自称魔物学者の冒険者ベル。
彼は過去に魔物の襲撃で最愛の女性を失う。
その事件から魔物に対して異常な興味を持ち、最初のうちは虐殺を、そして次第に同じような悲劇が起きないように魔物のことをしろうと思い立つ。
そして色々生物を研究して論文の発
表をするが、学者たちの嘲笑を買う。
所詮は冒険者の足らぬ頭と無い観察眼で作られた論文だと。
彼はそんなことにもめげずに今日も魔物の徘徊する危険な場所で観察し続ける。
武器も、防具も付けることなく、どこの誰でも手に入る町人(まちびと)の服だけを装備して。
名前:ベル
職業:魔物学者(自称)
レベル:64
得意技:隠遁魔法、幻覚魔法
装備
頭:ナシ
胴:町人の服(上)
脚:町人の服(下)
足:革の靴
武器:長めのナイフ(ほとんど道具袋の中)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 00:07:39
18384文字
会話率:43%
現実世界で死んでしまった勇者は、異世界へと転移する。転移した先で"天才"と呼ばれる勇者。しかし、それは"村人"達によって作られた"天才"であった。
なんかどっかのサイトでネタ的に
書かれていた内容を、眠れなかったので適当に書いただけです。すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 07:39:22
3262文字
会話率:50%
天保七年春、歴史的な大凶作は三年続いていた。大坂城代土井利位は、米商人高津屋に依頼し江戸への廻米を秘かに画策し成功した。ところが秋になり、幕府は更なる糧米確保を目論み、江戸への廻米の幕命を発令した。米不足の中での強権発動で、京・大阪の不満は
高まった。
城代の近習、牧野小次郎は、町人に扮し、治安目的で大塩平八郎の私塾『洗心洞』の内偵を進めた。しかし、役人の私利私欲や豪商との癒着に嫌気がさし、次第に洗心洞一派の義憤に共感するようになった。また、同じ裏長屋に住む通い女中おせんに惹かれ、将来、所帯を持って小商いを一緒に営もうという夢を持っていた。
高津屋の一人娘おしのには、商家の息子で伝八という許嫁がいたが、伝八は突然婚約解消を申し出た。正義感の強い伝八は『洗心洞』で住込みの塾生になったので、決起した時、おしのに累が及ばないように、予め離縁を決意したのだった。しかし、おしのは一途で、伝八の決起と共に、自決する心積もりだった。
洗心洞は、知行同一を教えの根幹に据えていた。塾頭の平八郎は、東町奉行跡部良弼に政治改革の上書を提出した。しかし、分限も弁えず無礼者と、無視され叱責を受けただけだった。ついに、廻米令を機に天誅を下さんと決意する。かつて同僚だった与力、栗林隼人は平八郎に遺恨があり、塾生に返り忠(裏切り)をそそのかした。
翌、天保八年二月、小次郎は決起直前に檄文を入手、義と忠の板挟みに悩んだが城代に通報。一部塾生の返り忠も生じた。
洗心洞一党は、役人と豪商に天誅を下さんと決起し、大坂各所に火を放った。事件の当日、伝八は銃火を浴びて死亡、さらし首となった。自決を覚悟していたおしのだが、お腹の子のため、小次郎の説得で思い止まった。小次郎も騒乱の中、死亡。事件後、おせんは、小次郎との夢であったうどん屋の女将になった。大坂の町の炎上と共に武家社会の終焉を迎えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 21:55:18
161787文字
会話率:65%
外の世界を知りたかった少女と、町人から疎まれている流浪の民の少年の話。
※アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2020-05-01 21:48:40
47948文字
会話率:41%
世界を旅していた主人公のアレンは不死の能力を持っています。
一緒に旅をしていた仲間も強力無比。
彼等はとある町で旅をやめ、定住する事を決めました。
元冒険者の町人ライフの始まりです。
魔族も獣人もエルフも魔物も、存在してはいる世界
ですが、
【無詠唱魔法でドカーーン!】
とまでは魔法が発達している訳ではないようです。
※主人公視点で書いていますが、サブタイトルに♦が付いている話は主人公不在の為、三人称になっています。読み飛ばしても話が繋がるようにしているつもりではあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 14:17:57
413125文字
会話率:55%
【秋月忍さま主催 和語り企画参加作品】
──時は元禄。
町人文化が花咲く江戸時代。
大御所家康公の終の住処である駿府の城下には、一風変わった奉行所がありました。
その名は「駿府裏町奉行所」
主に扱う事件は、へんてこな事件ばかり。
合縁
奇縁に導かれた若き武士清瀬小太郎は、裏町奉行所の門を叩くのですが……さっそく事件に巻き込まれてしまいます。
昼行灯の与力、性癖もとい個性の強すぎる先輩、その他様々な人?たちに囲まれた小太郎。
果たして、波乱と笑顔に満ちた小太郎の辿りつく先は……地獄か極楽か!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 00:01:24
16347文字
会話率:40%
ねずみ長屋に美しい娘が引っ越して来た。名前はお美代。
同じ長屋に住む半吉はお美代に一目ぼれをした。ところが、お美代は長屋の地主の妾だという。大家からお美代に近付くなと釘を刺された半吉だったが、半吉はお美代の元へ通う。
ある日、お美代の
幼馴染の男がねずみ長屋を訪ねて来た。お美代とは浅からぬ縁だった。半吉はあることを考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 21:36:57
6221文字
会話率:55%
ねずみ長屋に住む魚屋の半吉は、同業者の木助から庚申待のことを知り、一緒に庚申会に参加することになった。皆で話をしながら徹夜をするだけの筈だったが、それでは済まなかった。盗人が現れたのだ。
最終更新:2019-07-07 12:00:00
5642文字
会話率:45%
長屋に住む男二人は、大岡越前守が埋蔵金探しをしているのを知り、一儲けをたくらむ。果たして成功するのか。
最終更新:2019-06-21 12:00:00
3947文字
会話率:64%
太平の世が訪れ、特権階級である武士は少しずつ変容していく。また戦乱の世が終わり街に活気が訪れ、町人文化が花開く。そんなお話をある小さな寄席で売れない噺家が語る不思議なお話でございます。
最終更新:2019-10-08 01:34:35
3032文字
会話率:73%
迷宮都市バイテンドに暮らし淡々と仕事をする少年カイト。迷宮には入らず、薬草や鉱物の採取などを主として、命の危険が伴う依頼は全力回避。程々に剣と魔法の腕を磨きつつ、安穏な生活を保っていた。
しかし、最近魔王を討ち斃し、帰還した勇者の少女が
迷宮都市を訪れる。そこから次第に平淡だった日常が変化の兆しを見せ始めた。
チート少女の世話に振り回されたり、癖の強い町人との交流、冒険者達や迷宮を中心とするカイトの日常生活を描いたファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-20 00:41:11
15698文字
会話率:40%
徳川時代、大八車で荷を運ぶ町人の日常に起こった出来事
カクヨムにも掲載しています。 時代劇っぽくしてますがアバウトです
最終更新:2019-05-12 23:04:35
3635文字
会話率:57%
交番ごと異世界に召喚された「街のお巡りさん」こと工藤純作(くどうじゅんさく)は、王都の平和を守る「ジュンサーさん」として親しまれていた。
「酔った勇者が暴れているんです!」「犬(ケロベロス)を探して欲しい」etc、次々と起こる事件に、純作は
「魔弾」を装填したリボルバーを片手に王都を駆け回る。
――剣と魔法の世界で、正義と魔弾、血と始末書が交錯する! 王都下町人情交番、ハードボイルド・トリガーハッピーライフ(?)はじまります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 12:13:25
113960文字
会話率:43%
岳下町にある岳下稲荷神社に住むお稲荷様の珠妃が町人のお願いを聞いたり聞かなったりする、そんなお話。
短編集なので空いた時間にどうぞ。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2018-12-22 23:03:31
7780文字
会話率:59%
「てやんでぇ・・・一体全体どうなってんでぃ!」
貧乏長屋の傘張り町人である『源さん』は今日も明日もその日暮らし、と思いきや-
長屋の火事をきっかけに、気がつけばなぜか森の中。
なせか傍らにいた女性はいかにも何か知っていそうだが?-
いつでも
どこでも誰にでも、江戸っ子の"粋"で世界を突き進む異世界譚。
肩の力を抜きながらお楽しみいただけますよう、お願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 20:07:58
610文字
会話率:25%
江戸時代のさまざまな知識を紹介します。
最終更新:2018-09-01 09:48:39
25108文字
会話率:0%
本所緑町に住むお鈴は見知りの男に襲われかけたところを妖怪に助けられた。その妖怪曰く、本来優しい性質の男がこのようなことをしでかしたのは妖怪が憑いたせいらしい。
どうにかして牢屋敷に入れられてしまった男を助けられないものかとお鈴は思案する
が、無為無策のまま日々が過ぎていく。そんな中、兄である宗次郎に妖怪のことを知られてしまう。
だがそこからことは動き始め、また新たな出来事をも呼び寄せる……
『およずれごと』とは『妖言』――人を迷わす妖しい言葉
※不定期更新 ※他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 21:36:58
129052文字
会話率:38%
この町の悪魔は虐げられなぶり殺される少年達の唯一の理解者
ギャングの父とその愛人の母の間に生まれた子の一人ココは、童話集を読むことを唯一の楽しみとする
ココ一家は隣人の祝事のために宴をしていると、父の組を潰し、成り上がろうとする殺し屋白い罪
人に襲われる。兄達は果敢に立ち向かったが、ココ以外の家族全員は殺された。辛うじて息があったココは女性では珍しい識字とその容姿を白い罪人に気に入られ、詩女(うため)として売るために連れ去られる
ココは小屋で監禁され治療という名で辱められた後、詩女になるために足を切断させられる。監禁による絶望の中、悪魔タタンと出会う。
ココは小屋からアジトに移され、白い罪人から人身売買のブローカーに売られそうになる。その売買を機としたギャング処刑人がアジトに殴り込む。その混乱に乗じてココは白い罪人を殺す。彼女は虚無感に襲われ旅に出る決心をする
そこに悪魔タタンが現れる
「旅に出るんだね」
「そうよ。だってここには何もないもの」
一つ目はしゃくとり虫とカラスの海
二つ目は猿と白い仮面の少女の岩山
三つ目はウサギとカエルの森
四つ目は悪魔を狙うハンターの荒野
ココはこの旅を経て自分の求めるものは彼女の住んでいた町にあると気づき帰る
町に帰ると白い罪人を殺した処刑人達が町の浄化を行っていた。それは町の死の世界である子供の指の城を壊していた。その影響でココは悪魔達が見えなくなってしまう
途方に暮れたココだが、処刑人とつながっていたハンターがココに処刑人との面会の機会を与える
ココの説得虚しく町の浄化は進み、子供の指の城は崩壊し、悪魔達はいなくなる
町は子供の指の城がいなくなったことでバランスが崩れ、町の浄化に怒った町人が暴動を起こす。処刑人は町人を殺して暴動を収めた
ココはこの町には子供の指の城の代わりとなる祭りが必要だと感じて、仲間に声をかけて回る
ココは旅で得た仲間を集め祭りの準備をする。彼女はその中で自分の命が尽きようとしていることを知る
祭りは盛大に行われた。そこには悪魔達の姿があった。ココはその最中に息絶え川に落ちる。悪魔達はこの祭りが末永く続くよう自分達悪魔とハンターを町人に演じさせることを思いつく。町人は思い思いの悪魔とハンターのお面を作り、祭りを楽しんだ
祭りは町に文化として定着した
そこには童話と両足を得たココが毎年現れ元気に駆けていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 20:34:43
99613文字
会話率:4%
大川にふたりの年寄りの水死体があがる。
本所担当の定町回り同心、青木志津馬はふたりの身元を確かめるためにが土地の御用聞きである吾助を呼び寄せる。
ふたつの死体はおきみと了吉という町人で、ふたりは知り合いであったという。
周りは心中だ
と判断し、事件を終わらせようとするが、吾助のみはさらに詳しい調べを進めようとする。
同心である自分の言うことをきかず、勝手に調べを進める十手持ちを志津馬は不愉快に思うが、本所担当の前任同心からの申し送りで吾助を咎めだてることを辛抱する。
やがて、明らかになる了吉とおきみの奇妙な関係と、おきみの過去。
悲しき真実を目の当たりにしたときに、志津馬がとった意外な行動とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 20:00:00
22228文字
会話率:43%
家でひとり、夫の帰りを待つ女、お菊。
大工の夫を待つことには慣れている、しかし今日に限って焦っているのは、ある噂を耳にしたせいだった……。
端正な文体で有名な某時代劇作家リスペクトです。
最終更新:2018-03-01 01:19:13
3031文字
会話率:24%
町人文化が熟成した文化文政期の江戸時代。怪談を百話語り合う百物語が流行っていた。丁稚の佐吉は隠居した大旦那のお供で百物語の会に行くことになった。百話目を語ると化け物が出るというので、99話で止めるのが百物語の慣わしだが、大旦那は百話目を語る
という。はたして、何かが出るのか、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 21:43:16
2590文字
会話率:33%
江戸から少し離れた街道沿いにある宿場町。連日旅人や町人で賑わうこの町で、元気が取り柄の老舗旅館の看板娘と、幼馴染の和菓子屋の見習い息子。幼馴染の定番なじれったい二人に舞い込むのは、将来と跡継ぎ問題と…もう一人の幼馴染とのお見合い話?!
甘く
切ない恋心を待ってはくれない大人の事情に、どうする若人!
江戸時代の町娘を主人公に、和菓子のように甘く、青春なので爽やかな後味で、時々熱い殴り合いという名の友情を交えてお送りします。
※登場人物はご都合主義のため皆様優しく、作者は主人公のハッピーエンドしか書かないので安心してお楽しみください! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 23:54:54
28754文字
会話率:42%