もう泣いてる蝉も変わってきました
弱って落ちてるものもいる。
踏まないように気を付けて
最終更新:2016-08-15 00:00:00
300文字
会話率:0%
僕には秘密がある。それを知っている人は特別な1人を除いて他にはいない。
裏野ハイツの106号室に僕は住んでいる。とても古い二階建てのアパートだ。家賃49000円と安く1kでトイレとお風呂は別れている。窓の外にはベランダがあり、ベランダ越
しには植えられた何本かの木々が見える。僕がここに住みだしたのは6年前、研修を終えて今の職場に就職してからだ。もうここに住みだして7年目になる。ここを選んだのは単に職場に自転車で行けるからというのが一番の理由だ。
僕は、医師をしており脳血管外科の専門医だ。ストレートに国立の医学部に受かり、そのまま医師になった。
家系的にも代々医師の家系で、僕は医師になることが当たり前だと思っていた。
僕には、肉親は1人もいない。母は僕を出産後、間もなく亡くなった。父は、僕が中学1年生の冬に突然亡くなった。僕が13歳の頃に。もともと一人っ子の僕には父が亡くなったことで家族を失ったことになった。祖母は父を出産後に亡くなり、祖父も父が10代の頃に亡くなったと聞いている。
僕の住んでいたお家は大きな立派な家だったけど僕1人では大き過ぎて住みにくい家だった。
僕は、大学から1人暮らしで実家は空き家になっている。今は、病院に近いこの裏野ハイツに住んでいる。もう何年も実家には帰っていない。
アパートの僕の部屋には毎日、女性が訪れる。彼女は窓をすり抜けて僕の狭い部屋に入ってくる。
窓の上のカーテンレールにかけてある風鈴が
─「チリンチリン」
と鳴れば、それは彼女が僕の部屋に入ってくる合図だ。
そんな彼女が僕の秘密を知っている人だ。
そう彼女が、僕と唯一秘密を共有してる人だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 23:00:00
12328文字
会話率:0%
ヒロトは、生きることの意味を無くし、居酒屋でアルバイトをしながら過ごしていた。呼吸をし、御飯を食べ、身体を動かすことはできるが、心の中に深い暗闇を抱えていた。思考すること、何かに希望を抱くことを拒絶するようなただ生きているだけ状態であっ
た。
ある日の深夜、アルバイトが終わった深夜に携帯が鳴る。
電話は、大学からの親友、ヒカルからだった。その内容は、ヒロトの予想外なことだった。
そう、元恋人であるリエの死を告げるものだった。ヒロトの灰色の世界は、さらに深く漆黒の闇に包まれる。
リエのお通夜にて、向かう途中、降りた駅で数年ぶりに再会するヒロトとヒカル。ヒロトのあまりの変化、痩せ細った身体、生きていないかのような力のない瞳、何より生気のなさに戸惑いを感じるヒカル。
遺体となったリエとの再会。
そこからはじまるリエの心の欠片を取り戻すヒロトの戦い。
そして、ヒカルもまた戦いに巻き込まれていく。
これは、ヒロトとヒカル、そしてリエの3人の物語である。
リエを救いたいと願い、変わってゆく世界に飛び込むヒロト。そして、ヒカルは、別の道を進まねばならなくなる。
♢♢♢♢♢♢♢
*作者、バウシーは初の試みです。文章の表現、語彙力の不足や、誤字脱字等あるかと思います。
何卒、暖かく見守って頂けると助かります。
可能であれば、沢山の方に読んで頂けると嬉しいです。
頑張って投稿しますので、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-02 23:00:00
99360文字
会話率:4%
魚が空に飛ぶ世界。仕事に私生活に不満だらけのカモミールは、もうやってられないと現実逃避のために理想郷を探しに出かけます。
最終更新:2016-08-09 05:05:30
3789文字
会話率:17%
獣糸京太(ジュウシキョウタ)。
その人物はこの三年で世界に名を轟かせた狩人(プロ)。
その実力、戦闘能力を危惧した各国はALIVEONLYの国際指名手配者として危険視する。
これはそんな彼の何気ない日常の話だ。
※グロテ
スクな表現もチラホラ。
戦闘シーンもありますので、暴力・流血表現が苦手な方は回れ右でお願いします。
何でも来い!な方だけどうぞ。
楽しんでいただければこれ幸い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 23:30:24
2954文字
会話率:33%
巫女姫リルーシェ・スノウシェード・クロノスの生まれ変わりとして、幼い頃連れてこられ姫巫女として育てられた主人公。
7歳に巫女として立ち、8歳で王子と婚約。18歳の成人を待ち、婚姻とする予定だった。
戦争により穢れは溜まり、巫女が立ち10
年経ったが作物は思うように育たない。家畜も増えない。病の人は増え、そこで、主人公があと数か月で18歳になるというとき。
作物を育て、霧のようにたゆとう穢れを晴らすにはどうしたらよいか天命を願うと-太陽の巫女の召喚-となり、異界より1人の少女が現れた。
やがて行われた儀式で主人公は召喚された少女に、居場所も何もかもを奪われる。
やがて訪れる死の中で主人公は思う。
ここではないどこかで生まれたら、どんな生き方が出来ただろうと思いながら。
差し伸べられた救済の手に、主人公はやり直しの人生の機会を得た・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-26 18:50:22
19860文字
会話率:28%
英雄とはなんと重い称号だろうか。
年老いた英雄はその名に恥じぬ働きを今尚強いられていた。
暴虐の王を討つと共に自身の生も終えようとしたロウシェは、目を覚ますと見ず知らずの土地で愛剣の名を語る女と共にいた。
若返った体と武器に命を宿す
という不思議な力を使いながら、ロウシェは故郷である帝国を目指す。どうして此処にいるのか、逃がした家族はどうなったのか。
見知らぬ土地からさらに知らぬ土地へと進むロウシェ。
古き英雄の新たな冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 03:04:43
2960文字
会話率:48%
一つの時代がある。その時代にも悲しみがあり、苦しみがあった。存在しないので、目に見えず、触ることもできないものに価値を与え、塗りつぶしていく作業を繰り返すことで、存在するように観せる。普段変わりなく、疑問にすらあがらないからこそ、信じ込んで
しまう。訴える者の意見を聞くと、訴えられた者の意見を聞くまで、訴える者が正しく見えてしまう。運がよければ、訴えられた者の言葉を聞けるが、ほとんどの者は、その声を聞けずに一方通行のままだ。
手に取るように恐怖を抱き、まわりの人間と同じ行動に走り、貨物列車の音を聞くたびに、他の人間へと伝染していく。
目を曇らせるといつまでも伝染は広がり続けるが、明瞭にすれば止む。その頚木を打ち砕くきっかけは誰にでも与えられているはずだが、不安や恐怖がそれを拒む。何度も戦争を繰り返し、多くの人たちの命が消えても、大きな渦には逆らえないとあきらめる心が闇をまた深くする。いつになれば、目覚めるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 13:05:53
20624文字
会話率:40%
異世界アルマンにクラス転移した主人公(堀井 雄志)ユウシがスコップで世界を掬う,,,,,,救う物語です!!※掬いません,,,多分w※更新は遅いと思われる
最終更新:2016-05-27 23:47:00
1246文字
会話率:44%
神田学院高等学校に入学した男――蛇神大神(へびがみ だいじん)。
彼はスポーツに真剣に取り組み、勉強はそこそこで、うれしければ笑い、悔しければ泣く
ごく普通の高校生である。
ある、一点を覗いては……。
最終更新:2016-05-26 05:16:41
5964文字
会話率:12%
館 豊繁には誰もが認めるパートナーがいた。
彼女が事故で眠りにつき、日々の生活から彼女が抜け落ちた館は、彼女を求めるだけの生活を送っていた。
傍目には見栄え良く、決してその心を悟らせないように。
そんな日々が限界を迎えた時、七罪の学園へと
辿り着く。そこは罪に囚われた者を癒す学園。
学園を死後の世界だと認識した館はここで初めて、彼女を失ってからの生活を振り返る事が出来た。この場所で初めて出会った少女、天使見習いの天使に介抱された館はこの学園の在り方を聞いて決意する。
この場所で自分の罪と向き合い癒し、彼女の元へ帰る。
所が館は特別らしく、罪と向き合うにもこの学園で癒すべき罪が何なのか分からないでいた。
そしてまた天使も、天使の中では知るべきことを知らない特別と言える存在だった。特別であることの辛さを知る天使は、館と友人関係を結ぶ。自身の罪を知る為に七つあるクラス全てを周る館と、変わらぬクラスメイトであると誓うのであった。
天使の協力と、クラスメイトであるサラの協力もあり徐々に学園に馴染んでいく館であったが、クラスの委員長であるユウシの様子がおかしいことを知る。クラスの最古参であるウルスによると、委員長は怠惰というクラスで罪を背負っているのにも関わらず、クラスメイトのために委員長の役割に徹しすぎたらしい。このままでは近い内に自身の罪に呑み込まれ、天使達かウルスのように罪を呑み込んだ力《七色の罪》を持つ者に処理される運命であり、ウルスがその役目を買うと言う。
自身の境遇と自身の罪と向き合うためにもこの問題を解決するべくクラスメイトと共に準備を行うが、委員長はついに罪に呑み込まれてしまう。
瀕死の状態の中で館は、彼女との日々が心に残っていることを知り、《七色の罪》を得て委員長の暴走を止める。
《七色の罪》に彼女を見た館は、彼女と重ねてしまいそうでどこか距離を置いていた天使と新たに友人関係を結ぶのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-25 12:09:00
87590文字
会話率:67%
ピーチスノウシリーズの短編です。ピーチ・スノウ。サブタイトルで、誰が活躍するかが変わっていく予定です。
桃の花。
純正芹沢学園の中等部にて。
宮古菜月は分からなかった事件の謎を篠塚桃花に相談をする。石持憲ニがマンションの駐車場で死ん
でいた。彼は自殺なのか、他殺なのか。答えは4次元の住民だけが知っている。
自サイトに掲載していたものを加筆修正したものです。
だいたい「1」のところは昔の小説よろしく本文に関係ないので、飛ばしても問題ありません……(ミステリとしても何のヒントにもなりません)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-24 20:00:00
19286文字
会話率:65%
『好きだよ?』のつづき?
学園もの挑戦中です。
私なりの恋愛を綴ってみました。
私自身恋愛経験が乏しく、精神年齢も低いので、
『この年で、この程度‼』
と思われるかと思いますが、村咲 遼の描く幼い可愛らしい恋愛を見届けていただければ幸
いです。
************
それと、村咲 遼の別人格、七宝しゃこ、刹那玻璃の誕生したいきさつをほぼ記載しました。
これはほぼ真実です。
それに、私自身だけでなく同性の友人達が受け続けた、今も苦しみ続ける男女差別、家庭内暴力も記載しました。
聞かせてくれた友人には、伝えず記載しています。
読んでくださる皆さんに、お遊びではなく、真実を知ってほしく載せています。
私の世代の友人は、恋愛結婚などはもっての他、20代を過ぎても、帰宅時間が6時を過ぎたらぼこぼこに殴られた子もいました。
たとえ、長年の友人である私たちとウィンドウショッピングやカラオケに行っていてもです。
これは大袈裟だと言う人もいるでしょうが、心の傷として残っていまだに苦しむのです。泣いているのです。自分が子供に向き合う方法がわからないと嘆く友人も多いのです。
恋愛と、現代社会のいびつな、隠された問題提起として執筆しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-20 16:38:32
116812文字
会話率:60%
この作品は、拙作「僕の彼女はチベットスナギツネ」(http://ncode.syosetu.com/n2760cy/)と、
橋本ちかげ様(http://mypage.syosetu.com/323509/)
頬袋探偵スクワーロウシリーズ(h
ttp://ncode.syosetu.com/s9046c/)
とのコラボ作品でございます。
どちらも読んで頂いた後だと、二度三度楽しめる作品となっております。勿論、単体でも楽しんで頂ける作品となっております。
眠らない街リス・ベガスに住む、頬袋を膨らませたリスの名探偵スクワーロウ。チベットスナギツネであるスナコは、以前から街へ来ないかと誘われていた。兄と二人で出掛けた先で、巻き起こるその事件とは一体!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 01:52:21
2947文字
会話率:49%
雪山 夜澄(ユキヤマ ヤスミ)は夢を見る。鬼に監禁される夢を――……。
そんな無駄にリアルな夢に悩まされ一年。夜澄は高校生になる。
入学したのは、魔の物と人間がともに学ぶ都久鎖学園(トクサガクエン)。
ここでなら、夢に関してのことがわかると
思った夜澄は、学園の相談窓口と呼ばれる文芸部に足を踏み入れる。
しかし、文芸部部長・神西 夜凪(ジンザイ ヤナギ)に依頼には対価がいると言われ、対価に労働力を求められ文芸部に身を置くことになるが――……。
一体、いつになったら私の依頼を受けてくれるんですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-14 19:04:39
2111文字
会話率:31%
「私の仲間になれば世界の半分を貴様にやろう。」
勇者最強と称され短い月日で辿り付い魔王の城で勇者は魔王に仲間になれと誘われる。
一度は断る彼だったが、二度目の勧誘...当然断る筈だったのだがある"条件"に惹かれて...?
―― 永遠に繰り返し、繰り返される其れは哀しい物語 ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-02 00:43:20
5130文字
会話率:28%
落第寸前の冴えない大学生である主人公、上杉紫藤はある日突然知らない場所(異世界)で目を覚ました。
意味不明な状況に某黒づくめな組織の陰謀か!?とビビりまくる紫藤だが、目覚めた場所で一本の剣を発見し驚いて拾ってしまう。
すると剣は炎に変
化し、紫藤の右手に吸い込まれ謎の紋章へと変化する。
「え!?なにこれ自爆とかしないよね!?」とやっぱりビビり続ける紫藤だったが、そこで剣の製作者だという異世界の神が現れ、状況の説明を始めた。
紫藤は地球では死亡しており、その魂をこの異世界に呼び寄せ復活させたこと。
紫藤の拾った剣は強力な力を持つ神剣の試作品であるが、使用するために魔力を使いすぎること。
そして、紫藤が実は常人の数億倍の魔力内蔵量(MP)を誇るチート人間であること。
これらを説明した彼女から紫藤には生き返らせた代わりに自分の実験に付き合って神剣を人間界で使ってみてほしいと頼まれ、断ると復活取り止めと脅されたので承諾する。
こうして紫藤は美少女に変身できる剣からマスターと崇められたり蔑まれたりしながら、チートそうでチートじゃない大分チートな剣と魔法の異世界生活を始めることになるのだった。
果たして奴は神様の提案通り「美少女奴隷とか軽く買い集めてはべらしたりなんかしちゃってウシシシシ」という羨ましい状況までのし上がれるのだろうか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 18:00:00
100545文字
会話率:35%
ウシシシ! 最強魔法で無双しまくって女の子にモテモテになって最高の異世界ライフを送ってやる。
最終更新:2016-03-11 18:00:00
1219文字
会話率:28%
かつて杖突と呼ばれる者たちがいた。
全身黒塗りの服に身を包み、フェドーラ帽を深く被り、道化の仮面で素顔を隠し…。
杖を片手に悪を葬る正義の使者。
常に固定概念に囚われることなく、全てを見通して正義を振りかざす鋼《刃金》。
鋼杖師《コウチョウ
シ》と呼ばれる彼らは、今日もまた――
――死臭を纏いながら、杖を突いて歩くのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 17:00:00
25376文字
会話率:16%
四年間引きこもっていた僕は、久しぶりに外へ出ることにした。
空を飛ぶことができる、彼女に会うために。
最強、無敵の力を手に入れた彼女と共に、僕は世界を救うための戦いに身を投じることになる。
最終更新:2016-01-31 20:42:16
74771文字
会話率:17%
転生したロリコンがゆうしゃとなり、異世界の幼女達のために頑張る心温まるハートフルコメディーファンタジー。
最終更新:2016-01-20 00:02:33
6966文字
会話率:66%