唐沢純とその恋人・ミヤコは旅人のような生活を送っている。日銭を稼いで放浪を続ける日々、移動手段はもっぱら安価な高速バスだ。その日も二人は数え切れないほど利用した交通機関へと、普段と同じように乗り込んだ。
車内に漂う強烈な違和感に気付いて
いたにも関わらず――。
そして、仙台発秋田行き高速バスは定刻通り発車する。
乗り込んでいるのは――銀行強盗、爆弾魔、魔法使いの男女、霊媒体質者、幽霊、超人のカップル。各々の荷物と奇妙な因果を乗せてバスは東北自動車道へと進んでいく。
最初のバスジャックが起きたのはインターチェンジを通り過ぎて間もなくのことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 20:02:52
100262文字
会話率:52%
やあ みんな! 突然だけど、シートベルトって大切だよね!? 何でかって? ただいま絶賛、空中を遊泳中だ・か・ら・さ!! お魚じゃないよ? 人間だよ!? ハイ、そこ何で魚?とか言わない! あ、委員長と目が合っちゃった!? めちゃくちゃ顔が青い
ねー・・・(現実逃避)早く説明しろ!? せっかちだね~ ジト目で睨むのやめて!? いやあ、2、3年前に共学になった元お嬢様学校の鳳(おおとり)高校の2年C組とD組の半分、女子と男子合わせて31人+αで修学旅行中のバス移動の途中だったわけだけど、高速道路を走行中もうすぐ下崖の急カーブに差し掛かるところでいきなり反対車線を走ってたでかいトラックが横転してさー 鉄パイプやらがこっちに思いっきり転がって来て、それを避けきれずに乗り上げて現在崖から真っ逆さまにフリーフォール中ってわけさー えーなにげに自分の過去を脳内再生しながら激突する瞬間、何か妙に眩しかった・・・・・のは覚えてるよ!? ただ目覚めたら「知らない天井だ」とか言いたくなったけど 天井じゃなくて床でしたっ! 周りは木だらけ森の中〜クマさんが〜居なくてよかったよー いや居たら怖いわ! 早くしろ? 分かったてば〜 んで俺のまわりに倒れてたクラスメイトと他組+αがちらほらと起き上がろうとしてたねー でもさ〜普通、崖から落ちちゃったら周りに崖があるはずだよね〜? んでさ〜何とな〜くさ〜呟いたよ? ラノベよく読んでたし?「ステータスオープン」って もちろん超小声で呟いたよ?・・・・なぜ普通にパソコン画面よろしく出ちゃってるの!? ねぇ 何で!? しかも、ジョブが「罠師」って ナニ!? 適正魔法が生活魔法て微妙じゃない!? しかもさっきから森から絶対普通の動物ぽくない「ギョアアアァァァ」って鳴き声が響いてるのに!? っというわけでいきなりサバイバル?のはじまりはじまり〜By 鳳高校2年D組・出席番号3番・信岡零(のぶおかれい)
※更新は出来る時にする予定ですが、素人なのでお手柔らかく、暖かく見守って頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 04:49:09
46732文字
会話率:14%
夜の高架道路を走る。時速240km? 子どものお遊び。車をするする追い抜いて走る。高速の世界は異世界だ。
あたしの前に、異世界から誰かが声をかけた。
「鳥かごの外に出たくない?」って。
最終更新:2017-10-07 23:33:26
4994文字
会話率:32%
時は近未来、科学技術の発展により様々な分野が発展した。
医療はクローンを用いた移植技術が向上。
交通では地上をリニアが走り、空を高速飛行を行う飛行機が1日掛かっていた距離を半日以下へと抑え、海上では移動式の人工島が人々を目的地へと送り
届け。
宇宙では今はまだ富裕層のみがステーションへと行きリゾートを楽しむことが出来るが……、遠くないうちに一般の家庭でさえも宇宙ステーションへとリゾートに向かうことが出来る。
……が、それらの技術はどうだって良い。
技術が向上したのは、医療や交通、宇宙だけではない。遊戯も格段に向上したのだ。
脳内の電気信号を送ることで意識を仮想現実へと送り届ける、VR。
自身の体に情報を纏わせ、現実の肉体を用いて行動を行う、AR。
その二極が発展する中で、それらの技術を用いてひとつのゲームが誕生した。
そのゲームの名は――――マジック&ソング。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 23:29:02
9220文字
会話率:31%
夜の呉港は恐ろしく美しい
最終更新:2017-09-14 11:21:56
214文字
会話率:0%
”我を捕らえよ!”
突如太陽系外から飛び込んできた謎の超高速異星船は複数言語でそう発信し、まるで地球人を誘うように太陽系内を飛び回り始める。
秘密裏に出動する各国の捕獲部隊、渦巻き始める陰謀。
初動で出遅れた日本の宇宙資源開発機構は、
ある秘策をもって劣勢を挽回しようともくろむ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-14 10:20:01
345528文字
会話率:49%
中二の砂羽はある日家族が変だと気付く。超高速で動く弟、そして自分以外の家族がそっくりな顔をしているということ。
最終更新:2017-08-31 08:30:45
1938文字
会話率:0%
私は夜行高速バスの車内で、「花乃」のことを思い出す。回想に浸かりながら眠っているとバスが仙台に到着していた。そこには、偶然にも「花乃」とばったり会う。そこで花乃と一緒に行動することになるが…?
最終更新:2017-08-07 21:28:53
12554文字
会話率:52%
自分探しをする旅人、御子柴一樹は○○県の村を訪れていた。一晩の宿を探すため彼が向かったのは山の中に建つ黒薔薇の館であった。その館では夢遊病を患う黒薔薇という主、執事の蔓田、棘丸、メイドの花弁の三名が暮らしていた。
村に怪しい人物が現れた
という情報を聞いた黒薔薇の姉、白薔薇は御子柴を監視するために一晩泊まることになるのだが、黒薔薇が密室で首を切られて亡くなるという事件が勃発。室内には絵を掛けるためのフック(A点)と、対面の壁には薄っぺらい穴(B点)があり、二点を結んだ部屋の真ん中に黒薔薇の遺体があった。但し凶器は見つからなかった。
翌日。派遣された刑事は京極という刑事らしからぬ人物であったが、独特の観察眼あり、白薔薇が事件の犯人だと告げる。その意見に反対する御子柴は、白薔薇を救うために立ち上がる。そこで浮き上がったのが、棘丸が事件の夜に見たというXという存在であった。御子柴はXと凶器を探す為に、村にある茎村という鍛冶屋へ向かう。
茎村は白薔薇の依頼を受けて、黒薔薇の部屋の鍵を複製したことと、製作はしなかったが、薄っぺらい刃物の製作依頼を受けたことを明かす。白薔薇の容疑が固くなり悩む御子柴であったが、黒薔薇を殺した殺人鬼であると村人たちに誤解され、村中を逃げることになる。逃げる最中、白薔薇が自室で倒れていることを発見。その事実を京極に伝え、二人は共に捜査をすることになる。
白薔薇は金属製のメジャーを使い、自殺を図ったのだが、未遂に終わる。黒薔薇を切り裂いた凶器がメジャーであると察した御子柴は今回の事件が殺人ではなく、黒薔薇の夢遊病を治すために白薔薇、黒薔薇の二人で行われた事故だと割り出す。薄っぺらい穴からメジャーを通し、フックに引っ掛け、それが外れるとメジャーが高速で巻き取られ黒薔薇の首を切り裂いたと見抜く。
結局、白薔薇は自分がやったということを自白。事件を終え、御子柴は探偵になるという新たな道に向かって村を後にする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 12:23:45
146716文字
会話率:53%
芝居とバイトの両ハシゴ バイト終わりの帰り道。突然、高速道路で事故にあう、気付けばそこは 知らぬ異世界、目の前にはドラゴンが!!
消えゆく存在と知らされた俺はドラゴンからの提案を飲むことに。
それは「自分の代わりに世界を見てくれ」、と言うも
のだった。
なんの事だかわからない、しかし彼は歩き出す。
いい大人男の異世界転移アクションファンタジー。
果たして彼はこの世界で何を残せるのか?
そして、元の世界に帰ってこれるのか?
竜の魔法を携えて、彼は広い世界に足を踏み出したのだった。
伝説とは、一体どう生まれるのだろうか?
現役舞台俳優が贈る、異世界転移見聞録。
一体作者は何がしたいのか?
果たして読んだら分かるのだろうか?
乞うご期待!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 16:33:32
144737文字
会話率:20%
夜の高速道路ー。
キラキラしててとってもきれい
思い出すのはあの人の運転。。
最終更新:2017-07-02 01:16:38
202文字
会話率:0%
深夜の高速道路で起こった事故によりおれは乗り物ごと異世界へ飛ばされた。
そこは魔の者と呼ばれる勢力に襲われ戦争真っ只中。
右も左も分からない中、女神とやらの要請を受けてがんばってみる。
最終更新:2017-06-20 17:01:19
12664文字
会話率:47%
幼い頃から特撮ヒーロー、特にパワードスーツに憧れていた、伊坂巧。
彼は大人になってからもスーツアクターを職にする程、情熱を捨てていなかった。
しかし、交通事故により志し半ばで人生に幕を閉じる。
奇妙な導きから、彼は剣と魔法、魔物がひしめく異
世界へと転生した。
人類が巨大で強靭な魔物を倒す為に生み出した、魔力により動作する機械鎧、魔導甲冑。
パワードスーツの姿を見出だしたニックス=フューリーは前世である伊坂巧の記憶を思い出す。
捨てきれなかった情熱が異世界で形を持ち、変革をもたらす。
(作者の別作品である「異世界転移 パワードスーツの錬金術師のプロトタイプ」です。登場人物と謎が少なく、理想のパワードスーツの開発過程描写が多目です。初期設定から若干変更を行い文章に起こしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 03:49:12
4801文字
会話率:6%
幼い頃、両親を事故で亡くし施設で育った主人公、内藤健吾。
死に対するトラウマから、強い身体を望みながら青年となった。
ある日、仕事の帰り道に突然真っ白な空間に迷い込み、柔和な笑みを湛えた老人が現れ告げる。
「お主達にはこれから異世界で暮ら
してもらう」
異世界へ誘われ冒険の旅が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 03:59:07
29354文字
会話率:24%
迷宮都市グラムナードで錬金術師としての修業の日々を送っていたリエラ。
15歳になった今年、かねてからの予定通り王都にお引っ越しする事に!
錬金術師師範の看板ぶら下げて、仲間と一緒にやってきた王都でリエラが見たものは、
『高速治療薬』10
0mlがなんと1万ミル?!
グラムナードの10倍の値段だなんて…!!!
おかしすぎる魔法薬の相場を適正価格に戻す為、作り上げよう楽しい箱庭!
ついでに、町も育っちゃいます?
リエラと仲間達が、仕事に恋に奮闘する日々がはじまります。
※本作品は『リエラの素材回収所』の続編になります。
前作を読んで頂けるとより楽しめるかと思いますので合わせてお楽しみ頂けると嬉しいです。
※前作で組み込めなかった、ラブラブモードが章の終わりに入ります。
53話から、イチャラブ的な何かが出るようになりました。
苦手だったら……ごめんなさい。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 17:00:00
452357文字
会話率:33%
もう兎に角この単語は気持ちが悪い。
何を好き好んで学校などを思い出さねばならないのか。
異世界に行ってまで何故クラスメイトやら先生やらと関係しなければならないのか。
加えて、この単語を回避しようとする努力が何処にも見当たらない。
理解に苦し
むばかりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 17:52:38
1727文字
会話率:32%
思えば、お師匠様は全て端からお見通しだったのだろう。
「未熟者のお前にはこれくらいが妥当だろ」と言い、無造作を装って手渡された『最上級』の魔法杖。ほうき星の如く空を駆ける『最高速』の遣い鴉。高位魔族ですら一滴で怯む『最純度』の聖水。やたらと
『高性能』な異空間。
その上、何より、頭の上。
ありふれた栗色のネコっ毛を僅かながらも隠すように、存在感あふれる黒いシルエット。
知るものぞ知る、魔女の黒帽子だ。
譲られた当時こそ、『絶対防御』以外に取り柄などないと思っていたその帽子が、いつの間にやらパックリと横一文字に裂けた時。
そこから、全ては変化し始めたのだと思う。
平穏だった日常然り。
平凡だった運命然り。
――これは、一人の魔女を巡る『奇縁』によって紡がれる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 14:52:52
61115文字
会話率:36%
雪の残る日曜朝、風呂屋のなごみ亭では、月一恒例の朝風呂会が催されていた。今日の主役はトラック運転手のデンさん。しかし青森往復の疲れで、デンは早々に高いびき。そのデンをアパートに送った太市は、目を覚ましたデンから、昨夜体験した奇妙な話を聞か
される。峠越えの道で、七人の小人症の連中を拾ったというのだ。芸人だと名乗る彼らを同乗させ、デンは一路東京に向かうが、高速道で白人らしき男たちの乗る車に付け狙われる。話を聞いて太市は驚く。今朝未明、新聞配達の帰りに、太市は行き倒れの男の子を家に連れ帰っている。その年齢不詳の小人症の男子は、複数のパスポートを所持していた。デンの話では、トラックに同乗させた面々は、不可解な言葉を喋っていたという。いったい彼らは何者?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 15:00:00
37087文字
会話率:28%
軍部のクーデターにより王国から逃げ出す羽目となった双子の王女、セフィールとルフィール。
極貧の中、二人は腕の立つキースとイケメンのピートといった従者に守られ、各地を流浪する。
今回、彼女たちが流れ着いたのは、もうすぐ王女の結婚式が盛大に催さ
れるという南の王国サザンテラル。
その国の酒場で働くセフィールたちは、偶然にもその王女と出くわす。
そして、その出逢いによりセフィール自信もこれまで知らなかった、謎の能力の一端が現れる。
その力を頼り、王女は【はじまりの島】への同行をセフィールたちに懇願する。
一行は高速艇トライトンで、この世界の起源である【はじまりの島】を目指すのであった。
主要登場人物
【セフィール】11歳、双子の王女(33王家の一族)、すぐ吐く
【ルフィール】11歳、双子の王女(33王家の一族)、兵器が大好き
【キース】セフィールの第一聖従者、元武官、強い、口が悪い
【ピート】ルフィールの第一聖従者、聖職者、?すると人が変わる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 14:40:18
107296文字
会話率:39%
テニスの試合において、高速サーブに対応するレシーブ技術について解説した。
一流プロにも浸透していないようであるが、テニスの定石として覚えるべき技術である。
最終更新:2017-05-13 17:13:18
2010文字
会話率:7%
しがないスラム街を管轄する魔力無しの刑事マック・レーンは、国の存亡をかけた謎の決闘「ディザイア・ゲーム」のプレイヤーとして選ばれることとなる。
対戦相手は、マルチキャストによる魔法を高速で連続発現が可能な、最新の人型魔戦術兵器シシラだ。
戦争によって多くを失ったマックと、戦争を知らない人型兵器シシラはディザイアゲームを通じて、人が争うことに苦悩する。
そしてシシラは、人同士、国同士が争わない方法を模索したのち、ある決断をする。
設定原案 まるぼろ(敬称略)
執筆 おるた
※この作品における意見、批評等で生じた折衝、トラブル等の対応は、執筆者のおるたが請け負うものとします。
※この作品は、文芸サークル『スクリプトミキサー』の合同小説執筆企画のパイロット版であり、いち作例として制作されたものです。当コンテンツ内の設定を準拠する必要はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 13:24:30
18235文字
会話率:32%