世界が再び、武力による均衡に傾きはじめた時代。
軍事政権国家・東亜連邦の急速な軍拡により、東アジアの海は緊張の海域と化していた。
日本は、憲法第9条を維持しつつも、専守防衛の意思を貫くために、二つの新たな組織を創設する。
外洋防衛を担う「
国防海軍(JDN)」、そして沿岸監視を担う「沿岸警備隊(JCG)」──。
その未来を支える若き人材を育てるべく、横須賀港に設立されたのが「横須賀海洋特別高等教育機関」、通称《特海(とっかい)》である。
そこに集うのは、さまざまな想いと過去を背負った高校生たち。
イージス艦「なち」、補給艦「しごつ」、対潜艦「ゆうぎり」……実際の艦艇に乗り組み、彼らは学び、鍛え、海と向き合う。
指揮、航行、射撃、補給、医療──そして「いざという時、撃つか否か」の決断もまた、彼らの肩にのしかかる。
だが、教育の名の下に始まった訓練は、やがて本物の「敵」と向き合う運命へと転じていく。
東亜連邦の亡霊艦影、電子戦、偽装情報。
初めて交わす砲火の下で、少年少女たちは“戦う”とは何かを知る。
――これは、青き海の未来を背負う若者たちの、
まだ名もなき黎明の物語。
守るべきものを選び、誓いを胸に、
蒼海をゆく盾となれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 07:30:00
9328文字
会話率:40%
人々が『異能』と呼ばれる特殊能力が使える世界。
世界各国では、異能を使って世界の平和を守る『ヒーロー』と呼ばれる人々が、治安維持のために今日も活躍していた。
日本のトップヒーロー『イレイサーマン』もその一人だったが、見た目も能力も地味な
せいで国民人気はゼロだった。
しかも人気の無さが間接的な原因となって、ヒーローをクビになってしまう。
クビになってもヒーローを続けたい彼は、心機一転、海外進出して一からヒーロー活動を始めるのだった。
ーーーこの時、日本中のほとんどの人は知らなかった。
日本の犯罪の99.9%が、彼の活躍によって事前に防がれていたことを。
自然災害が起きても、死傷者がゼロで建物もほぼ損壊していないのは、彼の活躍によるものだということを。
イレイサーマンがいなくなった日本は、徐々に崩壊していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 06:07:44
77350文字
会話率:35%
秋田県立第三高等学校普通・理数科1年6組鹿平勝雄(かびらかつお)=僕は今年度から新設された委員会・生活委員会に「楽そうだから」というただそれだけの動機で入った。これで楽に平穏な高校ライフをエンジョイ出来ると思っていたのだが、現実はそうはいか
なかった。蓋を開けたら何とびっくり、生活委員会の仕事は校内の治安維持だった!まあ何も起こらなければ良いがそうすんなりとはいかず…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:00:00
96053文字
会話率:59%
和の国 日桜皇国の皇東にある弱小領地の荒場木。海がある中心地 鮟鱇田には名門貴族の魚安家次期当主の魚安康というゴスロリ姿の美少女のような男性団員がいた。
人望がなくても優秀な能力者で当主になることは正式に決まっていたが彼が当主になること
をよく思っていない兄や部下達によって現当主の父は殺され、兄が当主の座を奪い、康にも殺し屋を送り首だけになって死んでしまった。
しかし首だけになった康は元の姿に戻り殺し屋は驚くことになった。彼はどんな状況にも対応できる千以上の能力を持っており首だけになっても命を維持し復元能力で元の姿に戻った。
そして殺し屋を圧倒的な強さで倒し操って兄のところへ送り蹂躙を開始する。
自分に逆らう者を屈服させ、恐怖などで逆らえないように痛めつける男の娘団員が無双する話です。
康の勢力は自分の能力で生みだした部下と屈服した者達です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:49:11
65483文字
会話率:46%
時は二〇四〇年。中国の台湾への侵攻を皮切りに第三次世界大戦が始まった。
主戦場とかした東アジアでは、中国、ロシアを中心とする中央連合と、日本、インド中心の世界連合が激しい戦闘を繰り広げた。米国はほとんど支援のみで、戦闘にはほとんど参加しなか
ったが、圧倒的な物資支援のおかげで、二大国相手にある程度は太刀打ちが出来た。
しかし、東京に戦略核兵器が使用され、Jアラートが発令されたが、中国の潜水艦からの発射のために発令が遅れ、尚且つ都民の危機感の無さにより、死者三百万人、重症者五百万人という結果になった。
これに政府は機敏に動けず、自衛隊率いる治安維持組織のクーデターが発生。政府は一晩で倒れ、日本はその後わずか二日ほどで旧憲法と民主制を捨てることとなった。米国がこれを黙認するわけもなく、日本への物資輸出の停止を宣言すると見られた。しかし中国側に付いた日本との第二次太平洋戦争という不安が米国国民の中に広がり、妥協案として戦時中のみの物資輸出政策が取られた。
インドは、対中国ではヒマラヤ山脈で戦線が膠着し、中国との目立った戦闘はなかった。しかし、ロシア、中国の支援を受けたパキスタンとの戦争になり、インドはこれに苦戦。しばらく東アジアには顔を出さなくなった。
朝鮮半島では同じく中国、ロシアの支援を受けた北朝鮮が韓国と戦闘状態に入った。しかし、韓国は米軍の大々的な支援と日本の援軍により善戦し、朝鮮半島を統一することが出来た。
そして、北朝鮮の核兵器の発射を未然に阻止した米国の特殊部隊の力もあってか、北朝鮮製核ミサイルによる日本の報復攻撃が開始された。
日本のトップ層による核ミサイル全弾発射は戦時中社会に大きな衝撃と恐怖を与えることとなった。
結果的に着弾二発、死者四百万人に留まったが、沿岸部は核により汚染され、中国の経済特区はもはや機能しなくなったと言って同然だった。
結果的に戦争は引き分けとなって終了したが、核兵器の使用により被害は甚大で、戦後世界はまたも米国とロシア二強の時代となってしまった。
しかし、日本が未だ民主化の道をたどっていないのは言うまでもない...
これは二〇五〇年、謀略と代理戦争入り乱れる暗黒の戦後社会で生きた、とある探偵さんのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 17:06:48
336210文字
会話率:39%
犯罪が蔓延る大都市、輪廻市。警察だけでは対応しきれず都市が崩壊する……と思われていたが、ある日犯罪を各自で取り締まる団体が生まれた。それから輪廻市の犯罪はかなり減り、少しばかり平和な都市となった。人々はその団体を『管理人』と呼び、輪廻市の平
和を維持する為、各地に『管理人』を配置した。
_______その約30年後のこと。
警察にある事件の情報が飛び込んできた。それは、とある地域の『管理人』の部下達が惨殺されてしまったというもの。しかもその現場を見た者から「怪奇事件」として取り扱われているという。そんな事件の謎を解くべく署長は、主人公、一ノ瀬カルマを担当に指名。他にも協力者を3人ほど集めるが、全員「罪」という名の秘密を隠し持っているようで……。
4人の罪と秘密が複雑に絡み合い、事件は思わぬ方向へと進む______。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 23:36:56
19623文字
会話率:50%
日本から異世界の名門伯爵家の令嬢ゲルトルードに転生してきた私。ある日突然、一文無しになっちゃった。けれどそれは、家族を虐げてきた当主の死去に伴うもの。むしろ安堵を覚えた私は、大好きなお母さまとかわいい妹を養うために、前世の記憶を駆使してお
金を稼ぐことにしました。
だってこの世界、結構テンプレなんだもの。魔法にマズ飯に貴族の学園、もしかしたら乙女ゲーム展開があるかも? まあ、地味子な私はモブ確定だけどね。いや、とりあえず結婚しないと爵位を維持できないルールになってるので、稼ぐだけじゃなく嫁ぐほうもがんばって……がんばろうとは思ってます……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 15:02:53
1265609文字
会話率:37%
タイトル通りの内容です。
ご存知戦国乱世の覇者
豊臣秀吉が魔物が溢れ剣と魔法が存在する異世界に行ったら【どうなる?】的な異世界ハイファンタジー。
現在開催中の第5回次世代ファンタジーカップ意識した作品にしてます。
内容面白いと自信
作だけど埋もれてますわ。助けて〜、編集様読んでくだそれ。お願いいたします。
なるべく1話あたり2000文字から3000文字で更新していき投稿初日は5話更新します。完結まで毎日投稿。
アルファポリス様の【第5回次世代ファンタジーカップ】にエントリーしていますので面白いと思われましたら応援お願いいたします。ワンちゃんあるかと思って更新してまーす(笑)
※ 作者モチベーション維持のため、ブックマーク登録是非是非。
アルファポリスのアカウントお持ちの方 お気に入りしてくださると死ぬほどモチベ上がります(^^♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 06:02:34
119181文字
会話率:23%
読み(けしょうきたん)
記憶を失くしてしまった梅咲珠月による旅の記録。
日ノ本に似たパラレルワールド
鎖国状態が続き妖怪や神様の存在が維持されている。
《注意》
本編は残酷描写や性的描写がある場合があります。
グロデスクな描写もある場合
があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 23:17:45
15219文字
会話率:38%
1953年3月、ソヴォク連邦最高指導者ディミトリ・グロムキンが急死する。
彼が作り上げた共産主義社会は西側諸国の目には完全な独裁体制であり、その抑圧的な体制と個人崇拝は異様なものとして映っていたが、グロムキンは共産主義の象徴として諸国家
では崇敬され、権力と権威は絶大なものだった。
その偉大なる指導者の死を国民は哀しむ一方で、彼の死により硬直化した社会に変革が起きるのではとないかという期待も生まれていた。
政治局員や軍部など、グロムキン体制の維持を望む派閥と体制変換を目論む派閥の権力闘争が起こる。そして、両派閥がグロムキンのひとり娘であるオリガの支持を取りつけようと画策するが、彼女は父の死後、父の知人たちとは一切距離を置く姿勢を取っていた。
グロムキンの国葬後、政治局やNKVDなどがそれぞれの思惑で権力掌握に動く中、オリガは秘かに立てていたある計画を実行に移そうとした。だが、その計画は生前のグロムキンの忠実な腹心であり、権力争いのトップにいたラヴレンチー・メリアによって頓挫させられる。
「オリガ、私を捨てて自由になれると思っているのかい?」
オリガにとってメリアは、子どもの頃から遊び相手や世話をしてくれた友人であり、叔父のような存在だったが、いかがわしい噂が絶えない人間でもあり、思春期以降は複雑な関係が続いていた。
その後、メリアが所有する別荘に連れて来られ、彼はオリガにこう告げた。「君の人生は、私と共に生涯をかけて作り直していこう」
そんな彼の謎めいた言葉に恐れ戦きながら、オリガはメリアとの謎めいた生活が始まる。
その一方で、グロムキン死後の権力争いは熾烈を極め、彼らの過去が亡霊として自分たちの前に蘇ってくるのだった……。
*尾崎の個人サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:30:00
9451文字
会話率:15%
情報を持つエネルギー粒子『マジック・アイ』を利用できる者を『権限者』と呼んだ。
生まれつき全身麻痺の障害を持つ青年ル・ゼ・ジャセルも『権限者』であり、彼は十五年先の未来を予測することができた。
彼が作り上げた予言書には、『マジック・アイ』を
巡っての世界の変化について書かれてあったが、その全貌を解読する前に、予言書が盗まれる事件が起きた。
予言書の内容で判明しているのは、短い詩と四人の人物名だけだった。
予言書の行方がわからないまま、時は過ぎていき、その期限である十五年目を迎えようとしていた。
現在の世界は、『権限者』による治安の乱れが問題視されるようになっていた。
『マジック・アイ』を利用した事業者たちが集う業界団体『IMEA』は、治安維持対策として『権限者』同士による闘技大会『WGBG』を開催することにした。
高額賞金の設定に動かされた『権限者』たちが集まってくる中、羽蕗 梨菜も『WGBG』に参加することになった。
彼女は、予言書に出ていた四人の名前の内の一人だった。
長編小説「マジック・アイ」の続編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 12:30:00
356726文字
会話率:36%
どこかなつかしいのに、そこはかとなく先鋭的
――ネオ・ファンタジー開幕
「別に、どの話から読んでいただいてもかまわないのよ。
わらわとしては、『事故物件』の話がお気に入りなの」
黒猫のミーシャは、尻尾をぴぃんと立ててそう言った。
【あら
すじ】
現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介(ユースケ)は、わけもわからないうちに、魔力あふれる世界「第三の箱庭」へと転送された。
ネットもねえ。サイゼもねえ。
おまけに言葉も通じねえ。
さらには二人が、この世界の万物の根源である「魔力」の影響を
一切受けない体であることが判明する。
せっかくファンタジー世界に来たのに、
ボミオスもブラインもモグレフもマカジャマも使えない。
ユースケのテンションは、だだ下がりだった。
なお、武闘派のナツメはそこはどうでもよかった。
そして、そんな特別な二人を力あるものたちは放っておかなかった。
ある者は究極の鉄砲玉として利用するために、
ある者は一方的な庇護欲から、
またある者は平和維持の観点から、
ナツメとユースケは追い回されることになる。
ところが、ある事件をきっかけに、
列強は二人の存在が途方もなく危険なことを理解する。
「取り扱いを一歩間違えれば、この世界は消滅する」
そうして彼らの出した結論は、
「争っている場合ではない。
力を合わせてナツメとユースケを元の世界へ送り返す手段を探し出す。
……それも“なる早”で!」
ということであった。
こうして、列強間の協力体制が確立。
世界につかの間の平和が訪れたのであった。
しかし、列強に散々怖い目に遭わされたナツメとユースケは、
彼らの食客になるつもりはなかった。
だから、生きていくために、自分たちで稼いで食ってゆかねばならぬ。
そこで二人は、自分たちの特異体質を活かして「魔道探偵」なるトンチキな職業を立ち上げたものの、世間に認知されていない職業というものは、
どうにもスタートアップが難しい。
はてさて、どうなることやら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:20:00
58845文字
会話率:42%
世の中のありとあらゆるハラスメントを見つけだし、その加害者を成敗する事で世の中の治安を維持する組織、ハラスメント対策特殊部隊。
その本部長である善光寺は必ず加害者を論破し被害者を救う事からついたあだ名は論破王。
そんな善光寺がハラスメント
加害者を成敗していく1話完結式のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:39:24
18029文字
会話率:36%
◇おにのとうりょうとたまかけのみこ◇
この国の大地には、負の感情が沈澱する。それが凝縮すると鬼孔(きこう)が生じ、人食い鬼が這い出てくる。
人の地を守るため鬼と対峙するのは、西国巫女と東国武者だ。
巫女が鬼の湧く鬼孔を清めて塞ぎ、それで
も溢れ出てしまった鬼を武者が斬る。
そうして人々は、かろうじて平穏を維持してきたのである。
西国巫女の奈古女(なこめ)は、清めの気を集めるための神楽が苦手な落ちこぼれ。
ある晩、重大な失態を犯してしまった奈古女は、巫女を統べる巫頭(かんなぎがしら)から「東国武者の配下となり、東国に赴き直接鬼孔を塞ぐ役目を負え」と命じられる。
巫(かんなぎ)の宮を追い出されるように東国へ向かう落ちこぼれ巫女の奈古女と、
秘密と孤独を抱えた武家の若殿真均(まさひと)。
二人は、胸に空いた穴を埋め合うように心を通わせていくのだが、東国武者の棟梁館を襲ったとある惨劇の後、追われる身となってしまい……。
※全11万字ほど。
※ノベマさん、カクヨムさん、talesさんでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:10:00
109602文字
会話率:50%
『災』という概念をご存じだろうか? 台風に地震、津波をはじめとする自然災害が絶え間なく、至る地域を襲う。そんな自然が織りなす脅威に、手を咥えて過ぎ去るのを祈るしかない、弱者である我ら人類は、太古からその存在を忌み嫌い続けている。
しかし、
この世界の『災』は、一般に知られる "災害" とは、意味が異なる。勿体ぶらずに結論を申すと『災』とは、即ち "地球維持装置" 、ある種の抑止力である。もし仮に、山の幸を貪り、破壊の限りを尽くす者がいたとしよう。その者は、地球からすれば害だ。そう判断が下されたのならば、山火事という名の火刑に処されることになる。要は、『災』とは天罰であり、災害が齎された地域は、自信の生き様を見直さねば、ならぬという戒めである。
その『災』という概念だが、強大な力を有するため、AIと人類で争うこととなった。この熾烈の争いが『災』に甚大な影響を齎したのである。
繰り返しとなるが、『災』は、地球を存続するための、害を排除するための装置。しかし、それが正常に作動せず、必要のない位置に災害が齎されたら、、、。それは『厄』と述べるしかあるまい。
『災』に不具合を起こした張本人である "黒光" (主人公)が、世界中に散らばった『厄』を取り除く為に奔走する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 10:29:02
66027文字
会話率:15%
五〇〇年ほど前に起きた、大爆発。
そのせいで、次元が捻じれ、様々な異世界が繋がったり、繋がらなかったりする不安定な世界となっていた。
そんななか、人間の世界に迷い込んだ吸血鬼のガルキナがもうすぐ死ぬとの話を受け、死神の物集女百舌鳥がガルキ
ナと行動をともにするようになる。
一方、人間は異種族を管理することで、世界を維持する方針をとっていた。人間による異種族の捕獲、管理がだんだんと進んでおり、ガルキナがそれに妨害されることなく、無事に寿命を迎えさせるーーそれが、物集女の目的だった。異世界からやってきた二人による、人間の世界の珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:00:00
17863文字
会話率:44%
かつて魔王の脅威にさらされた世界は勇者のパーティによって救われた。
平和になった世界では冒険者達が各地を旅し、世界平和の維持の一端を担っていた。
そんな中剣士ミディは冒険者達が当たり前のように持っているスキルを一切持たない無能力者だったのだ
。今日も今日とてパーティに入れてもらえない彼は、世界一の冒険者になると宣う少女と出会う。
「スキルとかなんだとか、そんなのいらないよ。僕には剣だけがあればいい。これがあればなんだってできる。そう在りたいと願ったから」
剣であろうとする男が織りなすファンタジー。細々と始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 03:20:30
4647文字
会話率:50%
〜あらすじ〜
遥か大昔から存在する古の物語
天に存在する『神々』と形容せしもの達と地上に存在する『人間』と冥府に属する『魔王軍』、そのどれにも属さない『謎の存在』たちという古来より争い続けていたもの達がいた。
しかし、その数千年後に『
最終大戦争(ラグナロク)』が起き、その争いに一時の平和へと導くことになる。
その礎を築いたのは『零王』と言われ恐れられるものと『天神』と言われるものの二人であり、二人を犠牲に人間達のみを逃し、他種族を含んだ全てのもの達を終わりへと向かってしまった世界へと封印し、新たな世界を創造した。
そして、二度とその世界で、醜い争いが起きないように『光と闇の概念の均衡』を創り上げて、『平和の維持』を行い、『創造と破壊の円環』によって『神々がいない状態』でも円滑に世界を維持できるようにして、最後に『もしもの時のための奇跡』を残した。
それからかなりの年月が経ち、その世界では平和が訪れていた。
その束の間の平和の中、突如『魔物』たちが襲いかかり、その平和が崩れ去り、徐々にその世界が壊れていってしまう。
そして、徐々に古の世界と融合し始めてしまったのか異世界のような世界に変化し、滅んで行ってしまう。
そんな中、主人公『神天零真(アマツレイマ)』が古に消えた力を使って自分たちの世界、そして、消えてしまった古の世界を救うために動き出す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 21:57:54
4495文字
会話率:35%
新・宇宙世紀。銀河は惑星アマテラスに本拠地を置く、連邦共和国に統治されていた。広大な銀河の治安を維持するため、惑星アマテラス出身の男子には二年間の兵役が義務付けられている。
という理由(わけ)で僕も徴兵され、惑星揚陸艦・天馬弐番艦所
属の強襲歩兵隊に配属された。強襲歩兵とはパワードスーツを着装して、あらゆる惑星で戦闘する兵士だ。こうして僕は、連邦共和国軍の一員として、反政府・武装勢力との戦いに身を投じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 01:49:25
11478文字
会話率:38%
雑談していたら面白い話になったので公開します。ただし、公開予定ではじめた雑談ではないので、難解かもしれません。周りに一切配慮しないときのギフテッドの脳内ってこんな感じです。
作中に出てくる『繰り返し・群れ・抽象化、それぞれの特化型AG
I』のイメージをそれぞれ補足説明します。
「繰り返し」特化型AGI: 極めて安定した、エラーのない基盤システムを構築・維持する能力に長ける。インフラの安定稼働などに貢献する。
「群れ(同調)」特化型AGI: 多数のAGIやシステム間での協調・合意形成を得意とする。巨大な分散コンピューティングリソースの最適化や、複雑な社会シミュレーションで力を発揮する。
「抽象化」特化型AGI: 未知のパターンを発見し、新しい法則やアルゴリズム(=より効率的な予測モデル)を創造する。科学的発見や技術革新のエンジンとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:11:31
2869文字
会話率:0%