高校入学から一か月たったが、隣の席は空席だ。
隣の席の響さんは顔も声も見たこともないし聞いた事もない
プリントをほぼ毎日、響さんの家に届けているが、その家でも響さんのお母さんしか見たことがない
だがある日、プリントを届けた帰りふと家のほうを
振り向くと。。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 20:46:07
1735文字
会話率:30%
2120年 東京
全てがAIにより最適化される時代
荒削りで本物のロックを追求する大学生 羽山カナタ
カナタの衝動的な音楽に惹かれ集まるメンバー
包容力のある年長者 ドラムのイーサン
ボーイッシュで好奇心旺盛な
VJ ミーア
引っ込み思案だけど女心の分かる ベース テオ
理論派でカナタと真逆の性格の ギター トビアス
そしてクラシックギターを弾くミステリアスな女学生 シオン
そうして結成したバンド”空気ノイズ”は 周囲の人間を巻き込みながら次第に大きなステージへと躍り出る
「気づけば皆汗だくになって、踊り、歌い、演奏していた〜〜全てがデタラメで毎秒が新鮮だった」
しかし バンド内恋愛や3角、4角関係で緊張が走る人間模様
「もう二度と人を巻き込んで音楽をやるな」
多様性の先
彼らを待ち受ける結末とは
ポリティカル・コレクトネスの先にある未来を描いた青春群像劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 00:00:00
117662文字
会話率:52%
久しぶりに日比谷線に乗った。乗った途端に異臭が鼻をつく。温泉でよくあるような、硫黄の臭いだ。何故電車の中で硫黄の臭いがするのかわからない。それもかなり強い。
臭いの元をなんとなく探しながら周囲を見回すと、空席があった。疲れてはいなかった
が、腰を下ろす。そうして、乗客たちの観察を始めた。いつもの暇つぶしで、スマホばかり眺めているのより随分面白い。
口元を隠して熱心に話し込む年配の女性や、じっと広告を見つめている男性、それになんだか嬉しそうにニヤニヤと笑いながらスマホを見つめている若者――電車の中には、本当に色々な人がいる。
そのうちに、いつの間にか目の前の座席に座った女性に眼がとまった。三十代後半くらいだろうか、ぬらりと長い首をしていて、何が目を引くかというと、丸く見開かれてそれでいて虚ろな目をしている。目の下にはどす黒い隈ができていて、年の割に深い皺がある。とにかく目が目立つのだが、それでいてひどく虚ろな目をしている。
疲れ切った雰囲気はもとより、生きているのか怪しく思えるような生気のなさだった。そんな具合で、彼女は目を見開いたまま、まるで死後硬直でもしたように微動だにしない。目を虚ろに見開いたまま、じいっと同じ方向を見つめている。その先を確認する勇気はなかった。もし彼女がこの世のものではないものを見つめていたら、それがもし自分にも見えたら、それから自分はどうすればいいのかわからない。自分は、一体どうなってしまうのか。
引き剥がすように目をそらしても、目を瞑るごとに彼女の首はぬうと長く伸びて、目はぎょろりとして大きくなっていく。それはどんどん拡張していって、まるで魚眼レンズで眺めているように奇妙に変形して見える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 16:00:00
1491文字
会話率:0%
向かい側の席の網棚にぶら下がっていたものは、女性もののネックレスに指輪が二つと押されたものだった。
妄想癖の主人公はこの状況をホラーな方向に、空想してみる・・・。
最終更新:2020-07-09 00:00:00
1580文字
会話率:12%
ヒトの愚かさによってこの世に生まれてきたヴァンパイア。遠い昔ヴァンパイアの長が決めた誓いを破り、無差別にヒトの血を吸うヴァンパイア達。今現在、ヴァンパイアの長の座は空席である。ヒトビトはヴァンパイアを恐れるようになる。だが、それを止めようと
する者が現れる。
その一人のヴァンパイアの名は、赤島 紫月。
主人公が、ヴァンパイアの長を目指していく。
紫月は、ヴァンパイア達を食い止めることが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 11:48:47
81323文字
会話率:34%
人類は地球を捨てた──後に残されたのは、アンドロイドと無人機械だけだった。
かつてない大寒波と前年の酷暑によって地球は崩壊。人類は他惑星への移住を余儀なくされた。地上に残されたアンドロイドたち──仕えるべき主人を失った機械たちは、空席の生じ
た地球のヒエラルキー最上部を巡って、骨肉の闘争を開始。狩る者と狩られる者──このシンプルなルールが地球を支配しているのだ。
警護要員のアンドロイド、フォルテ。
地球に留まった数少ない人間──少女、アニー。
護る者/護られる者──ヘヴィな男/プラスティックな少女。どこまでもちぐはぐな二人は、狩人から逃れるべく、ただひたすらに車を走らせる。どこへ行くあてもなく、ただひたすら逃げ続ける。荒廃しきった世界で二人が辿り着く先とは──
近未来のアメリカ大陸を舞台にした、SFアクション逃亡劇!
※ 本作は「/」「──」「=」などの記号を多用した、いわゆる『クランチ文体』で書かれています。読みにくい方は縦書きをご利用ください。
※※ 本作は『カクヨム』様、『ノベルアップ+』様でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 10:13:44
26297文字
会話率:25%
アメジシスト王国の王太子であるカウレスの婚約者の座は長い間空席だった。
カウレスは、それはそれは麗しい美青年で婚約者が決まらないことが不思議でならないほどだ。
そんな、麗しの王太子の婚約者に、何故か自称地味でメガネなソフィエラが選ばれてしま
った。
ソフィエラは、麗しの王太子の側に居るのは相応しくないと我慢していたが、とうとう我慢の限界に達していた。
意を決して、ソフィエラはカウレスに言った。
「お願いですから、わたしとの婚約を破棄して下さい!!」
意外にもカウレスはあっさりそれを受け入れた。しかし、これがソフィエラにとっての甘く苦しい地獄の始まりだったのだ。
そして、カウレスはある驚くべき条件を出したのだ。
これは、自称地味っ子な公爵令嬢が二度の恋に落ちるまでの物語。
全10話
※世界観ですが、「妹に全てを奪われた令嬢は第二の人生を満喫することにしました。」「元の世界に戻るなんて聞いてない!」と同じ国が舞台です。
※時間軸は、元の世界に~より5年ほど前となっております。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 20:21:37
15224文字
会話率:22%
まもなく18番線に博多行きのぞみ9号が入ります白線の内側までお下がりください・・ はぁはぁ・・間に合った・・そうボクは今東京駅の新幹線ホームにいるやっと取れた休暇で温泉旅行をするために・・・ ☆・☆・☆
あぶなかったぁ・・ボクは新幹線に
乗り込み一路九州へ♪スマホの音楽を聴きながら景色を見てるといつの間にかウトウトして2時間ほど眠ってしまい気が付けば京都付近を列車は走っていた。
東京駅を出発した時は、隣の席は空席だったが、今はスタイルのいい美人の女性がいた。
温泉旅行が好きな主人公がが超美人のトラブルに巻き込まれ、恋に発展する話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 13:00:00
24910文字
会話率:29%
小説『空席のある教室』に対する、小説家になろう運営の表現規制と、エッセイ『不十分な世界の私』掲載終了について。
最終更新:2019-05-09 11:22:03
1520文字
会話率:0%
小説『空席のある教室』に対する、小説家になろう運営の表現規制について。
最終更新:2019-05-09 11:16:58
2206文字
会話率:0%
小説『空席のある教室』に対する、小説家になろう運営側の表現規制について。
最終更新:2019-05-09 11:10:46
1510文字
会話率:0%
ある日、立花アイリスは教室の右にある空席に違和感を覚えていた。
そこにいた人物を憶えているはずなのに、記憶になかった……。
アイリスが多くの不思議なものと出会いながら、記憶にない誰かを探し続けるメルヘンチックストーリー。
この作品
はハーメルンとカクヨムのマルチ投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 08:27:10
76063文字
会話率:23%
主人公、真央海鈴が異世界に転生し空席権と言うスキルの溢れる世界で王の座を手に入れ異世界を攻略していく物語
最終更新:2018-09-26 00:25:26
483文字
会話率:40%
時の彼方のエルメリンダ、醒めることのない夢をどうか僕に与えてくれ──名門男子校に通う高校生の貴村唯人(きむらゆいと)は『男の娘』と呼ばれる女装男子。生粋のノンケであるはずの唯人が女装男子になった理由は、裕福な家庭の御曹司が通う名門おぼっちゃ
ま学校で振り落とされないためだった。幼くして父を亡くした唯人はシングルマザーとなった母に女手一つで育てられた。父方の祖父母の薦めと援助で名門男子校に入学したものの、周囲の生徒と明らかに生活レベルが違う唯人はクラスメイトの会話についていくことができない。しかし泣き言は許されない。彼は女装男子となり、男の娘キャラで学校内に己の居場所を作り上げていった。性志向に反する形で女装をするようになった唯人に訪れた最大の変化は、新月の夜に決まって見る異世界の夢だった。夢の中で唯人はエルメリンダという名の暗殺者の少女になる。ストレスによる現実逃避か、それとも虚構に見せかけた真実か。容姿も性格も考え方も、何もかもすべてが唯人とは異なる夢の中の少女はいわゆる『現地人主人公』であり、定期的に夢の中で異世界人として生きるこの状況を『異世界転移』とは呼び難い。しかし夢で見た異世界の記憶は静かに、しかし確実に唯人の日常を蝕んでゆく。──大陸の裏社会を牛耳る巨大犯罪組織『円卓』の暗殺者エルメリンダは、政治的な事情により、自身を育て上げた者たちの手で処刑されることになった。そこに異邦の女騎士が現れ、空席となった守護騎士の後任に就かせるべくエルメリンダを連れ去ってゆく。しかし異邦の守護騎士は死せるこの世界の禁忌に触れる存在だった……。【本作は「小説家になろう」「カクヨム」に重複投稿しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 21:51:59
20656文字
会話率:42%
閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が起きた。被害者は藍川紗耶子(あいかわさやこ)、十六歳。自宅の居間で腹部を刺され死亡した。第一発見者は隣家に住む冨永美織(とみながみおり)、被害者とは親友だった。現場には複数の足痕、血液が付着した新聞紙が残され
ており、部屋が荒らされ財布から現金が消えていた。これらの点から集団強盗殺人事件として捜査されるも、犯人逮捕には至らず八年が経過した。
歳月を経て女子高生強盗殺人事件が再び動き出す――容疑者は美織の家族だった。
真相を探るべく婚約者の刑事を冨永家に招き入れ会議が行われる。親しみのある円卓で鍋を囲みながら、八年間隠された事件の全容が明らかになる。あの日、藍川紗耶子に何が起きたのか。
※本作は長編ミステリー小説です。『円卓の空席はC』を、どうぞご一読ください。
隆成
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 14:33:39
170705文字
会話率:37%
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──
「貴方がずっと大嫌いだった」
数年前、最後にそう告げた幼馴染と
電車の中で奇跡の再開を果たしたが、
彼女は何故か俺の事を覚えていなかった。
──
────
──────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 16:54:20
271文字
会話率:10%
ある日、俺の通う高校に一人の女子生徒が転校してきた。隣人恐怖症(隣人とは隣の席の人)の俺はまたもや災難に見舞われるのではないかとハラハラしていた。俺の隣の席に座る生徒は何故かいつも「ヤバイ奴」であったからだ。現在俺の隣の席は空席。おそらく彼
女はここに座るのだろう。
しかし、彼女はごく普通の生徒であった。それはまるで平均値をとっているかのような。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 16:37:35
15262文字
会話率:58%
世間のしがらみから逃れ、自由に生きようとする不良少年――沢田鉄郎は高校二年に進学した。
新しいクラスメイトの顔ぶれになんの興味も抱かず、放課後何をしようかなどと平凡で不毛な事ばかりを考える鉄郎。
そんな鉄郎の隣の席は、始業式が終わった
ばかりなのに空席だった。
クラスメイトの自己紹介も終わり担任の話が佳境に入った頃、教室のドアが荒々しく開かれた。
長い金髪、気崩された制服、見え隠れする切れ長の目。
騒然とする教室に現れた不良少女――深見多恵は、沢田鉄郎の隣に腰を下ろす。
鉄郎と多恵――二人はお互いの事を知り、自分の生き方を考え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 00:23:43
22331文字
会話率:48%
遊園地の人気アトラクションであるジェットコースターには、不思議な決まり事がある。
運行最大数の3台を動かしている時には、その内の1台の最後尾はなるべく空席にしておかなければならないのだ。
ある夏の暑い日、空席にしておくべき場所に無理やり
座った男女が青ざめた顔をして戻って来た。
他の席に座っていた客の楽しそうな顔を見る限り、事故などの不具合はなかったようなのだが―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-27 22:53:50
6892文字
会話率:14%
様々な種族が暮らす世界-クレセリアード。
三つの大陸で構成されたこの世界は七つの大国によってバランスを保たれてきた。
狐人、龍人(竜人)、虎人がそれぞれ治める3つの国。
人間、魔族がそれぞれ治める2つの国。
精霊が治める国。
そし
て、種族差別のない現在玉座が空席の新規国。
他国との交流に対して鎖国的な狐人の国…アリオクレイア
比較的種問わず友好的な龍人(竜人)の国…メラジーン
自然豊かで資源も豊富な実力主義の虎人の治める獣人国家…ミザルイス
種族差別が強く人間至上主義な人間の国…ドゥーベスタ
常に闇に包まれ、魔物が徘徊する魔の国…ベネトシュラ
この世とは違う理の中で動く妖精と精霊の国…メグレスフィ
王が不在の出来たばかりの新規国…フェクロード
♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯
以前のクレセリアードは突如現れた“災厄の王”と呼ばれる存在により世界のバランスが崩れていた。
それにより国同士の争いが続き、生きるもの達は絶望に囚わたものも多く、破滅へと着実に進んでいた。
しかし、約十二年前ある青年が現れたことでそれが食い止められた。
その男は英雄と呼ばれていた。
しかし、男は途中で姿を消した。
英雄という肩書きを捨て、自分の存在まで捨て、消えてしまったのだ。
それでも、世界の厄介ごとは平穏に静かに暮らしていたかった男をまた表舞台に出すことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-16 20:12:20
40573文字
会話率:41%
フィオーネは、空席になった医務室の先生として魔術学院にやってきた。
叔母の薬屋で働くよりも、よほど楽々ポイポイだと聞かされていたから…
でも実際には、そこには楽々もポイポイもありはしなかった。
やって来て早々「結婚して」と言ってくるイ
ケメン
目からビームを出すあぶない男子生徒たち
禁断の美少女(だが男だ)
などなど…
騒々しい日々を過ごしていく中、やがてフィオーネは学院に潜む不穏な影に気づく。
その影の正体を追ううちに、フィオーネはある人物の悲しい過去に触れることになり……
「面倒くさい」が口癖のへっぽこ魔女が、かけがえのないものと出会うラプソディズな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 21:53:44
101569文字
会話率:45%
都内の居酒屋で高校時代の友人、国枝と久しぶり会った主人公は、空席に生中とお通しがあるのを見て不審に思う。
国枝に聞いてみる、目には見えないがこの席に死神がいるというのだ。
最終更新:2017-02-02 07:52:30
1748文字
会話率:54%