剣と魔法の異世界。辺土の危険な森を一人の男が逃げていた。なにから、誰から逃げているのか、男にも分からなかった。ただ、逃げなければたいへんなことになる、それだけは確信していたのだ。逃げる男、しかし、森の魔物が現れ、そして、兵士の一団が彼を捕
らえて連行する——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 06:00:00
19127文字
会話率:28%
突然のめまいと共に記憶が蘇り、私は自覚した。この世界が前世でプレイしていた乙女ゲームの世界であり、自分がその中の悪役令嬢であるということに。
そして、今、まさにその攻略対象の一人の頭を踏んづけようとしていたことに!
このまま悪役令嬢として生
きてしまっては、いずれ市井に放り出されて命が尽きる。それだけは避けたい。せめて長生きがしたい。
今までの私は捨て、静かに息をひそめ、学園生活を送ろう。ヒロインにも攻略対象にもかかわらず隠者のように。そうだ、そうしよう。
そう決意して、悪役令嬢脱却への道を歩み始めたのに、なぜか私の周りには続々と人が集まってきて――?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 22:05:43
275911文字
会話率:34%
この物語は違うタイトルでカクヨムにも投稿しています。
天王嶺緒(てんおうれお)は気が付くと『Sランク昇進を記念して追放された俺は、隠していたスキルで無双する』の登場人物であるアスランになっていることに気づく。
「俺、アスランになっている
!」
アスランになった嶺緒は、どうして彼になったのかわからないまま、原作どおりに展開が進んでいく。
「このままでは俺、ざまぁされるじゃないか!それだけはなんとしても阻止しなければ!」
ざまぁのフラグを成立させる中、アスランは『記念追放』の知識を使ってざまぁを回避する。
しかし彼が原作にない行動をすればするほど、ざまぁ展開に直面した時のハードルは高かった。
「どうしてこんなところに魔族がいるんだよ!こんなやつ、原作にはいなかったじゃないか!」
彼は魔族に敗北しかけ、ざまぁをされそうになったとき、オーバーイメージと言う原作にはないスキルを習得した。
このスキルを使った嶺緒は、原作に書かれてある知識を使い、主人公のチート能力を再現させることに成功する。
「任務失敗からの婚約破棄のダブルざまぁなんかさせない!追放サイドが最強で何が悪い!絶対にざまぁされないからな!」
これはどうしてアスランになったのかが分からない嶺緒が、原作の知識をフルに使ってざまぁを回避し、追放サイドではあり得ない無双、最強、俺TUEEE、そして婚約者や彼を慕っている義妹とのラッキースケベをしていく物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 14:08:37
91821文字
会話率:44%
伯爵令嬢アーミラ・アドルナードには前世の記憶がある。
交通事故で死んだ日本のサラリーマンだった頃の記憶が。ここがファンタジー・マギア・ブレイブ……略してマギブレと呼ばれるゲームの世界であることを。
何より、アーミラというキャラに待ち受け
る破滅と、最強最悪の裏ボスとなる未来を知っていた。このまま行けば、バッドエンドまっしぐら。
それだけはどうにかして避けねばならんと一念発起したはいいが、どうやらこの世界はアニメ版準拠なようでレベルもステータスも存在しない。待ち受ける苦難に立ち向かうべく強くなるには地道な努力を続けることのみ。
マギブレ最大の敵である魔族の侵攻に、呑気している貴族のケツを蹴り上げ矢面に立たせ。ゲーム知識を総動員して使えるものは全部使う。
「裏ボスとかどうでもいいんで、ヤバくなったら逃げましょう」
と言いつつも、既に確定している破滅の未来を回避するため、アーミラはやがて望まずとも国を守る戦いへと身を投じることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:06:22
267397文字
会話率:49%
俺はどうやら殺されてしまったらしい。
まだ18年しか生きていないのに殺されてしまった。
こんなにも不幸な死に方なのだから、転生してもおかしくないはずだ。
しかし現実は残酷で、俺は霊体として現実に取り残された。
このままだと生涯童貞で
人生を終えてしまうことになる!
それだけはダメだ。
必ず転生する方法を見つけてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 19:36:53
1376文字
会話率:14%
人類の希望と呼ばれた勇者ユーヤ一行は、魔王を目の前にして全滅目前だった。
その時、神様からとある恩恵が与えられる。それは、時に関する事なら何でも操れる『時魔法』だった。
しかし、その使用条件は『仲間を皆殺しにする事』。ユーヤは満
身創痍の仲間達を葛藤しながらも殺し……時魔法の全てを使った。それにより、魔王討伐は完了する。
しかし、時魔法の全てを使ったということは、世界そのものの時間さえ逆行させてしまうということだった。
勇者になる前に戻ってきたユーヤは、再び魔王退治の旅へ出る事になる。
今度こそ、誰も死なせないハッピーエンドを求めて――
ただし、時魔法を使うには、仲間を皆殺しにする必要がある。それだけは、絶対だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 18:00:17
5322文字
会話率:43%
「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」
「え? 私、あなたのことを見つめていませんけれど……?」
「なにを言っているんだい、さっきから熱い視線をむけていたじゃないか
っ」
「あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です」
あなたの護衛を見つめていました。だって好きなのだもの。見つめるくらいは許して欲しい。恋人になりたいなんて身分違いのことを考えないから、それだけはどうか。
「……やっぱり今日も格好いいわ、ライナルト様」
うっとりと呟く私に、ライナルト様はぎょっとしたような表情を浮かべて――それから、
「――俺のことが怖くないのか?」
と話し掛けられちゃった! これはライナルト様とお話しするチャンスなのでは?
よーし、せめてお友達になれるようにがんばろう!
※アルファポリス様・カクヨム様・ツギクル様にも投稿しています。
※全6話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 18:08:28
17192文字
会話率:56%
「どうすれば読んでもらえる?」
小説投稿サイトで自作の小説を投稿する恵美(けいみ)は、友人の詠利(えいり)だけをただ一人の現実の読者とし、ひたすらに投稿をしていた。
しかし閲覧者が伸び悩み、より多くの人の目に止まるよう、SNSでの拡散を始め
る。
伸びゆく読者数、入れられたポイント。
しかし、その自分の作品にそこまでの価値はあるのか?
「金貰ってる訳じゃないんだ。好きに書きな」
全てはこの言葉に集約される。
全ての読者、作者に送る皮肉混じりの穿った応援歌。
注意事項1
ブクマ、ポイント、流行りジャンル、質。等のセンシティブな内容を多分に含みます。
キツい表現もあります。ご不快に思われる事も多々あります。
本当の意味で、『なんでも許せる方向け』です。
※何が『全ての』だよ。と思われた方、ご最も。
故にあとがきによる、補足が行われる事がございます。
注意事項2
『それでも』を思って書きました。
投稿に当たっての御批判による苦悩、小説削除も有り得ます。それでも、今の気持ちは本当だと感じてます。
特に人気ジャンルの話は、見たまま、ありのまま、感じたままを書きました。
人様の作品を馬鹿にしたくて書いた訳では、『決して』ありません。
そもそも人様の作品を馬鹿に出来るほど良作をお届け出来ていない作者です。
そんな権利、何処にもございません。
それだけは十分の一で良いので汲んでいただきたいと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 07:12:52
21435文字
会話率:32%
恋愛小説です。少しだけ官能的な表現があります。
あの日、学校でとある女性と目が合った。
綺麗な女性だった。
声は低くて、僕の理想のような女性だった。
好きになるまでにかかった時間は短くて、ひとめぼれなんて馬鹿にされても仕方がないレベ
ルだった。
僕と彼女は気が合った。
でも彼女の趣味は僕の苦手なものばかりだった。
彼女に捨てられるかもしれない。
それだけは、阻止しなければならない。
そんな感情で僕は彼女の好きなものを好きになって、彼女以上に彼女であろうとした。
気づけば、彼女と僕は肉体的な関係になっていた。
何が原因だったか……同じサークルの飲み会の帰りだったような気もする。ただ彼女の体から発せられる蠱惑的な匂いに僕は抗えなかった。
彼女は、僕を好きだという。
からかっているのだろうか。
いや、からかわれているのだろう。
年齢不相応。
精神に合わない行動や言動を繰り返してしまう僕は彼女の愛に疑問を感じる。
好き、好きとは何だろうか。考えすぎだろうか。
僕は彼女と付き合っているのだろうか。考えすぎだろうか。
煙草を吸いながら、僕は愛を考えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 00:51:20
2087文字
会話率:21%
君を愛していた。
それだけは、伝えたかった。
本編、全4話。
追加で後日譚などは書くかも。
最終更新:2022-06-07 03:00:00
2936文字
会話率:24%
リブレイ王国の侯爵令嬢『ノコ』は、『流行り病を治せる魔法』が使える。素晴らしい魔法だが、その魔法を使うたび、ノコは『年をとって』しまう。ノコは、自分の身をかえりみず、多くの人を救い、そして、老婆になっていった。国を救うために『年齢』を犠牲
にした彼女を、婚約者である王子は、『醜いババアと結婚してたまるか』と罵った上で、濡れ衣を着せて殺してしまう。
ノコに救われ、ノコを愛していた騎士の『セン』は思う。愛する彼女を救う力が欲しい。その瞬間、彼の頭に『未来の記憶』が流れ込んできた。
実は、センは、『この日から死ぬまでの100年間』を100回繰り返していた。
10000年間の中で、ありとあらゆる英知と力を身に着けたセンは、ノコを蘇生させ、クソ王子から『若さ』を奪いとり、ノコに注ぎ込んで、彼女を元の姿に戻すと、そのまま、ノコを連れて国外逃亡する。
『神代の力を持つセンの怒り』を買ったクソ王子は、決して抗えない破滅の道を進む。
一方、ノコを連れて逃げたセンは、彼女から受けた恩を返そうと、
『彼女が望む全てを叶える』と約束した。
ノコは『センと最後まで添い遂げること』を望むが、しかし、『神代の力を得たセン』でも、それだけは叶えることが出来なかった。
実は、ノコは、クソ王子に殺された時に『死の呪い』をかけられてしまっていた。
それを解くためには、センが、代わりに死ななければいけない。
10000年間、必死に、ノコの呪いを解く方法を探してきたセンが出した答えは……
これは、『世界一心優しい少女』と、
『そんな彼女を心から愛している優しいナイト』の、
完全なるハッピーエンドの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 06:48:51
110516文字
会話率:31%
女優×組長の息子。
俺は、極道社会じゃ名のしれた大組織、伊世早組頭首の息子である。
そして、俺が影で付き合っているのが芸能界の王座に君臨しそうなレベルで活躍中の売れっ子女優、井勢谷愛莉である。
■■■■■
俺は、愛莉と付き合
ってる。
他の奴らに何を言われようがそれだけは譲らない。
「うぅぅ。今日のこーくん、いじわるです」
「好き嫌いするな。何でも食べなきゃ大きくなれないだろ?」
「むぅ。いいんです。愛莉はピーマン食べなくても大きくなれます」
プイッ。
おい。
箸で避けるな。自分で食え!
誰にも秘密、バレないように付き合う事は、意外と難しい。
でも、楽しい、可愛い。
世間に認められる事の無い『禁断な恋』がここに.......。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 15:02:53
35596文字
会話率:22%
大陸には五つの国があった。
農業が盛んな『肥沃な国』
質の良い鉄鉱石と加工に優れた『鬼の国』
高度な魔法の扱いに長けた『魔法の国』
人の形をした神を信じる『信仰の国』
様々な物の加工と唯一港があり貿易ができる『貿易の国』
――――戦場跡で
不意に気づいたスライムは、自身に『意志』がある事に気づいた。
誰の物か分からない眼球を携え、水面のような体を震わせる。人は彼の同胞を殺し、安堵の表情を浮かべる。意志のある彼には気付けずに。
スライムは考えた。
自分達が殺される理由を、自分に意志がある理由を。
前者は簡単だった。自分を含めた他の同胞も、人を理由もなく食っていたから。
溢れる憎悪がなんだったのか理解したスライムだが……長い年月、人と関わらず生きて尚分からない事があった。
それは後者だ。
自分になぜ意志があるのか、それだけはどうしても分からなかった。
……ある日、風の噂で化物にすら慈愛を向けるある国の王妃の話を聞いた。
彼はそこへ向かった。その王妃に合えば何かがわかるかもしれない、と。
城を守る為に作られた溝の底、彼は人を襲わずに住みだした。
いつも誰の物か分からない眼球を上に向け、王妃に会えることを願い……
答えは未だ見つからない。
だが代わりを見つけた。友人となった王と王妃、スライムはその意志を継ぎ、今も『底』で守り続けている。
彼らとの約束を果たす為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 21:00:04
182070文字
会話率:33%
大陸には五つの国があった。
農業が盛んな『肥沃な国』
質の良い鉄鉱石と加工に優れた『鬼の国』
高度な魔法の扱いに長けた『魔法の国』
人の形をした神を信じる『信仰の国』
様々な物の加工と唯一港があり貿易ができる『貿易の国』
――――戦場跡で
不意に気づいたスライムは、自身に『意志』がある事に気づいた。
誰の物か分からない眼球を携え、水面のような体を震わせる。人は彼の同胞を殺し、安堵の表情を浮かべる。意志のある彼には気付けずに。
スライムは考えた。
自分達が殺される理由を、自分に意志がある理由を。
前者は簡単だった。自分を含めた他の同胞も、人を理由もなく食っていたから。
溢れる憎悪がなんだったのか理解したスライムだが……長い年月、人と関わらず生きて尚分からない事があった。
それは後者だ。
自分になぜ意志があるのか、それだけはどうしても分からなかった。
……ある日、風の噂で化物にすら慈愛を向けるある国の王妃の話を聞いた。
彼はそこへ向かった。その王妃に合えば何かがわかるかもしれない、と。
城を守る為に作られた溝の底、彼は人を襲わずに住みだした。
いつも誰の物か分からない眼球を上に向け、王妃に会えることを願い……
答えは未だ見つからない。
だが代わりを見つけた。友人であった王と王妃、スライムはその意志を継ぎ、今も『底』で守り続けている。
彼らとの約束を果たす為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 21:24:31
14721文字
会話率:36%
……これから、どうすればいい?
話によれば、一〇〇〇年前の戦いで、俺は魔王を倒す事が出来たのだそうだ。 それはそれで俺の……人類の宿願だったのだから良かったんだろうが、今の俺には何も残ってないんだ。
勝利を共に喜び合う仲間も、愛する人も
。
ただ、一〇〇〇年の間に文明は驚くべき進化を遂げた様だ。 それはつまり、俺たちが魔王を倒して創り上げたものとも言える。
それだけは、俺に残された唯一の戦利品だったのかもしれないな………………って、進化し過ぎだろ!!
街の外観は超近代化してるし、なんか平均身長も伸びてる? なにより……みんな強過ぎだろ!! シャレにならん! このままじゃ……死んじまうだろ!!!!
これは、一〇〇〇年前に魔王を倒し、英雄として語られている伝説の勇者が未来へとタイムスリップし、悪戦苦闘する物語である……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 20:38:52
21103文字
会話率:37%
阿久津(あくつ) 正道(まさみち)は名字の阿久津をモジって悪屑と呼ばれるほど評判が悪い男。
彼は元成金のボンボンだったが、名士達が集う上流階級に札束を手に土足で踏み込んだ庶民と陥れられ、父の会社が破産した過去を持つ。
暫く行方不
明だった正道はその後、世界のビジネス界で大成功を収め、十七才にして世界有数の富豪となり帰国、その機にテレビ局から多くの美女がセレブ男性との交際を競い合うドキュメント番組"MASTER JAPAN"なる番組の出演依頼を受ける。
反骨精神で多くの富と栄誉を手に入れてきた正道だが、なぜか異性関係は苦手であって彼女いない歴イコール年齢と、彼女が欲しくて欲しくて仕方が無いお年頃。
もちろん二つ返事で出演以来を受けた彼だが、その会場には女性がひとりも……
いや、ただ独り、
そこにいたのは、かつて彼と彼の家族を追いやった元凶……
幼少時期には認識さえされていなかった超高嶺の花、
名家中の名家の令嬢である美少女、華遙(かよう) 沙穂利(さほり)だったのだ!
平安の世から続く武家の名家で日本でも十本の指に入る財閥の令嬢である華遙 沙穂利はどうして今更、彼に関わろうとするのか?
そこには彼女の家が絡む重大な陰謀があった。
そして、力業で物事を解決することが多いと評判のすこぶる悪い正道は、この一連の件でも悪者扱いされ、転校先の学校でも嫌われ者となり、そして……
過去への復讐心?現代の利害?名家の都合?それとも……愛情?
ないない!それだけはない!!
望まず振り回される形となった不運な男は、逆境だけには強い男!!
だと良いなぁ……
どうなる阿久津 正道の第二の人生っ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 10:38:32
32898文字
会話率:35%
私は親族の為に苦しみ、自分の為ではない人生を2回過ごし死んだ。3回目こそ自分の為の人生を求め神に願ったのだ。
「容姿については贅沢を申しません。親類に縛られず、病気と剣と矢で死なず、持てる能力を
増やし、好きなことの出来る生を送りたい。それから最初は布を織って暮らしたいのです」と。1回目は病気で死に、2回目の人生は戦死したので今度こそという気分で贅沢に頼んでみたのだ。
神は「気持ちは分かるぞ。全てを叶え、食うに困らず、最初は希望通り布を作成する能力を付けよう」と言ってくれた。
それは良かったのだが、気がつけば暗い場所に放り出されており、スライム状の生物に転生していた。遠慮無しで適当に頼み過ぎた所為か3度目は人間ではなかったのだ! 更には体内で勝手に布を織って吐き出す機能付きである。確かに親類に縛られずに剣でも病気でも死にそうに無いのだが、これでは布を売って暮らせない。
神は慈悲深いがこれは試練だ。自殺は罪であり、永遠の奴隷労働コースであるためそれだけは出来ない。私はこの暗い場所で生きるのだ。
ここは不思議な場所である。身体能力が上がる代わりに尿意も増大し、男女ともに下から盛大に漏らしながらも怪物どもを殺す手を止めない。
私はモッペンユーテクレーヘンという都市の地下を徘徊する生物を吸収し能力を増やしながら、どうやって幸せに生きるか知恵を絞ることにした。
ネトネトの怪物みたいな体では不安しかない。だがどうせ駄目かもしれなくても、好きな事を思いっきりしてみようと思うのだ。
※2022年2月17日:初心晒しにおいてアドバイスをいただき、タイトルとあらすじと本文を出来るだけ修正、改稿しました。今まで読んでくださった方々は納得いかない部分もあると思います。より面白くなったと思っていただける場合には応援をお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 21:34:14
96250文字
会話率:21%
毎日毎日、同じように少しおバカな王太子殿下に告白されては、お断りをしているエイミーはそろそろ我慢の限界。
「君が好きだ!」
「お断りします!!」
だって、殿下には婚約者がいるじゃないですか!!
このままだと、私は悪女と呼ばれるようになっ
ちゃうわ!それだけはいやぁぁぁあぁ!!
と思ったのに、何故か殿下は周りかの人たちから少しずつ凋落させて囲ってきていて……。
なんで周りは賛成モードなの〜〜〜〜!?
誰かこの状態にツッコミ入れて!!!
今日もエイミーはおバカな殿下に振り回されて、嫌われる方法を模索中!
エイミーが殿下に絆される日はくるのか!?
ー ー ー →
恋愛ハイテンションギャグ、ラブコメ。
1話完結型なので、頭空っぽにしてサクッと読んでください。(3話で一つの話とも言う)
語彙力、文章力がないのだけは許してください。
毎日17時更新予定。
カクヨミとアルファポリスでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 17:00:00
169203文字
会話率:52%
結露を見ると思い出す。あの頃の冬の朝。今でも同じように、窓ガラスを拭いているけれど、それだけは、何にも変わっていない。
最終更新:2022-02-01 00:23:10
251文字
会話率:0%
私達は今日から夫婦になる。
白いドレスを身にまとい、私の前に立つ人が今日から旦那になる。
「いつか必ず、僕のことを好きだと言わせますから」
そう言って、旦那は私に誓いのキスをした。
私は、絶対にそれだけは言わないと決めた。
負けたよう
で悔しいと思ってしまったから。
カクヨム様 アルファポリス様でも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 08:56:26
5565文字
会話率:6%
僕の彼女はとにかくかわいい。世界一可愛い。ただそれだけは伝えたい。
完結まで執筆済みです。毎日13時に投稿します。
最終更新:2021-09-15 14:00:00
48915文字
会話率:51%