日辻川良太は自然の恵みと厳しさを愛し、自然保護官を目指す少年。
彼は祖父母の遺産を食い潰して贅沢三昧する両親に苦言を呈した結果、父母のみならず姉や妹からも虐待を受けるようになった。
苦心の末に入学した名門中学では上級国民からいじめを受
け、家でも学校でも悲惨な生活を強いられボロボロになっていく良太は、仲の良かった幼馴染の少女からも見下されるようになってしまう。
それでも良太は、尊敬する祖父母の言いつけを守り、決して人に手を上げるような真似はせずにいたのだが……
民話「狼の眉毛」を少しだけベースにした、最強主人公が滅茶苦茶するだけの現代伝奇バイオレンスです。パニックホラーかもしれません。
全36話。結末まで書き溜め済みなので、胸糞パートだけでエタることは無いので安心してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 20:00:00
78265文字
会話率:27%
「私が君を愛することは無い」
司祭しかいない小さな教会で、夫になったばかりのクライブにフォスティーヌはそう告げられた。
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オルティス王の側室を母に持つ第三王子クライブと、バーネット侯爵家フォスティーヌは婚約していた。
挙式を半年後に控えたある日、王宮にて事件が勃発した。
クライブの異母兄である王太子ジェイラスが、国王陛下とクライブの実母である側室を暗殺。
新たに王の座に就いたジェイラスは、異母弟である第二王子マーヴィンを公金横領の疑いで捕縛、第三王子クライブにオールブライト辺境領を治める沙汰を下した。
マーヴィンの婚約者だったブリジットは共犯の疑いがあったが確たる証拠が見つからない。
ブリジットが王都にいてはマーヴィンの子飼いと接触、画策の恐れから、ジェイラスはクライブにオールブライト領でブリジットの隔離監視を命じる。
捜査中に大怪我を負い、生涯歩けなくなったブリジットをクライブは密かに想っていた。
長兄からの「ブリジットの隔離監視」を都合よく解釈したクライブは、オールブライト辺境伯の館のうち豪華な別邸でブリジットを囲った。
新王である長兄の命令に逆らえずフォスティーヌと結婚したクライブは、本邸にフォスティーヌを置き、自分はブリジットと別邸で暮らした。
フォスティーヌに「別邸には近づくことを許可しない」と告げて。
フォスティーヌは「お飾りの領主の妻」としてオールブライトで生きていく。
ブリジットの大きな嘘をクライブが知り、そこからクライブとフォスティーヌの関係性が変わり始める。
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*荒唐無稽の世界観の中、ふんわりと書いていますのでふんわりとお読みください
*10万字弱で最終話を含めて全29話です
*他のサイトでも公開しています(加筆修正が入っている場合もあります)
*1日3話ずつ、6時、14時、22時にアップします
*誤字、脱字、衍字、誤用、素早く脳内変換してお読みいただけるとありがたいです
誤字報告はとてもありがたく思いますが、直さない場合もありますことをご了承ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 06:00:00
98549文字
会話率:26%
普通の大学生だった俺はある日突然異世界転移するが、何のスキルも無く、心強い仲間や可愛い美少女達との出会いも無い。モンスター一匹にすら勝てたことは無い。そんな俺ができる唯一のことは…草や花を食って今日を生き延びることのみ。
最終更新:2023-10-31 22:56:34
515文字
会話率:0%
異世界だって、都合の良さも夢も幻も、無い。
お金の事なら困ったことは無い。
ゲロを吐けば良いからだ。
ただ一つ、自らの体質を除いて、何不自由無く生活してきたこの令嬢は、不気味な魔物が闊歩する世界へとやって来てしまう。
"なくて
七癖"
他人には人の悩みがあって、他人には人の才能があるように、このお嬢様、異世界で生き抜くには致命的な欠点があった……
"どこを蹴っても叩いても1ダメージしか与えられない"
悲しきお嬢様の異世界転生折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 10:04:35
35274文字
会話率:34%
雨はいつか上がるもの、それは人の命と同じように終わるもの。そして、二度と同じ雨が降ることは無い。
最終更新:2023-09-24 21:55:26
666文字
会話率:0%
結婚後の初夜、夫となる男は妻となる女に「君を愛することは無い」と告げた。
最終更新:2023-09-19 18:05:50
5456文字
会話率:12%
試験で赤点を取り、再試を受ける事になった里奈は親友の香織に助けを求めた。
快く引き受けてくれたが、自分の不純な気持ちが邪魔をして勉強に手がつかない。
そんな時に、なんてことは無いちょっとした事をきっかけに里奈の思考がネガティブな方向に暴走す
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 17:34:34
7026文字
会話率:36%
これは私が大人になる話。
それは立派じゃないし、きっと憧れることは無いだろうけど直向きで素直な貴方がまた明日笑顔で頑張れるように。あと少しで大人になる貴方のための物語です。
高校2年の夏、進路に悩んでいました。
最終更新:2023-09-03 00:31:11
351文字
会話率:0%
まず、私はこの本を書き終えることができたらこの世を去ろうと思っている。
それだけ深い絶望に長いこと苛まれてしまったから、そして未来永劫私の苦しみが無くなることは無い為である。
この駄文が誰か一人でも苦しみを味わわずに済むなら本望だ。
最終更新:2023-08-18 18:33:52
459文字
会話率:0%
降ったり降らなかったり、気まぐれな雨。彼らが消えることは無いけれど、人生の音として今も今からもずっと一緒。
最終更新:2023-08-16 23:18:09
609文字
会話率:0%
子爵令嬢のケイトリンは学園の卒業間近のある日、婚約者のダニエルから大切な話があると言われる。
二年前にダニエルととある男爵令嬢の逢瀬を目撃していたケイトリンは、ついに婚約破棄されるのだと覚悟した。
所詮平民出身のエセ子爵令嬢である自分
と侯爵家の嫡男の婚約なんて無理があったのだ。
というか、最初からこの婚約が履行されることは無いと、ケイトリンは分かっていたのだ。そもそもこの婚約はカモフラージュだったのだから。
なかなか肝心な話を言い出さないダニエルに、ケイトリアンの方が痺れを切らして婚約解消を申し出た。
しかしその後、人が変わったかように饒舌になったダニエルとのやり取りによって、ケイトリンの長年抱いていたモヤモヤが少しずつ霧散していったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 20:00:00
16696文字
会話率:23%
たった一人の奴隷少女と始まる世界は、想像の何倍も輝いていた───
発売初日から絶大な人気を誇った超大作、VR型RPGゲーム《THE CHRONICLE》
異世界を体験できるゲームとして、世代を問わず老若男女誰でも楽しむことが出来るとしてそ
の人気が今も止むことは無い。
2024年 7月22日
その魅力に引き寄せられた高校一年生の六反田遥夜は、数回の単発バイトによって貯めたお金でついに今日、念願の《THE CHRONICLE》をプレイすることが出来たのだが───
遥夜を待ち受けていたゲームの世界は、想像とは違い───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 13:05:43
11479文字
会話率:34%
とある世界のなんてことは無い一般人だった主人公。
そんな一般人のまま、平和に生きていくはずだった主人公は…
神のミスによって、命を落とす。
「意味無く殺されちゃったよ…」
心でそう思いながらも、何でもアリな異世界へと転生。
そこ
から主人公は規格外な周りの人から引っ張られ、成長していくのだった
[~完~]
※あらすじ終わり
この作品は少しだけ書いていたものを、数年越しに書き換えて投稿しています。
恥ずかしさによって作者は爆死しながら書いた為、誤字や文がおかしいことがあるのでご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 03:07:03
147268文字
会話率:23%
シンドローム王国の王都にある少女がいた。彼女の名前はアスカノーラ・ミアリー・リトリーチェ。この国の侯爵令嬢だ。アスカはフィアンセもいて、とても充実な生活を送っていた。
だがそんな時、ロアムという熊に似たとても凶悪な魔獣が何故か王都に降りてし
まった。
アスカのフィアンセであるシュンと護衛騎士であるリグラーはロアムを倒すために前で戦う。
何か私にも出来ることは無いのか、そう思ったアスカは魔法で対抗しようとしたが、無惨にもその儚い命は散ってしまう。
気が付くとアスカは伊崎亜莉亜として、地球の日本と言うところに転生していた!
世界も常識も全て違う場所に転生したアスカは混乱する。ええい、こうなったら日本で奮闘してやる!
・アルファポリス様にも掲載しています。
・リアルが忙しい為、不定期更新になります。
・色々な意見が欲しいので感想送って下さると嬉しいです。
※リアル関係で暫く更新出来ません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 23:26:44
54842文字
会話率:39%
乙女ゲー好きの限界OLである私、西田 真理(にしだ まり)は、繁忙期のデスマーチの疲れからか、交通事故に遭ってしまい命を落とす。
そうして、次に目を覚ました時、私は異世界の王国の公爵令嬢、ヒストリアに転生していた。
(……え!?ノー
ザレック公爵の令嬢ヒストリアって、最後にプレイした乙女ゲーの悪役令嬢じゃん!)
ゲームのシナリオ通りに進めば、ヒストリアはいずれ、ヒロインである男爵令嬢アリーの活躍によって数々の犯罪行為を暴かれ、王太子から婚約破棄を言い渡された上で地下牢送りになる運命。
死刑になることは無いものの、クリア後に「訳のわからない妄想のような譫言を言い続けている」という中々エグい描写がされるような、悲惨な末路を送るのだ。
ゲームのシナリオ自体は結構好きだったけど、流石にそんな結末はお断りなので、私は悪役令嬢にならないために、まず婚約者である王太子から距離を取ることにした。
父親に全力で媚を売って領地に引き籠り、ヤバめのイベントに備えて実力を鍛えたり、大好きなスイーツ開発に精を出したり、時には領地の問題を解決するために奔走したり。
そんなことをしている内に、何故だかヒロインや攻略対象者達との関わりができていて……?
―――それももう、随分と昔のことだ。
私が世界を救っても、世界は私を救わなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:13:51
14871文字
会話率:40%
我来町に引っ越してきた主人公・鈴木愛莉は、その町で有名なヤクザの一員である春崎蒼汰と出会う。
もう会うことは無いと思っていたが、実はこの男は...
最終更新:2023-05-28 17:09:33
2306文字
会話率:72%
優秀な姉とずっと比較され、使用人として虐げられてきたレオン・パルムワーツ。
ある時、姉の婚約者としてとある男性、シザー・ベルモントと出会い、一目惚れをしたレオン。彼は公爵家の進言で、パルムワーツ家に1ヶ月滞在することになる。そこでレオンは
、彼の世話役を任されることになる。
叶うことは無い、自分は似合わない。そう言い聞かせるレオンだったが・・・?
pixivにも同じ作品を投稿しています。
pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19786360折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 22:06:24
17555文字
会話率:50%
突如、この次元の何処かの世界の森の中で『悠久』と呼ばれる魔女が目を覚ました。
しかし、彼女の記憶は欠如していて自分が何者かということですら思い出せない様子。
そんな彼女に、剛力の魔女『ウゥルカーナ』がその命を狙って鎚を振り上げるのだった--
---。
彼女が未来に、どのような道を歩み誰と出会うのか。それは神ですら、知ることは無いのであった。
※注意
この物語は作者である私の過去作『現状最弱の吸血鬼に転生したので最強めざして頑張ります!』と世界観を共有しています。
そちらの方に出てきたキャラクターも登場する場合があり、基本的にはそちらを読んでいなくても話が分かるように書いていくつもりです。
もし読んでいただけましたら『あ~、このキャラなんだ~』とニヤニヤして頂ける場面があるかもしれません笑(読んでいただく際の注意として、その作品は約4年半前から書いていたもので大きく文体が異なります。簡単に言えば最近のものになればなるほど自体がゆる~くなってます。)
これは何なの?という場面などはメッセージや感想などでご気楽にお聴き下さい。答える場合もあれば『ネタバレになっちゃうな~』という場面ではお答えしない場合もありますのでご注意下さい。
ブックマーク、感想やいいね、ポイント付与、レビュー等は作者が書き続ける大切なモチベーションになります。少しでも気に入って貰えましたら、是非とも評価していただけると投稿スピードが上がるかもしれません笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 15:34:35
50495文字
会話率:50%
とある街の片隅で、細々と客を待つ店がある。
なんでも、そこには長い長い時を生きる魔女が住んでいるのだとか、ないのだたか。
魔女は、死を望んだ。
死を目的として、毎日を生きていた。
"死ねない呪い"、それが彼女に
課せられた枷。
そんな彼女が、街で自らの命を絶とうとする少年と出会う。
その出会いは、誰の未来を作り上げるのか。
それは、魔女の占いに用いる水晶玉にすら浮き上がることは無いのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 08:23:12
11633文字
会話率:40%
ズワイガニが、消息を絶った父ズワイガニの行方を捜す物語です。
ちなみに当然ながら、現実の蟹やヒラメやスズキがコミュニケーションをすることは無いのですが、それはまぁ、そういう作品ということで。
最終更新:2023-05-10 18:48:43
6861文字
会話率:49%
「集中したら周りの音が聞こえなくなっちゃうとこも、すぐに脈略すっ飛ばすとこも、爪切るのが恐ろしく下手なとこも、俺と7歳差なことも、ちょっと気抜いたらすぐ食器溜めちゃうとこも、緊張しないくせにわりとよく失敗するとこも、その他諸々全部、一旦忘れ
てくれない?」
「――まった、待った待った。急になに??」
29歳と22歳。保護者とその子供。あるいは、ただの女と男。その日もまた、なんてことは無い、麗らかな春が続いていくはずだった――
ねぇ、景子さん。私は、あなたの宝物に、私たちと同じ寂しさを味わってほしくなくて。こんな未熟な私でも、きちんと維澄を幸せにできるように、ただ必死に毎日生きてただけなのに。こんな事態に陥るだなんて、ひとっっかけらも想像していなかった、私が悪いんでしょうか――?
これは、天の声が紡ぐ恋の物語である――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 02:32:51
10507文字
会話率:44%