二人は腐れ縁の幼馴染だが、燈真が黎に対して嫉妬のようなものを抱き、周りの空気に流されいじめるに至っている。ある日、黎はいつものように学校でいじめられる。打撲の跡を目立たぬようにファンデーションで隠し、張り付いた笑顔で家に帰った。家ではいじめ
られていることを気取られないように明るく振る舞っている。食事の最中、不審なニュースが流れる。内容は日本中の獣が凶暴化した、というものだった。家族で大丈夫かなと話しつつも食事を始め、何気ない日常の1ページになるはずだった。が、突然窓ガラスが割れ、大きな巨体とそれに見合わぬ小柄な少年が家に上がり込んできた。突然の出来事に戸惑うも、どうにかして追い出そうとする。そんな中、小柄な少年が、不敵な笑みを浮かべ獣に「殺せ」と指示する。その指示とともに、大人しかったはずの獣が唸り声を上げ、家族を殺した。絵の前で家族を殺された主人公は激情し、獣に襲いかかる。その瞬間黎には少年が興味深そうに笑ったのを感じたが、あっさりと獣に切りつけられ、気絶してしまった。最後の意識が途絶えるまで、黎は呟いた。「殺してやる」と。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-16 09:38:35
2007文字
会話率:30%
家であったことを書きました。割とどこの家庭でも起こることかなとか思い、色々な人の意見が欲しいです。
最終更新:2024-12-16 08:37:34
1000文字
会話率:0%
蒼月凛桜 28歳。
職業はイラストレーターです。
都内の某出版社で働いていました。が、先月、一身上の都合で退社いたしました。
そこで人生を見つめなおしたくなったので、祖父が住んでいた田舎の一軒家に
しばらく滞在して田舎暮らしを満喫したいと思
います!
そう意気込んだまではよかったが、何かがおかしい……。
中庭に得体のしれない生物が代わるがわる現れる日々……。
魔獣からイケメン獣人まで広範囲にわたって異世界の何かがやってくる。
静かに暮らしたいだけなのに、どういう仕打ちですかこれは!
しかも何故かみんな当たり前のようにご飯を強請っていく。
何度も言いますが、うちはただの民家です。定食屋ではありません。
そう言いながらもせっせとご飯を作ってしまうOLの緩い日常物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 08:21:55
656275文字
会話率:25%
5巻・令和3年3月25日オーバーラップ文庫より発売
☆第5回オーバーラップWEB小説大賞・金賞受賞☆
★アルファポリス・第4回歴史・時代小説大賞・読者賞受賞作品★
HJネット小説大賞2018二次選考通過(最終選考辞退)
◆◆◆
鹿島神道流の
師範の父と、陰陽師の家系の母から育った真琴は中二病?
中二病と言われていた行動には理由があった。
真琴は修学旅行でとある古刹の寺の本尊のある地下通路を進むと扉が・・・・・・
その先に広がる世界は戦国時代でした!?
これってタイムスリップ?信長に出会ってしまった真琴はどうなる?
地球が丸いと理解する織田信長って、タイムスリップも理解できちゃうの?
織田信長って意識高過ぎる上司?織田軍ってブラック企業?信長話せば意外と良いやつじゃん!
平成の高校生が織田信長に妄想力・想像力・知恵を買われて立身出世をしていく物語。
唐揚げ、豚カツ、カレーライス、平成料理で戦国武将を魅了して夢のハーレムライフ?
鉄甲船で世界に進出?
未来知識で織田信長を世界の覇者に?
空想科学を武器に大航海を制覇せよ!
主人公の故郷、茨城県は日本の第二の都市に発展?
真琴の趣味の二次元美少女萌で新たな文化が花開く?
想像を絶する現代科学チート空想歴史改変ファンタジー!
◆◆◆
この物語は安土桃山時代をモチーフにしたタイムスリップ物語、歴史が苦手な方でもお楽しみいただけるように書かせていただきます。
誤字脱字は書籍版で加筆修正に合わせて校正のプロのお力をお借りして実施しております。
また、登場人物は必要最低限の中でお楽しみに頂ければ幸いです。登場人物や時代背景・武器の登場・農作物の登場にはかなりの無理もあります。作者は専門家ではなく、間違いも多々あるとは思います。安土桃山設定世界と言う世界観で楽しんでいただければ幸いです。
2018年6月24日・日間歴史〔文芸〕ランキングBEST100!1位
日間順位総合9位
2019年1・2・3・4・5・6・7・8・9・10月年間歴史〔文芸〕ランキングBEST100!1位☆
2021年2月年間空想科学[SF]ランキングBEST100!1位☆
2021年3月4日日間空想科学[SF]ランキングBEST100!1位☆
※注意
他サイトへの無断転載、そして無断で朗読動画等にするのは禁止です。
書籍版の紹介やレビュー動画などは歓迎です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 07:00:00
1331498文字
会話率:36%
本能寺から始める信長との天下統一
999話後の続きの主人公黒坂真琴の隠居生活です。
不定期掲載
本編8400万PV超え
3巻・令和2年7月25日オーバーラップ文庫より発売
☆第5回オーバーラップWEB小説大賞・金賞受賞☆
旧題名☆戦国歴
史ファンタジー!天運が燃え尽きるはずだった織田信長をタイムスリップで本能寺から救った俺は命の恩人?チートスキルは否定されちゃいました。~異世界転移が中世ヨーロッパとは限らない~萌オタク軍師の野望
☆アルファポリス・第4回歴史・時代小説大賞・読者賞受賞作品☆読者投票ポイントランキング1位
HJネット小説大賞2018二次選考通過(最終選考辞退)
◆◆◆
鹿島神道流の師範の父と、陰陽師の家系の母から育った真琴は中二病?
中二病と言われていた行動には理由があった。
真琴は修学旅行でとある古刹の寺の本尊のある地下通路を進むと扉が・・・・・・
その先に広がる世界は戦国時代でした!?
これってタイムスリップ?信長に出会ってしまった真琴はどうなる?
地球が丸いと理解する織田信長って、タイムスリップも理解できちゃうの?
織田信長って意識高過ぎる上司?織田軍ってブラック企業?信長話せば意外と良いやつじゃん!
平成の高校生が織田信長に妄想力・想像力・知恵を買われて立身出世をしていく物語。
唐揚げ、豚カツ、カレーライス、平成料理で戦国武将を魅了して夢のハーレムライフ?
鉄甲船で世界に進出?
未来知識で織田信長を世界の覇者に?
故郷、茨城県は日本の第二の都市に発展?
真琴の趣味の二次元美少女萌で新たな文化が花開く?
想像を絶する歴史改変ファンタジー!
◆◆◆
この物語は安土桃山時代をモチーフにしたタイムスリップ物語、歴史が苦手な方でもお楽しみいただけるように書かせていただきます。
登場人物や時代背景・武器の登場・農作物の登場にはかなりの無理もあります。作者は専門家ではなく、間違いも多々あるとは思います。安土桃山設定世界と言う世界観で楽しんでいただければ幸いです。
2018年6月24日・日間歴史〔文芸〕ランキングBEST100!1位
日間順位総合9位
2019年1・2・3・4・5・6・7・8・9・10月年間歴史〔文芸〕ランキングBEST100!1位☆
注意!無断転載や朗読動画にするのは止めて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 14:02:36
3489文字
会話率:68%
兄がオタクに覚醒してしまった!
原因は、引っ越し先から帰ってきた中二病にかかった幼馴染みの影響だった!
オタクを卒業させるべく奮闘するブラコン妹の物語
家で兄、オタク女子と対決する妹を描きます。
(小説家になろう!初心者です。誤字
脱字は許してください★出来る限り新話投降します。感想、ブックマーク、レビュー、評価いただけると今後の参考になります。皆さまに楽しんで頂ける小説を目指します。)
ジャンル別日間ランキングBEST100
その他(その他)部門30位いただきました♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-04 21:23:07
6719文字
会話率:79%
陰陽師の名門・橘家で世話役を務める少女、橘紗月。妖に襲われ、蔵へと逃げ込んだ彼女が出会ったのは、不思議な鏡から現れた天才陰陽師・藤原清雅だった。
「ふふふ、現れたるは天才陰陽師・藤原清雅!好きな食べ物は餅に干柿、たまに甘酒も嗜む。齢二十四
歳、趣味は笛と和歌、独身でーす。」
「誰がそんな自己紹介聞きたいねん!しかも長すぎやろ!」
かつての天才陰陽師・藤原清雅に取り憑かれた紗月は、奇妙な相棒とともに、この世を揺るがす戦いに巻き込まれていく。そして、平安時代の天才陰陽師・白鴉によって封印された“夜叉王”が現代に蘇る――。
「なぁーんと、白鴉ってのはこの俺のことだ!」
「格好つけんでええから!!」
—不定期更新中—折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 07:00:00
59405文字
会話率:41%
「私、異世界で推し活します!」
大好きな女性向けスマホゲーム【夜空を彩るミルキーウェイ】の世界に、聖女として召喚された日本の女子高生・イオリ。
イオリの推しは敵のゾンビ男子・ノヴァ。不良そうな見た目でありながら、真面目な努力家で優しい彼に
イオリは惚れ込んでいた。
しかし、ノヴァはチュートリアルで主人公達に倒され、以後ストーリーに一切出て来ないのであった……。
「どうして」
推しキャラ・ノヴァを幸せにすべく、限界オタク・イオリは異世界で奮闘する!
限界オタク聖女×拗らせゾンビ男子のピュアラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 06:30:00
41423文字
会話率:43%
平均寿命約40歳の獣人の国で43歳の葉月はどう生きるのか?
*「私、獣人の国でばあばになります!」を全年齢・方言なしで改稿しました。導入は一緒ですが、違うお話になりましたので、題名を変更しました。「私、獣人の国でばあばになります!」と比べて
お楽しみ下さい。
【あらすじ】
松尾葉月(43歳)は、陰キャでコミュ障のため、結婚も就職もアルバイトも経験がない。現在は亡き両親の跡を継ぎ、小規模な農業を営みながら、妹の弥生(41歳)とその双子の子供たちと共に古民家で暮らしている。
葉月はお人よしで騙されやすく、様々な詐欺被害に遭ってきたため、家族や幼馴染から過保護にされている。
ある日、葉月は自分が家族にとってお荷物だと感じ、古い手鏡の中から現れた女神に「誰も知らない所に行きたい」と願う。すると、剣と魔法のファンタジー世界に転移し、獣人の国に保護された。しかし、その国では平均寿命が約40歳で、葉月は老い先短い老人とみなされる。
役立たずとされ追い出された葉月は、ムキムキマッチョの獣人に助けられるが、日本からの転移者とわかると森に置き去りにされる。葉月は自分の居場所を探し、誰かに必要とされ愛されることを願いながら、獣人の国での新たな生活を始める。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 06:00:00
42741文字
会話率:47%
京都の静かな田舎で暮らす少女、晴美香。彼女は過去の痛みと孤独を抱え、どこにも帰れない心の傷を持っている。ある日、彼女は一人の少年、よしろと出会う。彼もまた、自分の心の中で葛藤を抱えていた。
晴美香は、温かい心を持つ老夫婦の家で過ごすことに
なり、少しずつ心を開いていく。しかし、心の中で何かを失ったような空虚感は消えない。彼女は、自分の居場所を見つけるため、そして傷ついた心を癒すために、人生を歩んでいく決心をする。
一方、よしろは晴美香の存在に引かれ、彼女との関係を築いていく中で、自分自身の心の壁を乗り越えていく。彼らの絆が深まるにつれ、お互いにとってかけがえのない存在となり、愛と成長の物語が繰り広げられる。
この物語は、傷ついた心が癒され、愛によって前を向く力を取り戻す過程を描いた、切なくも温かいヒューマンドラマです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 04:19:07
1621文字
会話率:36%
アメリカ大陸に派遣された私が最初に目にしたのは、駐屯地を囲むデモ隊だった。
怒号を飛ばし、プラカードを持った群衆が車両を取り囲む最中、自分がこの地に降り立ったことを不思議に思った。
1948年、日本はアメリカに勝利し、アメリカ大陸の
西海岸を手に入れた。
植民地というシステムが形骸化しつつある時代、傀儡政権という形で樹立した西アメリカ帝国は、安定とは程遠い国家であった。
武装勢力との飽くなき戦闘、現地政府との軋轢、仕留め損なった隣国との拗れが、我々兵士に降り注ぐ。
イデオロギーが人の信念を強固なものに変え、狂乱へと誘うことは歴史が証明していた。
我々は繰り返すことしかできないのだから、また繰り返す為に殺すのだ。
資本主義も共産主義も民主主義も社会主義も、皆滅んだ後に何が残ると言うのだろう。
アナーキスト達の楽園だろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 01:05:53
237848文字
会話率:34%
魔法と科学が存在するこの世界では、互いのイデオロギーが激しい闘争を産み出していた。
大陸各地には、強いリーダーを求める民衆達によって独裁者と強力な軍隊を保持する国家が建国されていた。
人族の動き敏感な種族が、自らの存続を懸けた生存競争と
いう名の戦争を激化させる、不安定な状況が続く日々であった。
そんな情勢の中、科学主義を掲げる国家で越境屋として密かに仕事を行うコルトは、ある日依頼を受け、素性の知れぬ少女ユメを運ぶことになる。
彼女は何を隠し、何を目的としているのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 13:58:07
123576文字
会話率:43%
自称作曲家で不登校の少女、渡会 紡(わたらい つむぐ)。
幼馴染の久音ちゃんと再会し、再会を懐かしむも、久音ちゃんからお願いが?
なんと音楽ユニットを組むことになった紡と久音ちゃん。
いろんな音楽関係者との出会いや、いろんな音楽との出会いが
紡ちゃんを取り巻く。
いったい紡はどんな音楽を自分で描くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 00:00:00
7548文字
会話率:36%
街に買い物へ出かけたら、偶然森で一匹の犬に懐かれた。
あまりに寂しそうにしているからつい連れて帰ってしまったけれど、それからというもの、セルビアの周りにどんどん増える動物たち。
動物ばっかり連れて来られても、家では面倒見られない、お願いだか
ら一人立ちして!
と言われて、セルビアはついに住んでいた集落を追い出されてしまった。
家を出てからも、外を歩けば歩くほど、どんどん増える動物たち。
みんな大好きだけど、うちはサーカス団じゃないんだよ?
入団審査、必要かしら?
そんな生活をしていると、気付かぬうちに世間では、セルビアがたくさんの動物たちを使役していることになっていた!
だけどそんな、すごい人ではないんです!!
【おことわり】
本作、タイトルの「使役する」という言葉を、「(強制的に)~させる」という意味で使用しておりません。
「動物たちは(強制的に)使役してないのに勝手に忖度して動いている」というイメージです。
強制されていないので、勝手に動くし、勝手についてくるし、その行動が必ずしもセルビアの役に立つわけではありませんが、彼ら的に頑張っているので、温かく見守ってあげてください。
本来と違うニュアンスで使用しておりますが、タイトル変更などを行う予定はありません。
悩んだ末、そのままのタイトルに決めましたのでご了承ください。
■R15は保険です。
■更新は不定期です。基本的には毎週月曜日00:00を目標にしております。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 00:00:00
133392文字
会話率:32%
数百年前、地表を覆っていた青い空と緑豊かな大地は、突如として訪れた環境の激変によって失われた。大規模な砂嵐と有害な大気が人々の生活を脅かし、地表での居住はほとんど不可能になった。それ以来、人類の大半は地下に巨大な都市を築き、安全な生活を送る
ようになった。
しかし、すべての人が地下に移り住んだわけではない。わずかな人々が地表に残り、過酷な環境の中で細々と生き続けていた。
リタもその一人だ。祖母と二人、砂塵にまみれた小さな家で慎ましく暮らしている。リタは小柄ながらも好奇心旺盛で、物を修理したり新たな道具を作ったりすることが得意だった。その姿には、荒廃した世界でも希望を見つけようとする芯の強さがあった。
「おばあちゃん、あとどこを掃除すればいい?」
リタはモップを片手に声を上げた。
「そうねぇ、今度は書斎をお願いしようか。」
キッチンで何かを煮込んでいる祖母が答える。その声は柔らかく、時間がゆっくりと流れているような感覚を与えた。
「書斎かぁ……また本だらけなんだろうな。」
リタは小さくため息をつきながらモップを持って書斎へ向かった。
このとき書斎に行ったことによって「リタ」と「オルビス」のお互いの理想の世界をかけた壮絶な物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 23:48:37
1683文字
会話率:42%
1日、ただその日を生きる為に必死に働く男が居た。
育ての親である祖父母の教えを固く守り
必要以上の欲を出さず
悪事には手を染めず
困っている人には出来るだけ優しく。
だが現実はそう甘くは無かった。
不幸にも彼は短い生涯を閉じる。
男は願
った。
「せめて 来世は自由奔放に生きてみたい」
思いがけず始まる第二の人生。
これは新しい人生・知らない世界を巡る1人の男の物語である。
素人丸出しの初投稿ハイファンタジー小説家です。
その点を御理解の上、暇潰し程度に見て頂けたら幸いです。
尚、更新は不定期(気が向いたら)となっております。
R-15指定は念の為です。逸脱しない様心掛けます(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:16:12
462862文字
会話率:18%
私はリグレッタ。死神と恐れられた一族の末裔で、最後の生き残り。
物心ついたころからずっと、深い森の中で静かに暮らしてる。
森の外に出たいなんて、考えたことも無い。
お父さんとお母さんが言ってたけど、森の外に出たら、私達は生きていけないんだっ
て。
沢山の人たちを怒らせてしまうから、出ちゃいけないんだ。
まぁ、私は別に、今のままで良いんだけどね。
そんなある日、私はあの子と出会ったんだ。
獣人の女の子。ハナ。
怪我してて辛そうで、本当はやめた方が良いはずなんだけど、私は彼女を助けてあげた。
そしたらさ、ハナちゃんが私に言うんだよ。
お母さんみたいだねって。
それがもう可愛いのっ!
尻尾を振って、頬を染めて。
嬉しそうに笑う顔がもう、可愛いのっ!
いいや、ダメダメ。
思いっきり頭を撫でてあげたいんだけど、私はハナちゃんに触れちゃいけない。
触れちゃったら、うっかり魂を解放しちゃうかもしれないからね。
私は死神なんだ。
だから、人に触れちゃいけない。
でも、ちょっとだけでも、撫でたいんだけどなぁ。
「カクヨム」にて同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:15:08
572133文字
会話率:36%
擬人機械(ロボット)を作るのを夢中する少年-左門トオルは高校三年生最後の時期に家で篭って、ある日に学校で人気が高い優等生美人、内穂依織が訪れてきた。二人はアトランス界にあるエリートウィルターを育つ機構、セントフェラストの入学試験を合格した
。
父が重罪を犯したにより指名手配されて、母の正体が不明、幼い頃から叔父の家で育ちされたトオルは17年間に過ごした灰色っぽい生活を告別し、依織と他の同期新入生と共に新世界へ行く。入学する前から事件に巻き込まされた新入生たち、そして、トオルが次々とトラブルで自らが知らない自分の真実を知っていき、彼は「自分の未来が自分で創る」と信条を持って、物知らない新世界をチャレンジし、自分と似ているハーフの人たちに救い道を歩く。
SF×ファンタジー×王道バトルを編み立って出来た一つ作物語りが始まる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:02:12
433935文字
会話率:53%
休日に家でのんびりしていると、ベランダにスズメが遊びに来た。
癒されながら眺めているとウチの不肖の猫がやってくる。
窓越しのスズメに大興奮の猫。
そんな猫の奇行を皆さまにもお届け。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
最終更新:2024-12-15 20:59:56
982文字
会話率:33%
侯爵家の庶子であるシエラは最低限よりさらに悪い衣食住のみの保証で、令嬢としてではなくメイド扱いで生活していた。
そこに辺境伯家から婚約の打診が来た。
一応貴族の届けは出されていたので、貴族名鑑に名前が載っていたのだ。
社交デビューもしていな
いので、どうして婚約の打診が来たかは定かではないが、家族は厄介払いできると婚約には承諾の返事。
ようやく、侯爵家から脱出だとシエラは前向きになるも嫁ぎ先の辺境伯は魔物狩りの名人で冷酷と噂の辺境伯様で……。
どうにかなるさと、生家よりは悪くないはずと行った辺境伯家ではなんと大歓待で迎えられて……。
シエラのハッピーマリッジ辺境スローライフの始まり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:58:44
78292文字
会話率:30%
何度も大戦が繰り広げられたこの世界で、豊藤、則颯の2人が小さな家で静かに暮らしていた。
そんな2人を初め、多くの人々はとある日を境に、命運がガラリと変わってしまったのだった。
最終更新:2024-12-15 19:39:41
21034文字
会話率:48%
橘樹家は世間一般で言うクソゲー、『マニアクス』と真剣に向き合い、心の底から楽しみ、弔う……一種の〝葬儀屋〟とも呼ぶべき仕事を生業とする『アンダーテイカー』一家であった。
そして、そんな一家の一員である詩羽は、数多のマニアクスを尋常ならざる速
度で葬送ってしまったことによって体調に不調をきたし、惜しまれながらも若くしてアンダーテイカーを引退してしまった自らの父……『天才、葬送のギアーレン』と呼ばれた父に並ぶべく数々のマニアクスを日々、葬送っていた。
しかしマニアクスだのなんだの呼称しようがクソゲーは所詮クソゲー、まだまだ未熟な精神構造をした一般的な高校生である詩羽の身体は普通に神ゲーを求め、適当な言い訳を重ねながらも詩羽は同じく(同じく?)ゲーム好きである幼馴染に良さげなゲームを紹介してもらってしまう……。
こうして、クソゲー葬儀屋と神ゲー、交わるはずのないふたつが交わろうとしていた―――。
「クソゲー呼ばわりはやめてもらおう。マニアクスにも尊厳はある」
―――今、クソゲーより生み出されし最強の戦士による神ゲー冒険憚が始まる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 18:30:00
78459文字
会話率:31%
厳島海斗(いつくしまかいと)は売れない作家で金欠気味の二十五歳。
金は無い、デビュー以来本は出せない、編集からの連絡は半年ないの無いない尽くし。
そんなお先真っ暗な彼だが……実は昔、伝説のダンジョン配信者「日高円佳(ひだかまどか)」相
棒だった過去を持つ。
ダンジョンに潜る「冒険者」としての才能は世界で五本の指に入ると言われる海斗だが、作家として売れたい彼はダンジョンとは無縁の生活を送っていた。
そんな彼だったが円佳にアイテムを取ってくるよう頼まれ(脅され)渋々ダンジョンに潜ることに。その時人気配信者「ハルル」を助ける。
作家として大成するまで目立ちたくない彼は名前も告げずその場から去った。
「さて、企画書を作成しないと、でも編集さんは見てもくれないんだよなぁ」
だがその日以来、なぜか編集長の北大路氏から頻繁に連絡が来るようになる。
<ラブコメ作家の厳島先生にこんな本を書いて欲しいのですが>
今まで放置されていたのに今度はプロットも自作してくる気の乗りよう。それは「ダンジョンで女主人公が王子さまに助けられる」という内容だった。
「最近似たようなこと俺の周りにあったな。ていうか北大路編集長って女性だったんだ」
急にノリ気でどうしたのかと訝しがるが作家として期待に応えようと意気込む海斗。
そんな折、姪の美波に誘われ取材もかねてダンジョンに赴くことに。そこで例の助けた人気配信者ハルルと再会する。
ファンである美波たっての要望で海斗は無理やり彼女とコラボをすることに。
「いや俺、執筆で忙しいんだけど」
だがコラボを承諾した途端、編集長から「忙しくなったので前回の企画は当分先送り」と無慈悲な通告が。
「急に!? 何が起きたの!?」
二転三転する編集長に振り回されながらもハルルとコラボし「日高円佳以来の逸材」として海斗は界隈で有名になっていく。
ハルルの仕事の愚痴を聞いて「個人事業主に優しくしてあげな」と諭すと次の日から編集長が暖かい言葉を掛けてくる。
そして、彼女と仲良くなればなるほど編集長のプロットは具体的になっていき、もはや自分で書けレベル。
「マジ何なの!? 絶対性格悪いぜ編集長……ハルルさんとは大違いだ」
そこに円佳も絡んできて事態はさらに大事に――お互いに素性を知らない二人の織り成すすれ違いダンジョンコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 18:00:00
28769文字
会話率:45%