年中、死んだ魚の目をした27歳の独身社畜男、斎藤 雄大は今日も残業からのコンビニ弁当で自宅のマンションに帰宅。
自分は何のために生きているのか。
そんな意味のないことを漠然と考えながら日々を送る彼は、恋愛も結婚も既に諦めている今の時
代に一見どこにでもいそうなひねくれた男。
そしてそんな彼の隣に、数か月前、ある女性が引っ越してきた。
そう。それはあろうことか罰ゲーム的な嘘告白で俺に恥をかかせてくれた高校時代のクラスメイトの女だった。
ただ、だからと言ってそれも十年も前の話、彼女もそのことについては相手がモブである俺であるからか憶えてもいないっぽいし、別に当時仲良くしていたわけでもない。
別に赤の他人が隣に引っ越してきた。ただそれだけだ...と思っていたのだが。
この物語はただただ、そんな二人が十年ぶりに偶然再会して、普通の隣人として日々を送る姿を映し出すラブコメディ...?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 22:06:02
65416文字
会話率:32%
妹が出て行った後、ローンの返済助けになればと“飲み友達”の男性をマンションに同居させたあずささん……
二人はどうなってしまうのだろうか?
最終更新:2023-11-20 17:21:40
3614文字
会話率:27%
別の男との逢瀬の後、豪雨にあった妻は濡れ鼠でマンションに戻る。
一方、その夫も同じく濡れ鼠でマンションに戻るのだが……
最終更新:2023-08-24 16:46:43
3107文字
会話率:42%
勇者召喚でお前は失敗だと言われ牢屋に入れられるが、運び屋(個人経営)のスキルのお陰で、自宅のマンションに戻ることができた。ラノベのような現実の話に大翔は喜び、運び屋のスキルを使い金儲けを考える。異世界と日本を行き来しながら、両方でお金持ちに
なる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 17:15:50
320057文字
会話率:45%
事の起こりは、管理人室の窓口の前に置かれた一枚のカードだった。
高校一年生の主人公、樺田淳人(かばた・あつと)が管理業務のアルバイトをしているマンションで、ふしぎな「連続折り紙置き去り事件」が起こる。折り紙が貼り付けられているだけで、メッセ
ージも何もないカード。誰が何のために置いていくのか? 一方で、そのマンションに住んでいる小中学校の同級生、虎瀬志緒里(とらせ・しおり)との間には、微妙なわだかまりが残っていて――
消せない思い出と感情が交錯するなか、届き続ける折り紙の謎とは?
何気ない日常、アオハルのひとコマを描いたラブストーリー。
全11話完結予定。一話約2000字で総文字数2万5千字程度。
初稿書き上げ済で、定期更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 09:10:04
25487文字
会話率:43%
安田家は妻、夫、子の三人暮らしである。
いわゆる中流階級。安田夫は平凡なサラリーマンであり、その妻も子も同様平々凡々。
ただ、安田妻にはある志があった。尤もそれも平凡な願望ではあったが、そのかける情熱は他のものよりもはるかに抜きん出て
いた。
新築マンションに住みたい。
ただそれだけのこと。新築マンション。新築マンション。新築新築新築。と、安田妻はまるで魔法の言葉のように口にし、ことあるごとに夫に対し提案をしていた。中古は駄目。配管が古いと添えるのを忘れずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 12:00:00
3035文字
会話率:4%
新築のマンションに引っ越したので遊びに来いと言われたから来たのに
友人は何も用意していなかったと言い残し、慌ただしく部屋から出て行った。
くつろいでくれとも言われたが、部屋にはテレビもソファーもなく
あるのは水槽、それも床に直置きである
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 11:00:00
1128文字
会話率:11%
「私、マリー。今あなたの部屋の向かいのマンションにいるの」
マリー?メリーさんをもじったものだろう。
妙なオリジナリティを出しやがって馬鹿が。
知らない番号だが、恐らくあいつの悪戯だろう。
電話を切ってグラスに入っている酒を一息で飲み干す
。
また電話が鳴った。
今はリラックスしたいときなのに・・・・・・。
無視しても止むことなく電話は鳴り続ける。
仕方ないので手に取った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 11:00:00
1100文字
会話率:28%
学校からの帰り、その日は雨が降っていた。
平野尊(みこと)が自分の住むマンションに着くと隣の部屋の住人、鳴海朱莉(あかり)はびしょ濡れで自室の玄関前で膝を抱え座っていた。
「……誰も頼んでないけど」
「俺が勝手にやったことだ」
今ま
で関わることのなかった二人が小さなきっかけから距離を少しずつ縮めていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 21:23:13
207872文字
会話率:51%
【人気VTuber…ゴミ屋敷。人気アイドル声優…酒乱。幼馴染…ヤンデレ】
都内在住の大学3年生、天童蒼馬(てんどうそうま)には2人の『推し』がいた。
一人は大手VTuber事務所バーチャリアル所属のVTuber【アンリエッタ】。
もう一
人は大人気アイドル声優の【八住ひより】。
過保護な親に無理やり契約させられた高級マンションに住む蒼馬は、自分の住んでいる階に他に誰も住んでいない事を寂しく感じていた。
そんなある日、2人の女性が立て続けに蒼馬の住む階に入居してくる。
なんとそれは、蒼馬の『推し』であるアンリエッタと八住ひよりだった。
夢のような生活が始まる、と胸を躍らせた蒼馬に『推し』たちの残念な現実が突きつけられる。
幼馴染で大学のマドンナ【水瀬真冬】も巻き込み、お節介焼きで生活スキル高めの蒼馬のハーレム生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 15:48:19
255015文字
会話率:51%
「こんなフリーダムなアパート、他にあるのかなぁ?」そう思ったので書きました。もしあったら、教えてくださいませ♪
最終更新:2023-10-04 11:22:06
4311文字
会話率:0%
主人公の少年はいじめを苦に自殺した。そして死んだ後に霊魂になって漂いだす。その時、近くのマンションに置き去りにされた二人の幼児を発見する。その幼児たちを助けるために奮闘するうちに、霊魂は過去に戻れることを知る。
生きていたころの自分には
戻れなかったが、死ぬ直前になら戻れるかも、と思い、その時の自分に乗り移ることにした。しかし、霊魂だった時の記憶はどうなるのか、不安を抱えながらも、再び彼は呼吸を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 06:04:40
23448文字
会話率:8%
文芸社より2017年 自費出版。
1985年。排卵障害の不妊症である亜沙子は、不妊治療で病院に通っている。
夫の俊とは、大学時代に知り合い、不妊症であることを告げ、それを承知の上で結婚した。夫、俊の転勤先の浜松に住んでいたが、東京へ転勤で帰
ってきたのを機会に、HMG・HCG療法という排卵誘発剤による不妊治療を始める。学生時代に、医者の姉に紹介された病院で、結婚前に検査をした病院である。排卵しない体なので、妊娠は無理だと諦めていたが、病院の治療で排卵することが解り、子供が出来る期待が高まる。
俊の実家近くの湯島のマンションに住む。亜沙子は、結婚前から、俊の実家の楯端家の下町の家族の雰囲気が好きで、そこに家族の理想像をイメージする。長男の子供、舅姑に内孫となる子供を産みたいという願望にもなる。
注射の副作用に苦しみながら続けるが、排卵誘発剤で排卵させ、その時期に合わせて性交するタイミング療法では、なかなか妊娠せず、医者から人工授精を勧められる。戸惑いながらも人工授精を行って、やっと妊娠する。亜沙子の喜びは大きかった。病院スタッフや家族とも喜び合う。しかし、直ぐに稽留流産となって掻爬の手術する。その手術の日は、姉の3番目の子供の出産日と同じだった。手術後、亜沙子が静養していた実家に、姉が赤ん坊を連れて退院してきた。
気持ちの葛藤が有りながら、翌年から、また治療を始める。
直ぐにまた妊娠できると考えていたが、前年の治療期間を過ぎても、再度の妊娠は無く、医者から、不妊治療専門窓口の有る、体外受精に成功した病院を紹介され転院する。そこでの他の人の体験や、更に高度の不妊治療の情報を見聞きする。そのうち、その病院の雰囲気に違和感を感じ始める。
高度の技術のある病院での人工受精に期待が大きかったが、結局その病院でも人工授精に失敗して、不妊治療を続けることに疑問を感じ始める。
再び俊が浜松に転勤になる時期が近づき、俊の意見に従って、夫の良き伴侶で有れば良いと考え、不妊治療を諦めてしまう。
その後も不妊治療を自ら諦めたことに敗北と罪悪感を抱き続ける。一連の喜びと悲しみ、全ての想いを心の奥底に沈殿させた。
2012年。4月から東京に戻ることになった。25年の期間を経て至った今の心境。押し殺してきた『沈めた想い』を今一度、見つめ直したいという気持ちになる。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 10:00:00
59632文字
会話率:26%
沈めた想い 続き
1985年。排卵障害の不妊症である亜沙子は、不妊治療で病院に通っている。
夫の俊とは、大学時代に知り合い、不妊症であることを告げ、それを承知の上で結婚した。夫、俊の転勤先の浜松に住んでいたが、東京へ転勤で帰ってきたのを機会
に、HMG・HCG療法という排卵誘発剤による不妊治療を始める。学生時代に、医者の姉に紹介された病院で、結婚前に検査をした病院である。
排卵しない体なので、妊娠は無理だと諦めていたが、病院の治療で排卵することが解り、子供が出来る期待が高まる。
俊の実家近くの湯島のマンションに住む。亜沙子は、結婚前から、俊の実家の楯端家の下町の家族の雰囲気が好きで、そこに家族の理想像をイメージする。長男の子供、舅姑に内孫となる子供を産みたいという願望にもなる。
注射の副作用に苦しみながら続けるが、排卵誘発剤で排卵させ、その時期に合わせて性交するタイミング療法では、なかなか妊娠せず、医者から人工授精を勧められる。戸惑いながらも人工授精を行って、やっと妊娠する。亜沙子の喜びは大きかった。病院スタッフや家族とも喜び合う。しかし、直ぐに稽留流産となって掻爬の手術する。その手術の日は、姉の3番目の子供の出産日と同じだった。手術後、亜沙子が静養していた実家に、姉が赤ん坊を連れて退院してきた。
気持ちの葛藤が有りながら、翌年から、また治療を始める。
直ぐにまた妊娠できると考えていたが、前年の治療期間を過ぎても、再度の妊娠は無く、医者から、不妊治療専門窓口の有る、体外受精に成功した病院を紹介され転院する。そこでの他の人の体験や、更に高度の不妊治療の情報を見聞きする。そのうち、その病院の雰囲気に違和感を感じ始める。
高度の技術のある病院での人工受精に期待が大きかったが、結局その病院でも人工授精に失敗して、不妊治療を続けることに疑問を感じ始める。
再び俊が浜松に転勤になる時期が近づき、俊の意見に従って、夫の良き伴侶で有れば良いと考え、不妊治療を諦めてしまう。
その後も不妊治療を自ら諦めたことに敗北と罪悪感を抱き続ける。一連の喜びと悲しみ、全ての想いを心の奥底に沈殿させた。
2012年。4月から東京に戻ることになった。25年の期間を経て至った今の心境。押し殺してきた『沈めた想い』を今一度、見つめ直したいという気持ちになる。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 09:30:15
39970文字
会話率:24%
容姿が可愛い事で、よく女の子に間違われる男子高校生、綾瀬奏多。
彼は、歳の離れた弟の面倒を見ながら家事に追われる日々を送っていた。
そんな生活を送る中で、お腹を空かせて倒れた眼鏡姿のとある女性と出会う。
同じマンションに住むという彼女を助
けた次の日、自身の通う『白瀬高校』の生徒会長であり学内一の有名人、卯月楓に突如として呼び出される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 22:00:00
71058文字
会話率:46%
都内のマンションに一人暮らしの悠妃(ゆき)、その幼馴染の自称『天才ベーシスト』のチカ。マンションに一人暮らしの悠妃の部屋に毎日のように入り浸るチカと、チカに振り回されっぱなしだけど、どこかそんな生活が気に入っている悠妃の二人の物語。
チカの
「ベース弾いてみた動画をアップしたい」という一言から始まったトラブルと、二人の世界を切り取ったお話です。
※この小説は、私が管理するHPでも掲載をしております(少しだけ先行公開されます)
inKspire:https://craft-ch.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:00:00
25002文字
会話率:39%
とある事情で一人暮らしをすることになってしまった水野優。12歳で全てをひとりから始めなければいけなかった。6畳間のリビングがある普通のマンションに引っ越す。
不安だった、怖かった、しかしそれを見てくれるものはいない。表に出しても仕方がな
い。これから頑張ろうと気持ちを落ち着かせ寝付く。
夜中にトイレに行きたくなり目を覚ます。一人暮らしの部屋、当然誰もいるはずのないトイレのドアを開けると、そこに学校の怪談で出てきそうな赤いスカートを身につけた幼女がいた。
幼女・彼女いわく、優の髪に地縛霊を実体化させる力があるらしく、毎日コツコツプツプツ抜かれていく。気づけば最初は成長期前の優よりも遥かに小さかった彼女も大人というには少し小柄だがお姉さんといえるくらいの風貌にまで変化していた。
彼女・愛川詩子は地縛霊。優と同じ部屋に昔住んでいて幽霊になった。突然生前の世界に舞い戻されたが、やりたいことが特になかった。同居人はまだまだ子供、彼女は母性本能をくすぐられ優くんをお世話することに。
突如として始まったオネショタ生活物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 09:00:00
70939文字
会話率:42%
明星(あかし)という名前の看護師が主人公の物語です。彼は純粋な気持ちで人を助けることが大好きな青年で、自分の名前に込められた想いを胸に、看護師としての仕事を愛しています。
しかし、ある日突然、周囲の声が異常に気になり、脳に直接語りかけるよ
うな錯覚に苛まれるようになります。その結果、仕事でのミスが頻発し、集中力を失ってしまい、自分の無力さにプライドが崩れ去っていくのを感じます。
そんな中、彼はSNS上で融資を勧める人々に出会いますが、詐欺に遭遇し、さらに自らも詐欺に手を染めることになります。彼は自分の中に「何か」が欠けていることを感じますが、その「何か」が分からなくなってしまいます。
そして、彼は向かいのマンションに住む女性との出会いをきっかけに変化します。彼はその女性に惹かれていきます。しかし、自分の内なる欲望と苦悩が高まり、ついには彼女を自分のものにしようとする暴走を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 20:35:34
3766文字
会話率:2%
長内真鈴には真古斗という名の弟がいる。見た目は草食系だが、女を誑し込んで金を巻き上げるという悪い癖がある。たびたびトラブルになり、真鈴はいつも、その後始末に駆り出されていた。
しかし、もういい加減、弟の尻ぬぐいは終わりにしたい。
これ
で最後にしよう。
そう思って臨んだ最後の後始末だが、彼女は、簡単に納得する女ではなかった。騙してはいけない女だったのだ。
彼女は、真古斗に騙されたショックから首吊り自殺をはかる。そして、ことの顛末を知った母親は、真古斗を追求しようとアパートに向かった。
このままでは大ごとになると思った真鈴は、時間稼ぎのため、弟を自分のマンションに呼びつけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 12:40:51
6659文字
会話率:17%
2038年、日本の人口はかねてからの予測通りに減少し、政府は70才以上の希望者を特別保護区と指定したマンションに集約して住まわせる取り組みを開始した。
袋井誠はその特別保護区の住民たちを訪問し、様子見、話し相手などのサポートをする仕事に就
いている。若者はあまり就きたがらないこの仕事で、住人たちと話をするのは他人に言えない秘密を抱える彼にとってはむしろ心地がよかった。
ある日、袋井誠は偶然この特別保護区を出入りする数少ない若者たちと出会い、この出会いが思わぬ形で彼を逃げてきた場所へと向かわせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 13:41:14
7582文字
会話率:28%
帰宅中のトラブルを避けるため、会社近くの都内の賃貸マンションに住む男性。
高い家賃と引き換えに自由になる時間と安全を買ったはずの彼は。
最終更新:2023-07-10 19:36:46
3306文字
会話率:40%
特に理由もなくグレてしまったオレ、ブラブラと無意な人生を送っていた。そんなある日、なぜか喧嘩だけは強いオレは、街で絡まれたチンピラ五人を病院送りにしてしまう。逮捕・勾留され起訴、臭い飯を食うことも覚悟したオレの前に天使が舞い降りた。かつて
クラスメイトだった、岡野向日葵、彼女はなんと弁護士になっていた。
向日葵のお陰で執行猶予付き判決を得たオレだが、泊まる家もない。そんなオレに、自分のマンションに来ないかと誘う彼女。実は向日葵、中学の頃は虐められていたらしく、オレの何気ない行動に救われたのだという。
同居生活が始まり次第に惹かれ合う二人だが、前科者と弁護士先生、引け目を感じるオレに向日葵は司法試験への挑戦を勧める。猛勉強の末、見事合格したオレは晴れて向日葵と結婚の約束を交わした。
だが……、好事魔多し。
交通事故で二人は天に召されてしまう。
こんなの異世界転生テンプレじゃん! なんだけどさぁ〜 オレは幼女らしき体に転移してしまったようだ。体の元持ち主は自称最強悪魔のディア。彼女は神との戦いに敗れ、ミッションへの協力を条件に助命された身、ずいぶん力を制限されているようだが、街を丸ごと灰塵に変えるくらい朝飯前らしい。もしかして俺様最強じゃね?
さらに! 向日葵も、この異世界に転生しているらしい。ならば! 彼女を見つけ出し、前世の恩に異世界で報いる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 21:00:00
304753文字
会話率:44%
昼間の公園に腰掛ける大学の、森亜紅太郎と家入鍵一。彼らは目の前のマンションに住む友人を待っていた。そんな中、家入が暇だと森亜に『謎』を要求する。森亜紅太郎は『教授』と呼ばれ、『謎』を作るのを趣味としているのだ。『名探偵』である家入鍵一を黙ら
せるべく、森亜は『謎』を彼に問いかけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 18:08:04
2737文字
会話率:60%
淳実は、同じ大学に通う水森まこに思いを寄せていた。しかし、水森に近づくことさえ出来なかった。その理由は、水森は初めに付き合った彼氏に束縛され、その彼氏と別れるために彼氏よりも強い男を頼り、彼氏と別れ、その男と付き合った。しかし、その男も水森
を束縛するようになり別れるために更に強い男に頼り、男と別れ、助けた男と付き合った。が、その男も水森を束縛するようになった。水森と付き合うと男は水森の容姿と顔に似合わぬスタイルに、束縛欲が生まれ豹変してしまうのだ。それを繰り返しているうちに、水森の彼氏イコール最強の男という構造が出来上がった。そして、最強の男に相応しい水森の顔が全面にあるチャンピオンベルトが作られた。水森と付き合うにはそのチャンピオンベルトを持つ男に勝たなければ付き合えなくなってしまったのだ。そのベルトを持つのが富長だった。淳実は喧嘩なんて出来ない男。到底勝てる訳もない。淳実は同じ大学に通う幼馴染の由里と同居していた。しかし、この状況を改善すべく、富長の傍にいる小野田が動いた。小野田は水森とは異母兄妹。母が小野田を身籠っている時、父が浮気して出来た娘が水森。母は死ぬまで憎んでいた因縁があった。その因縁を断ち切るために小野田はあえて不遇な水森を救うことにした。小野田は水森を淳実と由里が住むマンションに逃げるように密かに命じ、富長を怒らせた。小野田は富長の暴力を暴露する形で水森の不遇な状況を終わらせるつもりでいた。そのきっかけとして淳実を富長に殴られてもらうつもりでいた。皆の助けを借りて富長を抑えつけ、結果として富長と水森を別れさせ、水森を苦しめたベルトは終わった。この争いの中で唯一、小野田や由里を驚かせたのは淳実が富長に抵抗したことだった。淳実は軽い負傷を負った。そんな淳実に水森は由里を通してベルトを渡した。そのベルトの意味に気づき淳実の顔は綻んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 23:56:37
19782文字
会話率:60%