第四次世界大戦が勃発し、N列島も北から『極東共和国』の侵攻を受け、北K道が戦場となる。
この時代の陸戦主力兵器は『ファランクス』と呼ばれる、二足歩行の装甲兵器だった。そのファランクス部隊の若き小隊長の足立や、その恋人で、足立の帰りを内
地で待つヒロコら、戦争に巻き込まれた人々の群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 15:49:45
3884文字
会話率:45%
アリューシャン列島の海中深くで、一人の男が小型潜水艇で危険な任務に備えている。彼の頭の中に響く声からブリーフィングを受ける。彼の任務は、PSコーポレーションが秘密裏に核兵器を開発しているモセス島に潜入し、その情報を収集し写真を撮ること。PS
社長の演説が11時に予定されており、その後に兵器が移動される可能性があるため、それまでに証拠を集めなければならない。
ジョナサンは深海を泳ぎ、島内に入り、基地に忍び込む。貨物エレベーターで上昇中にウェットスーツを脱ぎ、特殊なスニーキングスーツを着た姿を現す。準備が整ったジョナサンは、独りで生き延び、痕跡を残さないように任務を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 11:00:36
2626文字
会話率:5%
とある惑星、日本語に意訳すれば百合帝国と呼ばれる都市国家は、同じ惑星に存在する他の2つの都市国家とともに異界に転移することになった。
転移先の異界は、魔法と意訳される未知の技術と法則が存在する未知の惑星であった。
百合帝国の民、日本で生まれ
育った前世の記憶を持つアリス・リデルは、未知の惑星に日本列島も転移してきていることに気づき、その調査と交渉を担当することを望む。
これは未知の惑星での異文化交流と国交、時には争いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 17:54:49
77022文字
会話率:21%
NHKの「列島ニュース」をたまたま見ていて、トレランか何かの小学生大会のようでしたが、そこでダントツだった女の子にインタビューしていたんです。
夢は「世界選手権を取ること」という答えに、妹が「お姉ちゃんを抜くこと」と答えてました。
その答え
を聞いたお姉ちゃんが「んが」という感じで顔をしかめたのが微笑ましくて・・・。この物語を思いつきました。
名前は放送してたんですがAjuの足りないメモリには残っていません。
このお話は、そんな名前もわからない姉妹に贈りたいと思った「応援歌」みたいなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 10:00:00
1717文字
会話率:12%
『今日の柏芽町の天気予報をお届けします。本日は、強い高気圧が日本列島を覆っており、晴れの天気が続く見込みです。
また、午後からは地球へと降り注ぐ宇宙線量が増加し、ペネストラ第25β系の天体動体が発生するため、捕食者の襲来確率が高くなる見
込みです。お出かけの際は近くにある対捕食者専用シェルターの位置を忘れずに確認するようにしてください。
今日一日、晴れの天気を楽しみつつ、捕食者にも気を付けてお過ごしください。それでは、素敵な一日を!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:16:22
8080文字
会話率:20%
ある日、「熊代要」は、いつものように、
朝、起床をしたはずだったが、
その日はなぜか大幅に寝坊したのである。
起きた時には、2年と8か月の月日が経過していた
二日酔いのような頭痛と、強い喉の渇きを覚えながら。
「熊代要」が目覚めた後の街
には人々が忽然と消えていた。
何があったかは分からないから。
とりあえず、車でいけるところまで行って、
どこかだれかいないか探しながら、
暇つぶしにラジオをやることにした。
これを聞いている人がいたら、ぜひに感想を送ってきてほしい。
会いに行くから。
*********************************
これは「熊代要」を名乗る何者かが、●●●●●●である○○○○において、
生存者を探しながら、列島各地を移動した時の通信音声を傍受したものである。我々は【熊代要】の情報を募集している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 00:00:00
661文字
会話率:0%
西暦2027年――この年の夏の暑さは尋常ではなかった。
六月に行われた小学校の運動会では、ある児童の体調不良により組体操のピラミッドが崩壊。大阪の住宅では老人が深夜、熱中症に罹患。
時が経つにつれて暑さは急速に強まっていき、それに付随
して起こるは熱中症、取水制限、給水制限、断水、作物不作、操業停止、脱線事故、そして――。
いつか訪れるかもしれない激烈な猛暑を市井の人々の目線で描き出す、オムニバス災害小説。
※『列島壊滅――超巨大台風襲来』の前日譚ですが、単体でも問題なくお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 19:10:00
37310文字
会話率:25%
西暦2027年9月、太平洋のど真ん中、マーシャル諸島で熱帯低気圧が発生し、台風へと成長。夏の風物詩である毎年おなじみの台風――その筈だった。
しかしこの台風は違った。前代未聞の勢いで急激に発達した台風は日本への直撃コースを取って進撃。圧
倒的な風の雨の力を以て、日本を殲滅しにかかるのであった。
――これは、たったひとつの自然災害が、世界有数の大国を滅亡させるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 20:00:00
101167文字
会話率:21%
日本列島まるごと転移で異世界の空に浮いていた。
異世界の人も日本の技術は欲しいけど、全員を助けられないから選別が始まる。
犯罪者、生活保護者、障害者、高齢者、ニートなど、弱者はみんな空島の日本に残される。
ワイバーン等の危険生物が住みつく
ので実質的に棄民政策となってしまう。
主人公は医大を目指すほど優秀な高校生だったが、家族に足を引っ張られて棄民組に。
だが、とあるキッカケで日本に住みついたドラゴンを従えて地上に降りた日本人と合流する。
異世界ではワイバーンに乗った竜騎士がメインで、今までドラゴンになんか乗った騎士はいない。
異世界の人は半ば日本人を人質に、主人公を自国に取り込もうとするけど、
そもそも棄民された主人公に自分を捨てた日本人を守ってやる義理がない。
以降、主人公だけがドラゴンに乗って俺ツエーする。
このあらすじは、あとでちゃんと書き直す予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 16:04:47
42798文字
会話率:33%
ソビエト連邦が冷戦に勝利した世界。分断された日本の西半分を領土とする日本皇国は、最後の自由主義国家となっていた。
そして1993年8月15日、日本列島の東側を支配する日本人民共和国は日本皇国に宣戦を布告する。高校生の日野和人たちは日本皇国
青少年突撃隊の一員として、圧倒的な日本人民共和国軍に立ち向かうが。
pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 21:26:53
30872文字
会話率:29%
夷隅郡御宿町に住む阿泉六夏(12歳)は、ある時、祖父の文斗に、阿泉家の先祖の秘密を書き継いできたという手記『阿泉家の歴史と賦霊の力について』を手渡される。その手記に記されていたのは、次のようなことであった。
《日の本と出雲、そして夷隅。
一見、なんの関連性もなさそうなこれら三つの地点を結んでできる二次元形状は、「阿泉三角形」と呼ばれ、阿泉家の先祖の代から語り継がれている。
この阿泉三角形とは何か? 言い伝えによると、この日本列島には、国造りの神オオクニヌシの化身である、巨大魚が眠っているのだとされる。日本列島がどこか魚のような形をしているように見えるのは、まさにその巨大魚そのものが象られているからであり、巨大魚の寝姿なのである。文字通り、そのオオクニヌシの眠りの上に、われわれ日本という島国は形成されているというわけだ。
このオオクニヌシの深い眠りを妨げぬよう、実は、日本列島そのものに巨大な結界が張り巡らされていて、阿泉三角形とはその結界の意なのである。結界を作る三つの地、それが日ノ本、出雲、夷隅である。これらの地に共通するものとは何か?
それは日本列島の「古の種族」が大いに関わる地ということである。》
祖父の手記は600ページにわたる膨大なものであった。その手記を読むことで、六夏は阿泉家の秘密に近付いていく。同時に、六夏自身に宿る不可思議な力も自覚するようになるが、それによって、これまで平穏に送ってきたはずの学校生活で、同級生らとのすれ違いが起こるのだが、それはやがて、大人たちを震撼させるような事件を起こすようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 01:05:37
9415文字
会話率:26%
西暦202x年、日本を襲った未曾有の大災害『日本列島地殻変動』により日本での生活環境は一変してしまった。日本中にダンジョンと呼ばれる地下洞窟が口を開き、周辺からは毒ガスが噴出すると言った有様だ。
異変から約一年、毒ガスの影響なのか定か
ではないが、新生児の中に毒ガスに適応できる肺機能を持った者たちが現れ始めていた。さらにその中の数%には優れた身体能力や頭脳を持つ者や、それだけでなく従来とは異なった超能力と言える特殊な異能力を持つ者もいた。
さらに八十年ほどが過ぎて二十二世紀に入ったころには人々の生活は落ち着き、ダンジョンを初めとする悪辣な環境が当たり前となっていた。そんなすさんだ世の中、人々の娯楽で一番人気なのはダンジョンを探索する限られた者たちの様子をリアルタイムで鑑賞することだった。
この物語は、ダンジョン探索に情熱を燃やす綾瀬六雨(あやせ りくう)と、その様子を配信してバズりたい綾瀬紗由(あやせ さゆ)という、どこにでもいるごく普通の兄妹が仲間たちと一緒に楽しく冒険するお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 17:00:00
126591文字
会話率:32%
姉の軌跡、運命の導。
1944年6月6日、アメリカ合衆国並びに英連邦軍が日本列島に同時上陸を敢行。地獄のような血みどろと泥濘の戦いを経て、天皇は玉音を通し国民に降伏要求受諾の旨を通告した・・・・・・
それから16年。地球は3つの世界に分
かたれた。自由民主主義の名の下に弾圧と支配を広げる連合国、ユートピアのために人々をミキサーにかける社会主義圏、新たなる総統に飢える国民社会主義ドイツ。三極世界体制は長らく続いた。
1960年。一人のCIA職員が、冷戦の最前線となった日本に降り立った。姉の無念を晴らすために・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 14:02:06
3888文字
会話率:70%
【速報】日本列島、異世界へ!資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年!?そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明―――新大陸の発見。だが……異世界の大陸には厄介な生物。有り難くない
〝宗教〟に〝覇権主義国〟と、問題の火種がハーレム状態。手足を縛られた(憲法の話)日本は、この覇権主義の世界に平和と安寧をもたらすことができるのか!?今ここに……日本国民及び在留外国人―――総勢1億3000万人―――を乗せた列島の奮闘が始まる…… 始まってしまった!!
(※)この作品はフィクションです。実在する、事件、個人、団体とは一切関係ありません。また、特定の個人、団体を誹謗する意図もありません。
【注意!】戦争、自衛隊成分が低下しています◼️【更新】「06.永田町の激震 」投稿済み。◼️この作品は「カクヨム」様「アルファポリス」様にも連載しております※更新停止中◼️【序章:完結済】【1.0章:完結済】【1.5章:完結済】【2.0章:完結済】【第2.5章:完結済】【第3.0章:連載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 14:53:44
374170文字
会話率:42%
ヤクモ伯爵家が郵便事業を一手に手掛ける異世界は神聖帝国。その帝国の北部辺境の街ノーザン(通称、冒険者の街)に住む少女〝アナン〟がある日迷い込んだのは、第零郵便局と呼ばれる不思議な郵便局だった。そこに居た青年ノアは異世界郵便局でも特別な部署の
局長兼配送人で!?―ここはノーザンじゃないよ。ここには君みたいな想いを持った人が来る―これは、異世界郵便局の中でも特別な部署、第零郵便局に迷い込んでしまったアナンの物語。▼【この物語は拙作「異世界列島」に登場する神聖帝国を舞台にしたお話になります】※ただし、異世界列さんかく島側との整合性の観点から、別世界おお話であると変更する場合もあります▼【宣伝】併せて、異世界に飛ばされた日本を描いた拙作「異世界列島」もよろしくお願いいたします。▼【タグに関して】R15は念のためです。また、タグ詐欺注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 21:45:02
6917文字
会話率:43%
昔の怪獣百科本の大見出しのようなタイトルにしたかったが、どうにもうまいこと思い浮かばず、こんなタイトルで妥協した人物の書いた文章。
キーワード:
最終更新:2023-11-10 00:53:25
2562文字
会話率:6%
日本列島が沈むタイムリミットが迫るなか、政府は国民に対してある政策を発表した。それが『北海道選抜移民策』。高校生の律果を含む、友人や姉妹たちは理不尽な政策から生き残ることができるのか。
最終更新:2023-10-24 21:34:58
399文字
会話率:0%
公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。
1791年。嵐のためアリューシャン列島に漂着し、ロシアでの暮らしを余儀なくされていた日本人の大黒屋光太夫は、帰国の許可を願い出るため、首都サンクトペテルブルクへと赴いた。
そこ(正確には、
南郊の別荘地ツァールスコエ・セロー)で、光太夫は女帝エカチェリーナ二世に謁見し、お茶会に招かれる。
女帝主催のわちゃわちゃお茶会をお楽しみください。
『女王様はロマンの塊』のスピンオフ(?)第四弾です。
※日本紅茶協会様の㏋には、「(大黒屋光太夫は)1791年の11月には女帝エカテリーナ2世にも接見の栄に浴し、茶会にも招かれたと考えられている」と書かれていますが、実際あり得ない話ではないものの、記録が残っているわけではなく、本作は完全に作者の想像です。
光太夫のロシアでの見聞を聞き書きした『北槎聞略』には娼館に招かれた話まで書いてあるのに、女帝にお茶会に招かれたのならそのことを書き残してないはずがないだろう、とかいうツッコミは無しの方向で(笑)。
時期は、6月28日に女帝に謁見して1ヶ月あまり後、8月頃との設定です。
※ロシアの人名は、名と姓の間に「父称(ふしょう)」といって父親の名を表す呼称が入り、これを敬称として用います。アダム=ラクスマンの父親はキリルなので、「キリロヴィチ」といった具合です。いささか煩雑に思われるかもしれませんが、雰囲気を出すために、「アダム」に「キリロヴィチ」のルビを振る、といった表記を用いています。ご了承ください。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 23:30:34
10576文字
会話率:30%
西暦2030年一月二十四日木曜日。日本列島は突如として上空に現れた黒い球体に包まれて地球上から姿を消した。一方、日本は一か月で海の向こうから攻めてきた異種族により一週間で敗戦。不平等条約を結ぶこととなった。
だが、それで国民の生活が変わる
ことがほとんどなく、強いて変わったといえば街中を異種族が我が物顔で跋扈していることくらい。そんな世の中で何をしても大体平均前後のモテに恋するお年頃の天野零はいとこの蘆屋陽奈と姉の天野翠と陰陽師をやりながらまだ見ぬモテモテを目指して私立大江山高校にエレベーター式で入学した。
そこで出会ったのは娯楽大好きなエルフのジャンヌ・タイタニアと若干厨二病気味の女騎士のティターニア・ノワールだった。翠により自身の家にホームステイに来た二人を迎え新生活が始まる。しかし、その生活は問題ばかりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 11:21:16
29455文字
会話率:59%
ニ◯三◯年一月二十四日木曜日。
日本列島は突如上空に現れた黒い球体に包まれて地球上から姿を消した。
異世界と呼ばれる場所に転移した日本でモテるに恋する十五歳の思春期男子天野零は日本に留学してきた謎のエルフとであう。
しかしそのエルフも中々の
変わり者で・・・・・。
果たして零はモテる事が出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 08:21:06
81163文字
会話率:54%
鹿児島県鹿屋市を舞台にした「Boy Meets Girl」の物語
イメージ画⤵︎ ︎
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/news/16817330653426656395
日本列島の西の端、鹿児島県の
大隅半島の鹿屋(かのや)市に住む大学三年生の園田友紀(ゆき)
彼は桜島の灰に埋もれた様な、中途半端なこの街で鬱屈しつつも、一応プロサッカー選手を目指している。
しかし自身の能力に道半ばで、諦めつつあった。
さらに自らの命を投げ打って、多感な少年時代に自分を助けて、この世を去った最愛の母に活躍する姿を見せられない事も、彼の人生に深い闇を落としていた。
そんな友紀は、有り得ない場所で、自分の人生において有り得ないと思える程の、銀髪の女性『里菜』と邂逅する。
むしろ彼女の方こそ、誰にも語れぬ深い闇と隠し事を抱えていた。
元気が取り柄な姉の瑠里(るり)、不思議な力で相手を見抜く祖母の晴香(はるか)も巻き込んで、桜島の火山灰の様に、灰色だった彼と彼女の世界に、珊瑚礁の様な色が付いてゆく。
手つかずの自然が残る南国・鹿児島の大隅半島を舞台に、二人の純愛と互いに感じる不思議な力が織り交ざるラブストーリー。
田舎という閉じられた場所に、幸せを見いだせない青年と、正反対の孤独な都会から寂しさを忘れたくてやってきた女性。
昨今の若者が抱える"黒い霧"を語るのかと思いきやからの、最後の展開にちょっとだけ御期待下さい。
”ゆき”の様に白いオープンカーに乗せて、アナタの知らない鹿児島をお届けに上がります。
それぞれが流れ着いた先にある”もの”とは一体何か?
半ばの夢は果たして叶えられるのか?
※一部、実際の出来事と、フィクションが混在しております。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 07:00:00
39928文字
会話率:42%
妖魔・・・人とは異なるモノの総称。妖・妖怪・物の怪、怪異、悪魔など呼ばれる存在の事を指す。
妖魔は多種多様で闇に紛れるモノ・森奥で暮らすモノ・人の社会に溶け込むモノ等々。
身を隠して暮らすモノや人と寄り添い生きるモノも居れば、人に牙を
向けるモノもいる。
そんな害ある妖魔から人々の生活を守る為に日夜励んでいる者達がいる。
その名は対魔師。
対魔師の起源は定かではないが、平城の世にはすでに存在が確認されており、陰陽師や忍び、隠密、祈祷師などその時代によって名を変え、秘密裏に活動を行っていた。
対魔師と言う名が世に知れ渡るようになったのは第2次世界大戦後。
戦火となった日本列島に人々の怨念が多く留まった事で妖魔が大量発生。
この状況下を重く受け止めた日本政府は防衛庁内(現在の防衛省)に対妖魔対策取締課(通称、対魔課)を秘密裏に設立。
内部紛争など多くの問題を抱えながらも現在まで人々の暮らしを守り続けてきた。
対魔師は危険且過酷で特殊な職業の為、担い手が少なく万年人材不足。
そこで政府は十年程前に対魔師育成学校を各地に設立。
有能な人材発掘と育成に尽力を注ぐことに。
数年前、内部紛争の影響で対魔師の存在が公表されたこともあり、対魔師を目指す若者が急上昇。
子供が憧れる職業№1として認識されるようになる。
この物語はそんな対魔師を目指す少年少女の物語となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 14:07:08
66162文字
会話率:52%
ただただ好きな漫画家さんへの愛を綴ったもの。
最終更新:2023-08-30 21:46:05
968文字
会話率:3%