圧倒的な孤独を味わった少女は壊れてしまった。
故に彼女の幸せは……
最終更新:2020-04-08 10:14:24
325文字
会話率:29%
全てが思い通りに進んでいた十七年間の人生。
そんな人生初めての挫折はある一人の少女に失恋したことだった。
◆◇◆
彼女の幸せを願って起こした行動。
後悔はなかった。それでも、少し誰もいないところで一人になりたくて向かった先に、一人の少女
がいた。
そして始まった彼女との時間。
中庭で過ごす時間は俺の日々の支えとなっていった。居心地が良くて、俺はその時間が好きだった。
それなのに、ある日彼女は消えた。なんの前触れもなく。
ねえ、ミスティ。俺は必ず君を見つけるよ。
※こちらは『臆病な嘘つき少女と元女誑しの彼』という短編のヒーロー視点となっております。
この作品単品では意味がわからないと思いますので、先にそちらからお読み頂くことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 20:00:00
12576文字
会話率:18%
「それじゃあ、一日にひとつだけあなたのことについて質問してもいい?」
彼といる時間を少しでも増やしたくて、私は彼と一つだけ約束をした。
◇◆◇
学園で有名な女誑しだった彼は、一人の少女によって変わった。けれど、その想いは報われなか
った。
それでも、自分の幸せよりも彼女の幸せを優先した彼に私は強く惹かれた。
だから私は今日も彼に質問するために中庭に行くのだ。自分の姿を偽りながら。
不毛な恋だと知っていた。
だって彼は今でも彼女のことが好きで、私はそんな彼が好きなのだから。
でも、彼は彼の居るべき場所に戻ってしまった。だからもう終わりにしよう。
それなのに、どうして貴方は私の目の前に現れたの―――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 20:00:00
13078文字
会話率:36%
初心者が作る異世界冒険記です。
奪われたのなら、奪い返せばいい。奴らが俺に与えた苦しみを、奴らにも。
彼女の幸せを邪魔するなら勇者だろうが、賢者だろうが、剣聖だろうが、魔王だろうが、皇帝だろうが、________たとえ神だろ
うが、絶対にユルサナイ。
かつて腕にあったはずの幸せを取り戻すため、ロイは決して止まらない。
題名変えました。いいの思いつかない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 20:43:59
44000文字
会話率:43%
世界随一の大国、アクロメイス王国。
そこの第二王女として生まれたヘレナ・マルシア・フォン・アルベルトは、側室だった母を亡くし、姉のアリアと正室のエリザベートから嫌われていた。
王が寵愛していた母、マルシアに似ている事で、エリザベートは次第に
ヘレナを見る度発狂する様になる。
__国の為、王家として。
王から留学という名の追放を勧められたヘレナは、エリザベートから逃れ自由を手にするために身分を捨てる事を決意する。
しかし彼女を待ち受けていたのは、幸せとは程遠い苦難の連続だった。
大切なものはことごとく奪われ、何をしようとついてくる王家という出自に悩むヘレナ。
けれど逃げる事は、幼いあの日の記憶が許さなかった。
過酷な運命の星に生まれついたヘレナの、王家としての戦い。
過去の自分ごと、幸せになりたい。
彼女の幸せを掴む旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 23:54:16
25728文字
会話率:29%
前世の記憶がある乙女ゲームの“王子”は愛した“悪役令嬢”のために断罪を行う!
すべては彼女の幸せのために……。
※初投稿です!読みづらい点もあるかもしれません。
最終更新:2019-06-02 20:20:40
2478文字
会話率:6%
クリスマスイヴの夜、雪が都会を覆っていた。友だちの家から帰宅の途中、ひと駅前に降りて雪道を歩いていた若い男が少女と出会う。彼女は突然「連れてって」と抱きついてきた。彼は驚いて彼女を突き飛ばすが、家出娘であることを察し憐れみを感じて転倒した
彼女を介抱する。ところが逆に痴漢扱いされ通りがかったチンピラのリンチに合う。チンピラは送り狼の素顔をみせ彼女に乱暴を働くが、彼は間一髪のところで少女を助ける。彼女は気を失っていた。そこでやむなく自分のアパートへ連れて行くことになる。そこで彼女の過去を連想し、彼自身の悩みや妄想を語るように話は進んでいく。
ところが、その夜、眠りの中で二人の肉体から霊魂が離脱する。そこで初めて二人には前世の記憶が蘇る。彼らは戦場の中で死に別れた恋人どうしだった。それが偶然の出会いから、幽霊としてこの世で再会したのである。再会の喜びも束の間、そこに天使が現れる。二人はこの世で結ばれる運命にはなかった。天使はそこで別れを告知するが、彼らに深く同情し、30時間ばかりのわずかなデートが認められる。その時間を経過すれば、霊魂が肉体に戻り前世の記憶は消えてしまうのである。
天使から空中浮遊の羽衣を与えられた彼らは、わずかな時を惜しむように天地を駆け、恋の宇宙に遊ぶ。どうしても恋の想いを成就させたい二人は、結婚式場を訪れ若いカップルに憑りついて永遠の愛を誓う。その後も若いカップルのハネムーンに便乗し南の島を訪れるが、やがて別れの時が近づいてくる。彼らはふたたび若いカップルの肉体を借り嵐の浜辺で一つに結ばれるが、約束の時が訪れてしまう。彼らは来世での再会を約束して別れていく。その後、彼は目覚めるが、すでに彼女は部屋にはいなかった。彼は前世の記憶もデートの記憶も失っていたが、妙にせつなさを感じて彼女の幸せを心から祈るのである。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-23 22:00:00
40240文字
会話率:24%
ある場所で彼氏と会い、
そのまま同居生活をすることに..
でも...
最終更新:2018-12-19 20:22:20
617文字
会話率:19%
世界は彼らを拒絶した。
彼らも世界を拒絶した。
故に世界と彼らは袂を分かった。
遍く全てに祝福を、されどその祝福は世界の中に。
外にいる彼らにそれは届かない。
だけれど彼らは幸福で。絶対に幸せになるのだ。
そうであって欲しいと願われたこの物
語は、彼らの希望で満ちている。
長き時の果てに彼が見たのは彼女の幸せと自分の希望。
彼女が見捨てたのは二人の幸せと彼の希望。
愚者の物語の始まりにして終わり。
是非、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-23 03:34:29
8424文字
会話率:23%
彼女の幸せを願い、死の誘惑を振り払い異世界に転生ス
最終更新:2018-07-20 23:38:17
2437文字
会話率:44%
ちょっと大人のケータイ小説で発表したものの転載です。「文フリ短編小説賞3」 アメブロ友だちをモデルに書いた青春現代文学彼女の幸せを願って書いた青春現代小説。ちょっと大人のケータイ小説で発表したものの転載です。「文フリ短編小説賞3」
最終更新:2018-05-24 09:05:57
664文字
会話率:0%
彼女の幸せのためならば…。
最終更新:2018-01-07 00:17:07
1311文字
会話率:20%
某美少女ゲームメーカーに勤めている内勤ライターです。
今回死体にキスをするというお題で短編を書きました。
良ければ読んで下さい
最終更新:2017-10-16 19:52:34
5862文字
会話率:52%
私、コスタス=アジーン=グラスティアは、ただ一人の ”特別な人” を想っていた。 彼女の名前は、ドロテア=ヌーリ=ルーデンベルグ。 共に苦しみ、共に乗り越えた、大切な人だった。 しかし、彼女は婚約してしまった。 心に重い蓋をして、自分の想い
を押し殺し、彼女の幸せを祈る日々。
しかし、王立学園の、卒業記念舞踏会が挙行された日。 世界は反転した。
王国の人の幸せの為に、自らの心に蓋をした二人が、苦難の末に、自らの幸せに辿り着く、そんな、ありきたりで、切ない御伽噺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 01:17:57
25433文字
会話率:35%
日々、感じたことや経験したことなどをエッセイ風に時々書いて行こうと思っています。
今回は、少し前に知人の告別式に参列した時に思った事を書きました。
「人は何の為に」とか「幸せ」ってなんだろう、というのは答えの無い(あるいは人それぞれに色
々な答えのある)テーマだと思います。
実は一つ前の作品「地震の日の出来事」、切っ掛けはホラーを書こうと思いたった事ですが、テーマはここにあります。作中の若くして死ぬことになった母親は何の為に生きてきたのか、彼女の幸せはなんだったのだろうか、という気持から書き始めた作品でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-09 07:18:02
1520文字
会話率:4%
未だに奴隷制度というものは消滅していない。彼もその悲惨な犠牲者の一人である。
そんな節にまだ幼い彼女と出会った。ガラスの向こうに捉えられている彼女は毎日のように泣き続け、彼女を目障りだとしか思っていなかったが、次第に二人は打ち解け合う。
そんなある日、彼女が見ず知らずの男に売られてしまった。その頃にはすでに彼女の幸せを願うぐらいには彼女に惹かれていた。
声も名前も知らない彼女であるが、それが彼の初恋だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 20:00:00
797文字
会話率:0%
彼女と彼はこの部屋にいた。ずっと、ずっと。これはとても幸せな物語。きっと幸せな物語。彼女にとって、この部屋にいることが幸せならもっと幸せな物語。この部屋から出てもきっと幸せ。彼女はここで一人で遊んでいた。だから二人だと、もっと、幸せな、ハズ
。男は彼女の幸せを願い、彼女を守るため、彼女になった。男は彼女の幸せを願い、彼女を守るため、銃を取った。だから、きっと、彼女はしあわせ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 13:40:02
28668文字
会話率:33%
乙女ゲームのヒロイン、カナリアに転生してしまった同性愛者の少女。彼女は言い知れぬ絶望の中、決意する。この世界でも自分が唯一愛するべき女性を見つけ、彼女の幸せのためにこの身を捧げると。その愛が決して報われずとも。
最終更新:2017-02-23 13:03:49
7917文字
会話率:56%
聖堂騎士として任務を請け負い命をかけて助けた少女。魔力の要である魔力炉を失い騎士を引退しようとしたが巡り巡ってあの時助けた少女の騎士として仕えることになった。しかし彼女は僕が助けたということを覚えてなく・・・時は流れ彼女が許婚の男と結婚する
ことになった。彼女の幸せそうな姿を見て自分の思いを押しとどめて身を引き彼女の元を去ったが、結婚の直前に許婚の男が真実を暴露し、彼女の命を救った男があの騎士だと知る。そして彼女は彼を追いかけるために涙を拭い走り続ける。///この作品はわがままな少女が真の愛に気づいて彼女の元を去った一人の男を不器用ながら必死に求める物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 00:15:26
7171文字
会話率:39%
一人を愛することのないアイリス、それに我慢できなくなった主人公イルーゼは、自分の今までの行いをかえりみる。だがその最中アイリスのライバルである公爵家の娘リリーナの存在ばかりが頭に浮かび、そのことでどんどん惹かれていく。するとリリーナの婚約者
である王子リチャードの心が彼女に傾き、なんとライバルになってしまう。
そこにアイリスが首を突っ込みめちゃくちゃに、リリーナを幸せにできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 03:45:36
17663文字
会話率:47%
誰よりも近いきみが、誰よりも幸せでありますように。誰よりも幸せになりますように。
最終更新:2016-03-27 00:10:58
1694文字
会話率:66%