私は会社帰り、たまに立ち寄るパン屋があった。
町の片隅にある、特別美味しいというわけでもない、良くも悪くもどこにでもあるパン屋だ。
そんなある日、そのパン屋に「来月閉店します」という張り紙が貼られていた。
それを見て、私は予想以上のショッ
クを受けてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 16:35:14
2758文字
会話率:10%
銀座の老舗高級テーラーのひとり娘である「わたし」は、離婚を契機に実家に戻って以来、家業を手伝いながら子育てをする生活が気付けば10年以上続いている。自分の人生が良くも悪くも定まったのを感じるこの頃、突然店に現れたひとりの青年から、ある奇妙な
仕事を引き受けることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 20:00:00
14043文字
会話率:58%
HiMa Diner
マスターが一人で経営するアメリカンダイナーに通う私。
料理も美味しい、常連は良くも悪くも個性的、マスターも愉快な生き物で通わない理由がない。
密かにマスターを狙う私と狙われるマスター、そして常連たちの記録である。
最終更新:2023-08-14 16:32:23
7678文字
会話率:57%
エムスタル校に春が来た。
春は出会いと別れの季節。芽吹き、そして良くも悪くも行動を起こす時。
街で不審者が捕まったというニュースもチラホラと。
そして、この学園内にも大それたことをしでかす者がいた。
彼の名はハミントン。
小
柄で内気。スポーツや勉強など優れた部分、特筆すべき点はない。
しかし彼は今、この学園の誰よりも高みにいる。
それもそのはず。彼が立つ場所はこの学園の時計塔、その文字盤の前だからである。
一応、補足しておくと我らが学園の安全性は信頼に足るものであり
時計塔の入り口は鍵が掛けられている。
新入生は学校見学の際、その中に入り
遥か上まで続く階段を見上げることができるが
それ以降は立ち入る機会はないといっていいだろう。
ではなぜ彼は今、時計塔の上にいる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 11:00:00
4144文字
会話率:5%
あいまいだから分からないこと
あいまいだから分かること
良くも悪くもどっちもあって
最終更新:2023-07-21 12:18:42
354文字
会話率:0%
かつて国を亡ぼしかけた伝説の怪物、妖神から世界を救ったという四人の英雄、通称【四雄】の一人の血筋を受け継ぐ氷陣ひなたは五歳になった時に髪は銀色、瞳は真紅に変化し、実の父親に【妖神の呪いを受け、いずれは国を亡ぼす怪物となる呪子】の烙印を押され
処刑を命じられる。実の母親と共に何とか逃げ出し、流浪の末に同じく四雄の一人の血筋を受け継ぐ紅蓮家の令嬢、紅連聖に拾われる。文武両道、あらゆる分野を完璧にこなすが、同時に良くも悪くも破天荒な性格である聖に振り回されながらも、ひなたは使用人として成長し聖の信頼を得ていく。そして十六歳になると聖は海外に設立された全世界の国籍、人種、種族を超えた、世界を滅ぼしかねない【災厄】と呼ばれる怪物達に対抗できる人材を育てるエスヴェルト学園、通称【英雄学園】に留学する事になり、ひなたも使用人としてついて行く事になるが、その際に聖はひなたに「学園で過ごしてる間は女装しろ」と命じるのであった・・・・・・。
恐ろしいのは【災厄】か、それとも聖か?日に日に男の尊厳を徐々に失いそうになるひなたの明日はどっちだ!?
呪い持ちな男の娘使用人と、色んな意味でぶっ壊れてるカオスなお嬢様の東西ごった煮ファンタジー学園生活。
カクヨム様でも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:00:00
43895文字
会話率:54%
井上 志穏 (イノウエ シオン)18歳
アニメ見て、マンガ読んで、ゲームして。
ほぼニート生活をしている大学生。
別に不登校ってわけでもなければ、
極端に馬鹿でもない。
ただただ何も無い男。
それでいて目標もなければ何かを目指しているわ
けでもない。
自分の未来に期待をしているわけでも
絶望しているわけでもない、
良くも悪くも、今の若者
そんな彼が 異世界に転移。
ーーー
かねがね異世界には憧れていたが、
どうやら様子がおかしい。
魔法が使えるわけでもなく、
ヒロインらしき女性の姿もない。
ていうか転生じゃない。転移。生身の俺だ。
これはおかしい。嫌な気分だ。
普通に帰りたい。
イヤ。現実ってこんなものか。
~ 憧れてた異世界だけどギャグでもハーレムでもなくガチガチの戦争系だった件 ~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 17:48:39
48106文字
会話率:39%
異様な家庭環境から喧嘩三昧の宮村理緒は、偶然に和屋司という美しい少年に出会う。
表面上だけを取り繕い一匹狼の宮村と良くも悪くも素直な和屋。二人は喧嘩という結びつきだけをきっかけに、お互いの速度で友人と成っていく。
正義漢の小関、狂喜の塊であ
る飾を巻き込み、宮村は時間をかけて心を育てていく。
※カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 18:00:00
49439文字
会話率:38%
山下陽葵は普通の女の子だった。身長は平均だし、容姿は良くも悪くもないというところ。
足も早くはないし、特別な感性を持っている訳でもなかった。
ただ、学校の成績が少しだけ優秀なのが救いだった。
本人もこれからきっと普通の人生を歩むんだろうな
、と思っていた。
あの日までは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 17:02:54
3380文字
会話率:31%
異世界に転生した俺は人間ではなく竜になっていた。
竜の世界は良くも悪くも実力至上主義であり、弱いものを差別していた。
俺は差別される側に生まれ、差別を無くすために竜王を目指す。
最終更新:2023-06-14 22:41:41
2112文字
会話率:43%
死なずに人生やり直し旅路。自分を見失うくらいなら、いっそ開き直ろ。
タイトルの『九十九』の読みは『つくも』です。
『この世界は魔法技術により成り立っていたが、300年前に発見された鉱石『イマジニウム』によって科学技術が急速に発展
し、人々は次第に魔法の使い方を忘れてしまったーー』
……等という話をニュースやドキュメンタリー番組でよく聞くが、正直どうでもいい。いい加減聞き飽きたし、そう言うのよりアニメ見たい。
『血の比重が少なすぎる』という理由で入院中の少女は、あろうことか記憶喪失である。
最初に病室のベッドで目覚めた時以前の、自身に関する事は何にも覚えていない。しかも、自分の名前すら思い出せないくらいだった。
貧血も記憶も治らないまま、5年も病院生活。正直、生かされ続ける意味が無いし生きる理由も無い。だったら早く人生を終えたい。……毎日、そういう事を思い続ける日々だった。
だがその夜、突如としてテロ事件が発生。それに巻き込まれた少女は、奇怪な青年と出会いを果たす。
『ヴァイス・ブラッディ』と名乗ったそいつは、まさに人ならざるもの……というか、『道具』……つまり『付喪神』だった。
しかも、少女の輸血に使われてた点滴スタンド(正式名称『イルリガートル台』)だった。
この出会いを境に、少女はその場の勢いで、生物学的に『人間』を捨てる事となる。その代わり、生きたい理由を…病院の外、世界への思いを取り戻す。
思念と想像を力に変え、突っかかって来るやつを片付けながら、少女は旅をする。『世界のすべて』を知りたいから。
……ようやくまともに動けるようになったんだから、私は私の思うように、好きなようにやって行く。勿論、なるべく他人を巻き込まないくらいにね(成り行きで仲間増える事はあるけどさ……)。
メカとか、ヤバい人とか、魔獣とか、それの機械バージョンみたいなのとか……良くも悪くも色々出てくるけど、そういうのも全部ひっくるめて、知って、理解して行きたいかな。
自分が何者なのか……そう言うのは、旅をしながら知って行こう。
どっちにしろ、今の私はーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 06:00:00
16825文字
会話率:51%
とある少年が見つけた,とある日記。彼はそれを『とある物語』として,自らの愛読書とした。
屋敷に住むとある少年,舘湧歩は自由と冒険を夢見る少年!の,はずだった。
とある出会いが彼を波乱万丈の生活へと巻き込む。
元の生活に戻りたくわな
いがこんな生活とは聞いていない!
良くも悪くも危険な世界へと誘われてしまった,そんな少年の日記。
※素人のため色々変です,ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 17:10:21
7093文字
会話率:24%
この世界は特別だ。何せ魔法という存在が当たり前の様に認知されている。魔法技術は大衆へと普及し当然の如く『魔導士』という職業が存在して。魔法なんて神秘があるのだから未だに解き明かされぬ真理も、大きな謎も孕んでいる。そんな特別な世界には特別な
存在が居るものだ。
世界の謎を解き明かす者。世界の謎の鍵を握る者。
世界を滅ぼそうとする者。世界を護ろうとする者。
特別な運命を背負って『主人公』となりえる者が、世界には確かに存在する。
そんな特別な世界の中でも、特に秀でた魔導士達と魔導技術が集まった世界の中心と呼ばれる都市・スターコア。その都市の北部に存在する私立天導学園が物語の舞台だ。特別な世界の特別な部分を煮詰めて濃縮した上澄みをすくい取った様な環境なので当然と言えば当然であろう。十二歳からの六年制、一学年十数人しか存在しない全校生徒百人未満の小さな学園であるにもかかわらず・・・・・・良くも悪くも後に語り継がれるような魔導士の卵ばかり。大衆から恐れられる破滅の魔女。世界の謎、その鍵を握る記憶の無い少女。拭いがたい過去を背負う子供達に、いつか世界を救うような少年。それどころか一度世界を救った少年。或いはかつて世界を脅かし、その贖罪に務める者達。・・・・・・そんな特別な人間達が集う場所。
けれど。この物語の主役は、そういう特別な人間ではない。
特別な世界に、特別な運命を背負った主人公が居るのと同じくらい当たり前に。
特別ではない人間だって数え切れない程存在する。ちょっとした運とコネ、そして妙な巡り合わせから学院に入学した一人の少年、ファルマ。平凡な、とは言わない。特別でない人間がこんな環境に存在する事自体が非凡であるとも言えるから。けれど、少なくとも「世界の謎」やら「正義の在り方」やら「悪の美学」なんてモノを背負えるような器ではないし、その存在が世界の命運を左右するなど決してあり得ない・・・・・・。
この物語はそんなちっぽけな少年が特別な人々と出会い、関わり、振り回され。
時に笑い、時に戦い、時には泣いて、非日常的な日常を生きていく。
滅茶苦茶だが、掛け替えの無い日常を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 07:00:00
491458文字
会話率:40%
……それは鄧小平の黒猫話から始まった。
「黒い猫でも白い猫でも、鼠を捕まえるのが良い猫だ」
「先に豊かになれる者から、豊かになればいい」
……改革開放に舵を切った。市場経済こそが繁栄すると。
読みはあたった。先進資本主義を手本にし、今やま
た世界の大国になった。
毛沢東は言った「あの小さいのが、国を率いるのです」
その読みもあたった。地方への下放と言う左遷、失脚を乗り越えて躍り出た。
今の中国は鄧小平が作った、その鄧小平は毛沢東が目を付け育てた。
つまり、良くも悪くも毛沢東が共産中国の母体である。
功罪あわせ持った毛沢東は、問題があった。反省を知らないかに見える。
私はせめて天界では反省してもらいたいと、今、小説を書いています。
「中国夜話 毛沢東異界漫遊記」では天界で様々な人に会う物語りです。
そこで心に変化が生まれ、人の自由とは何かに思い至るのです。
かの孫文は自由、そして民主とはを知っていた。だが、思いなかばで倒れた。
ある意味、孫文は台湾、香港、マカオを作ったと言えるのかも。
もはや香港、マカオには、自由と言う普遍の価値の行方はわからない。
私には、中国問題とは毛沢東問題だと思う。
この数百年に一人と言われる人物に、自由と民主について問いたい。
小説の中では、徐々に徐々にと目覚める筈ですが、どうなるやら。
中国悠久の歴史の、ある一過性かも、さて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 13:44:52
38546文字
会話率:69%
良くも悪くも欲望に正直な子爵令息が、なぜか優秀な人材から目をかけられ続け、幸せな一生を送る話。
最終更新:2023-03-17 15:54:52
14642文字
会話率:24%
妖精達を捕まえて売り裁こうなんて悪事を働いた両隣の巻き添えを食らって、大変貧乏になってしまったダンヴィル領。
そこの領主の娘であるアリシアは何とか領地の力になろうと、妖精から贈られた造花魔法で作った造花を売って、せっせとお金を稼いでいた。
良くも悪くもついたあだ名は『造花令嬢』
決まりかけていた婚約も流れ、次の婚約者を探そうにも現状でメリットのないダンヴィル領のアリシアと縁を結びたいという相手はおらず。
それでも領地のために婚約者を探さねばと、あちこちのパーティーに婚活目的で参加していた時、元々婚約するはずだった相手に絡まれていたアリシアは『氷晶の君』と呼ばれる青年に助けられ……。
これは周辺領地のやらかしで貧乏になった領地のために、せっせとお金を稼ぐ少女が婚約した事で起きた、ゆるくて賑やかなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 18:00:00
106533文字
会話率:39%
良くも悪くも、こうしたことはあるのですが、今回の内容は『良い』方で。
誰にでも、いつだって、訪れること。
キーワード:
最終更新:2023-03-07 11:11:12
347文字
会話率:0%
良くも悪くも容姿に執着している佐野美夜日(さの・みやび)。誰もが羨む美貌を持つが、どこか空気が読めない時枝繭加(ときえだ・まゆか)。2人の女子高生が織りなす日常は、友愛か、恋愛か。
最終更新:2023-02-28 14:30:54
6063文字
会話率:63%
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。
ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡
な妹リリィなのだから。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 18:17:56
2183文字
会話率:68%
2022年春。曾祖母が死んだ。死の間際、彼女は私にとある二冊の日記を託した。
古びた臙脂色の表紙。そこに薄らと浮かび上がる、『紀元二千六百年』の文字。それは1941年、近衛師団所属の陸軍少尉であった曽祖父の直筆手記であった――
これは、昭
和初期、激動の時代を生き抜いた2人の若人の物語。
2冊の手記は戦争を語る。良くも悪くも、鮮やかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 10:05:05
4609文字
会話率:45%