通学電車の中で、スマホだけで交流する「ぼく」と「りお」。
お互い普通に話したいと思った「ぼく」は、意を決して話しかけようとするのだが……
最終更新:2022-01-02 22:02:14
3452文字
会話率:37%
魔法をもとに栄華を極めた時代も終わりを迎え、人々は古代文明が遺した軌跡をなぞるように今を生きている。それでも各地には未だ色あせず語り継がれてきた伝承が存在した。
そんな古き時代と新たな時代が交錯する世界で仲良く暮らしていた双子の兄妹。兄の名
はフィオーラ、妹の名はフィアーナ。生まれながら強大な魔素を秘めた二人はある日、長年の疑問を父に投げかける。
「ぼくたちのお母さんってどんな人?」
しかし、考古学者の父は答えられないと告げて家を出て行ってしまう。取り残された二人は母の面影を求めてついに旅立つ。この星に綴られる伝承を紐解くように双子の兄妹はキセキを描いて……。
母親探しから始まる、優しくも残酷な世界で自分たちが生まれてきた本当の意味を求めて……これは、そんな双子の兄妹が紡ぐ『キセキ』の物語。
※『ノベルアップ+』でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 20:34:31
121509文字
会話率:43%
「世界がぼくたちを認識しているのではなく、ぼくたちが世界を認識しているんだ。そこを間違えて思い込んではいけない」浅井涼子は普通の女子高校生だった。しかし黒い噂の絶えないクラスメート、朝倉哲也との交流をきっかけに、彼女の日常が異常なものへと変
貌していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 07:17:13
77395文字
会話率:49%
「もし・・・、もしも、だ。もしも、ぼくたちが暮らしていたあの世界の環境問題とかが一気に解決することが出来る、それこそ魔法みたいな、なんでもできる道具が開発されて、それを開発したのが、ルナ、君だったら、どうする?」
彼は私に問いかける。環
境問題といえば、オゾン層の破壊、地球温暖化、森林伐採などによる砂漠化が思い浮かぶ。これ一気に解決?出来るわけないだろ。いや、仮定の話だ。
『どうする』って言われても・・・な。抽象的すぎる。
「それって、新聞に載って、世界的にも有名になったあとですか?」
こういう状況によって話は変わってくる。
「開発しただけさ。まだ公表していないことにしよう」
これはこれで難しい。
答えは2択だろう。公表するか、しないか。したらしたで空気を汚し放題になるし、しなかったらしなかったで環境問題の解決は難しい。
「私だったら、公表します」
「なぜ?」
すぐに聞き返された。そりゃ理由も気になるよな。
「もし、公表して、世界中が何も気にせず発展しようとしたら、二酸化炭素や有害物質を撒き散らすようになっても、その魔法の道具がどうにかしてくれるから・・・?」
自信がだんだんなくなってきた。なんか違うような感じだ。公表したら『地球』を汚し放題。
本当にこれでいいのか?
▼ ▼ ▲ ▲
「なぁ、カイル。仮定の話、ぼくたちの住んでいた世界がゾンビに占領されたとしよう。そして君の大好きなルナが襲われようとしている。だが、周りには君以外誰もいないし、そこにいるのは君だけだ。だが、助けようとすると、君もゾンビのディナーになってしまう。さぁ、どうする?」
俺達が住んでいた世界のなかでも日本だから、そのゾンビに対する対抗手段はないだろう。まさかゲームみたいに都合よくマシンガンやライフルが落ちているとは思えない。なら、答えはこれだけだ。
「見捨てます」
「どうしてさ」
理由は単純だ。
「俺がルナと同じ状況になったら、あいつは必ず助けに来るでしょう。だけど、また俺のせいでルナが死ぬのはいやです」
今度は俺の番だ。俺は問いかける。
「この質問の意図は何ですか?」
作者のみかみ かんです。
ちなみに、この2人に問いかけてるのは異世界を救うために呼び出された勇者です。
不定期更新(だいたい一週間に一回?)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 22:12:52
151499文字
会話率:44%
「――彼女できたわ」
その言葉を幼馴染たちに行った時から、僕の日常は一気に変化した。
学内どころか学区単位で有名な奇人変人――赤石春乃
僕の悪友で自称ツンデレな幼馴染――白川夏希
自分で服も切れない自堕落な天才少女――青木秋葉
そして、僕の彼女である――黒崎冬香
何でもない幼馴染だったぼくたちの関係が、どんどんと変わっていく。
「あたし、時々めっちゃ頭おかしくなる君が好きなんだよねー!」
「別に幼馴染だから好きとか、そういうのじゃないから」
「私の世話を一生見続けてくれるなら、先輩のこと好きになってあげますよ」
迫りくる幼馴染たち。あの手この手で毎日プレッシャーをかけてくる。
だが、(形式上)愛する彼女のいる僕はそれに屈するわけにはいかないわけで……
「お、浮気かい? ついに浮気かい? 僕という可愛い彼女を放っておいて、堂々と浮気するのかい?」
「おいおいハニー。僕が君を放ってほかの女に気を取られるわけがないじゃないか」
(表面上)愛する彼女との関係を守るため、僕は幼馴染たちの誘惑に打ち勝つことができるのか。
ただ、当然、僕が彼女を作ったのには深い理由があって――?
これは、幼馴染sと腹黒彼女の間に挟まれた僕の悲しき物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 17:38:03
60026文字
会話率:57%
ぼくと先生はいつも一緒。細く、長くぼくたちは物心ついた頃からの親友さ。
今日も冴え渡る先生のアドバイス。テストの時も不足の事態でも頼れるぼくの相棒だ。
けれどもある日、ぼくは唐突に決断を迫られる。
「最後のお願い、聞いてくれるかい」
恋か。それとも友情か。ずっと一緒にいたはずの先生。ぼくが選択した答えはーー。
文房具シリーズ第一弾。しゃべる鉛筆と少年の友情と成長の物語ーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 01:10:01
7165文字
会話率:47%
彼女が夢を掴んだ時が、僕が彼女を失う時だ――
それでも、ぼくたちは新しい道を歩んでゆく。
最終更新:2021-11-05 19:34:08
14086文字
会話率:31%
これは、ある日の、たった数時間の、星屑みたいに小さい、ぼくたちの青春。
近所の夜の公園へ散歩に行くと、制服姿の女の子がいた。
名前も年齢も知らないけど、彼女との会話は不思議と楽だった。
錆びたブランコと、サイダーの匂いがそれっぽい雰囲気
をつくっている。
「青春してるねー、私たち。」
「ね。」
「あとでまた、滑り台のらない?」
「いいですよ。」
王道じゃないけど、特別な青春だ。
《Sedum_セダム》
耐寒性、耐暑性ともに優れた強靭な性質で、地表を這うように生長する。
サイズや見た目は種類によって大きく異なる。
花言葉は『私を想って』『静寂』『落ち着き』『星の輝き』
強く、育てるのに手のかからないことや、星のような花を咲かせることが由来とされている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 00:00:00
5359文字
会話率:30%
ある世界を創りたもうた、創世神と創世の女神。二柱の夫婦神は、降り続く雨に飽き飽きしていた。天界は今、梅雨時季なのだ。うんざりしている妻に向かい、夫の神は「ぼくたちの子どもの様子を見ないかい?」と、大きな水晶玉を持ち出して……。
さまざまな掌
編をつなぎ合わせてこしらえた、オムニバス長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 20:36:12
107840文字
会話率:20%
これはある夏の日、ぼくたち三人が公園で遊んでいたときの話。
最終更新:2021-08-27 01:08:25
5140文字
会話率:46%
ぼく、空色のネコのみぃと5歳のソラちゃんのお話。
ぼくたちは生まれた時から
ずっと一緒に過ごしてきた。
しかし、ある日突然交通事故に巻き込まれてしまう。
【ソラちゃんは、ぼくにとって
魔法使いでヒーローで太陽でした。】
最終更新:2021-08-23 01:23:51
1273文字
会話率:15%
ぼくたち、あたしたちは
すぽーつまんしっぷにのっとり
せいせいどうどうたたかうことを
ちかいます。
最終更新:2021-08-13 06:18:07
922文字
会話率:7%
誰しもが1つの特別な能力「異能」が目覚める変わってしまった世界で
ぼくたちはどうするのか…
最終更新:2021-08-08 22:03:32
3360文字
会話率:22%
10年近く続く内戦…子供達の遊びは、戦争ごっこだった。
最終更新:2021-08-03 22:43:01
1945文字
会話率:47%
小学校四年生の夏。
ぼくたち四人は冒険に出掛けたんだ。
それは本当にかるい冒険のつもりだったんだけど――。
南の島の少年少女たちによる、知恵と勇気と、ほんの少しホラー風味な真夏の冒険の記憶。
小学生から大人まで楽しく読めるような作品を意
識しました。
前中後編の三話構成、六千文字程度でさらっと読めます。
ジャンル超迷ってます。いいジャンルあったら教えてください。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 12:32:10
6685文字
会話率:26%
ぼくたち(なろう小説家)がこの世界からいなくなるとき
あなたは自分の作品を残してなろうから去りますか
それともなろうから抹消しますか
私の作品には珍しく感想欄は閉じておきます
感想は各自の心の中で
そのままで
最終更新:2021-07-02 02:25:08
600文字
会話率:0%
ぼくこと浜田一平は、東京の大学の工学部の四年生で、将来はコンピューターのプログラマーになりたいと思っていた。夢は童話作家になって子供たちを楽しませることだった。
ぼくは伊豆への一人旅の途中に、ひとりの女子大生に出会う。
彼女も一人で旅行
しており、旅は道連れということで、一緒に観光を楽しむことになる。
彼女の名前は、池田かすみ。甘い顔立ちの、背が高く、プロポーションがよくて、そのくせとてもやさしい聡明な美人だった。
ぼくは、すぐにかすみに魅せられて、恋をした。彼女もぼくを気に入ってくれ、すぐに仲良くなり、色々なことを話すようになった。
ただ、ひとつ気になったのは、彼女がこの伊豆へきたのは失恋旅行のためのような気がしてならなかったからだ。ぼくが書いた悲しい童話を読んでもらったのだが、心が乱れたのか、泣いてしまったのだ。
その夜、ぼくたちは、ひとつになる。次の日も、下田の町を散策した後、旅館で激しく愛し合う。しかし、次の朝、目を覚ますと、彼女は忽然と消えていた。
彼女はその態度から、絶対ぼくに好意をもってくれたはずだと思っていたのだ。やはり、失恋した恋人のことが忘れられないのだろうか?
ぼくは彼女のことが忘れられず、その行方を探し求めていたが、一年後にやっと彼女を見つける手掛かりを発見する。簡単な推理だったのだ。
再会を期待して彼女の大学へかすみに会いに行くが、ぼくは想像もしなかった秘密を打ち明けられる。モダンな現代の古典的な恋の物語である。
テーマは、ゴーガンの大作の題名である“われわれは、何処から来たのか? われわれは、何者か? われわれは、何処へ行くのか? ”という人間の魂のアイデンティティの問題である。
しかし、これはひとりの魔法使いの仕業だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 14:20:38
27514文字
会話率:40%
神様に因って隔離されてしまった島、死神島。
そこに住む1人の死神が、神様を裁く旅に出る。
歩むのは、決められた運命か。
それとも切り開く道か。
神様、死神(ぼくたち)を受け入れてください。
最終更新:2021-04-17 09:00:00
58204文字
会話率:26%
中学では虐められて不登校になった春風那央(ハルカゼナオ)が私立星美高校に進学し環境を変え生活にリトライする。新しい学校で懐かしいあいつと再会し、新たな友人と出会い、学校と社会にゆっくり馴染みそして成長していく。各々がそれぞれに他人には言い難
いヒミツを抱えて育っていくラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 10:00:00
58294文字
会話率:62%
大変だもふ! ぼくたち妖精の国に保管されていたこの世全ての邪悪を封じ込めたジャークシードがうっかり妖精のせいで地上に解き放たれてしまったんだもふ! ジャークシードは人間に取り付いて欲望を強化して、悪いことをする怪物にしてしまうんだもふ! 退
治して封印するには、かつてジャークシードを全部封印した伝説の戦士、シンフォニーライトの力を宿したこのバトンを使うしかないもふ! さあアカリ! ヨミコ! 二人で今こそ変身するんだもふ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 19:00:00
9545文字
会話率:14%
止まってしまった世界で、ぼくは今まで何をしていたのかよく思い出せなくなっていた。
「ボクを探しに行くのさ!」そう言った銀色の子と一緒に、ぼくは走り出した。
なんだか見覚えがある家で、ぼくたちは大切なものを探すんだ。
あの子を笑顔にするために
。
※冬の童話祭2021への参加作品です。テーマは「さがしもの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 11:49:39
4063文字
会話率:23%