妛原 閠(あけんばら うるう)26歳事務職。趣味はMMORPG。あだ名は「幽霊」。それ以外に特筆すべきことなど何もないと、ただ生きているから、まだ死んでいないから生きているだけと標榜する彼女は、ある朝突然、ゲーム内のキャラクターの体で見知ら
ぬ場所に横たわる自分を発見した。ゲームのスキルを用いて誰からも姿の見えなくなった彼女は、これで本当に幽霊だ、誰に気兼ねするでもない生活を送ろうとやけっぱちに決意する。現実に失望し幽霊であろうとした閠は、そして異世界で白百合に出逢う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 02:13:46
1137576文字
会話率:34%
・あらすじ
「マリウス! これより貴様を追放する! 兵士たちよ、即座にこの出来損ないをつまみ出せ!」
発現したスキルの強さが将来を決める国、ガラドシア。
その王子であるマリウスはいくつになってもスキルを発現せず、兄妹や従者たちから人なら
ざる扱いを受けていた。
その中でマリウスは思った。
「どうして僕は、兄妹たちのように父から愛されないのだろう」と。
理由は悲しいほどに明白だった。
マリウスは、スキルを持っていないからだ。
そして後日、いつまで経ってもスキルを発現しないマリウスに対し、痺れを切らした国王はマリウスを追放した。
マリウスは絶望した。
だが、その出来事はマリウスの運命を変えた。
追放されたことを機に、マリウスのスキルは目を覚ましたのだ。
《スキル操作権限:アドミニストレータ》というスキルを手に入れたマリウスは、魔王となっていずれ父を倒すことを決意する。
「生まれもったスキルで将来が決まる」ような、腐りきった国を変えるために。
自分のように、スキルのせいで苦しむ人々を助けるために。
自分を愛してくれなかった父との因縁を、断ち切るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 22:35:53
38580文字
会話率:30%
「私、あなたのことが好き」
「おはようございます」
「おねがいします」
「ありがとうございます」
「ごちそうさまでした」
「私の目を見ながら笑顔でいうお客さんはいないから素敵な人だなとずっと思っていました」
「だから好き」
最終更新:2024-02-23 09:00:00
2172文字
会話率:52%
悲惨で最底辺な人生を送り、無残な死を遂げた善那悠大(ぜんな・ゆうた)。だが彼は転生(?)し、TSし、一五歳の女の子・姫宮百佳(ひめみや・ももか)として第二の人生を歩むことに! しかも時間を二〇年以上さかのぼり、目の前には妊娠中の自分の母親、
そのお腹の中にはかつての自分!
もう二度と、決して、断固として! 善那悠大にあんな人生を送らせはしない――いや、それだけじゃ足りない! そんなことだけじゃ、あのみじめで最底辺だった人生の埋め合わせにはならない! かつての、そして今の自分が救われるために、善那悠大に最高の幸せを、青春ラブコメを! とびきり可愛い女の子とキャッキャウフフでイチャイチャラブラブなラブコメを! 善那悠大に一心不乱の青春ラブコメを!
でもそのためにはヒロインが必要不可欠で、それをどこから持ってくるか――いないなら自分で産めばいい! ああでも同級生ヒロインを産もうと思ったらタイムリミットはあと二ヶ月足らず、早く子種を仕込まなきゃ!
果たして百佳はヒロインを産めるのか?! 善那悠大はラブコメな青春を送れるのか!? これは彼女の壮大で前途遼遠な野望実現のための、苦心惨憺悪戦苦闘七転八倒抱腹絶倒な、その戦いの記録であるっ!
(本作はカクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 12:00:00
144828文字
会話率:60%
「え? また魔王倒さないといけないの?」
勇者パーティーの一員として魔王を倒した大賢者は、第二の人生を送るために未来へ転生することにした。しかし、転生先の時代を間違えて千年も先にしてしまったせいで、倒したはずの魔王が復活し、再び世界は窮地
に陥っていた。大賢者に並ぶ勇者や剣聖は現れておらず、大賢者は一人で千年後の世界を救うことになる。だが、転生先の辺境伯爵家には無能で傲慢な兄と武を重んじる父しかおらず、魔術は評価されない。そんな領地に見切りをつけて出ていこうとするが、大きな問題が降りかかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 19:06:22
6788文字
会話率:33%
無自覚ド天然な少年の小野大志は、自分の通う男子校の生徒会長と、向かい側の女子校に通う幼馴染が交際している噂を聞き、高校二年になっても恋人がいない現状に思うところがあって恋人作りに励むようになる。
…………なの、だが。
「俺の男
子校、可愛い女の子いるかな?」
「そもそも女子いないから」
「そうだったのか。じゃあ、そっちの女子校の友達とか紹介してくれよ」
「嫌」
何故か幼馴染による妨害を受けることになる。
果たして、大志に彼女は出来るのだろうか…………?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 10:14:47
267682文字
会話率:42%
ミアは、元敵国のクルキネン伯爵家に嫁いでから半年間、夫のヴィルに嫌われていると思っていた。
会うことはほとんどなく、離れた屋敷で暮らしている。
伯爵家の主人がミアを愛していないから、メイドや執事などの使用人達はミアを舐めていて、不当な扱い
を半年間ずっと受けていた。
そんな生活も慣れてきたある日…ミアは、自分が夫のヴィルになる夢を見た。
「えっ、なにこれ?」
とても現実っぽい夢だと思いながらも、ヴィルのように振る舞いながら一日を過ごす。
そうしていると、夢の中のヴィルはミアのことが大好きだということを、周りの人間の言葉から知る。
「やっぱりこれは夢ね。私はヴィル様に愛されていないから」
と思っていた。
しかし同日同時刻、ミアの身体の中にはヴィルがいて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:52:21
20221文字
会話率:39%
震災関連として第三弾。言葉の暴力についてお伝えしたく思い書きました。優しさのつもりでも受け取る側のHP(ヒットポイント)が僅かな状態では素直に受け取れないことがあり混乱状態に陥る可能性もあるんだよ。ということをお伝えしたく書き綴(つづ)りま
した。以前の私は、優しさのつもりで投げかけていた愚か者です。何もできないなら余計なことを言うな。みなさんは、安易(あんい)に「大丈夫?」「がんばって」「○○なら大丈夫だよ」という根拠のない言葉の暴力で打ちのめしてませんか?言葉の暴力だと思っていないからこそ質(タチ)が悪い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 00:48:20
2776文字
会話率:12%
高校入学後初めての登校日に、偶然満員電車で出会い一緒に登校するようになった同級生の二人が、思いを伝えあう話です。
他掲載サイト
pixiv https://www.pixiv.net/users/92158508
アルファポリス htt
ps://www.alphapolis.co.jp/
エブリスタ https://estar.jp/users/1331057241
X @kumomeguri_org
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 10:28:43
4323文字
会話率:24%
Legends of Terror! に収録されている同名の小説(匿名)を、Peter Haining は出典を示さないまま、 Secrets of Cabalism, or Ravenstone and Alice Huntington;
William Child Green としてアンソロジー Gothic Tales of Terror に収録している。
しかし、当該作者の当該作品は見当たらず、The Vardill Society にあるものに行き当たった。これはThe European Magazine(1821) に連載された小説で、その一部が収録されたものらしい。で、これも邦訳が出ていないから、自分で読んでみる次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 00:56:30
25000文字
会話率:45%
独り和菓子屋を営む、大正生まれ97歳の和子(カズコ)は、店を辞める覚悟をしていた。今となっては和菓子の需要も少なくなり、跡取りもいないからだ。そこへ突如、和菓子の国の妖精が現れた!
「和菓子の世界が崩壊しそうなんです!魔法少女和菓子(ワカコ
)になって助けて下さい!」
こうして97歳和子は、和菓子の国を救うために魔法少女となり立ち上がった!
小説家になろうラジオ大賞5 参加作品。テーマは「和菓子」字数制限1000文字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 12:06:44
1000文字
会話率:59%
25日だ!祭りが終わる!だがわたしはまだここでは終われない。終われないのだ!
なぜなら、まだ祭りに参加(投稿)していないから!!
なろうのエッセイストたちよ、わたしは戻って来た!
祭りじゃ祭りじゃあっっっ!!
この作品はひだまりのねこ
様主催『集まれエッセイ企画』に参加しておりますっ!!!
なんでこんなにテンションが高いのか?
頭がクッソ痛いからさベイビィ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 21:22:50
1918文字
会話率:2%
隣の席の水野ルイは学校一の美少女だ。俺は彼女に「これは友達の話なんだけどさ……」と(本当に)友達の恋愛相談をしていた。しかしなぜか次第にルイの機嫌が悪くなっていく。どうにかその誤解は解けたものの、今度は俺に彼女を作れという。「いやいや、相手
がいないから」「あたしでよくない?」「えっ」。恋愛相談から始まる、初々しいカップルの幸せな毎日。最初から最後までハッピーエンド。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 18:07:40
71669文字
会話率:47%
2021.03.01:書籍化に合わせてタイトルを変更しました。
旧タイトル「弱者と呼ばれて帝国を追放されたら、マジックアイテム作り放題の「創造錬金術師(オーバーアルケミスト)」に覚醒しました -魔王のお抱え錬金術師として、領土を文明大国に進
化させます-」
帝国に住む少年トール・リーガスは、公爵である父の手によって魔王領へと追放される。
理由は、彼が使えるのが「錬金術」だけで、戦闘用のスキルを一切持っていないからだった。
彼の住む帝国は軍事大国で、戦闘スキルを持たない者は差別されていた。
だから帝国は彼を、魔王領への人質・いけにえにすることにしたのだ。
しかし魔王領に入った瞬間、トールの「錬金術」スキルは超覚醒する。
「光・闇・地・水・火・風」……あらゆる属性を操ることができる、究極の「創造錬金術(オーバー・アルケミー)」というスキルになったのだ。
「創造錬金術」は写真や説明を読んだだけで、そのアイテムをコピーすることができるのだ。
そうしてエルフ少女や魔王の信頼を得て、魔王領のおかかえ錬金術師となったトールだったが──
「あれ? なんだこの本……異世界の勇者が持ち込んだ『通販カタログ』?」
──異世界の本を手に入れてしまったことで、文明的アイテムも作れるようになる。
さらにそれが思いもよらない超絶性能を発揮して……?
これは追放された少年が、帝国と勇者を超えて、魔王領を文明大国に変えていく物語。
・カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 13:27:44
1643557文字
会話率:45%
「僕はだめな子なんだ。だってキラキラしていないから……。」
君はそう言った。
最終更新:2023-10-14 22:11:00
1587文字
会話率:74%
「もうすぐお隣が越してくるね」
春先、父が急にそう言った。小さな私と妹は意味がわからなかった。だってどっちのお隣さんも引っ越したりしていないからだ。
最終更新:2023-04-12 21:39:39
4472文字
会話率:44%
最強の”魔法”使いであるソロモンは退屈していた。何故なら自分と張り合える魔法使いが今の時代にはもう存在していないからである。
そのため千年間眠り魔法がより高度な物になるまで待つ事にした。
眠りから覚めると、”魔法”は”魔術”へと名前を変
え、より高度でより複雑な物へと変わっていた。
魔術への興味と期待により、止まっていたソロモンの心臓は再び動き始める。
千年前自身の召使いをしていたローズとの約束を果たすため、何よりも魔術を学び自身の物とするため、冒険をしたり、魔術学校へ行ったり、世界最強の魔法使いの二度目の無双人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 16:35:49
7418文字
会話率:37%
「こんかのー!!ボクは花と雲の妖精。綿雲花音ちゃんだぞ!」
SNSでたまたま流れてきたこいつはガワがかわいいボクっ娘Vtuber。
興味本位でライブ配信を観に行くと同説、コメントは0。
声も見た目も可愛いく、雑談内容も女の子らしく無難なこ
の子がなぜ人気がないのかはわからないが居心地が良いのでラジオ感覚で聴くことに。
「そろそろ今日の配信は終わり!3ヶ月間お休みしたらまた元気に配信で会おうね!」
気がついたら彼女の配信は終わろうとしていた。誰のなんの反応もない中でも彼女は最後まで明るく話していた。その姿に心打たれた俺は「おつかの〜」と一言打ってみた。
彼女はすごくすごく喜んで何度もお礼を言った。
俺はすごく良いことをした気分になり、いい気持ちのまま風呂に入り寝た。
朝、目覚ましの音で目を開けると女がいた。驚きのあまり悲鳴さえ出ない俺の前で彼女は嬉しそうに挨拶する。
「こんかの〜!!!!!!!!!」
これがこいつと俺の出会い折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 19:58:33
13444文字
会話率:47%
異世界に飛んだ。そんなことが有った。そう言ってしまえばただそれだけな話であるのは、今私がここにはいないから。今更どこの誰に声を掛けようと、誰も何も驚くことなど無いのである。そう。私はカメラである。
ストーリーテラーの人物は、得てして私を陥
れようとしてくるものであり、この場合のそれは主人公ではないところの私である。
今更ストーリーテラーとして紹介されたところの奇妙な少女は私を家や家具に変えて、それを見せようとしてくるだろう。しかし最後には「外された窓のあったところ」などという不条理を言い渡し、私を消すことを企んでいるに違いない。
ほら、もう彼女を好きになりつつある。
どうして小説には大概人間が登場するのだろうか。私は思い出したのだ。これは、そう。私がギリギリ人間であった頃の……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 19:40:13
5646文字
会話率:12%
「私、文化祭当日にはこの世にいないから」
他人が意図的についた嘘を見抜くことが出来る少年は、少女が口にしたその言葉が真実であると見抜いてしまった。
少女に残された時間は約二ヶ月。始まったばかりの高校生活を楽しむ一方、刻一刻と死期が迫る。
これは、運命に抗う少年と少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:42:11
108095文字
会話率:53%
今年の夏に書いた読書感想文。せっかく書いたのに消すのはもったいないから、投稿しました。
「時給300の死神」
⇓ ⇓ ⇓
https://www.amazon.co.jp/%E6%99%82%E7%B5%A6%E4%B8%89%E3%8
0%87%E3%80%87%E5%86%86%E3%81%AE%E6%AD%BB%E7%A5%9E-%E5%8F%8C%E8%91%89%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%97%A4%E3%81%BE%E3%82%8B/dp/4575520624折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 10:06:37
1946文字
会話率:0%