これといって他より秀でた才能や、何かに夢中になれたことのない黒沼颯来。出来のいい姉、黒沼薙弥と比べられて育ってきた。そんな高校二年の春先、学校側から突きつけられた進路に悩まされる。両親からは「好きにしていい」と遠巻きに言われるも、見え隠れす
る姉と同様の抱く期待。高校から知り合った友達もすでに進路をしっかりと定め、自分だけが出遅れた感に浸っていた。考えや気分を変えるためにちょっとした家出と称し、普段は降りない駅前で時間を潰しているとナンパされてしまう。年齢=彼氏いない歴の颯来には断り方どころか、父親以外の男性との遭遇に何もできず焦るばかり。
そんな中、颯爽と助けに割って入ってきた岬桜華と出逢う。自分よりも年上でスーツ姿が似合い、しかも体格的に大柄な相手に臆するどころか堂々としている。見ず知らずの颯来を不安がらせないよう、身を挺してまで庇ってくれて姿勢に心奪われてしまう。どうにかその場を切り抜ける颯来たちだったが、向かった先で現実を目の当たりにする。階は別だが同じマンションに住むと知る颯来は、最初は気づかなかった桜華が酒臭いこと。挙句、部屋が見るも無残で家事が壊滅的な残念な一面に唖然とする。一瞬だけ抱いた理想は砕け、何件もの帰りを心配して着信を送る家へと帰宅した。
心のどこかで両親の期待に応えて姉のように、先を行く友達を真似して何となくで進学を選んだ颯来。後悔がないかと問われると首を傾げてしまうが、ひと段落ついた矢先に桜華と再会した。あの時のお礼がしたいと桜華の自宅へと招かれ、記憶に新しい惨状よりも目も当てられない光景。それでも桜華は何食わぬ顔どころか、助けられたはずの颯来に精いっぱい感謝の意を示そうとする。悪い人ではないがだらしなく、現実感を見せつけてくる桜華に我慢しきれず颯来は立ち上がった。最低限過ごせるよう、年上だからとお構いなしに颯来は桜華の部屋を片付けだす。
それをキッカケに週三回、まるで家政婦のように雇われてしまう颯来。手のかかる妹のようで、社会に出て働くもだらしない姉的な存在の桜華。なし崩しながらも心配で家を行き来していく内に関係も深まっていく。
そして気づく、颯来が抱き始めた桜華への芽吹いた気持ち。今までにない何かを手にすることに戸惑いながらも、新たな一歩を踏み出していく。
女子高生と社会人OLの百合物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 00:00:00
122966文字
会話率:37%
貧乏小学生が、周りの人々と有り余る時間をのんびり過ごしていく話。
登場人物
近衛(このえ)・・・・・・家は貧乏。背の順先頭。おかっぱ頭の3年3組。
ニシオ・・・・・3年3組担任。やる気ない、だらしない、空気読まない。
飯田くん・・・・近衛
の席の隣になってしまった可哀そうな清く正しい小学生。
小菅(こすげ)さん・・・眉毛が太い学級委員。できる範囲内でいつもがんばってます。
大浦(おおら)・・・・・・肌が白い細目の同級生。言葉がたどたどしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 21:32:01
36908文字
会話率:37%
口うるさい母のいる実家を出て、この春から憧れの一人暮らしをスタートさせた俺は、想像以上の寂しさからペットを飼う事にした。マンション住まいなので、近隣の迷惑を考えて金魚を飼うことにした。しかし少し昼寝をして起きたら、ペットショップで購入したは
ずの金魚が、見た目は黒猫、オネェ言葉で喋る精霊になっていた。名前は精霊アルストゥメディウス・ラ・フランス。名前が長いのでアルと呼ぶことにした。そして俺の生活がだらしないからと精霊アルは、あれこれ口出ししてくる。大学生の俺と精霊アルの笑える日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 11:05:10
79572文字
会話率:35%
死んだゴブリンのような眼をしている男装の美形従者・ラフラカーンは、主人であるディセリーナがやらかした騒ぎの弁償で有り金をすべてはたき、無一文となった。
そこでディセリーナの命令でちょっと右にズレた付け髭がトレードマークの「誘惑者ズレヒゲ」と
なり、『恋の宙返り・豚男にキスはナシよ?』に客演することになったのだが・・・
とっくに書く気がなくなって途中放棄した長編?小説の外伝です。なんかキャラクターがいまだに頭の中で生きていて、勝手な物語を作るので書き出しました。バトルもなく、敵も現れず・・のグタグタコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 07:00:00
40898文字
会話率:31%
太陽に愛され、笑いの絶えない理想郷。
それも、今は昔の話。遥か北の果て、高く聳える頂に竜が棲む時までだった。
国中を覆う雲、すぐに降り出す雨。
国を憂い、王の発した騎士団は全滅した。
褒賞に王女様を差し出しても討伐者は現
れぬ。
うず高く積もる骸の山の上で、今日も竜は微睡んでいる。
なによ、みんなだらしないんだから!アタシがでっかいトカゲごときぶち殺してやるわ!
城を飛び出すお転婆王女。臆病な従者を1人、引き連れて。
・・・・・・2人の明日は、どっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:59:38
34881文字
会話率:44%
僕はフィリエル。魔族のとある領主のお屋敷に仕える、しがない執事だ。
僕がお仕えするサキュバスのルーネお嬢様だけど、ある日とんでもない事件を起こしてしまう。
よりによって、魔王即位を目前にした皇太子様にエナジードレインをかまし、魔力を吸
いつくしてしまったのだ。
先代魔王の臣下たちは一計を案じ、皇太子の膨大な魔力を手に入れたお嬢様をかわりに魔王に即位させてしまった。
「――ということでよろしいでしょうか、陛下?」
「うむ。余はそなたらを信頼しておる、良きにはからえ」
なんだかんだでそつなく、威厳たっぷりの女魔王として振る舞うリーネお嬢様。
だけど……
「ふい~、つかれた~。フィリー、肩もんでー。あと、マポテチとマコーラねー」
「はい、ただちに。お嬢様」
ひとたび部屋に戻ればそこにいるのは、パジャマに着替えて、ゆるーくだらけるゆるだらの化身!
省エネモードで体は縮み、糖分と脂を過剰に摂取して娯楽にあけくれるその様は、ただのだらしない幼女!
こんなのが魔王でいいのか? いいんです!
可愛いから許す!
お嬢様は式典で突っ立って、会議でてきとーに頷いて、書類にハンコを押すだけ!
あとの事は全部僕がやります!
魔王の威厳? 魔族の将来? そんなもん、知ったことじゃない!
僕はお嬢様の怠惰な時間を守り、全力で甘やかすのみ!
だって、可愛いんだもの!!
そんなわけで、ゆるだら令嬢と甘やか執事が織りなす、全力甘やかし魔王コメディ開幕!
※本作はカクヨムサイトに掲載している同作と内容は同じです。
完結済みの第1シーズン分終了までは基本、毎日投稿で行きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 20:04:12
230270文字
会話率:32%
閥 燿慈(バツ アキジ)は中学三年生だ
高校に向けてのお受験が控えている。
将来の事とかどうでもいいとか思っている幸せな奴。
性格は
ぐうたら。だらしない。飽きやすい。
冷めてる、
面倒くさがり
気が弱い
小心者の意地っ張り。
等々
家族の事は大好きで、馬鹿にしたりされたりするのは嫌いで、
そのことになると熱くなる
またたまに一つのことに熱くなって立ったまま考え込む癖がある。
同じクラスメイトの 華辺 痲鈴(ハナベ マリン)
のことが好きで、未だに打ち明けられないでいる。
周りの邪魔も相まって時間がない。彼は自分の胸の内を明かせることはできるだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 04:01:06
27821文字
会話率:43%
都立・煌蘭女学園に通う優華の夢は
白馬の王子様に迎えに来てもらって
玉の輿に乗って幸せな結婚をすること。
そんな妄想女子として
周りからは冷ややかな目で見られながら
親にも軽蔑された視線で怒られる日々。
「あなたはいっつも、部屋が汚くて
だらしない!
ちょっとは片づけなさい!そんなんじゃ結婚もできないわよ!」
毎度毎度、
家で母親から言われるその言葉には、
正直もうウンざり。
嫌気が差して気分転換に外へ出かけると
近所の公園でダンボールに入っていた
まだ生まれたばかりの捨て猫がいることに気づいた。
猫好きの優華は
そのまま放っておけない気持ちになり
捨て猫を家に連れて帰ることにする。
しかし案の定、母親からは激怒されたことから、
優華は捨て猫を連れて家を飛び出していった。
行く宛もなく繁華街を歩いていると
信号待ちをしながらふと空を見上げると
ビルに表示されていた看板にこう書いてあった。
「あなたにも、ワンチャンあるかも!?」
それはキャバクラのスタッフ募集の看板だったが
その言葉に惹かれてずっと眺めていると、ポンと肩を叩かれることに。
後ろを振り返ると、そこには・・・
高校卒業を間近に控え
未来への希望と不安が両立しながらワンチャン目指す
汚部屋JK優華の元へ様々な試練が巻き起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 15:54:44
2537文字
会話率:49%
異世界に転生した元おっさんは子爵令嬢ティアナとして生きている。
夢は前世の未練である女性経験を積むことだった。男として!
第1章
王立学院二年生のティアナは友人パウルに妹ユッタと友人になってほしいと頼まれる。
一方、ティアナの異質さに気付
いたユッタはティアナを排除しようとした。
ティアナはユッタ達の迫害をメイドのアルマや幽霊のエッカルトと共に撃退していく。
しかし、ユッタに心酔する王子が許嫁の公爵令嬢への婚約破棄宣言にティアナを利用した。
巻き込まれたティアナはユッタや王子に反撃を開始する!
傍若無人な男爵令嬢、女にだらしない王子、古風な老騎士の霊、同じ転生者のメイドなど、
面倒な者達が周りを囲む中、ティアナが夢を叶えるために動き始める!
第2章以降も、妹分の王女と子供みたいな精霊のために苦労したり、宝探しのために殺人鬼に襲われたりしつつも、男になって女の子といちゃつくために色々と頑張っていきます!
※1章単位で毎日連載します。また、連載は3ヵ月ごとに行う予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 00:00:00
1187051文字
会話率:53%
「ステータスオープン」という意味不明なスキルを持たされて途方に暮れていましたが、意外に応用が利き、使えることが判明したので、これで頑張って異世界を生きて抜いていこうと思います。
↑本題目↑
↓あらすじ↓
◇一章◇
主人公であるダイスケ
は名前も知らぬおっさんをかばい、電車に轢かれてしまう。
ダイスケが次に目を覚ますと、そこは宇宙(コズミック)な場所。
美しくて仕事も出来る完璧女神様に導かれるまま、「最強」だか「ハーレム」だか、よくある初期設定を行うダイスケ。
『次に目を覚ませば、美女に囲まれ、皆に持て囃される理想の異世界生活になっている』
などと甘っちょろい事を考えていたダイスケは、人間が奴隷以下の扱いを受けるとんでもない国へと転生させられる。
すったもんだの末、ダイスケはそこで内臓を抜かれかけ、体ごと廃棄されかける。
そんなダイスケを救ったのは、全裸で、だらしない腹の、良い声をした中年のおっさんだった。
おっさんに連れられ、命からがら逃げてきたのは、くせ毛の男が組織する反政府組織。
そこでくせ毛の男がダイスケに問いかける。
「おまえ、何ができる?」
「ステータスオープンを少々……」
「なんだそれは」
「俺にもよくわかりません」
「まあいい、とにかくやってみせろ」
「ステータスオープン! ……うわ、なんか出た」
「……なにも見えんが」
「え? 見えないの? ていうか、なんか俺のステータス、触れるし動かせるんだけど……きも」
「まあいい。採用だ」
「え?」
ダイスケはその後、反政府組織と結託し、立派なレジスタンスとして現政権の打倒を目指すのであった。
※プロローグはほぼ主人公と女神のコントなので、興味がなければ飛ばしてください。
※主人公は最初はあまり強くありませんが、後からどんどん強くなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 10:02:27
101051文字
会話率:46%
双子(梅子、桃子)育児に追われる中、モラハラ夫(下野凌)の言動に振り回されていた春子。
ある日、辛くて×××を飲むと、七年前にタイムスリップしていた!
焦っていても、周りの時間は過去と同じように動いている。仕方なくその世界で生活をしようとす
るも、早速凌に遭遇。
未来を知っているからこそ、二度と同じ過ちは繰り返さない。凌とは関わりたくない!
そう思う春子とは裏腹に、アプローチしまくってくる凌。
プレイボーイで女の子にだらしない部分をみて呆れる春子だが、やはり優しい一面はあって…。
あれ?私、また凌に惹かれてる?
いや、間違ってはいけない。これは人生の間違い探しだ。
しかし、春子は気づいてしまう。
凌と結婚して子ども産まないと、二度と梅子と桃子に会えないの?だとしたら私はどうしたらいいんだろう……。
春子は自分の人生を取り戻せるのか。
第一話「タイムスリップ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 21:23:54
3855文字
会話率:35%
花野 香、36歳、専業主婦。子どもは未だいない。幼なじみの花野光輝と結婚して10年が過ぎた。最近、夫は外に女の人がいるみたいです。
子どもの時から毎年行っていたお寺のお祭りの帰り道、不思議なお爺さんに私は余命宣告を受けた。
そのお爺さんに
、お寺の祭りに来てくれたお礼にプレゼントをあげる、と言われて来世の設定が始まった。そこで決めたのは金髪、緑から赤に変わる瞳で声優ばりの声を持った『王子』でした。もう、浮気されたくない、だから男を選んだのに、転生した私は彼女が13人もいる女にだらしない王子だったのです。
その上、乳兄弟のランディは、なにかと距離が近すぎる!王子なんだけど、心は女の私はドキドキしてしまいます。新しい人生で今度こそ幸せを掴もうとする私のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 06:00:00
43423文字
会話率:38%
普段はだらしない妹だ。
しかし、そんな妹なのにいざと言うときは誰よりも率先して動く。
この作品はprologue様にも掲載してあります。
下記URL
https://prologue-nola.com/novels/EJ0zCJZd1eH
hG835INGd折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 16:29:31
1887文字
会話率:31%
「唐突だけど君は夢を観たことがあるか?
未来の話じゃない、眠ってる時の夢だ。」
「夢を覚えていないのか、それは残念だ、あんなに気のいい奴らを忘れるなんて俺は考えられないな。」
「ん?なんの話をしているのかって?
そうだな、これも何かの
縁だ、少し面白い話をしてやろうか」
「時間があるなら聴いていけ、友人たちとだらしない男の夢物語をな...」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 12:56:53
814文字
会話率:10%
俺を救ってくれたのは一人の言葉と原動力ーー
最終更新:2021-09-12 16:00:00
3794文字
会話率:22%
漫画家を目指して、数十年。私はいつもどおりのだらしない生活を送っている。
たまに来るイラストの依頼も、納期を守ったことはない。
バイトで日々を食いつなぐ生活。
これからどうなるのか、それはもはやどうでもいいことなのだ。
これから
も、「努力すれば夢は叶う」というプロパガンダを鵜呑みにして、私は何者にもなれず死んでいくのだろう。
だが、それも一興ではないだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 13:47:36
7722文字
会話率:4%
生活の大半を仕事に生きていたマリウェザー。獣人族の石崎裕斗はマリーウェザーが己のツガイだと気づき、結婚を前提のお付き合いをしてほしいと申し込む。働くことばかりを大切にしていたマリーウェザーと、作家になりたいという夢を追う石崎裕斗の生活のあれ
これ。イチャラブまでの道のりは長めです。不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 13:41:57
5385文字
会話率:25%
目覚めて見ると、前では別の世界だった。全てが変わったが、一つ変わらなかったことがあった。それは俺自身の弱さだった。そこまで津語のいいわけでも、優しいわけでもない世界だった。俺は弱い。ゆえに強いものを憧れる。これはそれを目指すあるばかの、だ
らしない独白の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 07:48:59
979文字
会話率:0%
平穏を愛する伯爵令嬢イレーヌは、婚約者である王太子リュシアンからやっと婚約破棄を言い渡された。
女にだらしないリュシアンは浮気し放題。面食いな妹アデルにまで手を出す始末。
アデルからは早く王太子を譲れと嫌がらせをされ、毎日うんざりしていた。
これで肩の荷が下りた――と思ったのもつかの間。
なんとふたりからやってもいない罪をかぶらされそうになってしまう。
そこへ現れたのは「執行人」のユリウス。彼は罪人を断罪することを許された唯一の公爵家当主で、人嫌いで罪を許さない冷酷な人物だとの噂である。
そのユリウスから言い渡された罰は、死刑。
絶望するイレーヌにユリウスは罰から逃れる方法があると持ちかけてくる。
「死刑がいやなら俺と結婚しろ」
ユリウスはなぜなんの得もない自分との結婚を望むのか、イレーヌは困惑する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 10:07:43
8998文字
会話率:50%
主人公、瀬和津久志(せわつくし)は、少し家事の得意な高校生であり、ひそやかな趣味として自作の小説をネットにアップしては、アクセス数が伸びずに苦悶する日々を送っていた。
そんなある日、なんと姉がラノベの編集者であることが発覚し、その姉から「
担当している作家の面倒を見てほしい」と頼まれる。その作家とは、主人公が大好きなラノベ『ヴァンパイア・ブラッド・キラー』の作家である『七色咲月』だった。津久志は姉の頼みを承諾し、期待に胸を膨らませて憧れの先生のところへ赴く。
しかし、主人公が見た光景は、散らかり放題の部屋にパジャマ姿のままソファで寝ている少女の姿であり、その正体が『七色咲月』本名:夢羽叶実(ゆめはかなみ)であった。
だらしない姿ではありながらも、その整った容姿に緊張を隠せない津久志であったが、美しいのは外見だけで中身は甘えたがりの自堕落お姉さんだと発覚する。
家事スキルが低く、天然なところもあり自由奔放な様子に手を焼く津久志。しかし、姉から頼まれた仕事である以上、甘やかさず、原稿に集中してもらうよう奮闘する津久志だったが、叶実は身体を寄せ合って甘えてきたり、一緒に遊ぼうとする始末で、その無邪気な様子に津久志もついつい甘やかしてしまう。
果たして、津久志は無事彼女に原稿を書かせることができるのか?
可愛さ全開のご奉仕系密着ラブコメ、開幕!
※この作品は小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 22:11:43
285072文字
会話率:38%