聖オルタンシア王国の若き国王ジルベールは追放され、島流しにされそうなところを部下達に救われた。
国や民に絶望した彼は忠実な部下を頼って、自由にわがままに暮らしてやろうと決意する。
「もう二度と国王なんてやるものか。
これからはお前達に全て
任せて楽して暮らしてやるからな」
隠居し堕落することを堂々と宣言したジルベール。
ひょんな事から新大陸を発見してしまいそこで暮らすことになるのだが…………
「何もしないとは言ったが剣の腕くらいは鍛えておかないとな。
女一人守れないのはカッコ悪すぎる」
「こんなところで暮らせるか!
開拓と街づくりを始めろ!
計画と構想は伝えるから後は任せた!」
「え? 子どもができたから安心して暮らせる環境がほしい?
おめでとう————フン! そんなもの法と社会制度を作れば良いだけだろう!
憲法は作ってやるから、細かい法律はなんとかしろ!」
「なに!? 先住民を発見した!?
無闇に揉め事は起こすなよ。
交流を図りつつ言語の解析と習得を急げ。
めぼしい情報を掴んだらすぐ報告しろ」
「おい……魔法なんておとぎ話の中だけのモノではなかったのか?
成長期の子どもを中心に学ばせてみよ。
食料供給の目処はたったのだから子どもを労働から解放するんだ。
そうだここに学校を建てよう」
なんだかんだで生真面目で責任感の強いジルベールは若くして隠居などできるわけもなく、新大陸に国家を建国してしまうことになる。
そして、
「俺を追放した挙句、最悪の王を持ち上げていた故国が案の定大混乱とな!
戻ってきてほしい?
知ったことか!! 今更もう遅い————と、言いたいところだが恨みを晴らしたい連中もいるからな…………」
王でなくなった少年は青年となり、ふたたび王となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 18:45:54
71700文字
会話率:25%
主人公になりきれない、主人公の気持ちがわからない? そんなの当たり前じゃ! 他人なんだから
キーワード:
最終更新:2021-08-26 15:21:59
2216文字
会話率:20%
素直になりきれない優等生の少女は、おとなしい小動物系の同級生(ただし覚悟完了済み)に彼氏を奪われそうになっている。彼氏が完全に目移りする前にどうにかしなきゃ! バレンタインデー直前、優等生の少女が同級生に宣戦布告するまでのお話。
※nog
i様の楽曲『envysion』( https://www.nicovideo.jp/watch/sm39174399 )とほぼ同時投稿です。当楽曲からイメージを膨らませて書いたもので、公式なノベライズではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 22:26:35
2458文字
会話率:5%
異世界に送る側のトラック運転手がまさかの異世界転移!
旧タイトル
(異世界転生に巻き込まれたトラック運転手)
長距離トラックを運転していた主人公、喜久嶺こうだいはその運転中、不運が不運を呼び不慮の大事故を起こしてしまう。事故により自ら
を含め多大な犠牲者を出してしまったこうだいは、神を名乗る人物と出会い、犠牲者達が異世界に転移した事を知る。
異世界に関心はないが事故による責任を重く受け止めた珖代は犠牲者達を元の世界に返すため神とある約束を交わす。それは異世界を救うこと。
コワモテトラック運ちゃんは『勇者が必要とされた世界』を今日も必死に生き抜く。──のだが、運ちゃん以外の犠牲者は誰も彼もチート級に強かった!!
味方であれば頼もし過ぎる犠牲者達と、オマケでついてきたクズ女神と共に新たな世界の冒険が始まる。
「もしかして、一番弱いのは俺なんじゃ……」
ステータスは貧弱、能力はたった一つ、さらに謎の状態異常《不条理叛逆》を背負う散々ぷり。
それでも約束のために努力は怠りません。
とりあえず最初の街で1年鍛えます。
不条理を体現した世界で果たして彼は、無事旅に出ることはできるのでしょうか──。
こんなのが読みたい人にオススメ!
①ヒロイン達の大活躍(チート)!
②テンプレへの反逆!
③強い老人や男の友情!
④主人公になりきれない主人公!
⑤シリアス中の不意打ちギャグ要素?
⑥おとこの娘。オトコノコ
⑦章ごとに判明。キャラの強さや能力の解説!
⑧深めの戦闘描写!(序盤は少なめ)
⑨たまに入る微グロ描写に耐性のある方(各話ごとに※注意書きをしていこうと思います。)
※毎週 月、木 更新予定。時間帯は18時頃を目安に頑張っています!
章のクライマックスに入ると、毎日投稿に切り替わったりしますのでお楽しみに!
説明がややこしい部分などもあるかと思いますので質問などあれば、気軽にどしどしコメントください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 20:22:08
1016939文字
会話率:44%
浮気は心の殺人
絶対、絶対にしちゃだめ。心がヤジロベエになってるうちに、必ずどちらかを切りなさい。
な~んて簡単に言葉には出せても。やってしまうときは止まらない。
そんな話は漫画、小説で読んだ。ドラマや映画も観た。
その時の感想はほぼ10
0%「浮気するやつサイテー」って言葉で終了。
そんなノンフィクションの世界だったお話が
もしリアルに起こったら
あなただったらどうする?非現実だからこそ、一度妄想で考えてみてほしい。
愛しぬくと決めた人へ法的に追い詰めなければいけない。それでも嫌いになりきれない葛藤。
精神的に弱ってるときに突如訪れる変愛。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 12:00:00
1442文字
会話率:31%
中二のときに、人生で初めて彼女が出来た宝生英一郎。
この彼女は一生大事にしようと決めていたのに......。
ものの二週間で別れてしまった。
真の恋愛学生生活を求めて
高校に入学したがそこに待ち受けていた現実は...。
彼女を作るどころか
、女子一人とも喋れずに、気付けば高二の秋。
そんな人生を変えるべく、英一郎は行動に出るがそこに現れるヒロインたちは変な性癖がある。頭のおかしい奴しかいなかった。
英一郎にありのままの自分を見せつけすぎてなかなか距離の縮まらないヒロインたちのラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 17:30:53
4709文字
会話率:37%
「だからさ、責任取ってよ。私を止めた責任」
高校生の広瀬新は、ある理由から夏休みの間だけ祖父母の暮らす田舎町、美瑛を訪れていた。そこで、学校の屋上から飛び降り自殺をしようとしていた少女、水野涼子を助けてしまう。彼女から告げられた「夏の間だ
け子どもでいる」という願い。新は自分の過去を反芻して、涼子の手伝いをすることを決意する。大人になりきれない二人の、ひと夏のはかない思い出。
*この作品は「Pixiv」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 11:19:25
60064文字
会話率:36%
起承転結の承あたりで展開を察しちゃう系探偵になりきれないメインヒロイン、白浪凪(しらなみなぎ)と世話を焼きたいのに焼かせてもらえないオカン系男子、瀬和志弦(せわしづる)のミステリーになりきれない学園モノ。
になればいいな
最終更新:2021-01-25 10:49:10
3694文字
会話率:53%
荒野の決闘を思わせるような曲が流れるうちに幕があがる。そろいのセーラー服に、それぞれ寸をつめたり、スカートの丈をかえたり、リボンの結び方が違ったり、それぞれ制服でありながら個性を主張するいでたちの十数名の集団が、スケバンのゆきを中心に、
ドスをきかせながら(本物のワルになりきれない可愛さを残すこと)客席奥を睨んでいる。睨んだその先には(客席後方)違う制服の集団が似たような人数、いでたちで、舞台上の集団を睨んでいる。こちらのスケバンはさくらという。双方手に、百均のビニールの刀、ビニールのバット、水鉄砲など、いかにもチープな得物(武器)を構えている。
前者を白梅学園女子中等部やさぐれ白梅隊と言い、後者を八重桜女学院中等部はみだし八重桜隊と言い、戦前の女学校時代からの宿敵同志である。この年、とある理由から何十年ぶりに、両校の中ほどに位置する桜梅ケ原と昔は言った、桜梅公園の東西にわかれ、果し合いの寸前である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 06:12:16
4278文字
会話率:4%
野球しか知らなかった馬鹿がいて、
大人の事情に振り回される、大人になりきれない人間がいて、
初めて恋を知る高校生がいる。
不器用に、わがままに、痛快に。
こころぼっちな彼らが刻む、遅咲きの学園嬉遊曲。
最終更新:2020-11-11 23:00:00
34653文字
会話率:51%
「狩猟の国」ラウリス国の第一王女、アイラは狩りと剣術が得意な少々お転婆な姫君だ。そんな彼女の婚約者は、「魔法の国」カルタシア王国の第一王子でありながらも魔法使いとして名を馳せているリオンだ。王家同士の政略結婚でもあるが、アイラは昔からリオン
に心底惚れていた。
カルタシアの王城へと招かれた日の夜、突如としてやって来た大魔女、ソフィアによって、リオンは七歳児の姿へと変えられてしまう。呪いを解いて欲しければ、自ら北の大地へ訪れよと大魔女は条件を出してくる。リオンは解呪のために旅に出ることになり、アイラも従者とともに付き添うことを決意する。婚約者が大好き過ぎる姫君と自分の気持ちに素直になりきれない王子は、この旅路の中で一歩ずつ勇気を踏み出していく──。
※本作品の著作権は伊月ともやにあります。無断転載・無断引用・無断使用・自作発言は禁止しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 18:00:00
115148文字
会話率:39%
俗に王道学園と呼称される桜帝学園。
その学園の男子高等部に一人の転校生が現れた。
愛らしく美しいその少年は、学園の人気ランキング上位者を虜にする。
どうも彼らとは以前に面識があるようだ。
転校生はこの学園にはマガイモノがいると言い、悪いモノ
が学園のあちこちにあると言う。
そのためランキング上位者である生徒会役員は仕事を放棄して、転校生に侍るようになる。
たった一人残された会長。
多大な生徒会業務を一人で回そうにも限界があった。
そして…
書き尽くされた感満載の王道学園モノになんちゃってファンタジーをぶっ込んでみました。
私が読んでみたい話が主なコンセプト。
見切り発車です。
書き上げたら投稿という形をとりますので不定期投稿です。
他のサイトでも投稿しています。
誤字脱字報告お願いします。
感想もいただけると嬉しいかも…
少しでも楽しんでいただけたら重畳。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 13:00:00
76564文字
会話率:45%
「お嬢様は本日もなんて可愛らしく美しいのでしょうか。お嬢様という完璧な存在をお作りになった神は最早罪人に等しいとは思いませんか?お嬢様と同じ時代を生きられる喜び、一体なんと表現したら良いでしょう!目に入れても痛くないどころかむしろ体調が回復
しそうでございます。恐れ多くも言葉を交わして頂けるだけでこの結城は」
「うるさいうるさいうるさーーーーーい!!!」
素直になれないツンデレお嬢様とそんなお嬢様を愛して止まないデレデレ執事を中心に、乙女ゲームになりきれない残念で愉快な仲間たちと繰り広げられるラブコメ…の予定!
執事の長ゼリフは基本読んでも読まなくても支障はないですので、お嬢様への無駄な愛を読んでやってもいいぞという方がいらっしゃいましたら読んでやって下さい。
亀更新(月1〜2)/誤字脱字ご指摘頂けましたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-18 18:07:48
28791文字
会話率:34%
人里離れた山奥で生活をしている「あさ」の元にある日1人の少年が迷い込んできた。
さっさと追い出して1人になりたいのにその少年は何日も何日も通ってくる…。
こんなとこに来るぐらいなら親の手伝いでもしてろよ。
最終更新:2020-06-13 21:02:05
238文字
会話率:0%
勇者召喚に巻き込まれた勘違い少女が残念王子とその側近を巻き込み乙女ゲーム的展開になっていく。
その隅っこでおびえる被害者の聖女。
傍観者になりきれない召喚された勇者。
代替わりした聖女に会いに来た賢者。
最終更新:2020-06-12 20:25:17
744文字
会話率:0%
あの子は、あなたを不幸にしかしないよ。―――――
29歳の誕生日に転がり込んできたのは、『大きな子ども』だった。
オジサンに片足突っ込みつつも、大人になりきれない史世と、
大人になることを急ぐ、口達者で生意気な佐喜彦。
唐突に始ま
った奇妙な共同生活は、彼らが抱える家族の問題と、あり方と、憧れを、二人だけの形でほどいてゆく。
※ボーイズラブがメインではありませんが、苦手な方はご注意ください。※
※主人公はBLしてません。外野がBLです。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 23:08:54
80878文字
会話率:34%
毒にも薬にもならない(?)微妙というか変な持論語り。
……を、何をトチ狂ったのか連載版にしました。いや、思ったよりも書きたいことがあったんですよね。こんな変なものを連載版にするのはちょっと気が引けますが誰も見ませんしいいでしょう。
※深夜
テンションで変な風に書いています、もし読むならご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 18:00:00
6007文字
会話率:4%
毒にも薬にもならない(?)微妙な持論語りです。
※深夜テンションで変な風に書いています、ご注意ください
最終更新:2020-05-08 06:00:00
2336文字
会話率:6%
巨乳好きのゲーム少年、須藤正夫はゲーム世界と現実世界を行ったり来たりするようになった。
大人になりきれない少年が、ゲーム世界で必要とされて、問題を解決していくうちに成長し、現実世界での自分が進む道を決めていく。
最終更新:2020-04-29 19:00:00
57705文字
会話率:80%
中学生になったばかりの少女みなみは越してきた港町になじめないでいた。名物の魚が人間の形に似ていることから食べることを憚られ、町の一員になりきれない孤独を父にも姉にも理解されなかった。
ある日堤防で一人の少年と出会い、大事な約束をさせられるこ
とになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 11:25:25
11646文字
会話率:42%
大人にならざるを得なかったわたしは日常の気付かなくてもいいことに気付いてしまう。
だけど小学5年生のわたしには何もできない。
そんな大人になりきれない小さな大人の夕暮れの考え。
最終更新:2020-03-17 20:06:23
3828文字
会話率:14%