斑痣のある少年は、ある日丁稚先の女将に呼び出される。女将は少年の着物を脱がせその肌をなめるように見つめて。。。
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tenyoh_ で更新情報などを公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-26 14:39:05
3620文字
会話率:22%
――――――――――時は戦国。
多くの男たちが己の腕と誇りをかけ、戦いの道へと身を投じた時代。
その中でも現代に名を残す大剣豪―――――宮本武蔵。
彼は二刀流を繰り、かの宿敵佐々木小次郎を巌流島で破った凄腕の剣士と言われている
が、その実態は……。
――――――――――――自身の臆病さと戦う、一人の可憐な少女であった。
―――――――時は変わって現代。
俺、宮本伊織は、宮本武蔵が嫌いな、高校生である。
宮本武蔵の息子と同じ名前、実家が剣道の道場ってだけで、学校で散々からかかわれてきた。
剣道は、自分自身を守る為だけに、ただの蛇足で続けている。実家の道場を継ぐわけでもない。その為、師範である親父とは絶賛仲違い中。
いつも思う。
どうせなら、宮本武蔵が女の子だったらと。むさ苦しい髭モジャなおっさんよりその方がいいじゃん、と。
それが事実なら、俺は宮本武蔵のことも好きになるのに、道場も継ぐのに。
いや、こんな事はいくら願っても無駄なことだ。だって歴史の教科書にだって、宮本武蔵の自画像はむさ苦しいおっさんだし。
あ~ぁ、なんて面白味のない世界なんだ。
と、いつものように世界に絶望していると―――――――。
――――――――――何故か、知らない場所に立っていました。
しかも、都会ジャングルとまでもいかないが、ビルが建ち聳える交差点を歩いていたはずなのに、何故か今いる場所は木々が生い茂る林の中。
ギャアギャア、と獣たちの雄たけびが響き渡る中、木々を掻き分けて俺の眼前に現れたのは、美少女と見紛うばかりの美しい少年であった。
時代錯誤な着物を身に着け、手には木刀を持った少年は、俺の事を興味深げに見やった後、胸を張って、
―――――――――――私は、宮本武蔵なるぞ!!
――――――――――――――何だってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!??????
この物語は、ネガティブな俺(主人公)と、ポジティブな少年?(ヒロイン)と、その他大勢が送る少し不思議な剣劇活劇譚である(早くオワレ)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-25 21:00:00
14309文字
会話率:12%
重複投稿。
私は情事の後、でこぼことした坂道を歩いていた。脚を引きずるようにして坂を上っていた。その坂がどこからどこへ続いているのか、不意に判らなくなるような気がしたが、私が何とかして家へ帰ろうとしているのだけは確かだった。
坂の上には森
があった。深い森であった。辺りは日がまだあるのか、暮れているのか西の山の方がぼんやりとした雲に覆われているので、よく判らない。自動車というものがまだ地方にはほとんど走っていない時代であった。私は結城紬の着物を着ていた。坂の方から見るとその森は、毛むくじゃらの怪物がうずくまっているようにも見えた。森の中へ這入ってしばらくすると、ごおお、ごおおと何かが吠えるような音がした。耳を澄ましてよく聞いてみたが、山鳴りなのか、獣の吠え声なのか判別が出来なかった。
この坂道を上っている内に、ここへ来る前のことを考えた。私は長く付き合っていた女を、情事の後で殺してきたのだった。いい女だった。日本髪の美しい、眼鼻立ちのくっきりとした女だった。何故殺したか、今になって考えてみたが、その理由が思い出せない。首を締めて殺す時、目をきっと剝いた女のその顔が猫に似ていてかわいいと思った。けれどもどうしても殺さねばならなかったのだった。女は男性との性の経験がないと言っていたし、前に付き合っていた男とは、完全に絶縁している。他人との付き合いのあまりない女だったから、なきがらが発見されるまでには、かなり時間的猶予があるだろうと思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 03:45:31
2755文字
会話率:10%
友人の墓参りから帰る途中に、飛び出してきた猫を避けようとして電柱に突っ込んだはずが……気が付いたら見たこともない河原に、車ごといた。
ビルも電柱もない閑散とした風景。まるでド田舎……だが人の髪型と服装などに違和感を感じた。
時代劇でしか
見たことがないような髷に、着物を着て刀を差した人間が普通に歩いているだと!?
そして呆然とする自分に声を掛けてきた謎の男。彼は「壬生浪士組の沖田総司」と名乗った。
……まさかのタイムスリップ!?
総司「あー!!勇作さん!!これは何ですか!?」
勇作「それはハンドルで……パァァァアッ!!
総司「うぁっ!!何だ!?凄い音がしましたよっ!!」
勇作「それはクラクションと言っ……パッパーパッパーパッパー!!
土方「うるせェェェエッ!!総司ィィイッ!!てめェさっきから何してやがる!!」
総司「ケタケタケタ勇作さん逃げましょう!!」
勇作「えっ!!ちょっ!?」
突然幕末へとタイムスリップした彼は、偶然自分を見付けた彼ら壬生浪士組と苦楽を共にすることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-06 22:02:55
4313文字
会話率:30%
主人公、笠木隆哉は主人公特有の優柔不断さと鈍感さから、付き合っていた幼馴染、森崎夢にある日、刺し殺されてしまう。しかし、刺し殺されたはずの隆哉が目を覚ましてみると、そこにいたのは着物姿の白髪の美少女。彼女は自分のことを、隆哉が生前毎月欠か
さず通っていた小石川神社の神だと名乗った。半身半疑な隆哉に対し、神様は実際に体験してみろ、と隆哉に告げる。すると、隆哉が次に目覚めた場所は、夢に殺される一ヶ月前の小石川神社だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 13:19:35
102943文字
会話率:42%
花日町に不思議な噂が流れた。白い着物を着た少女が幽霊を倒している。この春高校生になる草部宗太はその噂を幼馴染みの土筆瑠美に確かめようと言われ町で探すも中々手掛かりは見つからない日々を過ごしていた。一方瑠美の前に凛と名乗る噂の少女が現れ、やが
て二人は妖怪退治をする少女の戦いに足を踏み入れる……。一つの願いを叶えるために悲しき道へと進む少女と彼等の物語。
※一話あたり本約十ページ程の文字数になっておりますが、一章事の頭と終わりは一~三ページ程になります。
スマートフォンからの投稿のため多少読みにくい所があるかもしれません。
更新は不定期ですが一週間で一話を目指しています。(更新予定日をあらすじ内又は活動報告で記載する予定です)
更新が遅れる場合は随時あらすじと活動報告に記載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-25 19:06:13
91036文字
会話率:31%
怖がりな女子高生、灯(あかり)。 あだ名、バカリ。 極度の怖がりなために、いつもビビりまくりの毎日だ。 その中の2日間を覗いてみよう。
※怖がり少女の視えるモノ(1話) 怖がり少女の壊すモノ(2話) 怖がり少女の探すモノ(3話) 怖がり少
女の兄(閑話)怖がり少女が握るモノ(4話)の続編の5話です。
閑話以外、話は繋がっているので、一緒に読むのをオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-13 01:07:38
6081文字
会話率:30%
1月1日、天気は晴れ。
竹林からおはようございます。
陽季です。
*お正月イベントに合わせ、『啼く鳥の謳う物語』の番外編です(*'ω'*)
お正月と言えば初詣。初詣と言えば……イナゴのから揚げ!ではなく、いつも通り恋人のこと。新年早々、
陽季は今日も洸祈を追っかけますよ♪
用心屋と由宇麻、月華鈴のお正月エピソードです。
*BLですので、注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-10 08:38:31
12297文字
会話率:44%
桜の下には、着物の女の子がいました。
最終更新:2013-11-27 21:59:00
3216文字
会話率:36%
高校生1年生の朔夜は修学旅行でトレッキングの最中に遭難してしまった。そして見知らぬ着物姿の少年達に助けられる。言われるまま彼等に付いて行くと、そこには有るはずの無い村があった。そして、村人達は私のことをこう呼ぶのだ「瑞巫女様」と…。
最終更新:2013-11-20 04:11:29
3834文字
会話率:27%
骨董屋の店主と猫のお話。地味です。空気感、雰囲気を楽しむように読んでいただければ・・・。
「着物の似合う男子」が出てきて「ちょっとミステリアス」な雰囲気を目指しています。
最終更新:2013-10-05 13:51:50
4089文字
会話率:26%
『宵待月 丘にて待つ』
綴命記第6章。
最終更新:2013-09-16 22:40:01
44563文字
会話率:39%
時は江戸(仮) 所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
垢舐め編。
最終更新:2012-06-16 22:44:18
2073文字
会話率:42%
時は江戸(仮) 所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
豆腐小僧編。
最終更新:2012-06-16 22:40:24
2372文字
会話率:56%
Twitterに投下したショートショートです。
時代は着物が私服として当たり前だった頃を想定しています。
最終更新:2013-09-12 02:10:34
1155文字
会話率:23%
Twitterに投下したショートショートです。
時代背景その他もろもろ読者さんに丸投げ系。
最終更新:2013-09-06 12:25:07
799文字
会話率:0%
僕麗は、Liraと言う花柄の着物姿の少女と『Truth』という小さな探偵事務所で働いている。そこはどうやら『Liraの権力で作った』らしい。今だ謎に包まれた天才少女。少女の部下の麗。2人は嘘から真実を突き止める‼
最終更新:2013-09-07 23:31:20
13321文字
会話率:48%
「おっす、目が覚めたかよ。不審人物のお二人さん」・・「女の着物を着れねぇなんて今までどうゆう暮らししてたのかなぁ」・・「ワームループ人体テストのね」・・幕末にタイムスリップしたのは、未来で起きた出来事が原因だった?
古い神社の鳥居の門に引
き込まれて、平成時代から幕末へタイムスリップした2人の少女。
薫と環は江戸時代の京の町で新選組に捕縛される。
(*平成25年1月1日ピクシブに初投稿。現在、同時更新中です)
注:
ときどきですが、時代考証をガン無視しています。
マジメな歴史ファンの方にはお目汚しするかもしれません。
あたたかい目で見逃していただければ・・と思っております。
・さくら様、天音様、レビューありがとうございます。
・感想、評価、ありがとうございます。
・ご指摘、批評等、お待ちしております。
報告:
「花さそふⅠ」はシリーズとして、いったん完結させていただきました。
(目次が長くなりすぎて、気になっていたので・・)
つたない小説を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。
続編は「花さそふⅡ」として、新しいシリーズで更新して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※この物語はあくまでフィクションです。実在の人物・団体等には一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-19 00:02:03
214320文字
会話率:40%
私と妖怪と、ときどき着物の男性、たまにクラスメートの男子。教室に現れた妖怪(もどき)にエンカウントした女子高生の運命やいかに?!※※※「Unknown」の別視点版です。そっちを読んでなくても問題なく読めます。
最終更新:2013-08-17 23:10:02
8795文字
会話率:26%
人には見えないものが見える僕は、煩わしいと思いながら平穏に暮らしていた。
ある日僕は、同じクラスの天谷さんに恋をする。それだけならば、まだよかったのだけれど、家に帰ると、ほかの人には見えない、着物姿の女の人がいて……。
最終更新:2013-08-11 14:40:32
77013文字
会話率:40%
調子の悪い天気に見舞われた今日。
私はクラスメイトから『剥ぎ取りさん』についての、わらべ歌を聞いた。
――歯車回らぬ雨日夜。唐草模様の着物着た、大柄男が傘差して、穴を埋めよと人探す
――傘を廻して、人探す。穴開いた傘を埋めるべく。人探
す。顔探す
――剥ぎ取りさん。剥ぎ取りさん。人の顔見て、ほくそ笑む
――人の顔剥ぎ、嘲笑う
妙にそれが耳にこべりついて離れないまま、私は帰宅し。
その日の夕方。私は『剥ぎ取りさん』に遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 18:06:31
5622文字
会話率:18%
「大切な事がきみの中に眠っている」
友人の稲岡英介は優しく宥める。
妖孤、山姫、朱色の着物、懐中時計──
果たして自分の記憶は正しいのか。
文芽の中に眠る記憶が引き金になり、
山姫は再び血を欲す。
最終更新:2013-06-08 00:29:15
39402文字
会話率:37%
それは肌寒く、十一月が目前に迫った日の事。
「君は四日後に死ぬ」
今年で十六歳になった切妻瑞貴は玄関先で猫で死神という少女――美耶に四日後に死ぬと告げられる。
「あ、そう」
しかし彼は素っ気ないリアクションで玄関の扉を閉めてし
まう。
「ちょっと待って!」
美耶はあまりの素っ気なさに慌てて扉を開ける。
これは切妻瑞貴という人が死ぬと言われた日まで死神と一緒に過ごす物語。
完結済にしているのは本編が終了しているからです。番外編もかなり不定期に更新していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-06 02:26:26
281838文字
会話率:41%