誰もいない教室で、私は口を開いた。
私の世界を伝えるために。私の紡ぐひとつひとつのその文字が、誰かの記憶に残るよう。
最終更新:2019-02-02 03:36:20
3125文字
会話率:18%
氷室深夜は走っていた。
午後三時。たくさんの人々が歩き行き交う大通りを。青空の中を駆け抜け、迫りくる夜闇からただひたすらに走って逃げ回っていた。
周りの人々が気づかぬうちに、次々に侵食される風景。壊れていく日常。
『このお守りが、あなた
を守ってくれるからね』
遠い昔の誰かの記憶、紐解いたその中ではー-------
「ああ…よく眠った。」
間の抜けた、カミが眠っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 18:13:18
13884文字
会話率:16%
虹色の切っ先は鋭い。赤色の切断面は流血を生ぜしむ。橙色の刃物は痛みを齎す。黄色の鉱物の一種により流血する。緑色の金属に心を抉られる。青色の岩石を構成する物質の辛辣な一言。藍色の金属は鉱物の一種である、いやはやお恥ずかしい、無遠慮な誰かの記憶
は身体的苦痛に限られず、心理的苦痛となり得る。紫色のセラミックは文化により異なり、指を押し付ける。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-01-21 00:09:44
792文字
会話率:0%
回復魔法に優れていないから、という理由で家を追い出された主人公には、剣と魔法の才能が眠っていた。幼馴染と冒険者を始めたらいつのまにかハーレムに、、、、、。そして、時々蘇ってくる誰かの記憶。ミステリー要素も有りです。主人公の成長的なところを
多く描いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-28 09:29:48
43269文字
会話率:57%
ネルリケ・クレオール公爵令嬢は、4tトラックとドッキングラブした誰かの記憶を所持していた。その誰かは小◯家になろうの異世界転生悪役令嬢モノが好きで、だから彼女は気付いてしまう。この世界は乙女ゲーム的なサムシングで、王太子の婚約者になった自分
は悪役令嬢であると。
原作を知らず、結末を知らず、けれどこの世界がゲームだと知っている。だから誰もを登場人物と見てしまう彼女は、しかしある時婚約者の隠された性癖に気付く。そんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 22:32:02
12119文字
会話率:27%
人の記憶を見ることができる主人公と、勉強ばかりしている男の子の恋のお話。
最終更新:2018-11-05 18:20:14
5204文字
会話率:21%
学校の人間関係、親との関係に思い悩んでいた高校3年生の纏は昔住んでいてた土地で同い年程の少女に出会う。その少女は僕を知っている風に語るが僕はその少女に会ったことがない。しかし、話しているうちになんだが懐かしい気持ちになって自分の悩みを話すが
そんな僕に嫌な顔一つせず親身に聞いてくれる少女に心惹かれていく。その時から夢で誰かの記憶を見ることになる。だが僕がその夢を見ると同時に、その少女の身体が次第に透けいっているのに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 18:13:26
835文字
会話率:74%
前世らしき誰かの記憶を持つ少年、氷暮 夕緋はある日、ひょんな事から自分の周囲が前世の記憶にあるギャルゲーの世界とそっくりであるに気付く。
同時に、自分の親友がその主人公である事にも。
まあだからと言って特別何かが変わるという訳でもない。と、
特に気に留める事は無かった。
ところがそのギャルゲー、実はとんでもない裏設定が存在していて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 00:30:11
2766文字
会話率:24%
スラムで暮らしていた男の元へ黒猫を連れた少女が現れた。
メルルと名乗った少女に男は無理矢理、
誰かの記憶の中で人探しの手伝いをさせられることになった。
知らない記憶の中をさまよって見つけたのは、いったい誰?
最終更新:2018-03-07 18:04:38
8140文字
会話率:42%
僕は、影が薄く、いてもいなくても同じ存在。なら、せめて誰かの記憶に鮮明に残る終わり方をしたい。
最終更新:2018-02-16 23:17:17
1234文字
会話率:25%
自分ではない誰かの記憶を保有する少年【俊介】。
彼の保有している記憶は異世界の住人【シュンヤ】のモノだった。
2人はお互いの記憶を共有していたが、俊介はその記憶を気味悪がり触れないように生きてきた。
しかしある時【憑依現象】が発生し、俊介
はその記憶を調べざるを得ない状況に追い込まれる。
2人の記憶が定着した時、運命の歯車が音を立てて動き出す。
彼等の周りにも彼等と同じく【記憶共有現象】を経験する人が現れ始め、俊介は困惑の嵐に巻き込まれてしまう。
そんなある日、俊介は時と運命を司る女神【ミレイ・ノルヴァ】から記憶共有現象の本当の理由を知らされる。
本当の理由を知ることで自分が産まれてきた理由から何から何までを知った俊介はその事実に絶望し、壊滅的で残酷な運命の沼へと叩き落とされる。
俊介を絶望の淵に叩き落とした女神の目的とは?
俊介一行を狙う神々の目的とは?
ハイファンタジーとローファンタジーの融合作品。
不思議な感覚が残る狂気の世界を、どうぞお楽しみください。
ブクマや感想いただけると泣いて喜びます(・ω・`)
━…━…━…
2017.11.11
完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 06:58:54
225208文字
会話率:28%
『記憶の映画館 ソワレ』その店は人目のつかない裏路地にひっそりとたたずんでいた。そこで上映されるのは、誰かの記憶。その記憶は持ち主の手で売られたものだ。
その映画館に訪れる様々な人間の人生を、短編集形式で連載していく作品。
今日も新し
い客が一人やってきた。彼もきっと、この店のとりこになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-10 01:02:43
6214文字
会話率:45%
夏休みが明けた日、洲本霧香は人々の記憶から消え、“転校生”となった。
霧香のことを覚えているのは、幼なじみのうちのひとり、芦屋憶人だけだった。
それからも霧香は日ごとに人々の記憶から消え、転校生となるのを繰り返す。霧香は折れそうになりながら
も、いつか誰かの記憶に残ることができると信じて、憶人と共にそんな状況へ抵抗をする。
それまで守り続けてきたものを壊しながら生き抜く時間は、霧香を強くし、美しさを極めさせてゆく。そばで見守る憶人に、その眩しさで影を引かせながら――――
※縦書き閲覧推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 17:00:00
101246文字
会話率:51%
…幼い頃からある夢を見続けている。
それは自分ではない誰かの記憶。遠い遠い彼方の記憶…
誰かの記憶の夢を見続けていた“私”は高校の入学式で思わぬ出会いを果たす。
その出会いは必然か、偶然か…
彼らが出会ったことで物語は進み出す…
最終更新:2017-06-19 22:33:31
4007文字
会話率:27%
僕(あなた)と私(君)の記憶をめぐる物語。
3話完結です。
最終更新:2017-05-20 01:00:00
3207文字
会話率:52%
「何かを始めるきっかけを。」
受け身ばかりの生活から逃げ出したい。私が何かを始めたい。
高校二年生の春。
あの日から彼女は誰かの記憶に残りたがっていた。
田原アユミが送る、ある少女の物語。
貴方の記憶の片隅にも、彼女の色を、添えたい。
最終更新:2017-04-16 10:48:25
221文字
会話率:25%
世界に心という歌を自らが奏でる事が望まれる、そんな世界。
記憶のない孤児の少年が、誰かの歌を歌って生きていた。
それは何処かで死んだ誰かの歌だったり、遠い神話の神々の歌だったり。
街ゆく人たちの話を歩きながら聞いて、その話題の人の歌を口ずさ
んで歌うのだ。
すると時折何故か感謝されて、食べ物や服を恵んでくれたりする。
そんな好意を貰いながら、少年は今日も取り留めない誰かの遺した記憶を歌う。
それはそんな誰かの記憶を綴るように人知れず調べを歌う雪のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 11:22:33
77083文字
会話率:26%
主人公「工藤(クドウ) 力也(リキヤ)」は、しがないサラリーマン・・・。
・・・とそれしか説明がないような男だったが、誰かの記憶に残り、世界には残らない、
壮絶かつ悲しげな最後を遂げ、人生に幕をおろした・・・
だが、異世界へと”転生”。
異界の大魔法使いによって呼ばれ、新たに生まれ変わった彼は、
<最弱>としか言えないような、”ゼリー”な体を持つ<ゴーレム>になっていた・・・。
果たして、(ノーミソまでとは言わないが、)プルプルな彼を待つ、異世界での運命とは・・・?
不定期更新の趣味気味(かつ、さらに避暑地的、ギャグ気味)作品ですが、
長い目でよろしくお願いします・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-24 03:52:49
5003文字
会話率:15%
『死にたくない』
『せめて誰かの記憶に残りたい』
そんな世界を夢見る人々の行方は?
最終更新:2016-10-13 00:50:40
25442文字
会話率:65%
※輪廻転生を題材にした作品となります
1919という本を返却しに図書館に訪れた日を境に、
ある記憶が甦る ―
幾千もの時を超え、生まれ変わる耽美にあの人と両思いになるが、無念にも交わらぬ運命を背負い輪廻を続ける。そんな事をまるっきり覚え
ていない人間は図書館での出来事をきっかけに、眠りを通して誰かの記憶達をたどってゆく。
眠りから覚めればインターナショナルスクールに通う高校一年生であり、転向先の人々との出会いがさらなるミステリーを巻き起こす。
思春期を迎え色々と迷いながらも、運命を乗り越え
大切な人々と紡いでゆくストーリー。
魂の冒険、ここから始まる-
◇◇◇◇
コンソールゲームのVRソフト化を夢見るゲームシナリオの小説版
『タイトル』
日本語名:世界最後の図書館
英語名:Metempsychosis折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 00:00:07
605文字
会話率:0%