「ルシアナ、今日も綺麗だね」
私、ルシアナ・ユーグレイシアの朝はこの一言に始まる。
侍従長を務める伯爵のお父様、その後継として遠縁から引き取られたお義兄様、優しく穏やかなお母様、侍女、そして王立学園に行けば、登校中から教室に入ってまで。
見てくれだけを褒められ続けた結果、私の心は荒み、荒廃し、内心やさぐれていた。
白銀の髪にアイスブルーの瞳、白くて大理石のように滑らかな肌に、細くて長い手脚とメリハリのある体。
暴飲暴食、夜更かしに偏食、何をやっても変わらないこの見た目。
いつしか私の見た目を褒める人は皆敵と思って無表情で過ごすようになれば高嶺の花ときた。
仕方がないので、笑顔で躱す癖もつけました。
そんな時、隣国からの留学生として第一王子が転校してきた。
彼はとても愛想が良く、万人に優しく、そして私にとっても救いの神だった。
「君、すっごく可愛くないね」
爽やかな笑顔で言われた言葉の裏には、彼の秘密があって……?
※感想については活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 19:00:00
29099文字
会話率:40%
社会科見学中の少年少女たちが乗り込んでしまったのは、最新鋭の原子力潜水艦。それは、すべてが人工知能によって制御された「電脳潜艦」だった。そしてその艦が向かう先は、極寒の地・南極……。
10年前に執筆した、読後感爽やかな青春SFアクション小
説です。これまで、前後編の2部構成で公開しておりましたが、このたび構成を変更いたしました。
・章立てで話数を分けました。また、各話にサブタイトルをつけました。
・読みやすくするため、会話文の前後を一行開けました。
・一部の表現、仮名遣いを修正しました。
ストーリー内容については、大きな変更はありません。ぜひとも、お気軽に感想やコメントをお寄せください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 02:11:08
68699文字
会話率:53%
「おーほっほっほ! 我は邪神タコ! 愚かな人間どもよ、ひれ伏せー!」
とあるVRMMOにおいて、『邪神タコ』と名乗るプレイヤーがいた。
彼女は、紫色の肌、白黒が逆転した瞳、そして何よりも腕や足が触手で構成された、タコの人魚という色物の
キャラクターである。
だが、それよりも彼女が色物である理由があった。それは、『悪堕ちした女の子』が大好きということだ。
自身が悪役のロールプレイをすることはもちろん、セカンドやサードキャラも悪堕ちさせて設定を盛り込む。
さらには、可愛い子を見つけ次第「あなたも悪堕ちしなさい!」と、種族を変更するアイテムやダークな装備を配って回るなど、精力的な活動を行っていた。
そんな彼女は、リアルでの死と共に邪神タコの姿で異世界に召喚される。
なぜ、自分はここに居るのか?
なぜ、邪神タコの力をそのまま使えるのか?
だが、そんなことはどうでもよかった。
「異世界キター! 私の時代だー!」
女の子を堕とすためなら、自重なんかかなぐり捨てる。
頼れる仲間が隣にいれば、恐れることなどあんまりない。
明るく楽しく爽やかに、今日も元気にタコは行く。
※完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 17:00:00
585684文字
会話率:39%
夏の日の、どこかの世界の誰かの一日のお話。
作品タイトルが頭悪いなと思いましたが特に反省はしておりません、お久しぶりです夏乃イロです。
春なのに夏の小説を書きました。私のこの名前みたいで爽やかですね。
静かな小説を書くのが楽しくて好き
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 04:35:30
2000文字
会話率:11%
高校生の藤野瑞穂の前に現れたのは、許嫁だという山本蓮だった。
同居することになった蓮はなにかにつけて「可愛い」や「俺のこと好き? 」と聞いてくる。男慣れしていない瑞穂は蓮の言動にドキドキが止まらない。
文化祭のときに隣のクラスの男子に告白さ
れそうになるが、蓮に邪魔され未遂に終わる。その男子は親友の水谷花音の幼なじみだった。
ノリの軽い蓮と爽やか男子鎌田旭輝に振り回される瑞穂の運命は――?
※この作品は携帯小説サイト「野いちご」に掲載しているものを転載したものです。
「野いちご」の方が読みやすいかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 15:25:21
53023文字
会話率:26%
雨の日の放課後、彼女に持って行かれた俺の心は、完全に失念していた――――……そう、俺が潔癖症だということを。
電車のつり革を握れない、公衆トイレの便座に座れない、そもそも他人に触れられない。そんな潔癖男子の俺、色加瀬湊多が恋をした相手
は、よりによって泥だらけの美少女、紫倉砂子だった。
※以前なろうで掲載していたものを再掲載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:20:03
119631文字
会話率:42%
“夜にしか働かない”便利屋の二人。見た目は爽やか好青年のルーファスと、可愛い女装男子のランドルフ。彼らの正体は、夜の闇でしか活動ができない吸血鬼だった。ある一人の刑事の依頼をきっかけに、二人を取り巻く環境は大きく変わっていく。時に怪物に襲わ
れ、時に可愛い吸血鬼に襲われ。そんなルーファスに平穏の日々は訪れるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 21:00:00
59420文字
会話率:61%
好きだった幼馴染に初夏の朝に呼び出された。
なにか話したいことがあるようだ。
爽やかミステリー系の短編です。
最終更新:2021-02-21 13:29:27
324文字
会話率:0%
「こんなに頑張ってきたのに」
彼に振られ、会社を辞め、SNSアカウントを削除した主人公。
傷心の彼女が、何となくラジオを聴き始めると──。
1,600文字で紡ぐ、爽やかな青春ドラマです。
銘尾友朗様主催『冬の煌めき企画』参加作品。
本作
はノベルアップ+でも公開されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 00:00:00
1576文字
会話率:17%
記憶喪失の男性、中島祐介。彼は白い世界から落ちて謎の森へと着く。
虎に成った彼は文字を具現化する力【キャラクター】を操り世界からの脱出を謀る。
然し、其処での生活は容易では無い。
度重なる危険、脅威、敵対する人、そして──、
自身の本能を
抑え、操り、【個性】を振り回せ。
其処で待ち受ける自分の本当の思いと結末とは──
ファンタジー要素の有るヒューマンドラマです。
* * *
どうも、前名義は破棄しました。鱗雲之です。
病んで居る時にふと思いついて此んな設定の物語を書いてみました。
あ、病んで居る〜と言いましたが其んなグロ展開だの病み展開だのは頻繁に出ないのでご安心を。
でも主人公が悩み葛藤する描写は多々有ると思います。前回に比べコメディ要素は無いし全体的に陰鬱なイメージは拭えないかも。でも、其うだとはしても爽やかな鬱を目指してますので宜しく御願いします。
前回もよくよく思えばヒューマンドラマ的要素が強かったかも知れませんね……。
其れと未だ前回の作品の更新が終わって無いので此方の更新は遅いと思います。許して。
一応短編に成ると思います。文庫本一冊で終われば良いなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 02:11:43
4160文字
会話率:8%
こんにちは。
私は【ツィーナ・デフレット】。成金子爵家の一人娘です。こんな成金子爵令嬢ですが、私には実は前世の【小路 繢亜】という女性の歩んだ人生の記憶があります。
ここは乙女ゲー+SRPGをかけあわせたちょっとレトロくさいゲーム···【
Prince Dark Knight】···日本語では黒騎士の王子(ダークは闇だけど黒騎士の方が解釈的には近いとの日本人らしい判断で)と呼んでいた。そんなゲームの世界らしいのです。
前世の一部の界隈では♔♞←こんな絵文字で略されていたりもしました。
そんな私が乙女ゲープリナイ屈指の屑+馬鹿+一応ボスキャラの小物臭漂うウェイド・カニンガム伯爵子息と婚約を!?
しかも、私はモブ令嬢ですと!?え!?死ぬの!?
最悪ぅ────!!!
とか思いつつ私にまちうける運命はいかに!?(爽やかな笑顔)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 08:41:55
41008文字
会話率:32%
小学5年の明人は、素手でザリガニを獲る名人。とったザリガニを学校に持って行って自慢したが学級委員の奈美には無視された。明人は奈美のことがきになってしかたない。奈美の叔父が市長選に出るのだという。野外授業の時に少しだけ心が通い合った気がした。
一方で明人は入院している父親の容体も気になっていた。そんなとき奈美の父親の選挙違反が全国ニュースで流れた。昭和48年の夏、揺れ動く思春期の少年の心を爽やかに描いた珠玉作!
ノベルアッププラス、アルファポリス、カクヨムでも公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 09:45:13
30903文字
会話率:49%
三島菜緒は帰宅の際、駅の階段でバランスを崩し転倒した。
意識が黒一色に染まっていく中、次に気が付いた時には見知らぬ土地の木陰で横になっていた。
仕事や人生の悩みも全部吸い込んでくれるような爽やかな青空の下、ひとりの青年と出会う事に
なる。
垂れ耳、垂れ目の君と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 20:00:00
8081文字
会話率:31%
「俺、一応、神様なの。神様って言っても死神だけどね。」
ヘラッと笑ってみせる想の人懐っこい笑顔からは、到底、想像できない職業である。いや、そもそも死神は職業なのか? という疑問が浮かばないでもないが、あまりの衝撃に情報整理が追いつかない
史織。
想に、死相が出てると言われたばかりなのに、目の前にいるのは魂を刈る死神だという。
ー私は死ぬ? 生きれるの? どっち?ー
天涯孤独の史織は何が何だか分からない。
分からないが…両親が鬼籍に入った今、頼れる大人? は目の前にいる想だけである。十にも満たない幼い史織は、この怪しげな男を頼るしかない。生きる為にはなりふり構っていられない!
自称?死神、齢300歳とちょっとの爽やか美青年:想と孤児の史織の奇妙な関係が始まったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 12:00:00
174598文字
会話率:52%
朝、目覚めると記憶喪失になっていた僕に、君はこう宣言する。
「あんたを、殺す!」
急な殺害予告に僕は唖然とする。
それは君の口から出るはずもない、ありえない言葉。
だって君が教えてくれたんじゃないか。
君は――僕の妻なんだって
。
訳も分からず、愛する妻から逃げる僕。
なぜなんだ。どうしてこうなった。
そして、がむしゃらに逃げた先で、僕は不思議な光景を目にする。
――あれは、学生時代の妻と僕!?
これは殺そうとしてくる妻から逃げつつ、彼女との思い出を辿っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 18:04:26
26124文字
会話率:46%
高校の入学式の朝、私は赤坂めぐに一目ぼれした。彼女の隣には爽やかなイケメンがいる。邪魔だ。邪魔者は排除しなければ。そう思った。
最終更新:2020-12-26 17:14:45
6518文字
会話率:45%
クリスマス直前に恋人から振られた小山杉江23才。
――クリスマス……! なんて日だ……!
そんなどん底気分に実家から送られてきたのは、「でん!」と大きなカボチャ。
彼女が生み出したカボチャの馬車ならぬカボチャの鍋が、思わぬところから新し
い縁を引き寄せる。
読後感爽やかな一口短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 20:07:07
3294文字
会話率:31%
両親が離婚し、高校進学を機に東京から母の故郷へと移り住んだめぐみ。山と水に囲まれたその町で穏やかに暮らすめぐみだったが、母が東京で再就職を決めて再び上京することに。ちょどその頃、めぐみは密かに恋心を抱いていた沢村から告白されていた。上京する
めぐみは、沢村の告白を断るがーー。切なくて爽やかな高校青春ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 16:22:13
9101文字
会話率:46%
うるさいセミの声とテレビのCMにたまに混ざる風鈴の音色が、口の中に広がる西瓜の味が夏を告げていた。
「ホープノア、起動」
目を一度閉じてもう一度開くとそこにあるのは広大な草原。肌に確かに感じる爽やかな風と草の匂い。
俺、櫻井奏多はこの日から
住む世界が一つ増えたのだ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 01:14:50
3975文字
会話率:36%
漫画やラノベの様な恋愛に憧れる少年、王道を真似て見た結果
最終更新:2020-10-14 21:21:08
1034文字
会話率:60%