人類の滅びを描いた、五篇の幻想SF短篇集。
冥王星の彼方から届いた宣戦布告、反乱を起こした機械と人類の抗争、雨の降らない宇宙の島で雨を求める少年、誰もいない世界に灰をまいてまわるロボット、いくつもの滅びをめぐる旅。
どうか彼ら彼女らが、僕た
ちの向かう未来に存在しないことを祈って。
※1月27日から毎日午後八時ごろ更新。全五話。
※ネット小説大賞応募作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 20:05:25
56380文字
会話率:13%
誰もいない世界をひたすら歩くぼくの、終わりの物語。
最終更新:2015-10-20 19:24:34
2094文字
会話率:19%
自分以外誰もいない世界にいる主人公は自分の感情が徐々に消えていくことに恐怖を感じつつも半分諦めていた。仕方のないことだと自分に言い聞かせながら時間が過ぎるのを待った。
最終更新:2015-08-30 07:00:00
1543文字
会話率:34%
自分の寿命がもし1週間しかなかったら、あなたは誰に会いに行きますか?
自分がもし誰もいない世界に閉じこめられたなら、あなたは何を思いますか?
自分の大切な誰かがもしおかしくなってしまったら、あなたはその人を愛せますか?
この物語は
chatroom
入室者 時雨 とまと
......カチッ。
カタッ カタカタカタッ カタッ。
カチッ。
【とまと】ねえ、知ってる?
【時雨】何がー?
【とまと】モノクロの噂。
【時雨】あー、何か最近流行ってるらしいね。
【時雨】けど、あんなのただの噂でしょ?
【とまと】んー、まぁ。そうだとは思うんだけどさ。
【とまと】ちょっと怖くない?
【時雨】んー......
【時雨】正直な話、私その噂の内容知らないんだよね。
【時雨】だから、あまり怖くありません!⬅
【とまと】知らないんかい。(笑)
【とまと】良かったら、噂の内容教えたげよっか? 親友のよしみとしてねー。
【時雨】それじゃぁ......教えてもらおっかな。(笑)
【時雨】――あ、でも。ちょっと待って! お母さんにお風呂に入るように呼ばれてるから、また明日教えてもらうのでもいい?
【とまと】ん、りょーかーい。それじゃぁ、また明日ー。
【時雨】また明日ー。
カチッ。
時雨が退室しました。
とまとが退室しました。
「......ふう」
『んー...!』
「明日も学校かぁ...まあ、ほのかちゃんにモノクロの噂を教えてもらえるからまだ、楽しみではあるかな」
『多分、時雨喜ぶだろうなぁ。あの子、こういう噂話好きだから』
「よし! それじゃぁ、明日に備えて今日のところは早くお風呂に入って、早く寝ちゃいますか」
『けど...今時小学生でも信じないわよねぇ。こんな噂話』
「ふんふんふん......。......?」
「ん?」
『......モノクロに選ばれた人間は不可解な事に巻き込まれる』
「何だろう、この痣......というより、文字......?」
『モノクロに選ばれた人間は罪を背負う』
「......M......O......」
『モノクロに選ばれた人間は』
「n......k......」
『ある刻印を刻まれる』
「......RO......?」
そんな不可解に選ばれてしまった人間達の――物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-03 09:28:57
411文字
会話率:29%
少年は気付けば誰もいない世界にきていた! 見慣れた風景、見慣れた街…なのにどうして? もの白さを感じる。 そんななか、少年は一人の少女をようやく見つけ…
最終更新:2015-02-04 16:27:28
250文字
会話率:0%
この世界に自分という物はわたしだけだが、私という物が大人になるにつれ私自身の人生の主人公では無い事に気がついた。私以外の人間で世界は周り私は誰かに使われ生きていく。それはとても楽で苦痛に満ちた生活であった。
私自身の人生を誰かの為に切り売り
して生活し消化する毎日の何が一体楽しいのか?ふと疑問を感じる。
梅雨入り前の春と夏の中間にある、何かが起こりそうで起きない胸が高鳴る夜、真夜中の誰もいない世界が自分の物になったような暗闇の中で私は私について考えていた。
そして自分が空っぽになってしまった日に辿り着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 03:06:00
227文字
会話率:0%
これは、一人ぼっちなワニのお話。
誰もいない世界で誰かを探す旅に出たワニのお話。
心が孤独でいっぱいで、寂しさでいっぱいで……
それでもワニは、旅をする。
最終更新:2014-04-07 23:36:05
1125文字
会話率:0%
未央と伶奈は二人以外誰もいない世界で暮らしている。完全に閉じられたその世界で二人は互いのことだけを考えて日々を過ごしてきた。永遠に変わらず続いていくと思われたその生活が、ある日を境に少しずつ違和感を漂わせ始める。
なぜ他に誰も人がいない
のか、世界の目的は何か、そして自分たちは何者なのか──悩み抜いた彼女たちが辿り着いた結論とは。
※百合要素強め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 13:23:37
82718文字
会話率:45%
深く傷ついた少年が、迷い込んだ誰もいない世界。
そこで出会った謎の少女……。
一件の雑居ビルから始まる切ない物語。
最終更新:2013-11-01 23:20:22
880文字
会話率:24%
ネットの世界ですらコミュニティに属せなかった、人間社会におけるヒエラルキー最底辺の引きこもり。
それが、河守俊という男だった。
大学デビューに失敗し、2年間何もせずに一人暮らしをしていた河守だったが、ついにネット上にある銀行からお金を引き出
せなくなってしまった。
お金の調達のために、2年間ぶりに外の明るい光を浴びた先に河守が見たもの。
それは――誰もいない世界だった。
建造物や生物は以前と変わらずにその姿を見せているのだが、人間の姿形も影もない。何かおかしいとは思いつつも、発達した機械のお蔭で生きることには事欠かない。
自分以外の何者もいない、素晴らしい世界。
細菌テロか、もしくは戦争が始まってみんな核シェルターにでも引っ込んだのか。
どんな理由があるにしろ、とにかく自分独りだけで、人間関係に苦しまずに生きていける。それがどれだけ幸福なことか、と噛み締めていた河守だったが……。
科学技術の発達した世界。
人類が最も熱望した夢、それは「人類を超えた人類」。そのために着手し、注目したのは、急激に発達してきたクローン技術だった。クローンならば、人権はない。意志や記憶や意識、痛覚を取り除いてしまえば、どんな実験も執り行うことができると判断した政府は、クローンのDNAを掛け合わせることによって、人類のさらなる進化を願った。……だが、そこで生まれたのは、人間でも動物でもないゲームの中に出てくるような最悪な生物だった……。
退廃した世界。苦しみながらも決断した、たった一つの河守の答えとは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-07 23:16:08
1203文字
会話率:35%
誰もいない世界。誰も助けてくれない寂しい世界。 だけど、私は光が見えると信じてる。 私は絶対に諦めないから。
最終更新:2012-10-19 23:00:00
1000文字
会話率:0%
独り誰もいない世界を歩き続ける少女。
小さな街で郵便配達をしている少年。
ソーマがこの街と自分の出生について知ったとき、二つの世界が重なった。
――これは、少年と少女と、世界の終わりと始まりの物語
最終更新:2010-11-13 20:00:00
86052文字
会話率:49%
挫折した僕が願った世界。
それは誰もいない世界だった。
そこにたどり着いた僕はそれがとても恐ろしい世界だとは知らなかった。
そして僕は旅に出る。自分を見つめなおす旅に。
そこで君に出会ったんだ。だから、僕は命を絶った。
そして、また生きて
みようと思った。
下らない事で挫折をし、自らに悲観をして引きこもった男が『人は一人では生きてはいけない』そんな当たり前の事を知る事となるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-03 22:05:00
6099文字
会話率:0%