この戦争は永遠に続く冬(実際にそんなものはないのだが)、自然災害のようなものだと思っていた。人の手では止めることができないものだと思っていた。
ひとりの少女が言った。
「私はこの戦争を止めるための武器を探しているんです。」
戦争を止めること
なんてできるはずがないと思った。
彼女と一緒に過ごすうちに、もしかしたら本当に戦争を止めることができるかもしれないと、思えるようになった。
仲間と、彼女と一緒なら…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 17:47:13
6207文字
会話率:36%
魔法の女神マリーとは?
著者光将が、漫画のように読める乱雑な小説のようななにかを目指した末に生まれた産物である。ここでは仮に浪漫画と呼称しよう。
〔画の要素がないのだが(;^ω^)〕
~あらすじ~
ひょんな男がある日目を覚ますこととなるの
だが、彼にどうやら記憶はないらしい。部屋の中にはドアや窓もついていないためどうすればいいのかと試行錯誤していると、名もなき少女が突如現れこういった。
「一緒にアニメを見よう」と。この物語はそんな男と少女が視聴しているアニメの世界を舞台とした奇天烈異世界ファンタジー?のようななにかである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 07:11:45
15398文字
会話率:50%
「腹黒悪女め!君との婚約は破棄する!この家も出ていけ!」
子爵令嬢ローナは腹黒い。
家のためお金のために婚約していたことを義妹にばらされ、婚約破棄されて家まで追い出されてしまう。
しかしローナはめげなかった。
(これまで嫌なことがあって
もにこにこ笑って我慢していたけれど、もう我慢しなくていいのよね?
そのせいで腹黒悪女と言われたけれど、それが私の生きるための知恵だった――)
居心地の悪いあの家を出て自由になったと喜び、自分を可愛がってくれていた恩師が経営している魔導具店で住み込みで働くことにする。
「師匠!私にできることはなんでも言ってくださいね!」
「ありがとう、ローナ。君は本当にいい子だな」
「そんなことありませんよ」
(ふふふ……師匠はちょろいわね!)
そこでも〝いい子〟を演じ、常連客である王宮騎士、グレンと親しくなっていくのだが……。
「君を紹介したい人がいる」
「紹介……?魔導具店の店員としてですね!このローナになんなりとお申し付けください!」
(ふふふ……太客が増えるわ!)
(……そうじゃないのだが、まぁいいか)
ローナの新しい人生は、きままで楽しい。
しかし、本当に腹黒いのは一体誰なのだろうか……?
※2月末に書いた『腹黒令嬢』の連載版ですが、短編とはラストや設定を少し変えています。
※設定ゆるめです。軽い気持ちでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:12:43
93165文字
会話率:52%
道端で、捨てられているスライムを拾った。なんの変哲もない現実なのに、スライムというファンタジー生物がいるなんて……。
そんなスライムは突然、俺の前から失踪した。しばらく経ち、見知らぬ美少女が「あの日拾われたスライムですーーー恩返しに来ました
!」と笑顔で言い放つ。
そんなわけで、美少女を飼うことになってしまった。飼うものがスライムから美少女に変わったので、『飼っている』で間違いないのだが。……途端に香る犯罪臭。
『ペット』だったスライム。『妹』になった美少女。俺と彼女の絆の名前は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 19:17:31
11958文字
会話率:30%
この小説は、私、銀さんが日々、奮闘する様子を描いたものである。
好きな食べものは牛丼、ラーメン、焼肉、寿司、じゃがりこ(サラダ味)。
この小説は、一冊の本と、一杯の牛丼に命を救われた、私、銀さんの物語である。
なろうの使い方が、イマイ
チ分からないのだが、とりあえず、頑張ってみる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-14 08:52:50
2877文字
会話率:2%
フラミンゴス教会が統治する世界に突如として「終わりの日」が告げられた。
人間の世界は終わり、その次に世界を支配するとされたものは、何と「カカシ」――!?
新しい世界となり、災いが頻発する世の中を安定させる為にも、誰かが「人柱」となり羊の門を
継承しなければならないのだが……。
人間が神となり、「カカシ」が人間の亜種とされる世界で、フラミンゴス教会と僕、ヴァン・サリー・レックスマンとの羊の門の争奪戦が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 22:11:27
36001文字
会話率:53%
国王軍の基本部隊(20名)の部隊の隊長をしているシーク。出世するには、現状、王族の護衛にあたる親衛隊に任命されるしかないのだが、なかなか出世できないでいた。
部下達のやる気を保つためにも、親衛隊候補くらいには挙がりたいところ。さて、彼の
そんな日々は唐突に終わる。
ある日、突然、王に呼び出されて親衛隊に任命されることになった。しかも、護衛するはずの王子は行方不明だという。その上、激しい戦闘民族が住んでいるというリタの森にいるらしい。いきなり、前途多難の予感。
主人公のシークが様々な問題に直面しつつも、真面目に任務をこなそうとする物語。そして、何より不運な王子と心を通わせるようになり、弟のように思うようになる。
だが、王妃が刺客を放っており、謎の組織が暗躍する。一筋縄ではいかない貴族達に、表裏が正反対の王は何を考えているか分からない。
王子にべったり侍るニピ族の護衛は味方のはずだが、常に殺気をあらわにし、王子の宮廷医はかなりの毒舌家で言いたい放題。
この任務は本当に全うできるのだろうか?
真面目で難しそうに思いますが、主人公のシークが戸惑いながら任務をこなす、以外にコメディー要素がある作品です。
『ヴァドサ・シーク隊長の苦闘の日々 ~親衛隊に任命されてからうだつが上がらなかった日々が懐かしい時がある~』を大幅に加筆修正したものです。
かぶる部分もありますが、ばっさり切り捨てた部分や大幅に増やした部分もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 22:57:41
46680文字
会話率:44%
死を望む奴は、死から最も遠い魔女に成った。願いを奪われた奴は他の魔女と出逢いながら奪われた全てのものを取り戻す為、殺伐とした世界に足を踏み入れた。魔女のゴールで待つものとは……
最終更新:2024-05-26 22:51:08
4408文字
会話率:57%
ダンジョン配信を行っている女子高校生、暁はダンジョンという未知がある世界において世界最強だ。
誰かに知られているというわけではないのだが、それでも最強であるという確信と自信はある。何よりも、公開されている世界最強のパーティのステータスなんて
ものを遥か上回っているのだから。
未知の魔法に、未知の剣術....そして未知の身体組織。ダンジョンに取りつかれている彼女はとっくのとうに人間の枠組みから外れているようであり、一種の超越者と呼ばれるような存在になっていた。そんな暁なのだが攻略不可能を目的として創り出されたクソダンジョンを攻略しようと躍起になっていると、罠に嵌められることとなりその身を解けることのない封印の中に入れられることとなる。
そしてそれから、千数百年もの時が過ぎた。ダンジョンという存在は人間に無くてはならないものとなっており...科学と魔法がうまく融合している世界に。暁のような超越者はあれから現れておらず....しかし、暁に施された封印は抵抗を続けていた暁によって、破られることになる。
超越者を止めるということは何人たりともすることはできず....まさしく最強の蹂躙劇が幕を開けることになってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 18:00:00
17737文字
会話率:26%
彼女、マーゼ・リーメは、公安調査局に属する調査官で、怪しい人物の洗い出しや監視、調査などを任されている。彼女が現在ターゲットにしているのは、オリバー・セルフリッジという国家資料室に所属している公務員だ。
彼は表面上は一介の公務員に過ぎな
いのだが、奇妙な事に闇の森の魔女として恐れられている魔女を洗脳してしまったと考えられている。彼の正体を探るべく、彼女は調査を開始したのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:59:29
50206文字
会話率:37%
私は人を呪った。信じていた訳じゃないのだが、呪いは本当に効いた……
最終更新:2023-09-23 12:21:01
1619文字
会話率:40%
10年前、当時、超売れっ子俳優だった如月秋馬に「いつか私の書いた脚本を演じて欲しい!!」とのファンレターを出した名瀬抄子は今ではゴールデンタイムのドラマの脚本を書くほどの新進気鋭の脚本家だ。
そんな抄子でも秋馬との初顔合わせの前夜は胸が高
まって眠れないのだが……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-13 15:17:33
2926文字
会話率:24%
地方から上京してきた大学生の秀一。
現役で大学受験で合格したものの、実家もそれほど裕福でもないのだが都会の大学で頑張ろうと決心。
夢と希望を胸にやってきた大都会・東京で暮らすアパートにやってきた秀に起きる非日常な日常が訪れる・・・?
最終更新:2024-05-11 03:59:58
5055文字
会話率:47%
それは、ここの世界とは大きく異なる世界。
名は、廻金。
その世界は、魔力などの力に満ちている。
その力で、その世界の人々は豊かで、どこかいい加減な日々を過ごしていた。
―――しかし、それが全てでもなかった。
ある国は、と
ある禁忌を行った。
その禁忌は、異世界への接続。
しかし、それが悪かった訳でもない。
結果として、世界は豊かになったし、相手の世界、「白銀」にも悪影響もなかったかに見えた。といっても、大した影響ではないのだが。
問題は、ここからだ。
ある者らが、近くの(交流しやすかった)世界、「白銀」「幻銅」から人の召喚をした。
…そしていろいろあった結果、廻金、白銀、幻銅の世界は、「世界達の」管理者に見放された。
この物語は、そんな世界の普通…ではない少女達の物語。
殆どはたった一ヶ月ですべて終わるような、それでいて波乱の時代のとどめとなるような、そんな小さな大きな物語。
不定期投稿 日常系とバトル物の中間くらいに雑に恋愛要素と鬱要素とほのぼの要素を混ぜてできた少女向けの物語を目指した残骸
2019 6/9 残酷な描写あり の登録必須キーワードを追加しました。
いつかの前書きより抜粋
直接的暴力描写の強い部分の題名に♯、性的描写が強いものに/♭を加えることにします。
また、間接的な描写、および暴力行為を喚起する可能性のある危険な言動はこれまでもいくつかありましたが、これについては特別補足しませんのでご了承ください。
とはいえあまり当てにならないけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:10:00
354624文字
会話率:51%
平凡な女がモテたいと願いながら死んだ。
来世ではモテモテ美少女になれるのか!?
まあもちろんなれるはずないのだが…。
彼女の2度目の人生。
どうなるのか!!!
最終更新:2024-05-07 05:17:48
362文字
会話率:0%
『メソポタミア』×『ダークファンタジー』
×『サスペンス』
バビロニア帝国西圏側の第四騎士団で使用人として働く源南花は、成人として認められる記念すべき18回目の誕生日が生憎の曇天で少し憂鬱な朝を迎えていた…
本来ならば、魔術を扱える者証
である神格を持つ者の中でも、更に優秀な一部の人間しか、
騎士団に所属することは出来ないのだが…
源南花は、神格を有していないにも関わらず、騎士団へ所属出来る例外的な理由がある。それは…
『せめて娘が成人するまでは生かしてやって欲しい…』
それが、南花の父であり、帝国随一の武器職人だった源鉄之助の遺言…
その遺言通り保護された、南花は、父の意志を銃職人を目指す形で引き継ぐ…
南花自身が誕生日の食材の一つとしてハイイロガンを、ルームメイトであるエルフの少女マリアと共に狩猟へと向かう。
その一方、工業化・化学の進歩が著しい帝国東圏側にある、士官学校に通う…
アリサ・クロウは、自身の出自に関するイジメを受けていた。
南花とアリサの出会いが、帝国の行く末を変えていく…
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません。
『カクヨム』にて、同作品を一部、先行公開しております。
更新が追い付き次第、最新話を並行して公開していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:39:33
177384文字
会話率:41%
私、晴乃は有名なプログラマーになる事を夢を抱き、期待に胸を膨らませて上京。しかし実際に身を置く環境は最悪…。
睡眠もろくに取れず、食事も満足に取れない。
私を癒してくれるのは、唯一の同居ペットのチンチラ『ハリー』だけ。
そんな過酷な状況に陥
り、身体を壊しつつある私に、ついに事件が起こる。大切な『家族』のハリーが突然倒れたのだ。
急いで病院に連れていかなければ…
パソコンで病院を探さないといけないのだが、私自身も検索ワード入力中に倒れてしまったらしい…
そして気付いた時には『RPGゲーム』の様な『へんてこ』な世界にいた。
水溜まりに映る私の姿。
ふわふわなしっぽに大きな丸みを帯びた耳。
…もしかして今、私、『チンチラ』??
それに、この面影は…『ハリー』???
股間にはしっかりとアレがあった。私は『男』として転生(?)してしまったようだ…。
「あんたの名前は?」
「私…俺の名前はハルノ……いや…ハリー…そう、ハリーだ!」
私…『晴乃』改め、俺、『ハリー』の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 15:42:51
682154文字
会話率:31%
初夜の夜。
「あなたには申し訳ないのだが。私は『白い婚姻』を望んでいる」
そう夫となった人はいった。
彼女はその理由を問うた。
皇子の婚約解消の宣言をした。それは騒動となり二人が結婚することになった。
その騒動の始まりから顛末の話。
最終更新:2024-04-30 10:35:32
10849文字
会話率:34%
会議は二百時間目に突入した。議題はそう多くはないのだが、参加国が多いだけに進みが悪く、また異様な熱気に包まれている。
『えー、新規登録は以上に』
――うちだうちぃ!
――なぜダメなんだ! 厳重に抗議する!
――おいおいおいおいお
かしいぞ! 賄賂か? あそこは要件を満たしてないだろぉ!
――言いがかりはよしてもらおう。うちはしっかりと魅力をアピールできているだけですよ。
――登録登録登録ぅ!
「う、うちこそ、今回登録されるべきだ!」
と、我が国の大臣も周囲に負けじと、そう声を張り上げるのだが、やはり当人も無駄だと分かっているので声に勢いがない。あの議長は一度決めたことを覆さない性質なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 15:00:00
893文字
会話率:39%
タカコはその日、久しぶりに実家に帰ってきた。上京してからというもの仕事が忙しく、中々顔を見せられずにいたのだ。ドがつくほどの田舎であることに加え、母が亡くなっており、家にいるのが父親だけというのも腰が重い理由であった。浮いた話でもあれば、
また違うのだろうが中々そうもいかない。父親はいわゆる昔の人間で、「結婚はいつだ?」「早く仕事を辞められるといいなぁ」「孫の顔はいつ見れるのかなぁ」などと、悪気はないのだがタカコが気にしていることをずけずけと言ってくる。婿に後を継いでほしいらしい。
確かに、父親は平均的な農家よりは規模が大きく、安定していると言えるが、実家の農業を継いでほしいとは言いずらい。いや、そもそも、そんな相手自体いないのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-25 15:00:00
2254文字
会話率:92%
腹が猛烈に痛んだので救急車を呼び、乗った。
「えー、おそらく手術になると思うのですが、この辺りですと……四つ、受け入れ可能な病院がありますね。どれにしますか」
救急隊員がおれに聞いてきた。痛みでそれどころではないのだが、そういうわけ
にもいかない。気力を振り絞り、声を出す。
「た、高いところは駄目だ。か、金がない」
増えすぎた高齢者。その医療費により国の財政が限界まで圧迫された結果、とうとう制度が見直され、自己負担額が激増した。
それが決まったのがおれが高齢者に片足を突っ込んだ時だったので、せめておれが天寿を全うしたあとにしてくれればいいものをと思ったものだ。自分たちさえよければいいと安い医療費で済み、死んでいった高齢者どもは全員地獄に堕ちていればいいのに。
「えーと、じゃあ三つですね。一つ目のところは死亡した場合、請求額が五十パーセントオフになりますね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 17:00:00
751文字
会話率:50%
子供の日のたびに、子供が少なくなったなと思う。何もできないのだが、この国のことが心配になる。
最終更新:2024-04-28 08:04:16
586文字
会話率:0%
学園に通っている公爵家令嬢のアリスは親友であるソフィアと話をしていた。ソフィアが言うには私に婚約者がいると言う。しかし私には婚約者がいる覚えがないのだが…
最終更新:2024-04-23 20:08:59
4319文字
会話率:72%