300年前、魔導国家を導いた伝説の魔女・エルフェリアは、未来に起こる「世界崩壊」を予知したがゆえに、国家に粛清された。
だが彼女の魂と知識は密かに保存され、300年の時を経て再起動する。
目覚めた先は、魔法すらも管理され、機械と人間が融合
しつつある「冷たい都市国家」。
彼女の存在はもはや“システムウイルス”として扱われるが、それでもエルは動き出す。
「この世界を救うつもりだった。でも、もうやめた。——私のやり方で壊して、創る」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 15:36:34
10950文字
会話率:18%
ヘリナス子爵令嬢アリアーヌはもうじき処刑される——生まれつき豊穣の女神の紋章を持つアリアーヌは、異種族から熱烈に求婚されてきた。しかしやがてそれは過激化し、アリアーヌの住むセサニア王国への脅迫という形になってしまう。事態を重く見た宰相により
アリアーヌは偽装処刑となるが、状況がどうにもおかしい。まるで今まで何度も処刑されたかのように——そして何度も助けられ、何度も死んだかのようだった。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 00:45:32
72524文字
会話率:38%
最愛の王太子妃リズが、冤罪を被せられた挙句に処刑された。王太子エセルバートは自分が三年前にリズを見初めたせいで悲劇に繋がったと後悔し、時を戻す王家の秘宝『時遊びの逆時計』を手に、三年前の出会ったあのときへと戻る。しかし、どうも三年前とは違っ
た様子で——?
※「もう妃になどなるものですか、私はあなたと楽しく幸せに生きていきたいのです」https://ncode.syosetu.com/n3112hw/の続編、王太子視点です。
※この作品は他のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 17:23:15
9661文字
会話率:21%
ただ、愛されたいだけだった。
家族でも、婚約者でもいい。たった一人からの愛を信じられたら、どんなに辛い最期でも幸せだと思えたはずなのに……。
婚約者だった王太子に婚約破棄され、侯爵家嫡男でもある異母弟への毒殺未遂という冤罪を着せられて、私は
処刑された――はずだった。
何故か婚約直後の十二歳に巻き戻っていたジュリアは、今度こそ、愛されたい。
すべてを変えるのは難しいかもしれないけれど、最低限、異母弟との関係改善と、既に結ばれてしまっている婚約を解消ができればなんとかなる気がする。
でも、ひたすら愛されたくて我慢をしていた一回目と行動を変えたら、色々なことが変わってきて……?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 18:10:00
131940文字
会話率:45%
先に断りを入れておきますと、本作品はシリアス要素薄いです。
公爵令嬢ヴィオラ・アクシスは、第一王子という名の殿下という敬称をつけるにも値しないクズにより、15歳で無実の罪を着せられ処刑された。しかし目を覚ますとなぜか5歳に戻っていた。
混乱しながらも今度は死なないようにと決意するものの、途中で生に縋り付くのに飽きるため何度やってもうまくいかない。……まあ、一割くらいは自業自得なのである。
四度目の死の後、彼女は“時空管理者”と名乗る神のような存在と対峙し、哀れみの目を向けられ、説教され、呆れられながら能力を一つ授け、異世界に再び強制送還される。
神とやらと色々話して導き出した答え
「生きるを目指すのに飽きてしまうなら、死を目指せ」
そういうわけで迎えた人生五周目。
今度こそ、死なないように真面目にやろうと真剣な顔つきを見せるのである。
◆◆◆◇◇
周斗紫奏です。Happybirthday自分。
ロリやショタが知識無双したりするのが大好きな人間です。ロリコンではありません年上がタイプです。なので通報はしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 21:26:41
24719文字
会話率:44%
1度目の人生は、妹の策略にはめられた。
そして婚約者を略奪され、婚約破棄。
そしてそして、最終的には処刑。
2度目の人生は、姉の策略にはめられた。
そして婚約者を略奪され、婚約破棄。
そしてそして、最終的には処刑。
3度目の人生は、母の
策略にはめられた。
そして婚約者を略奪され、婚約破棄。
そしてそして、最終的には処刑。
4度目の転生は、令嬢は令嬢でも婚約者が存在しない生活を歩んでいたローレリア。
しかし、定番の展開である婚約者が登場するのだった。
【他サイトにも投稿している重複投稿作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 12:10:00
12594文字
会話率:37%
次代の聖女候補である証が現れたファウスティナは、聖女選定の儀式に参加するため、他の四人の候補者たちと共に大神殿に集められた。ところが儀式の最中、聖女候補たちが次々と惨殺されるという事件が起こる。
とうとう最後の一人となったファウスティナ
は、聖女候補殺しの犯人として投獄された。うち一人の遺体から、ファウスティナが殺したという証拠が見つかったのだ。
処刑しろという声が上がったが、残る聖女候補はファウスティナただ一人。聖女が空席になれば、この国を守る大結界を維持できない。神官たちが揉めていたところに、この国の王太子が現れた。次代の聖女との婚約が定められていた王太子は、「よい方法がある」という。
こうして生きたまま磔刑に処され、結界維持のために聖女の力だけ搾り取られることになったファウスティナの前に、再び王太子が現れた。彼は「お前のおかげで真の想い人と結ばれることができた」と嘲笑う。さらに家族が処刑された事実を知ったファウスティナは、絶望の中で自ら舌を噛み切った――。
――ところが。目覚めると、一年前の朝だった。だが選定の辞退はすでに不可能で、ファウスティナは誰も死なないように奔走した。すると今度は自分が殺された。
繰り返し続けて四度目。次が最後だと気付いたファウスティナは、必ず運命をくつがえすと決意して自決する。ラスト一周を迎えたファウスティナは最後の望みで、加護なしの屍体収集家であると悪名高き公爵のもとで『検屍術』を学び、選定の儀に臨むことにしたのだが――。
※ハッピーエンドです。
※検死要素は少しだけ、かつ魔法ありの世界観です。ループ聖女物としてお楽しみいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 15:11:50
109658文字
会話率:48%
アリアの人生は常に谷底にいるようなものだった。
両親が亡くなり、叔父に引き取られた。
しかし親と叔父の都合からアリアは厄介者とされ冷遇された。
耐え忍んで生きてきたアリアだがなんと第二王子のお相手として見そめられた。
これまで不幸だった
分幸運が来るかと思われたがそれもまた楽ではなかった。
王族の生活は息苦しく、アリアには利益を狙う人か、アリアの足を引っ張ろうとする人しか周りにおらず、お相手である第二王子の態度も冷たかった。
そんな時に第二王子の浮気が発覚した。
いつか振り向いてくれる、王族にふさわしくと努力してきたアリアの心は折れた。
そのままなし崩しにアリアは離縁され、家に戻された。
しかしその時叔父が亡くなり、親の代わりに叔父が引き継いだ家門で家督争いが起きて家が無くなった。
家すら失ったアリアは平民としてひっそり暮らしだした。
もう生きていけるだけでもいい。
過度な期待はしない。
そう思って日々を生きていたアリアだったがある日彼女の元に兵士が押し寄せてきた。
王族の命を狙い、国家を転覆させようとした罪。
なぜなのかアリアは身に覚えのない罪によって逮捕されてしまうのであった。
そして処刑されたアリア。
けれどアリアの必死の抵抗に希望を見出した神様が世界を救ってほしいとアリアの時間を戻す。
世界を救う方法は指定されていない。
浮気者も、自分を冷遇した家も、全部ぶっ壊してやる。
世界は救って差し上げますわ。
ただし復讐もさせていただきます。
カクヨム、アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 10:00:00
644856文字
会話率:31%
「ふぅん? パンがないのなら、マカロンを食べればいいじゃない」
人々から憎悪の対象として処刑された稀代の悪女――ベアトリーチェ・オーギュスター皇女。
しかし、処刑された筈の彼女が次に目覚めたのは、見知らぬ異世界であった。
自身が生きている
事を喜び笑うベアトリーチェだったが、その背を忌々しく踏み付けるのは黒い甲冑姿の男――テオドア。
そこに居たのは、女神の依り代となるべく『現代』から異世界へと召喚された少女で、自分は予期せぬイレギュラーな事故として召喚されたオマケにすぎない存在なのだという。
そうして言葉も通じぬまま追い出されたベアトリーチェを乗せた馬車は、巨大な魔獣に襲撃される。絶体絶命のベアトリーチェを救ったのは、彼女を足蹴にして追い出したテオドアであった――……。
そんな中、偶然の積み重ねによって自分を殺そうとしたテオドアの番となってしまったベアトリーチェ。反発しあう二人であったが、サバイバル染みた環境のなかで段々と互いに距離を詰め合うようになっていき……。
第一回ピッコマノベルズ大賞に応募した作品です。35話ぐらいで完結する予定ですが、他の原稿優先してるので更新頻度は期待しないでね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 02:16:25
76095文字
会話率:29%
ベアトリーチェ・アリステアは、優秀な魔導師を輩出してきたアリステア伯爵家に生まれた。
だが魔法が使えず、両親はベアトリーチェに失望し、興味をなくした。
ベアトリーチェは優秀だが残酷な双子の弟と妹により、魔法の実験体にされる日々を送る。
ある日弟と妹に、浮遊魔法の訓練だと言って、池に飛ばされ落とされる。
池の中には先日父が捕らえてきた魔物、蛇竜がいる。
──食い殺されそうになった瞬間、ベアトリーチェは自分が前世大魔女と呼ばれたクリエスタだったことを思い出した。
その瞬間ベアトリーチェの魔道の力は開花して、弟妹や両親に教育的指導を行い、快適な住環境を手に入れる
だがベアトリーチェは自分がクリエスタだったことを隠しておきたかった。
だって、クリエスタは優秀すぎて周囲から嫉妬されて、冤罪の末に国王により処刑をされたのだ。
もう同じ轍を踏むのはごめんだ。できることなら今生は静かに暮らしたい。
それなのに、どうして王太子殿下の婚約者になっているのでしょう?
せっかく眼鏡をかけて髪をのばして地味な女として学園生活を送ろうとしたのに
どうして、問題ごとばかり起るのでしょう──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 17:57:07
90016文字
会話率:33%
この大陸にある二つの大きな国。
マジイリス王国と、大光牙帝国。
二つの国は、宗教対立を抱えていた。
一応停戦協定が結ばれていたものの、停戦十周年記念のイベントで王国のだまし討ちにより戦争が再発。
だが、それを事前に察知していた帝国により王国
側は大敗した。
私、スフィア・リーズフィリア公爵令嬢と二人の妹は王国貴族になったばかりの桜宮幸太郎に嫁ぐ事に。
しかし、納得できなかった私達は彼を虐めぬき、毒殺されるのを見て見ぬ振りした。
そして、彼が死んだ結果……帝国は彼が毒殺された事を理由に王国に対し民族浄化を宣言。
大敗した王国は、王族貴族、平民までも皆殺しにされる事に。
私はようやく愚かさに気付いたものの、時すでに遅く……。
処刑された私が戻ったのは、彼に会う前日。
私は、今度こそ彼と仲良くなって、悲惨な未来を変えて見せる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:15:15
24879文字
会話率:35%
私は、マリア・ハッピナール公爵令嬢。
ダストリア王国の第一王子、クーズ様の婚約者だった。
でも、貴族学校で出会った私の義妹にうつつを抜かしたクーズ様によって卒業パーティで婚約破棄。
しかも冤罪を押し付けられ、私は処刑されてしまった。
その時
、女神様が現れて聞いて来たの。
「心残りは無いか?」って。
だから、私は「幸せになりたい」って返した。
そうしたら、なんと時間が巻き戻って貴族学校に通って来た頃に戻っていたの。
これは、私が幸せになるまでの奮闘物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 15:00:45
9102文字
会話率:24%
政略結婚で第一皇子派のランヴェール公爵家に嫁いだディリートは、不仲な夫アシルの政敵である皇甥イゼキウスと親しくなった。イゼキウスは玉座を狙っており、ディリートは彼を支援した。
だが、政敵をことごとく排除して即位したイゼキウスはディリートを
裏切り、悪女として断罪した。
処刑されたディリートは、母の形見の力により過去に戻り、復讐を誓う。
再び公爵家に嫁ぐディリート。しかし夫が一度目の人生と違い、どんどん変な人になっていく。妻はシリアスにざまぁをしたいのに夫がラブコメに引っ張っていく!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 19:14:54
156886文字
会話率:38%
人と話すのが苦手な小心者の華凛(かりん)は、冷淡な皇帝・滄月(そうげつ)の妃となって男児を出産したが、義妹に陥れられて我が子を殺された上、我が子を殺した悪逆の妃として処刑された。
しかし、彼女の時間は子どもを殺される直前に戻り、やり直しの
機会を得る。
可愛い我が子が生きている。
我が子が愛しい。守りたい。
華凛は我が子を守るため、人生をやり直すことにした。
中華風の世界が舞台で、冷淡な皇帝xやり直し妃x三歳児のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 23:16:19
46766文字
会話率:31%
公爵令嬢エリザベス・マウントバッテンは悪女だった。
悪女は民衆から悪魔と恐れられ婚約者と婚約者の浮気相手によって処刑された、はずだった。
気が付くと過去へ回帰していたエリザベスは、今世では処刑を回避するために悪女として、絶望の運命に立ち向
かう。
※不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
4501文字
会話率:32%
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。
魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。
案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。
最終更新:2025-03-27 21:44:36
2808文字
会話率:0%
「『動けるデブ』とは某の事でござるよ!」
異世界に転生し喋る魔剣デュランダルと共に勇者パーティーの一人として活躍していた、国民的ガキ大将と酷似した名前を持つ男───合田 武こと、タケシ。
魔王討伐に貢献した英雄の一人であったが、女性関係に
だらしなく何度も修羅場を迎えた。ヤンデレヒロインに刺されるなれ本望でござるよ、等とほざいた翌日に彼は処刑された。
そこで物語が終わらないのがご都合展開!
女性関係の裏に隠された真実に死の間際に気付くも何も出来ずに死亡した、タケシだが死後の世界で神と出会い二度目の異世界転生の機会を得た。
死んだ世界に同じ魂を送る事は出来ないという神のルール。その裏をかくように新しく送られた世界でタケシは『世界を渡る力』を求めて躍動する。
キャラは濃いのご注意を!外見フツメン、心はイケメン。ぽっちゃり体型の大英雄!二度目の異世界転生で無双中?
拙作『勇者パーティーの仲間に魔王が混ざってるらしい』のサイドストーリーになります。
ネタバレ注意!
気まぐれ更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:41:31
11874文字
会話率:58%
かつて侯爵令嬢マリエッタは、聖女を害したとして冤罪で処刑された。
その記憶を持ったまま、マリエッタは伯爵令嬢マリーとして生を受ける。
「このまま穏やかに暮らしたい」田舎の伯爵領で家族に囲まれのびのびと暮らしていたマリーだったが、ある日聖なる
力が発現し、聖女として王の所に連れて行かれることに。玉座にいた冷徹な王は、かつてマリエッタを姉のように慕ってくれていた第二王子ヴィンセントだった。
「聖女として認めるが、必要以上の待遇はしない」
ヴィンセントと城の人々は、なぜか聖女を嫌っていて……?
●他サイトにも掲載しています。
●誤字脱字本当にすいません…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 18:23:03
110976文字
会話率:31%
処刑台の上に立つ少女の姿があった。
銀の髪、澄んだ青い瞳。
それは、この国の聖女として崇められていた少女――セレスティア。
だが、今や彼女は罪人として断罪されようとしていた。
「偽りの聖女に裁きを!」
「魔女め! 王国を穢す
な!」
民衆の罵声が響き渡る。
彼らの誰一人として、かつて自分が救われたことを思い出そうとはしなかった。
王と大司教。
そして、かつての友であったもう一人の聖女――リリア。
彼らの策略により、セレスティアは反逆者として処刑されることとなった。
「セレスティア、あなたの罪は万死に値するわ。」
リリアが冷たく宣告する。
セレスティアはそれを静かに聞いていた。
涙は流さなかった。
(私は、間違ってなどいない。)
剣が振り下ろされ、世界が闇に沈む。
――だが、それは終わりではなかった。
次に目を開いたとき、彼女は深い闇の中にいた。
彼女の髪は漆黒に染まり、瞳は深紅に輝いていた。
「これは……?」
新たな力が彼女の中に宿る。
それは、聖女として許されなかった“闇の力”。
セレスティアは、静かに微笑んだ。
「ならば……これは、神がくれた復讐の機会ね。」
彼女は生まれ変わった。
聖女ではなく、悪女として。
そして、世界に裁きを下す者として――。
――闇の女王の復讐が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 15:00:00
15751文字
会話率:39%
これは良くある悪役令嬢が婚約破棄後処刑された後のエンドの物語。
王室のとある一室で第一王子がヒロインを手籠めにしようとしていた。
「フフフ。やっと邪魔者がこの世から消えてくれたよ。マリア。君と2人きりになれた・・・。」
「ええ。殿下。
もう終わりですね。」 彼女の瞳からハイライトが消える。
「グ、グッハ。どうして何だ。私はこんなにも君を愛していたのに。」
内蔵が綻びでないように手で押さえる。かなりの深手を負わせられた。
「ええ。私も殿下を愛していましたよ? でももう用済みです。」
熱い口付けをした後に深々とナイフで首を搔っ捌いた。王家の肖像画に血しぶきが盛大に飛び散る。
コツコツ。後ろから足音が鳴り響く。
「何て酷い女だ・・・。」
「あら。第二王子殿下。ご無沙汰しております。最後ぐらいはと、良い夢を見させただけですわ。」
「君を敵にまわさずにすんで良かったよ。」
「今でも味方ではありませんけども♪」
「クックック。その通りだな。」
「ええ。フフッ。」
互いに顔を見合わせながら真っ暗な部屋を見渡した。
「さて、この国は明日からどうなるんだろうか。」
*****
こんな感じで進んで行きます! ヒロインがくせ者。王子は裏切り者。悪役令嬢は既に処刑済み。
これさえ押さえとけばおけです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:17:12
130305文字
会話率:41%
セオルエクトゥスの反乱から30年。
首席判事ラグアティウスは“叛逆者“セオルエクトゥスについての新たな証拠品を王に提出する。
その中には、“叛逆者の友”として処刑されたニトルス教会博士の手紙が含まれていた。
ラグアティウスはこの手紙がニトル
スの潔白を証明するというが……。
たった一人に読んでもらうための手紙を書いた者、誰にも読まれないように封印した者、公にして”真実”を主張する者。
その手紙は過去という亡者を埋めた墓だった。掘り起こされて暴かれなければ、そのまま過去の亡霊は消え去るはずだった。
過去と現在、私信と歴史、愛憎と復讐が2通の手紙に交錯する、中世ヨーロッパ風ハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 19:30:33
2685文字
会話率:8%
王子に婚約破棄され、処刑された令嬢。
しかし、隣国の王の「亡き妃」にそっくりな姿で転生。王は彼女を見つけると「私の妃として迎える」と宣言し、かつての国に対して復讐を始める。
キーワード:
最終更新:2025-03-09 09:40:00
1301文字
会話率:25%
仕事中に意識を失い、目を覚ますと異世界の森の中だった。銀髪の美しい魔女の身体になっていた彼女は、自分が千年生きる魔女「エリス」として転生したことを知る。エリスには、かつて人間の騎士「レオン」と禁断の恋をし、彼を救おうとして命を落とした過去が
あった。しかし、彼女の前に現れたのは、死んだはずのレオン。彼もまた異世界に転生し、永遠の誓いを果たすために彼女を探していたのだった。運命に引き裂かれた二人の、もう二度と離れないための物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 17:47:54
2321文字
会話率:42%