「ぎゃはははは!」
「いひひひ!」
「はははは!」
「ほら、もう! おじいちゃんの髪を引っ張らないの! どうもすみませーん。ただでさえ少ないのに、ふふっ」
「ああ、い、いいんだよ……」
いや、よくない。だが、そう言うしかないのだ。な
に、孫たちがやることだ、大目に見て――
「痛い! おいおい、さすがに蹴るのはやめてくれよぉ」
「うっせ! 雑魚!」
……もしかすると、この子たちは悪魔かもしれない。しつけはどうなっているんだ。……いやいや、こうして息子の嫁さんがわざわざ連れてきてくれているんだ。文句を言っては――
「ねえ、おじいちゃん、見て見てー! この前ね、虫を捕まえたのー!」
「おお、そうかそうか、この瓶の中にいるのかい? ……くさっ! カメムシか!」
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最終更新:2024-09-26 11:00:00
1270文字
会話率:69%
「はあぁぁぁぁぁぁい、いらっしゃ……い。お好きな席にどうぞー……」
夜、とあるラーメン屋。店の中に入ってきた客を見た瞬間、店主は思わず口ごもった。
「店長、今入ってきた人、なんか変な感じですね……」
「いいんだよ、気にしなくて。ほら
、早く水を出してこい」
店長とバイト店員が奇妙に思ったその理由。どこか着慣れてなさそうなスーツを着た坊主頭のその男は、店に入るなり鼻の穴を大きく広げ、深呼吸したのだ。
そして、男は厨房を覗き込むように首を伸ばし、カウンター席に座った。店員が男の前に水の入ったグラスを置くと、男は目を丸くし、がっつくように飲み、まるで酒を飲んだかのようにぷはーっと大きく息を吐いた。
「ご注文お決まりになりましたら、いつでもどうぞー」
店員が男にそう言った。
「あ、えっと、とんこつラーメンを一つ、あ、麺大盛で、チャーシューも大盛で、えっと次はなんだっけ……なんか……何言ってたっけ……ああ、麺は一番硬いやつで、ああ! トッピングは全部乗せで!」
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最終更新:2024-09-12 11:00:00
3034文字
会話率:80%
とある一軒家。リビングのソファに座っている女はため息をついた。その瞬間、寒気がして、彼女は自分の肩をさすった。そこへ男が一人やってきた。
「ねえ、ひざ掛けを持ってきたよ。寒そうにしていたよね?」
「え、あ、うん……ありがと……」
「
いいんだよ、それで他に何か僕にしてほしいことはないかな?」
「いいの、ありがと。もう大丈夫だから」
「そうかい? でも本当に何もないのかな? ほら……」
「あっ、やめて! 今、妊娠中なんだから。この前説明したでしょ……」
「ああ、ごめん。でもさ、少し触るくらいなら」
「やめて。そんな気分じゃないの」
「ああ、そうかい」
――はぁ。
彼の頭の中で、ため息が浮かび、そして溶けて淀んだ。
彼女の妊娠は喜ばしいことだ。彼女からその報告を受けた時、僕も嬉しかった。でも、それからの僕に対する彼女の態度と言ったら……。
子供ができると女性は変わると言われているが、まだ産んでいないのに、こんなに早く彼女は『妻』から『母』に変わっただろうか……。そして、彼女はずっとこのままなのだろうか……正直、僕には耐えられる自信がない。
いや、違う。僕に急に冷たく当たるようになったのは、妊娠しているせいだ。ホルモンバランスが崩れて、ああ、いや、まるで妊娠が悪いことのように思うなんていけない。仕方がないことなんだ。いや、仕方がないだなんて、また僕はそんなことを……。
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最終更新:2024-07-27 15:00:00
1804文字
会話率:77%
十六歳の知らない少年となって人生をやり直すことになったおっさん。
どれだけ怒られても懲りずに大人のやり方で『青春』を手に入れてしまう物語。
最終更新:2024-09-20 12:43:52
320988文字
会話率:32%
今の現代日本に親しまれている転生だが、自分はよく貴族に転生している物を読むとよく貴族がしなければならないことが分かるなと切実に思う。自分なら貴族に転生したら何をすればいいのか分からない。そう、なのに何故か貴族に転生してしまった。
「貴族に
転生したけど貴族って何をすればいいんだよ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 09:13:11
2444文字
会話率:46%
謝罪
こんな夢を見た。
駅のホームでベンチで電車を待っていると、ハトがてくてくと自分のそばにやってきた。きたって、やれるものは何もないし、ハトにエサをやるほど物好きじゃない。はぁ、とため息をついた。自分はこれからも何年もこうして電車
に乗り、つまらない仕事をし続けるのか。本当、私は何のために生きているのだろう。何がしたいのだろう。
何もしたくない。何もしたくないのだ。なのに、ずっと私は働いている。やめてほしい。コミュニケーション能力もないし、ストレスはたまりやすい方だし、ほんと、生きてて良いこと1つもない。
皆、何が幸せなんだろう。どうして生きているんだろう。何も面白くないじゃないか。生きてて何も面白くないじゃないか。
ハトはいつか消えていた。私はホームで一人、本を読んでいた。田舎だから、電車がなかなか来ない。まぁ、ずっと来なくて良いけど。
この何も面白くない世界で人はどうして生きているのだろう。こんなに不幸を感じているのはもしかして自分だけなのだろうか。きっとそうだ。そうに違いない。私以外は皆、幸せなのだ。私だけが、まるで世界中の不幸をゴミ箱に全部集めたみたいに、不幸なのだ。
苦しいものだ。どうしてこんなに苦しまなければならない。誰のせいだ。誰を責めればいい?神か?仏か?
絶対に己自身を責めろだなんて言わせない。そう。何で私の責任なんだ?意味がわからない。意味がわからないんだ。私のせいじゃねぇだろ。
「違うよ」
どこかから、声が聞こえる。
「違うよ」
後ろを向いた。小学生ぐらいの男の子が立っていた。
「誰?」
「違うよ」
「・・・何が?」
「君のせいだよ」
「え?」
「他人のせいにするのは、甘えだよ」
「は?」
「他人のせいにするのは、甘えなんだよ」
「なんだよ、急に」
私は呟いた。
「自分のせいにすると、気持ち良いんだよ」
「・・・」
「自分のせいにすると、格好いいんだよ」
「・・・」
この男の子を、どこかで見たことがある。この子は・・・。
「ごめんね。僕の伝え方が悪いみたいだね」
男の子は、小さな手で、頭を掻いた。
「ごめんね。全て僕が悪いんだ」
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最終更新:2024-09-07 10:52:43
1339文字
会話率:67%
「あらすじかぁ……花子ちゃん、なんて書く?」
「ふむ。そんなもの、ぜひ読んでください、でいいじゃろ」
「いやいや、それだと内容が何も伝わらないだろ」
「なら『可愛い花子ちゃんを愛でる物語』でどうじゃ」
「嘘はダメだ」
「嘘とはなんじゃ、失礼
な」
「まずまずそんなハートフルな物語でもないだろ……」
「なら、正直に『日々怪異と闘う物語』にするのか?そんな物騒なすとーりー、誰も読まんと思うがのぉ」
「……確かに。なら、『教え子を護る先生の奮闘物語』でどうだ?この手の話なら人気だし、よくあるだろ」
「言いたいことは分かるが、怪異と戦うのはわしじゃろ?嘘はいかんな、嘘は」
「なんだよ、俺だって頑張ってるだろ」
「あんまり活躍せんではないか」
「ボソッと毒を吐くな毒を」
「なんじゃ、大声で言って欲しいのか?」
「そう言うことじゃない……はぁ、もういいよ、文字数もいい感じだし」
「ここまでで378文字……1000字書いても良いそうじゃが」
「いいんだよ、そんな長々書く内容なんてないんだから。ほら、花子ちゃん、夜の見廻り行くぞ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 20:50:27
112402文字
会話率:46%
外交事案なんて蓋を開ければこんなもの、冗談にしてやりゃいいんだよ。
キーワード:
最終更新:2024-08-18 08:48:56
1207文字
会話率:25%
高校生活1年目のある日の放課後
教室にて
鈴木 和真は目の前で起きている光景を見て、啞然としながら思う。
「一体、どうしてこうなった?」
俺は今、誰もいなくなった教室で同じクラスメイトである美少女に告白されるところだ。
だが、告白
と言っても皆が思う、一般的な告白とは違う。
なぜなら、それは美少女四人による、同時告白だったからだ…
「あのさ……和真君。」
「は、はい……」
「もし、良かったら、私と付き合ってくれませんか?……。」
そう頬を赤らめ告白してきたのは、|木嶋《きじま》 |唯《ゆい》
黒髪のショートヘアと綺麗な黒の瞳が特徴的なごく一般的な生徒。
性格は、ちょっぴりおとなしめだけど、とても努力家である。
「ちょっと待ちなさい! 和真!。唯なんかより……そ、その……わ、私と付き合いなさいよ!」
そう恥ずかしさ全開に告白をしてきたのは、|駒形《こまがた》 |花音《かのん》
甘栗色のロングヘヤーを肩まで伸ばした髪と緑の瞳が特徴。
性格は……まぁ、一言で言えばツンデレである。
「えぇー、こんな二人よりもー、私と付き合ってくださいよ~。」
そう軽々しい口調で告白をしてきたのは |清水《しみず》 |葵《あおい》
茶髪のショートヘアーと、なんと言っても男子が必ず、チラ見をしてしまうほどの巨乳が特徴。
だが、性格はわがままであり、自意識過剰なところがある。
「いいえ、この、三名よりもわたくしとのお付き合いしてくれませんか?和真殿」
最後に告白をしてきたのは俺たちクラスの学級委員を務め、あの西園寺財閥の一人娘である |西園寺《さいおんじ》 |彩華《いろは》
黒髪のロングヘヤーを一つでまとめている所といつも黒縁メガネをかけているのが特徴。
性格は、超が付くほど真面目であるが……
まぁ、この辺で話を戻そう
「そんな事、急に言われても……」
俺はいきなり過ぎる、四人同時告白にどうして良いのか分からない。
てか、そもそもこれは夢じゃないのか?……
そう、疑ってしまうほど、俺の前であり得ない現象が起きている。
俺は一度、彼女らから背を向け頬をつねる。
「いてっ!」
どうやら、この夢のような現象は現実だった。
それが、分かった瞬間、心の中で俺は叫んだ。
「一体、どうしたら、いいんだよー!」
これは、そんな俺と四人の美女の恋愛物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 00:00:00
169000文字
会話率:42%
「アイク様……私をお助け頂けないでしょうか?」
ブラック企業務めの佐藤 優斗はフォーチュン・ラバーというギャルゲーでデブ・ゲスい・弱いと嫌われ者の悪役公爵――アイク・ハンバルクに転生してしまった。
『メスは黙っておっぱい捧げればいいん
だよぉ……!』
そんな最低な捨て台詞と共にアイクはどのヒロインの攻略ルートでも勇者パーティに倒されてしまう。そんな未来は嫌すぎる……!
しかもアイクにはルナ・オルハインという婚約者がいた。このルナこそがフォーチュン・ラバーで世界を滅亡の一歩手前まで陥れている存在――そして主人公の勇者に倒されてしまうラスボスである。
ルナの末路はあまりにもひどい。ルナが世界を滅ぼすという予言のせいで両親を始め、あらゆる王国内の国民から迫害を受け、挙句の果てに全人類の敵として勇者パーティに倒されてしまう。
そしてルナの横で幸せそうな主人公の勇者と攻略ヒロインが笑顔で映る。つまり踏み台になっているということ。
そのルナが婚約者として目の前にいる。
だけど勘違いしないでほしい。
ルナこそが俺史上最高の推し。見た目ドストライクの美少女なのだ。
ルナを幸せにするチャンスがあるならば、絶対にルナを幸せにするしかない。
ということで俺は、
1、手始めにこの世界で最強の隠し武器『龍星の杖』を手に入れ、
2、舐めたことを言った原作主人公の勇者をぶっ飛ばす。
だけどモブの人生から脱却するもそれだけじゃ足りない。
俺はいつか来る危機に備えて魔法の特訓を始めるが、
『アイク。残念だけど私に教えられることはないわ――私より強い人に何を教えればいいのよ!!』
と指南役から匙を投げられる始末……。
それでも努力をした結果お父様から、
「そろそろハンバルク公爵家をお前に任せようかと思う」
「はっ! ありがたき幸せ!!」
公爵家の当主に任命されることになる。
「アイク様……お慕いしております♡」
そうして俺は本来訪れるはずのバッドエンドの未来を変えて、ルナとの幸せな結婚生活を手に入れることになる。あぁ、さようならモブ人生。
しかし原作主人公の勇者は俺にぶっ飛ばされたことで俺とルナに逆恨みをし、
俺達を貶めいれようと躍起になるのだが……勇者はことごとく失敗し、悪の手に染まっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 12:44:22
104606文字
会話率:45%
小説を書くことが好きでした。
誰とも話さなくていいから、好きでした。
最終更新:2024-08-14 23:16:47
1781文字
会話率:0%
高校一年生となった春、あがり症の香夜子は新しいことを知ることへの不安を抱えていたけれど、わくわくすることを知った。「そのままでいいんだよ」と周りのみんなが教えてくれる、背中を押してくれる。新しい生活、初めての恋。今まで知らなかった自分を知っ
て、友達や好きな人と共に自分の今の幸せを大切に抱きしめる。ゆらゆらぽかぽかとした陽が注ぐ温かな青春の1ページをお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 09:51:59
80202文字
会話率:30%
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作品の作成・編集作品詳細エピソード詳細
操ら令息の反抗。
下書き タイトル未定2024/08/07 23:36
作成日:2024年08月07日 23時36分
更新日:2024年08月
08日 00時37分
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本文
「貴方といてもつまらないわ……。」
「なぜだ…?」
「だって貴方――
『私』を、見ていないもの。」
―――――――――――――――――――――
「マニキュレイト。お前は私の言う通りに、動いていたらいいんだよ。」
「――はい。わかりました。」
「それならマニキュレイトができるだろう」
「――そうですね。」
「レイト!これお願いしてもいいか?」
「――勿論だとも。」
私は幼少時から全ての物事を決められて生きてきた。
習い事、友人、職場、取引き相手。
やれと言われたことをやり、頼まれたことは断らない。
ついたあだ名は操ら令息。
誰が付けたのか知らんが、込められた皮肉な意味以上に滑稽さを感じるのは私だけだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 08:48:45
3625文字
会話率:22%
主人公リクは戦闘向きではないので、冒険者も解雇間近。
職探しするしかないのか。そんなとき、『仕事サボるための秘技』を身につけたという美女と出会う。
その秘技こそが、デバフをかける攻撃。
実はこの世界、デバフというものが存在せず、S
ランク冒険者だって使えなかった。
そんな中、唯一無二、デバッファーとしての『デバフ攻撃』の数々を、美人師匠から会得したリク。
敵弱体化のデバフの有難みは、超強敵との戦いでこそ光る。
かくして唯一のデバフ使いとして、リクの冒険者としての評価はうなぎのぼり。
冒険者ランクを駆け上がる……。
で、評価されすぎるのもサボれなくなると気づくのだった。
(※予約投降です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 12:10:00
188692文字
会話率:36%
『ご主人様、本日もパチンコに漫喫に赤提灯、楽しゅうございました』
『カインはそれでいいんだよ! はい、明日のお小遣い10万円!』
バリキャリОL、桜田咲(25)が飼っているのは、犬猫ではない
清廉潔白、天衣無縫、純真無垢、愛といつ
くしみにあふれたイケオジ吸血鬼のヒモである
吸血鬼であるカインは、どんなクズ行動をしても許されてしまうような聖人君子
今日も今日とてパチンコに競馬、ドンキに漫喫、サイゼ飲みとクズな日常を楽しみながら、咲の帰りを待ち熱心に尽くす、咲の『推し』である
ただの聖人君子ならば咲の推しにはなれなかったが、『おやすみ』のあとのカインは昼とは打って変わって……!?
そんな愛にあふれた日常に、突如実家の弟が押しかけてくる
兄上を返せ!ときゃんきゃんわめく弟、アベル
なんとかカインを更生させようとするアベルと、聖人君子なクズヒモのままそばにいてほしい咲との小競り合いが始まる
そんな中、咲に求婚する極道のボンボン、倉敷という男が現れ……!?
従者にして、君臨者
昼と夜、ふたつの顔を持つカインと、そんなカインを推す咲
カインを元の居場所に戻そうとするアベルと、咲を妻にしようとする倉敷
とうとう吸血鬼ハンターまで現れ、事態は混迷を極めていく
今日からあなたが私の最推し!
推しのしあわせが私のしあわせ、邪魔するヤツは許さない!
なんともファンタジーな『推し事』をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 18:20:00
82803文字
会話率:42%
「あの子を見つけたとき、また面倒なことに巻き込まれたと思ったんだよ」
魔女のおばあさんはふぅ、と息を吐く。荒々しい口調で言葉を続けた。
「人間なんて拾うもんじゃないね。ただでさえ狭い家がもっと狭くなっちまうし、ひとりでゆっくりもできや
しない」
椅子に座りながら、膝に乗っている黒い猫を撫でる。猫は大きな瞳で魔女の顔を覗き込んだ。
「アタシは面倒なことは嫌いだからね。これでいいんだよ」
言い聞かせるように話す魔女を猫はただ見つめていた。
「灯りの家はどんな人も受け入れるが、去ることも拒まない」
魔女は猫を撫でる手を止めると、皺だらけの目元を細める。そして小さく呟いた。
「……きっと、親のもとで幸せに暮らしているはずさ」
そう言いながら目を閉じる。
そして、少女との出会いを思い出した。
これは年老いた魔女と幼い少女があたたかい家に住む話。
全16話
毎日17:20公開
最終話公開日:6/16折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 07:20:00
46806文字
会話率:52%
悪役貴族に転生したけど、悪いことしてると原作主人公にひねりつぶされそう。ならどうすればいいと思う?簡単な話、主人公に陰で媚びを売ればいいんだよ!
とある追放ざまぁ系ラノベの悪役貴族家のモブに転生してしまった主人公。その身分に胡坐をかいてい
ると必ず手痛いしっぺ返しを食らうと考え、原作主人公に協力していくことを決める。しかし、原作主人公は本編開始前までいじめられ続けるため自分もそれに混ざりたくはないし過度な干渉はできない。ということで、原作開始まで息をひそめつつ原作主人公の助けになるように色々と手を回し陰から媚びを売っていって、命だけでも助かろうと優秀そうな部下を集めつつ計画を立てていくのだが……………
悪役貴族な家族と主人公の板挟みにより正義にも悪にも振り切れない綱渡りをする主人公が送る暗躍ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 13:07:31
120994文字
会話率:48%
──偽物と断罪された私が、実は規格外の最強聖女⁉──
アリシアはアリスベン王国という国でひっそりと薬師として生きる18歳。
ある日、数十年ぶりに聖女を決める『聖女光臨の儀』が行われることになり、なぜか聖女候補になってしまう。
しかし、そこ
で偽物聖女候補として断罪され、絶体絶命の大ピンチ!
気付けば、なぜか推定6歳児になっていた。
(私は偽物だし、好きにしていいんだよね…?)
アリシアはアリエッタと名前を変えて、北部セローナ地区の聖騎士団長──イラリオに保護されることに。
ちびっこ薬師として活躍し始めたアリエッタは精霊達や聖獣ともお友達になり、次々とチートが開花。
一方その頃、王都では大問題が。
えっ、新しい聖女様の力が弱い?
私は偽物でただのちびっこ薬師なので、もう知りません!
精霊やもふもふな聖獣達と、聖騎士団をお助けします!
幼女薬師と精霊、もふもふな聖獣達が織りなす、ほのぼのラブファンタジー。
※ネット小説大賞応募のため、他サイトから転載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 17:20:00
122405文字
会話率:39%
無双系ゲーム『リベリオン・デュプリケイト』
30人以上のキャラが使えるこのゲームで、
俺が転生したのは
まさかのイベント内限定の
噛ませキャラである人造人間『ID-MH4771』!
しかも転生してから
やられる場面まで後2時間しかない!
相手は作中最強のシオン・フォン・アガペー
武器は貧弱、アイテムはピーキー。
能力はマイナーなものばかり!
「こんなのでどうやって生き残ればいいんだよ!」
それでも原作知識と機転でどうにか生き残ったら、
今度は俺をシオンが気に入った?
「冗談だよな?」
「冗談を言う女に見える?」
…俺の人生早くも終わったかもしれん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 16:56:31
21099文字
会話率:25%
鼓動は囁くあの日の想い出
街の娼婦は密かに水子寺へ通い
陽だまりの下で静かに恋を想うあたし
女の子はわがままでいいんだよ
背後でそんな声を聞いた気がする
ブランコで遊んでいたいい大人なのに
地球儀の裏では眠れない夜を送る妖が
人を助けたい
と願う半妖の男に
懐かしい遊びを教えたがる
夢の跡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 20:16:53
3306文字
会話率:0%
逃げることを選んでもいいんだよ
最終更新:2024-06-02 19:59:35
503文字
会話率:0%
かつての過去か未来。人間が滅んだ世界に機械は動いている。
その中で生きる『人間』の少女クロノとその相棒トキの物語。
細かいことはいいんだよ精神です
最終更新:2024-05-31 00:57:49
10572文字
会話率:46%