「――――――迎えに来ましたわ。私の愛しいヒト」
元婚約者の王子に濡れ衣を着せられ、悪役令嬢として処刑されてしまったアルーシャ。
王妃となることに人生を捧げてきたアルーシャは諦念を胸に、座して死を受け入れた。自分の死で多くの人々が幸せにな
るのであれば、と。
だが、死後の世界で少年の姿をした神から告げられたのは、アルーシャの死後、密かに彼女が恋焦がれていた親友ツェツィーリアが、国の繁栄と引き換えに『聖女』として使い捨てられて死ぬという最悪の結末だった――
民の為ではなく、たった一人の愛するヒトのため、人生をやり直すことに決めたアルーシャ。
『悪役令嬢』と『聖女』、二人の禁断の恋は新たなる『魔王』を誕生させる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 21:00:00
69508文字
会話率:39%
エストラン王国の王太子フェルナンドは頭脳明晰で武術にもたけたオールマイティの美丈夫だ。そしてその婚約者ラダン公爵家の令嬢メリアも才媛と名高い令嬢だった。しかし、忙しすぎる彼らは滅多に会わず、今回も五年ぶりの再会となる。お互いがサプライズを考
えるのだが、すれ違う二人は失敗してしまう。だがしかし、それでも二人の愛は屈することはないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 15:47:10
1710文字
会話率:50%
ようやく子育てから解放されたオリビア・ランドヴェール侯爵夫人。
これからは主人と二人で………と思っていた矢先、主人の愛情がとっくに自分から離れていることを知る。
そして、自暴自棄になっていた頃、知り合った貿易商のマダム・ルイ。
彼女から画
家のパトロンになる事を提案される。
彼とは潔い関係でいようと約束したものの、いつしか本気で彼に惚れてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 19:53:19
47191文字
会話率:19%
アンドロイドの普及が飛躍的に進んだ近未来に、独身のサラリーマン『響 恭平』の元にやって来たアンドロイドの『アミィ』。
アミィは表裏のない素直な性格で、やや気弱で真面目すぎるところはあっても、主人に与えられたメイドとしての役割を果たすた
めに日々奮闘する。
しかし、そんな意気込みとは裏腹に、アミィはなぜか失敗ばかり。恭平はアミィが気楽に仕事に臨めるようにと、そんなアミィを強く叱ることはなかったが、そんな恭平の気遣いは、生真面目な性格のアミィには逆効果だった。
そして、申し訳なさが臨界点まで達したアミィは、ついに恭平に対して思いの丈を爆発させてしまう。そんなアミィを見て、恭平は自分の配慮がいかに軽薄だったのかを痛感する。
それをきっかけとなって、恭平にメイドの主人としての自覚が芽生え、結果としてお互いを再認識することとなり、心機一転、改めて主人とメイドとしての共同生活をスタートさせる。
そんななか、とあるいざこざが引き金となり、アミィの中でこれまでとは全く違う、もうひとりのアミィが目を覚ます。
そのアミィは大胆不敵にして徹底したリアリスト。卓越した戦闘技術と相手の精神を揺さぶる話術を操り、筋が通らない事柄を見逃せない義侠心で目の前の障害を粉砕する。
時には温厚で控えめ、時には好戦的で現実主義というアンバランスな性格を一つの身体に宿したアミィは、様々な人間やアンドロイドと触れ合いながら、やがては主人とメイドという枠を越え、恭平と共に道ならぬ険しい恋路を歩んでいく。
そして、その恋路のあらゆる箇所に横たわる二人目のアミィの出生の謎をきっかけに、恭平達は世間を揺るがす大事件へと巻き込まれ、立ち向かい、出会いと別れを繰り返す。
その事件の裏に幾度も登場する二人の男と一人の女。その三人の因縁はあらゆる事象を巻き込みながら交錯し、やがて二人目のアミィの存在そのものへと集約されていく。
この物語は、人工知能が進化を重ねた未来に於いて起こるであろう、人間と人工知能の共存によって生じる正の側面と負の側面を、二人の愛を通じて描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 07:52:41
93393文字
会話率:45%
アルディア王国の王女エリアナは、18歳の誕生日に政略結婚の相手を選ぶよう求められます。しかし、彼女の心は護衛騎士として選んだレインに惹かれていきます。二人の間に芽生えた愛は、王国の伝統と政治的利害の前に試練を迎えます。
隣国ベルガードとの
同盟を強化するため、エリアナはアレクサンダー王子との結婚を強いられそうになります。しかし、レインとの愛を諦めきれないエリアナは、国を去る決意をします。その矢先、彼らの計画が発覚。王国は大きな混乱に陥ります。
予想外にも、アレクサンダー王子が二人の愛を認め、新たな同盟の形を提案したことで状況は一変。エリアナとレインは、愛と義務の両立という難しい道を選びます。
結婚後、二人は王国の改革に取り組みます。干ばつ地域の再生、教育改革、軍の再編など、数々の困難に直面しながらも、互いの愛と国民の支持を力に乗り越えていきます。
25年後、アルディア王国は未曾有の繁栄を迎えます。エリアナとレインの愛の物語は、単なる個人の幸せを超え、国家を変革する力となったのです。そして今、彼らの娘リリアとベルガード王国の王子マーカスが、新たな時代の幕開けを告げようとしています。
この物語は、真実の愛が持つ力、伝統と革新のバランス、そして個人の幸せと社会の発展が両立する可能性を探求します。エリアナとレインの旅は、読者に勇気と希望を与え、愛の力を信じる大切さを教えてくれるでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 12:25:20
15033文字
会話率:48%
余命宣告をされた男には一つ心残りがあった。
最終更新:2024-07-27 21:35:51
773文字
会話率:47%
十三年前、鬼帝国の侵攻により滅んだ小国・融。敵の気まぐれで生き残った末の王子は復讐を誓った。
時は流れ、大人になった彼の元には頼もしい同志が集い、鬼人打倒と故郷奪還に動き出す。
その旅のさなか、王子は美しい女と出逢って恋に落ちた。しかし彼女
の正体は、あの日幼い彼を見逃そうと提案した、憎き鬼人の愛妾だった――。
という体のなんちゃって中華風ファンタジー世界を舞台にした短編集。
基本的にキャラ萌え重視の設定ペラペラ性癖ごちゃまぜ紙芝居劇場です。思いつきと雰囲気で書くので時代考証とか一貫したストーリーとか更新速度とかは期待しないでください。
あと案の定ゴア描写と性暴力と差別表現を含む可能性しかありません。もろもろご注意ください。
人外おねショタ(概念)はいいぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 18:13:28
37970文字
会話率:20%
26年思い続けた兄・孔明と結ばれ、バラ色の刑事生活を送る桔梗原鸞。しかし、かつて逮捕した広東マフィアのボス・レイモンド・タンの護送を任命されたことで、歯車が狂い始める。鸞に一目惚れして執着するレイモンドの罠で、護送団が行方不明に。孔明はかつ
てフランス外人部隊の兵士であった過去を取り戻し、鸞の上司で孔明の先輩にあたる霧生久紀と共に救出へと向かう。鸞と孔明の凄腕ぶりが遺憾無く発揮され、アクションシーンも盛り沢山。
レイモンドに嫉妬する孔明と、レイモンドに盲愛される鸞の、二人の愛の行方は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 00:48:12
64244文字
会話率:54%
乙女ゲームの世界に転生して、将棋闘技場で王子様と将棋対決!?
「やるではないか、レベッカ嬢。まさか君が私との対決の場まで辿り着くとは思わなかったぞ」
「あら、大して私を知りもしないのに見くびっていたのかしら。先に言っておくわ。私は研修会に
所属していた女よ!」
――将棋は世界を救う。
将棋が育んだ二人の愛をご堪能ください。
※神崎月桂様主催の「バチクソにカッコいい女の子を寄こせ杯」参加作品です。3200〜4000字の短編企画だったので、エピソードを追加してこちらに載せます。
※作者は観る将です。指す将ではないのでザックリ設定です。おかしな点はスルー願います。
※別作品、書籍化とコミカライズしています。そちらもぜひ☆
※他サイト様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 20:31:31
10188文字
会話率:47%
千代田鶴羽は萩沼和生から告白され、交際を始める。二人の愛の記録が欲しいと思った鶴羽は花屋に出向き、店員にアイビーを勧められる。店員に耳打ちされた花言葉が決め手となり、鶴羽はアイビーを家に持ち帰った。
交際は順調に進み、アイビーも順調に育
ったころ、鶴羽は和生から七夕デートに誘われるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 14:53:19
3272文字
会話率:52%
19世紀のイギリス、静かな田舎町が舞台。貴族の家族であるエリザベスは、幼いころに両親を亡くし、家族の中で孤独を感じている。ある晩、彼女は庭で星空を見上げていると、傷を負った青年アレックスと出会う。アレックスは軍から帰還したばかりで、心に深い
傷を負っていた。二人は互いの痛みを理解し合う中で、次第に深い絆を結んでいく。しかし、アレックスの過去が二人の愛を試すことになり、彼はエリザベスに隠された真実を打ち明けなければならなくなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:03:39
15704文字
会話率:53%
アルスカは家を出た。彼は14年間一緒に暮らした恋人の浮気を知ってしまったのだ。異邦人である彼は、恋人の愛がないのならばもはやこの国に留まる必要はない。彼は手紙だけを残して、青春時代を過ごしたメルカ国に向かった。そこでは、昔の友人がアルスカ
を待っていた。友人の手を借りて新しい生活を始めるアルスカだったが、かつての恋人が乗り込んできて…。夢破れ、恋に疲れ、くたびれたおっさんが新しい恋をする。
(おっさん×おっさん)
アルファポリス・フジョッシーにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 21:13:28
12902文字
会話率:37%
『断罪回避のために全力でお膳立て! なのに、婚約破棄されない!?』
前世の記憶を思い出した私レイナ・カーフェインは、断罪回避のために婚約者であるアーノルド殿下とヒロインのミナの恋を成就させようと全力で動いた。
ヒロインと殿下が恋に落ちた
のを見届けた私は、彼女を自分の義妹にして淑女教育を施した。
そのお陰で、平民上がりで礼儀作法がままならない彼女は立派な淑女と周りから認められた。
同時に、私は乙女ゲーの知識を活かして、陰で2人の愛を順調に育ませた。
すると、周囲の人達が私のことを疎ましく思われ始めた。
だから、卒業パーティーの少し前、私は殿下に婚約破棄を申し出た。
今のヒロインなら、殿下の婚約者としてはこれ以上無いくらいに相応しいと思ったから。
「全力でお膳立てした上に、タイミングはバッチリ! でも、どうして婚約破棄されないの!?」
(ご都合主義展開になっております)
※カクヨムでも公開してます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 12:31:26
8598文字
会話率:48%
様々な人の愛のカタチ。
愛の数だけ人はいる・・・・
最終更新:2024-06-28 02:59:35
214文字
会話率:0%
フェレイデン帝国のナディアン大公家の公子ルイ・フェルディナンドは美男で帝国中の貴族令嬢の花婿候補。
一方貧乏伯爵家の長女ルナは父親に借金のかたに売られるように侯爵家に嫁ぐ。夫は性的に不能で変態、不幸なDV結婚生活に疲れた時に夜会で知り合っ
たルイと運命的に出会う。
恋愛を気に強く、逞しく、情熱的に変わる女性と軽い性格で何事も割り切った性格の大公子が愛を紡いでいく。
二人はお互いを思いながら、ようやく運命に導かれるように再会して禁断の関係を結んでしまう。
逢瀬を重ねたある時についに侯爵に気付かれルナは邸に監禁される。
親友の侯爵夫人とやり取りだけが慰めに。
ある時にルイが上皇陛下の皇女殿下の花婿候補に。
しかしその事が二人を結びつける計画が始まるきっかけに。
皇女殿下に彼を奪われるのか?
それとも二人の愛はどのように成就するのか?
いろいろな愛の形を紡ぐ物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 06:38:52
28415文字
会話率:11%
ルーナティウス王国にあるセレニスト村。そこでは豊穣の神に花嫁を捧げ、豊作を祈る風習がある。
この年、豊穣の神に捧げられる花嫁に選ばれたヴァイオレット。花嫁と言えば聞こえは良いが、実質のところ生贄だ。
ヴァイオレットは豊穣の神に捧げられる日、
恋人のロバートと駆け落ちした。
二人の愛の逃避行は隣国アポロニア王国の演劇にもなり、アポロニア国民は皆ヴァイオレットとロバートの物語に夢中になっていた。
ヴァイオレットとロバートが逃げた後、セレニスト村では被害を受けた者達がいたことを知らずに……。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:59:13
2181文字
会話率:24%
世界を創造したと言われる始祖「世界樹」。
その七枚の葉に選ばれた「選択の子」がいた。
神と呼ばれたその賢人達は人々に世界樹の七つの恩恵である篝火、祝水、蘭風、恵土、銘雷、神秘、天涙を与え、その歩みを進めてきた。
篝火は人に「火」を与えた。
同じように祝水は水を、蘭風は風を、恵土は大地を、銘雷は雷という世界樹の元にのみ発生した現象を惜しみなく分け与えた。
神秘は人に知恵を与えた。
かの神は世界樹から神の統率という命を与えられ全ての神を見通す「七つ星の眼」を与えられた。
天涙は人に涙を与えた。
感動を、努力を、感謝を...
あらゆるものを伝える万能の癒しを与えた。
しかし、神も万能ではない。
神は代替わりを果たした。
神は人の子であり選択の子に過ぎない。
いかに世界樹の庇護下にあろうともその命はせいぜいがもって1000年の命だった。
その多くは力を、知恵を、責務を子に与えていった。
ただ例外もあった。
篝火は己の体をその火に焚べることで自らを半永久的な不死とした。
神秘は観測者であるが故に死を与えられなかった。
そして、天涙はその神性故に死と最も遠いところにあった。
ある年。
流星の尾の八本目が伸びた頃...
天涙は子を成した。
本来平等に命を与えるべき運命の天涙が子を成したのだ。
己の愛情を一身に注げる相手。
万人ではないただ一人の愛し子を、この世で最も愛しい者と成してしまったのだ。
そこから運命の歯車はゆっくりと...
音を立てて崩れていった...
それから数年たった後、二人の幼子が神秘の眼に映る。
一人は紛うことなき天涙の後継であった。
彼女と同じ灰色の紙に黄金のように美しい眼...
そして隠せるはずもない強大な「天涙の加護」...
しかし、神秘は直後目を疑う。
それは本来神の目には映るはずのない八人目の神の存在...
天涙の加護を受けた少女の隣に映る男児...
天涙の子であるのは確かだが、知恵の神にもそれ以外に何も分からない得体の知れない名も無き神...
後に神秘は彼のことをこう呼ぶ。
審判の八人目「テミス」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 14:38:45
26190文字
会話率:18%
上質な魔力者は負の者と呼ばれる存在から狙われる世界。その世界へ彼女は転生した。そして転生特典なのか何なのか彼女は上質な魔力者であった。
そんな彼女はとある青年と出会い、恋をして恋人に。だけどなんだか愛が重い気がするようなしないような。
これは二人が付き合ってからのお話。
***
雰囲気でお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:15:24
10734文字
会話率:56%
記憶をなくしたあなたへ。
私は誓約書通り、あなたとは会うことはありません。
あなたも誓約書通り私たちを探さないでください。
私には愛し合った記憶があるが、あなたにはないという事実。そして再会。
私は、もう一度あの人を信じることができるのか、
愛せるのか。
2人の愛を紡いでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:00:00
37523文字
会話率:57%
ある日、突然の一通のメッセージによって人生のどん底に落とされた玲花。そしてそんな玲花を傍で支える恋人の琳。
壁を乗り越えていく二人の愛情の物語。
最終更新:2024-04-19 21:58:21
201文字
会話率:0%