恋とプライド?比べるまでもないでしょう。
最終更新:2024-09-07 03:29:47
267文字
会話率:7%
夏休み疲れを吹き飛ばす──【サメ映画】✕【悪役令嬢】衝撃の問題作・ついに爆誕!!!
◆◇◆◇◆
悪役令嬢ヴァイオレット、その婚約破棄現場に現れたのは何と『サメ』!?
開幕早々餌食にされた元婚約者・王子とその浮気相手。辺りはたちまち阿鼻叫喚、
パーティ会場は『サメ』のバイキング会場へと変貌を遂げた!!
「このサメごときがッ!!頭が高くてよ!!」
糸目の侍従モリヤを従え、悪役令嬢ヴァイオレットは未知の脅威へと立ち向かう!!
無敵の怪物『サメ』を相手に、果たして彼女は生き残ることが出来るのか──プライドと生存を掛けた激闘が今、始まる!!
※サメ映画を題材としているので、念の為R15と残酷表現有にしてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:00:00
12100文字
会話率:40%
勇気へ
一体、何がしたかったんだろう。多分、プライドが高かったんだ。
プライドが無ければ生きていけない。
でもプライドだけで生きてはいけない。そうだろ。
俺は人を殺した。
なぁ、知ってるか?人を殺すって、本当に気持ち良いん
だよ。なんていうか、生きているって感じ。
1番好きなのは、人の腹を切って苦しみに悶える顔を見るとき。あの感触。たまらない。お前にも味わってほしい。
勇気。本当はお前も、人を殺したいんだろ?でもできない。名前は勇気なくせに、お前には勇気がないんだよ。でも俺にはあった。
ただ、遂に妻を手にかけちまったとき、思ったね。あぁ、俺は一体、何をやっているんだろうって。
妻は俺を愛していた。心から、そう思う。俺も勿論愛していた。心の底から愛していた。妻のためなら死んでもいいって思ってた。いや、今も思っている。俺は優しいんだ。
妻が風邪で寝込んだとき、俺は一生懸命、看病した。彼女が食べたがってた菓子をコンビニで買ってきて、家で渡してやったさ。嬉しそうだったなぁ。
でも、そのときだった。俺が妻を殺そうと決意したのは。勿論、その場ですぐ殺すなんてことはしてない。じっくり計画を練って、どうやったら1番、妻が苦しんで死ぬか、考えた。自分が世界で1番信じている人を殺す。世の中に、これほど辛いことってない。
言っておくが、俺は妻のために妻を殺した。神様仏様に誓って言うが、決して俺が殺したくて殺したんじゃない。大義のためだ。
もし信じてくれないなら、お前に誓ってもいい。もし俺が嘘をついているんなら、勇気。お前との友人関係を解消してもらっていい。俺は正直に、ただありのままに語っているだけだ。
信じてくれるよな?
覚えてるぜ、子供の頃、お前と遊んだこと。俺が人生で1番幸福だった時代だ。お前と、小学校から帰ったら、近所の裏山で秘密基地作って遊んだ。あのとき作った基地、今どうなっているんだろう。
愛する友より
追伸
今度、長野にスキーしに行かないか?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-01 10:29:26
811文字
会話率:0%
ソウルの高級住宅街に住む高校生ギョンチョルは、成功したビジネスマンの父と一流のファッションデザイナーの母のもとで育った。家族の期待に応え、将来のCEOとしての道を歩むために、幼少期からテコンドーに励んできた。彼の親友でありライバルでもあるハ
ンジュンとは、同じ屋敷で育ち、長い間競い合ってきた。
ある日、ギョンチョルは突然体調に異変を感じ、自身の性別に関する衝撃的な事実を知ることになる。この事実が彼の内面的な葛藤を引き起こし、彼は自分のアイデンティティを再評価し始める。彼は、ハンジュンとの関係においても微妙な変化を感じ、次第に混乱と屈辱に苛まれるようになる。
ギョンチョルは自分の秘密を知られたことで、自分のプライドとアイデンティティに対する強い感情に苦しむ。最終的に彼はハンジュンに対して暴力を振るう結果となり、その後、父親に全てを告白することになる。父親は彼の選択を受け入れるものの、ギョンチョルは自分の選んだ道に対する深い疑問を抱え続けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 15:59:43
6040文字
会話率:25%
底辺の俺に最上位カースト美少女・天堂遊姫が告白してきたんだが、そんなわけないだろ。底辺には底辺のプライドがあるってことを思い知らせてやる! ……つもり、だったのだけど……
最終更新:2024-08-31 12:40:57
4689文字
会話率:40%
1作がだいたい5~10分で読める(予定の)オムニバス青春短編小説シリーズ第41弾です。
シリーズ・コンセプトは「思春期の頃の自分に読ませてあげたい物語」。
(オムニバス・シリーズのため、話ごとに設定・主人公・文体が変わります。意図的にバ
リエーションを増やしている(多様な人生・多様な悩みを描くことを目標としている)ため、同じシリーズであっても、雰囲気や主人公の性格はだいぶ異なります。)
今回は、父親に逆らえず自分を貫けなかった少年の後悔とプライドの物語です。
SS用ブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング(http://mousou-story.jugem.jp/)」にも同じ内容のものを掲載しています。
(ブログ版はルビが少ない代わりに、下部(続きを読む)に蛇足な補足情報が付いています。)
なお、自作サイト「言ノ葉ノ森(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)」に本シリーズの「小説家になろう」版とSSブログ版両方へのリンク一覧を載せた「もくじ」ページを制作してあります。
運営さんも書いてくださっていますが、念のため→この物語はフィクションです。実際の人物・事件とは関係ありませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 22:08:44
3259文字
会話率:0%
シュールワナ国の悪女、アイリーン・ミラー公爵令嬢。
容姿端麗、才色兼備、国を支える宰相の娘であり第一王子の婚約者と極めて地位が高く、そしてそれよりもプライドが高い。傍若無人の限りを尽くしたとされる悪女。そんな彼女は聖女である妹と、第一王子か
ら今までの悪行を断罪され、失脚した。彼女は身分を剥奪され、辺境の地へ追放となる――因果応報、悪因悪果として今も夜会で嘲笑混じりに語られる、寓話めいた話。
彼女が辺境へ渡ってから四年後。目立つこともなく粛々と生活する彼女の下へ、物語の中の王子のような出立の男が現れる。
「貴女の罪はなんですか?」
そう問う男は、この国の第五王子であるユーリス。別名、処刑の騎士。しかし風変わりな処刑執行人は、アイリーンを知るまでは彼女を処刑することはないと言う。
――アイリーンを処刑するために尋ねてきたというユーリスと、アイリーンの奇妙な共同生活が始まる。
※ハッピーエンド予定/ざまあ要素は低め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 17:01:14
29398文字
会話率:36%
VRゲーム〈リアルエクスペリエンス〉は、闇社会や犯罪組織をリアルに再現し、スリル満点の世界を提供する。しかし、その裏には軍事機密が隠されていた。秘密組織のスパイである中学生、本野読(ハヴィング・プライド)と涼宮末彦(シャロウ)は、ゲームに潜
入し、暗号兵器の謎を解明する任務を与えられる。仮想世界の危険な任務をこなしながら、次第にゲームと現実が交差する恐るべき陰謀に巻き込まれていく二人。生死をかけたスリルと謎が絡み合う中、彼らは真相に辿り着けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 14:00:00
10257文字
会話率:53%
王女様の舞踏会。ある1人の男が、広間の真ん中で声を上げたーー「ウィリアム・モーリス!」王女様の婚約者を呼び捨てで呼んだ彼は王女様との真実の愛を解き、代理婚約破棄を叫んだ。 その時王女様はーー内心、(いいぞもっとやれ)なんて思っていたのであ
る。 そこに、元平民の孤児、魔王を倒した功績で王女様と結婚するウィリアム・モーリスは、腕を組んで黙って立っていた。その脳裏に、あらゆる考えをかけ巡らして。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 10:30:00
6918文字
会話率:21%
チンチラシルバーのマリーさんはプライド激高。
同居する四人の人間の家族を「下僕」と呼び、気に入らないことがあると情け容赦なく爪全開猫パンチやマリー全力噛みつきを喰らわせます。
そんなマリーさんですがこの家に家族に災いをもたらす魔物が侵入して
きた時は家族を守るため人間体に変身し、撃退するのです。
黒森冬炎様主催「変身企画R6」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 08:10:00
2947文字
会話率:60%
ファンタジー世界に転生してしまったらしい伯爵令息ロイドは、今日も今日と手王太子の愚痴に付き合っていた。
公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。
彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込ん
でいたのだ。
定番だな、と彼は思う。どうやらここは乙女ゲームの世界、もしくはそれに似た世界らしい。
ただ、前世も男性だった彼は、そのタイトルもシナリオもわからない。
だから彼は、シナリオに忖度することなく王太子に異議を唱えた。「それはおかしくないか?」と。
家の力を使っているのは、彼らもである。
何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は婚約者に引けを取るわけがない。
プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。
家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。
そこで彼らが見たもの、得たものとは……。
転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。
コメディタッチのお話です。
以前短編として投降した「まったくあの女は、家の力を使ってばかりで!」「いやまて、それおかしくね?」を長編向けに再構成したものになります。
そのため、設定を変更した部分がございます、ご了承ください。
R-15は念のためつけております。戦闘シーンなどで少々苦手な方は苦手なシーンがあるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 05:23:13
129302文字
会話率:27%
「まったく、あの女はいつも家の力ばかり使って!」
王立学院に入ってから知り合った男爵令嬢に熱を上げている王太子は、今日も今日とて執務室で側近達を相手に婚約者の愚痴を零していた。
公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。
彼女が
家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込んでいた。
そこに、側近の一人である伯爵令息から声が異議が上がる。
家の力を使っているのは、彼らもではないか。
何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は婚約者に引けを取るわけがない。
プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。
家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。
そこで彼らが見たもの、得たものとは……。
転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。
コメディタッチのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 16:58:20
13715文字
会話率:28%
モンスターの溢れた地上から人々は逃げた。それを可能にしたのが各々が4つ覚醒させる《アビリティ》の力である
アビリティの力で幼女化が可能な俺は姿形及び性格などを変えて幼い頃から共に生活しているメイドとある目的のため地上で配信する事に⋯⋯。
そのコンセプトは単純明快ーーSMーーである
罪悪感に苛まれながら今日も俺は⋯⋯立場が逆だったらと良いな思いながらメイドに鞭を振り下ろす!
これは能力至上主義の荒んだカースト社会となった日本の物語。
クールで強くてかっこよくて、ちょっぴりMっけのあるメイドと弱くて情けない主のちっぽけなプライドを掲げた日常である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 21:25:37
102247文字
会話率:38%
風邪が良い〜感じに治って来たので、そろそろ出社する事にした。
体が跳ね回る程に咳き込んでいるが、他はなんにも問題はな〜い。
それでも、この時期忙しいからね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
いつも意地とプライドに齧り付きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 16:56:15
960文字
会話率:37%
朝目覚めて、体の覚醒を確信した。
バテる事のない、奥底から泉の如く吹き出す生命力は、昨日と異なるものだと実感した。
それでも。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
意地とプライドだけ
に齧り着いた朝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 17:31:50
915文字
会話率:38%
落としてはいけない必修科目を落単したオレは一回目のオリエンテーションで隣になった女に「再履修した人いっぱいいるらしいよ」と話しかけられた。こいつはまだオレが再履修だということに気づいていない。この後輩に正体がばれたらオレのプライドがズタボロ
になる。そう思ったオレはとっさに「そうだね、再履修になんてならないようにがんばろうね」と返した。なにがあっても絶対に二回目だとばれてはいけない。一周目の知識を活かしてなんとしてもこの講義を攻略する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:05:44
2267文字
会話率:29%
夏の山で遭難した高校生の男女三人(プライド高め系猫かぶり女子×純粋おバカ系ウサギ萌え男子×白骨遺体NG系高所恐怖症女子)は、動く気力もなく、崖の上で救助隊が来るのを夜になっても待っていた。
そんなとき、本来三人が行くはずだった花火大会の花火
が闇の中から打ちあがり……。
彼らのアオハルは動き出す、遭難花火によって――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 11:31:52
2188文字
会話率:25%
侯爵令嬢キャロラインは、ある日目が覚めたら現代日本に転生していた! そして彼女は自分がいた世界がなんとゲームの世界であった事を知る。彼女はそのゲームの「悪役令嬢」だったのだ。彼女はそのゲームをプレーして自分が陥っていた状況を知って行く。そし
てそのゲームの中に、自分と「入れ替わった」少女の存在を発見するのだった。ご好評頂いた短編「悪役令嬢はプライドより命が大事です!」のキャロライン側のお話です。こちらだけ読んでも大丈夫な構成になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 19:08:02
14659文字
会話率:12%
目が覚めたらゲームの中の悪役令嬢になっていた私は、その悪役令嬢「キャロライン」が追放必至の状況に置かれている事を知る。このまま悪役令嬢らしい誇り高さを貫いたら、追放エンド待ったなしじゃない? そんなの嫌よ。プライドなんて生きるためならいくら
でも投げ捨てるわ!
ゲームの中の悪役令嬢が少し立ち回りを変えたら、結末が大きく変わったお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 10:11:37
15749文字
会話率:21%
1683年、城塞都市ウィーンはオスマン帝国の大軍に包囲されていた。
第二次ウィーン包囲である。
戦況厳しいウィーンからは皇帝も逃げ出し、市壁の中には守備隊の兵士と市民軍、避難できなかった市民ら一万人弱が立て籠もった。
彼らをまとめ
、指揮するウィーン防衛司令官、その名をシュターレンベルクという。
敵の数は三十万。
戦況は絶望的に想えるものの、シュターレンベルクには策があった。
ドナウ河の水運に恵まれたウィーンは、ドナウ艦隊を蔵している。
内陸に位置するオーストリア唯一の海軍だ。
彼らをウィーンの切り札とするのだ。
戦闘には参加させず、外界との唯一の道として、連絡も補給も彼等に依る。
そのうち、ウィーンには厳しい冬が訪れる。
オスマン帝国軍は野営には耐えられまい。
そんなシュターレンベルクの元に届いた報は『ドナウ艦隊の全滅』であった。
もはや、市壁の中にこもって救援を待つしかないウィーンだが、敵軍のシャーヒー砲は、連日、市に降り注いだ。
【主な登場人物】
シュターレンベルク…ウィーン防衛司令官。オスマン軍の包囲から市を守る。
リヒャルト…シュターレンベルクの息子。プライドは高いが無能っぷりをさらけ出してしまう。
マリア・カタリーナ…シュターレンベルクの娘で、フランツの妹。偏屈でトラブルメーカー。
フランツ…シュターレンベルクになつくパン屋。変人。
グイード…シュターレンベルクの従兄弟で右腕的存在。歌手志望だが、ひどい音痴。
バーデン泊…有力諸侯。シュターレンベルクに反発心を抱いている。
ルイ・ジュリアス…フランス出身の貴族。リヒャルトと仲が悪い。
ヨハン…ウィーン市長。シュターレンベルクとはそりが合わない一面も。
アウフミラー…ウィーンに住む絵描きの青年。マリア・カタリーナの恋人。
エルミア…シュターレンベルクの愛人。
※完結済。毎日更新します※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:00:00
174111文字
会話率:20%
筆頭聖女の私にはルカという婚約者がいる。教会に入る際、ルカとは聖女の契りを交わした。会えない間、互いの不貞を疑う必要がないようにと。
最初は順調だった。燃えるような恋ではなかったけれど、少しずつ心の距離を縮めていけたように思う。
けれど、
ルカは高等部に上がり、変わってしまった。その背景には二人の男女がいた。マルコとジュリア。ルカにとって初めてできた『親友』だ。身分も性別も超えた仲。『親友』が教えてくれる全てのものがルカには新鮮に映った。広がる世界。まるで生まれ変わった気分だった。けれど、同時に終わりがあることも理解していた。だからこそ、ルカは学生の間だけでも『親友』との時間を優先したいとステファニアに願い出た。馬鹿正直に。
そんなルカの願いに対して私はダメだとは言えなかった。ルカの気持ちもわかるような気がしたし、自分が心の狭い人間だとは思いたくなかったから。一ヶ月に一度あった逢瀬は数ヶ月に一度に減り、半年に一度になり、とうとう一年に一度まで減った。ようやく会えたとしてもルカの話題は『親友』のことばかり。さすがに堪えた。ルカにとって自分がどういう存在なのか痛いくらいにわかったから。
極めつけはルカと親友カップルの歪な三角関係についての噂。信じたくはないが、間違っているとも思えなかった。もう、半ば受け入れていた。ルカの心はもう自分にはないと。
それでも婚約解消に至らなかったのは、聖女の契りが継続していたから。
辛うじて繋がっていた絆。その絆は聖女の任期終了まで後数ヶ月というところで切れた。婚約はルカの有責で破棄。もう関わることはないだろう。そう思っていたのに、何故かルカは今更になって執着してくる。いったいどういうつもりなの?
戸惑いつつも情を捨てきれないステファニア。プライドは捨てて追い縋ろうとするルカ。さて、二人の未来はどうなる?
※曖昧設定。
※完結後アルファポリス様、カクヨム様に掲載予定。
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:00:00
77812文字
会話率:59%
エリート刑事、黒咲晴。
そんな彼が取調室で出会ったのは、結婚詐欺の容疑がかけられた被疑者・白鳥泉水。
晴は慎重に取り調べを進めるが、突然被害届が取り下げられ、釈放することに。
しかし、今度は彼女の部屋で火災が発生!?
あれよあれよと警視庁
の取調室に舞い戻ってきた泉水は家を失い、晴の家に転がり込む。
泉水はあの手この手で晴を懐柔しようとするが、女性経験のない晴は驚くほど泉水に興味を示さない。
それどころか母親じみた小言を言う始末。
結婚詐欺(無罪)師のプライドにかけて、泉水はあの手この手で晴をオトそうとするが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 12:01:39
30027文字
会話率:56%
異世界召喚に巻き込まれた童顔OL × 老け顔・コワモテな宿屋主人の、ほのぼの異世界グルメ奇譚!
ブラック企業で働く杏奈は、ある日突然、見ず知らずの女子高生と一緒に異世界へ召喚されてしまった。国王や王子から“春の女神”の降臨だと崇められる女
子高生に対し、杏奈は“余計なオマケ”扱いを受け、さっさと王城から追い出されてしまう。一年中雪に覆われたこの世界で、行き倒れていた杏奈を救ったのは、森のはずれで宿屋を営む孤独な青年・イヴァンだった。
潰れかけの宿屋を立て直すため、そして雪に閉ざされた異世界で自分の居場所を見つけるため、日本人のプライド(?)をかけた杏奈(アーニャ)の奮闘が始まる──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 08:13:45
62599文字
会話率:46%