穂月は計画に必要な大内義隆関連の知識、さらにはいざというとき用の戦闘技術を気付かないうちに仕込まれていた19歳。
計画に疑問を抱きつつも、『推し』の戦国武将・山中鹿之助(やまなか しかのすけ)に会えるかもしれないという期待もあって任務を受諾した。
穂月が送り込まれたのは西暦1551年の春。
大内義隆が当主としての仕事を放棄してひきこもりのような生活を送り続けたせいで、業を煮やした家臣の謀反で自害に追い込まれてしまうのは西暦1551年の夏。
わずか三ヶ月で任務を達成して現代に戻らなければならない。
果たして穂月は、大内義隆を社会復帰させて歴史を変えることができるのか?
ついでに、山中鹿之助には会えるのか?
――――――
あまり有名ではない歴史人物を扱っていますが、知らない方にも楽しんでいただけるようなタイムトラベルものとして書いていきたいと思っております。
よろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:46:14
22675文字
会話率:38%
主人公と後輩の双子姉妹は、関ヶ原古戦場へドライブに出かけた途中、車ごとタイムスリップしてしまい、気付けば石田三成と事故っていた。
成り行きで三成を乗せることになった主人公は、思わぬドライビングテクニックの才能を発揮して無事に三成を襲撃事件
から逃すことに成功し、家臣として召し抱えられることになる。
やがて主人公は関ヶ原の戦いで西軍を勝利させることを決意。小早川秀秋の裏切りを事前に伝え、立花宗茂を参戦させ、大谷吉継の目となり足となって戦場を駆け巡る。
歴史オタクの知識と自動車一台のみで、西軍を勝たせることはできるのか?
定説と新説を組み合わせ、今までにない観点の関ヶ原像を描く大河小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:00:44
171896文字
会話率:41%
暇さえあれば過去にタイムスリップして歴史改変する妄想に明け暮れている高校生、大作は幼馴染の萌と買い物に出掛けた先で事故に巻き込まれる。気付けば大草原のど真ん中に一人ぼっち。ここはどこだ? タイトルでネタバレしとるやん。そんな事に気付かない主
人公は大草原を彷徨った末に一人の美少女と出会う。戦国時代、そこには現代人の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは戦国乱世に終止符を打ち、ついでにハーレムを作ろうとした高校生、大作の驚異に満ちた物語である。 ※主人公は難聴や鈍感ではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 00:00:00
2793166文字
会話率:50%
戦国時代、一色龍興という武将がいた。後世には斉藤龍興の名で知られている。
戦国三悪人の一人にして織田信長の岳父として知られる斎藤道三の孫であり、弟と父が病死したことで期せずして美濃50万石を継ぐことになった。
しかし彼の最も有名な逸話は
、「酒色に溺れる龍興を諫めるために竹中半兵衛がたった17人で難攻不落の稲葉山城を乗っ取った」というものである。
そしてその3年後、織田信長は稲葉山城を攻略し龍興は美濃から追われることになった。
ここまでが彼について広く知られる"風説"である。
だが実は、彼は美濃を去った後も戦いを続けていたのだ。
一向一揆の拠点伊勢長島を巡る長島合戦
信長の不在時に将軍足利義昭を襲撃した本国時の変
浅井の裏切りにより信長が窮地に立った金ヶ崎の退き口
信長が摂津で三好・本願寺と戦っている間に浅井・朝倉が京を目指して攻め上がった志賀の陣
浅井・朝倉と織田・徳川が激突した姉川の戦い
彼はこれらの名だたる戦いに信長の敵として参戦し続けた。……負けたけど。
そして武田信玄が上洛の兵を挙げた。誰もが信長の敗北を信じ、あの足利義昭さえもが挙兵した。だが突然信玄は死に、武田軍は撤退してしまった。
それを知った時、龍興は信長の持つ天運を確信した。そして信長に抗うしかないかった自分の生まれを呪った。
――大名など馬鹿らしい。そのような立場に縛られず、曾祖父のように一介の武士として生きたかった。
そして彼は刀根坂の地で奮戦の末に討ち死にした。
……はずであった。
気付けば彼は若返り、父の葬式に参列していた。桶狭間の戦いの翌年、清洲同盟の前年である。
つまり翌年から織田は後顧の憂い無く攻め寄せてくるのだ。このままではまた同じ事になってしまう。
――信長には勝てない。ならば……
こうして龍興は、(10年ちょっとだけの)未来知識を使って新たな歴史を紡ぎ出すのだった。
「弾正殿、なにとぞ教えを賜りたい」
龍興は朝倉氏滅亡時に死んだので、松永弾正が三度も謀反を起こした上に自害(爆死)することを知らない
「荒木殿、謀反など止められよ」
龍興は朝倉氏滅亡時に死んだので、荒木村重が謀反した挙げ句に説得に来た黒田官兵衛を石牢に閉じ込めることを(以下略
「さすが光秀、見事な腕じゃ!」
龍興は(以下略折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 12:00:00
117221文字
会話率:50%
この世界は、見えない理を中心として、あらゆるものが流れ、流転している。
川の水が、その場に留まれないように。
同じ日が、二度は訪れないように。
生と死が、輪廻の下に循環するように。
その流れに身を置く限り、決して避けることはできない、見え
ない力の奔流。
僕たちは、その奔流の中で、日々を生きているーー
戦国の時代、影なる陰陽師として多くの妖怪を屠ったとされる存在、陰祷師
その存在が、歴史上から姿を消して400年以上の歳月が流れていた
これは、古の時代より存在したとされる妖怪が、想像の産物として認知されるようになった現代に生きる、どこか現代離れした陰祷師の少年「秋葉るい」の移ろいゆく日々を綴った物語
※この作品は「エブリスタ」にて同名義で掲載している作品の二重投稿作品です。
※基本的には日常を題材にした作品なので、余程のことがない限り過激描写は登場しない予定です。が、設定上一部過激描写に含まれる表現が登場することがあるため、念の為R15指定を付けさせていただいています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 23:09:20
83525文字
会話率:37%
聖ヨハネ騎士団の騎士として強大なオスマン帝国と戦ったジョバンニ・ロルテスは不思議な運命に導かれて戦国乱世の日本で天命の主君に出会い、サムライとして生まれ変わる。
蒲生家に仕える赤髪緑眼の山科勝成はどのように戦い、いかなる道を歩むのか。そして
異色のサムライは戦国時代に何をもたらすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 18:40:00
49913文字
会話率:33%
これは地球と異世界をまたぐ物語
物語の舞台異世界スラルはその昔エクリプスという魔女によって滅亡の憂き目にあっていたが、ユキルという女神の活躍により魔女は封印され世界は救われた。
エクリプス封印後、異世界の主人公雷音は姉と冒険をしてる途中で伝
説の魔剣を引き抜き勇者として選ばれる。
だが魔剣を抜いた事により邪神ナイアルラトテップが復活し姉は邪神により拐われてしまう。
姉の神羅こそはかつて魔女エクリプスを討伐した女神ユキルの生まれ変わりだったからだ。
邪神に拐われた姉を救うため雷音は冒険の旅に出る。
そして地球の主人公狗鬼漢児は悪の組織ドアダと戦う正義の変身HEROアーレスタロスである。
ある日彼はトラックに轢かれ異世界スラルに転移してしまう。
彼は一緒に飛ばされてた妹の魔法少女絵里洲を見つけ出し、地球に戻るための冒険に出ることになる。
異なる主人公が交差する時、魔女エクリプス復活を巡る戦乱の歴史が加速する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 21:00:00
1198922文字
会話率:32%