『飯田蒼空(いいだそら)』には、幼い頃に遊んでいた幼馴染み『アヤト』がいた。
誰よりも仲の良い男友達だったが、やがて両親の引っ越しを境に離れ離れになる。
幼少期の記憶は薄れていくもので……やがて蒼空は、アヤトのこともすっかり忘れていく。
ある日学校から帰ってくると、隣の家に母の知人が引っ越したとのこと。
挨拶に来たのは、どこから見ても完璧なお姫様のような女の子。
いろいろなやりとりをする中で、ふと蒼空は目の前の美少女が記憶の中に重なる。
「もしかして、アヤトか?」
男だと思い込んでいた幼馴染みは、学園一の美少女お姫様になって帰ってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 12:34:46
114667文字
会話率:38%
レオーネは、割とぼんやりしている令嬢である。領民などからは親しみを込めて、「眠り猫姫」と呼ばれているが、それは笑った時の瞳が、寝ている猫に似ているからだ。
そんなぼんやりしたレオーネは、表情は薄く、色素も薄く、顔貌も薄い。女性の体つきとして
も、これまた薄いのだ。
ところでレオーネもお年頃になり、一応婚約者が出来た。子爵同士の政略結婚。婚約者のエキロスは、見た目だけなら良い男。しかしエキロス、自分の外見に釣り合うような、美形の女性を求めており、レオーネのことは気に入っていない。よってある日いきなりエキロスは宣言する。
「レオーネ! 君との婚約を破棄する」
ぼんやりとした眠り猫令嬢は、あっという間に訳ありで傷モノの令嬢にランクダウンするのだった……。
これは、ぼんやりとしながらも、根底に人間としての優しさを持つ一人の女性が、傷を乗り越えて幸せを見つけていくというお話である。R15は保険です。
前編後編で完結します。
安心して読めるハッピーエンド!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 22:56:19
11175文字
会話率:30%
俺は都合の良い男であった。
両思いだと思っていた幼馴染から陰から聞いた言葉は
「あ、あんな奴、幼馴染だから一緒にいてあげているだけ! 都合の良い男よ! 私は先輩が好きなの!」
俺は感情をリセットして、幼馴染を応援してあげようと思った。
「な、なんで先輩があんたに渡したラブレター持ってんの!? ちょっとどういう事!?」
普通の学校生活を送りたいけど、俺には人間関係が難しい。
幼馴染もクラスの委員長も、バイトの仲間も、元気な後輩も……みんな俺の事を利用しているだけなんだ。
ああ、全部俺が悪い。
これは、都合の良い男が幼馴染から聞いた陰口から始まる――恋物語。
※ゆっくり更新に切り替えます。
4章終わるまで感想を止めます。集中して書きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 17:00:00
187617文字
会話率:32%
SSSランクの冒険者の俺は、醜い容姿のせいでみんなから嫌われていた。 だけど、そんな俺にも愛してくれる彼女がいたのだ。 だが、彼女は俺を金の生る木としか見ていなかったようだ。 ある日、彼女はさらに稼ぎの良い男を連れてきて俺に別れを告げた。
そして、新しい男は俺を家から追い出した。 飲んだ暮れていた酒場で恩を仇で返した少女たちが魔王軍につかまったことを知った俺は、魔王軍の仲間になり奴らに復讐しようとした。そこで俺は見た目が角の生えた幼女である魔王にであう。 自分とよく似た部下のオークがへまをして魔王に罵られている時に、元彼女の面影が重なってわからせてやりたいという気持ちが湧いてきた。 そこで俺は召喚獣をだして、自分と召喚獣の力でわからせてやった。 そしたらなぜか去り際にキスをされ、気が付いたら俺はインキュバスになっていた。 そして、魔王は顔を赤くしてこう言った。 「わらわの婿に・・・なってはくれまいか?」 こうして俺は魔王の婿として恩を仇で返す人間たちをわからせに行くことにした。『この作品は連載版です。短編版を見たい方は検索エンジンにメスガキ魔王といれて、小説種別の絞り込みで短編にチェックマークを入れて検索してください。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 13:00:00
22233文字
会話率:54%
SSSランクの冒険者の俺は、醜い容姿のせいでみんなから嫌われていた。
だけど、そんな俺にも愛してくれる彼女がいたのだ。
だが、彼女は俺を金の生る木としか見ていなかったようだ。
ある日、彼女はさらに稼ぎの良い男を連れてきて俺に別れを告げ
た。
そして、新しい男は俺を家から追い出した。
俺は半ば自暴自棄のまま帰ってこれなくなると噂されている魔王の城へと向かった。
そこで俺は見た目が角の生えた幼女である魔王にであう。
自分とよく似た部下のオークがへまをして魔王に罵られている時に、元彼女の面影が重なってわからせてやりたいという気持ちが湧いてきた。
そこで俺は召喚獣をだして、自分と召喚獣の力でわからせてやった。
そしたらなぜか去り際にキスをされ、気が付いたら俺はインキュバスになっていた。
そして、魔王は顔を赤くしてこう言った。
「わらわの婿に・・・なってはくれまいか?」
こうして俺は魔王の婿として恩を仇で返す人間たちをわからせに行くことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 12:00:00
9081文字
会話率:49%
仕事も恋愛もそこそこの、そこそこ良い男。その男が、なんと、絶世美女の妻をゲット。でも、それは、男自身と人生との戦いだった。甘い恋愛は、甘いまま。頑張れ、これからの色男。
最終更新:2022-07-16 21:31:32
4636文字
会話率:0%
傲慢で、他者を傷つけることを好み、魔力は高いが魔法が使えない!さらに不特定多数の男との噂有り!
最低最悪の傲慢悪女セイラン・アーヴィンは、聖女の発覚と共に第一王子ウィリアム・ハイドラントに婚約を破棄される。
そして、王家に嵌められ無能の
極みと名高いポンコツ王子の婚約者にさせられてしまう。
ポンコツ殿下に話を聞くと、ポンコツの名前の由来は魔法が原因⁉
わたくし魔法が使えなくてよ⁉
……ということはこれからはポンコツ夫婦とでも言われるのかしら⁉
「わたくし、ポンコツ夫婦なんて呼ばれること許せなくてよ‼」
「貴方‼今日からポンコツは卒業なさい‼そして誰よりも良い男になってわたくしを褒め称え、わたくしを羨望の眼差しで溢れさせ、わたくしを社交界で一番の女になさい‼」
傲慢悪女とポンコツ殿下の成長ストーリーです‼
お楽しみいただけたら幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 20:18:58
287656文字
会話率:34%
場末の娼婦の娘リリアは自身の父親が貴族であると言う母の戯言をまったく信じてはいなかった。
しかし、突然現れた身なりの良い男が父を名乗り、リリアと母を公爵家へと向かい入れ、真に愛する人との娘であるリリアを次期公爵にしてくれると言う。
そうした
連れて行かれた公爵邸でリリアは王子様の婚約者であり、政略結婚の末に生まれた異母姉ソフィアと出会う。
貴族の世界に放り込まれたリリアは生き残る為、全力を尽くす事になる。
この作品はアルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 23:15:59
19335文字
会話率:31%
簡単なあらすじ
主人公の|鏡山 薫《かがみや かおる》は宝くじで7億円を当てた。その事を知った友人や親戚は金目当てで連絡をしてくる。金目当てで連絡をとってくる友人や親戚に嫌気がさし、住んでいた住居を変え、誰にも邪魔されないでのんびり|過ごそ
うと思った。《す 》しかし、いつも同じ日常に飽きていた頃、|偶々《たまたま》テレビをつけると、『いつも|退屈《たいくつ》している貴方に!!貴方のしたいことが思うままに!?“WORLD•OV•FISRT”近日リリース!!第一陣プレイヤー募集中!!』
人間関係が抉れて精神的に疲れていた薫は偶々見ていたCMの広告の『したいことが思うままに』という言葉に惹かれ、すぐにサイトに飛び第一陣プレイヤーの募集に応募した。
見事………というよりは必然なのかもしれないが、『WORLD•OV•FISRT』に当選した。
そこで薫は日々の|退屈しのぎ《現実逃避》のため、現実では出来ない楽しいことをしようと思った。
これは、ある一人の男がリアルラックでゲームの世界で|楽しむ《魔王になる》一つの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 13:21:06
412文字
会話率:20%
坂の上にある君の家に、私は今日も足を運ぶ…
気の置けない二人のダラダラした日常を描くほのぼのラブコメ(?)
内容は本当にくだらないです。仲の良い男女のくだらない会話を楽しみたい方はどうぞ。
作者の完全自己満小説で
す。
※第2部からが実質本編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 09:30:56
233058文字
会話率:64%
彼女には複数の仲の良い男友達がいた。皆、それぞれに魅力があり、しかも彼女に対して少なからず恋愛感情を抱いているようだった。そろそろ彼女は結婚適齢期で、相手を真剣に選ぶ時期に来ている。当然、誰と一緒になるべきかを考えていた。
最終更新:2021-12-18 11:52:48
885文字
会話率:15%
主人公琢磨はあるきっかけでネット上で仲の良い男性の友人と現実で会う事になった。
だが、いざ会ってみるとその友人は美少女だった。
なぜその友人は性別詐称をしていたのか、そこには深い訳が…!?
友情と恋愛感情がすれ違う男女の学園ストーリー
最終更新:2021-12-15 23:50:45
14268文字
会話率:64%
私、水城しずくには仲の良い男の子がいた。普段一緒に登校して、帰ると一緒に勉強やゲームをしたりする仲だった私達、そんな関係はいつまでも続くと思っていた。だけど私が女の子好きである事が仲の良い男の子である白宮沙樹くんにバレてしまった。だけどその
日から元々可愛い男の子だった沙樹くんが私好みの女装をするようになったんだけどこれって、そう言うこと⋯⋯だよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 12:52:23
13150文字
会話率:71%
天河聖鞠(あまかわひまり)、二十五歳。付き合っていた彼の本命が実は『セーラー服がよく似合う美少女』だったことを知らされ失意の底にいた聖鞠。雨にも降られずぶ濡れで帰り着いたアパートの階段で足を滑らせてしまう。
──落ちる。そう思ったとき、聖鞠
の背中を受け止めたのはなんと眉目秀麗な美男子だった!しかも、異世界の王子。
異世界レアスを救う聖女として召喚された聖鞠。もう顔の良い男は懲り懲りだと思っていたのに、ついつい絆されて。先代が着ていた衣として差し出されたセーラー服を着てしまった瞬間、聖鞠の運命は決まった。
『それ、もう脱げないよ。アンタが世界を救ってくれるまで』
脱げないって、え!?じゃあお風呂はどうすんの!?
──着衣のままお風呂に入っても大丈夫!速乾性抜群!聖なるパワーが汚れも水も弾きます。ただし、お風呂に入った気にはなれませんが。
防御力だってすごいぞ!あらゆる攻撃、魔法も受け付けません。無闇に触れようとすればもれなくビリビリします!──自分へ邪な思いを抱いている人間や、マイナスな印象の相手を触れさせません!(つまり、気を許したらバレバレ)
二十五歳でセーラー服ってキツイわ……。
これは、渋々世界を巡り浄化の旅をすることになった女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 11:58:05
41942文字
会話率:21%
近所に住んでいる仲の良い男子高校生・結と一人暮らしをする女子大生・春陽、とある夏の暑い日のお話。
「早く落ちた人は何でもいいから本音を言う」
どちらが何を伝えるのか。
淡い、年の差の青春と恋愛を描いた超短編小説。
最終更新:2021-09-06 00:07:25
2422文字
会話率:56%
中学から仲の良い男女5人組。
その中でも、モテの格差があり、そして秘められた恋もあるようで。
家庭科実習のクッキーを巡るお話。
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/168164
52220371917465)のうちの一作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 22:53:41
3268文字
会話率:46%
山で暮らしていた彼──ユキトは、15年一緒に暮らしていた祖父としばしの別れをする事に。祖父は“永遠の眠り”と言う呪いを掛けられていた。膨大な魔力を有していた祖父でも中々解呪出来ずにいたそんな祖父は、眠って内側から解呪を試みる事に。その間に山
で育ったユキトに「外の世界を見て来い」と言い、ユキトは山を下りて自分の知らない外の世界へ。そして、最初に立ち寄った街に着いたユキトは、面倒見が良い男性ヴライと、一人の少女エステルと出会った事により、ユキトの運命の歯車が大きく動き出す事に──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 10:47:22
137334文字
会話率:52%
半年前から通学電車で見かける格好良い男の子のことがわたしはずっと気になっている。ある日、学校をサボって桜を見ていたら彼が通りかかり、その姿をつい写真に撮ってしまう。それを彼本人に見つかってしまい女除けのニセモノの彼女にならないと警察に突き出
すと脅されることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 15:06:08
11738文字
会話率:67%
とある魔法のある世界で。
男爵令嬢オデットは、ある日、魔力に目覚め、魔法学園に編入する。そこには素敵な第一王子に公爵子息等、見た目も身分も良い男子生徒がいっぱい!
喜び勇んでアタックを開始したオデットでしたが、邪魔する者が現れて…………?!
※乙女ゲーム風ですが、中身はガッツリコメディです。
※設定はふんわりファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 21:08:15
5982文字
会話率:32%
人からすこぶる評判の良い男がいる。だけど北淀美依だけはその事実を否定する。
彼は、南寺静馬は異常だ。
そんな彼と彼女が近隣で起こった婦女暴行殺人事件に不本意ながら関わっていく。
最終更新:2021-01-30 00:48:02
128312文字
会話率:22%
「ガッデム!」
都内某高級ホテル。
一泊十数万円はくだらないホテルの講堂内にて、野太い男の声がこだまする。集まった百余名は互いに顔を見合わせ、これから何が起こるのかを一様に案じていた。そしてそんな中、ひとりの角刈りの、サングラスをかけた
ガタイの良い男がステージ袖から壇上へと上がった。男は壇上から講堂全域を見渡すと、マイクを手に取り、言った。
「──はじめまして。私は当ホテル支配人の蝶〇と申します。皆様に集まって頂いたのは他でもありません。この中にひとり、当ホテル料理長が開発したレシピを盗んだ輩がいるとの報告を受け、急遽、その者を逃がさない為、こうしてホテル内にいた皆様に集まって頂きました」
ざわざわざわ。〇野がそう告げるや否や、講堂内に人の声が溢れた。
「オラ! エー!」
蝶〇が一喝すると、ざわついていた講堂内が一瞬で静まり返った。
「まず、その事について私から深くお詫び申し上げます」
〇野は壇上に手をつくと、その場にいた全員に深々と頭を下げた。
「……ただ、皆様に時間を取らせる程の事でもありません。こちらのほうで犯人の目星はついています。犯人の名は──鈴木桜」
蝶〇がその名を告げると、ステージ最前列にいたスーツ姿の女性が肩をビクッとさせた。そう、彼女こそが鈴木桜。その人であった。〇野はステージ上から豪快に下へ降りると、最前列一人一人の顔をじっくりと見、鈴木の前で足を止めた。
「おいおまえ、名前は?」
「キューティ……ブロッサムです」
「外国人か」
「純日本人です」
「純日本人なのにその名前なのか」
「よく友達にも揶揄われていました」
「そうか。大変だったな」
鈴木はそう言われ、ホッと胸をなでおろした。これで蝶〇は何処かへ行く。そう思ったのだろう。しかし、〇野は頑なに鈴木の前を動かなかった。
「おまえ免許証見せてみろ」
「え?」
「持ってるんだろ?」
「いやです」
「何故だ」
「言いたくありません」
「いいから命令だ。早く見せろ」
「いやだああ!」
鈴木は必死に暴れて抵抗してみせたが、呆気なく免許証を取られてしまった。
「おまえ、鈴木桜じゃないか」
「違います!」
「ここにそうあるだろ」
「それは私の父です!」
「嘘つけ!」
「ホントです!」
「もういい、ステージに上がれ」
「え?」
「制裁だ」
こうして主人公の鈴木桜はビンタされ死んでしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 21:01:09
204197文字
会話率:62%