ジリリリリーン、
ジリリリリーン、
我が家の黒電話が鳴っている。
漆黒のボディーに滑らか曲線。丸いダイヤルに時計状に示された数字たち。最新インダストリアルデザインにも引けが取らない秀逸なセンス。
電話という物とはこうでなくてはいけない。そう
いうものだ。
骨董品的品物だが、我が家では現役だ。
今日も、黒光りしたボディがベンツの様な貴賓を醸し出している。
ゆっくりと回るダイヤルが、一瞬、時を止め、戻るまでの時間で、相手への思いを叙情的な感情で味わせてくれる。
そこで一句、
「秋の夜の 鈴虫の様なベルの音 耳をすます我一人」
お粗末。
ジリリリリーン、ジリリリリーン、
ジリリリリリーン、
しつこいな、
ガチャ、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 00:08:48
2324文字
会話率:44%
エクソシストであるヨシュアは、悪魔によって転生させられる異世界転生者たちを殺害し、その右腕を刈り取ることを生業にしていた。ニホンという場所からやってくる異世界転生者には、悪魔によってその右腕に恐ろしい異能を備えている。それに対抗すべくエクソ
シストたちは教会の技術によって、眼球の片方を漆黒の立方体『ピクシス』に移植することで聖寵と呼ばれる力や、顔面上部から離れた第二視野を得るようになった。そうして異世界転生者の右腕を狩り続けてきたヨシュアだったが、ある時まだ新米のエクソシストである金髪の少女・アイラとともに隣町へ任務に赴くことになる。時に衝突しながらも転生者の右腕を刈り取るべく奔走するふたりだったが、任務の裏では別の計略も渦巻いていて——
*毎日更新を予定しています
*本作はアルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:56:51
80912文字
会話率:37%
口を開けば冗談、放課後になれば即帰宅、飲み物はいつもトマトジュース。
高校2年生の榊木彗は自由奔放の変わり者の帰宅部員として有名だった。しかし、そんな変人極まる彼以上に有名な問題児が学年に1人いた。
日羽アリナ
漆黒のロングヘアに凛とし
た美しい顔の彼女は、強烈な毒舌が原因で孤独だった。
榊木彗は彼女の毒舌と態度を更生することになってしまい、帰宅部員なのに家に帰らず、放課後は彼女と過ごすハメに。
冗談と毒舌がぶつかり合う放課後が続く中、榊木彗は日羽アリナの秘密を知っていき、2人の生活は急展開してゆく――。
これはわたしの物語。
そして、わたしが死ぬまでの物語。
※全話予約投稿済み。
本作は「毒舌少女のために帰宅部辞めました」の全エピソードを大幅に加筆・修正した作品となります。誤字脱字・蛇足要素・矛盾点を修正し、不十分だった話を大量追加、読みやすい作風に仕上げました。詳細は活動報告をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 18:00:00
353930文字
会話率:49%
ロードランド帝国にある騎士団のひとつ、サクラ騎士団。
その騎士団にはある噂があった。
その騎士団の団長は神の化身である。故に白銀の団長は歳をとらず永遠の少女である。
その副団長は少女の加護を受けている。故に漆黒の副団長はあらゆる
災いを祓い勝利に導く。
噂や評判を表現した吟遊詩人の言葉らしい。
ただ、その誇張された言葉に対してサクラ騎士団の人数は五百騎にも満たず、世にあまり知られていない。
神出鬼没、一撃必殺、百戦百勝。姿を現わせば必ず勝つ摩訶不思議な存在からその二人は魔女とも呼ばれているらしい。
そんな話を珍しく村に訪れたとある旅人が話をしてくれ、気づけば私は目を夢中でその話を聞いていた。
そんな私に話を聞かせた旅人は話を終えるとほほ笑む。
「面白かったかい?」
「うん、でも……」
けれども、私はただの村の子ども。旅人の話に興味は感じるけれど、この小さな村から出る機会もなければ物語の団長のように活躍できるとも思えない。
「平穏で退屈な小さな世界がこれからもずっと続く。そう諦めるかい?」
俺はその言葉に驚き旅人を見る。
「それもいい。平和は良いモノだよ」
「でも……」
思いを口にしようとして躊躇う。
口にしたところで笑われると思ったから。
そんな俺の頭にポンポンとして旅人は微笑む
「なら、まずは自分を信じて動く事からだね。それは望んだ結果とは違うのかもしれない。後悔もするかもしれない。でも、それでも信じて誇るんだ」
「でも、もし間違いだったら、もし失敗したら……」
「それが生きているって事だよ。成功するまで続けても、そこで諦める事になってもね」
その日、その時からから私は剣の稽古を始めた。
その一歩は無意味かもしれない。無駄な努力かもしれない。
それでもただ憧れる時より少しだけ、心が躍る日常に変わったような気がした。
R15は基準が不明なので保険です。
造語、非常識的設定も含まれます。
本小説は現時点で一章までの投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 23:06:08
223085文字
会話率:44%
闇しかない中、とにかく歩くのさ。
ブラック ブラック ブラックワールド♪
最終更新:2022-08-19 09:46:43
524文字
会話率:0%
白悪魔ことカザミは1000年を生きる大悪魔。
そんな彼はひょんなことから異世界へと飛ばされてしまう。
気付けばどことも知れぬ森の中。
未知の経験、生き物に目を輝かせるカザミの前に現れたのは漆黒の男・レオ。
冥界のワーカホリック気味悪魔
と人間離れした強さを持つ剣士、行き場のない二人の男が門戸を叩くのは人々の頼み事から魔物退治までお手のもの!なハンターズギルド。色々と規格外な二人はハンターになれるのか!?
世界も文化も種族さえ違う異色の二人の珍道中物語開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 03:10:00
7451文字
会話率:23%
天才騎手と称された若き青年と漆黒のサラブレット。
その二人が出会い、クラッシック路線へと進む。
そして無敗で迎えた東京優駿。
一心同体でレースに挑み、迎えた最終直線。
最後尾から矢のように放たれた驚異の末脚。
それは全ての若きサラブレットを
飲み込むと、瞬く間に先頭に立ち突き放した。
大歓声の中、ゴール板を通過した瞬間。
天馬の足は砕けてしまう。
そのまま前に転がり、騎手とともにこの世を去る……
二人は天弓と呼ばれ、永遠に語り継がれることとなった。
そして天界へと導かれた二人の魂は不完全に混じり合い、神でも簡単に分かつことができない。
そのため自然に二人の魂が分かれるのに任せ、輪廻の門をくぐったのだった。
そうして一人の人間とサラブレットの魂を持った魂は、何の因果か牧場の息子として生まれる。
主人公は前世の記憶を持ち、愛馬とともに新たな世界を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 20:01:14
62528文字
会話率:53%
銀髪で蒼眼の美しい少女___リーリアは母を亡くし貧民街で一人で暮らしていたところ、突然やってきたアッシャー公爵家の一員として連れて行かれた。
少女にはとある特別な能力を持っていた。
_______それは歌に心を込めることで人々の傷を癒
すことができるというものだった。
リーリアが逃げ出さないよう枷をつけられ、窓が一つしかない部屋に閉じ込められていた。
そんな日常がリーリアにとっての世界であった。そんな日々ががらりと変わってしまうのは、1匹のコウモリとの出会いだった。そのコウモリがリーリアの血を舐めると、とても美しい青年へと姿を変えたのだ。
漆黒の髪に血のように紅い瞳。そして鋭い牙を持った_____そう、彼は吸血鬼だった。
「我の名は、ルーク・レクテーター_______出たいか、人間。この部屋から」
その冷たい手を取ると、赤く染まる満月の下に少女は引っ張られるように連れ出された。
ルークがリーリアを連れてきたのは、夜の国と呼ばれるアルカナという世界だった。そのには人間以外の異形が面白おかしく暮らしているという。
リーリアは人と人ならざるものとの価値観の違いに悩まされ、時にルークの非情さから人間との違いを突きつけられながらも自分が吸血鬼であるルークのことが好きになってしまったことに気づく。愉快なことにしか全く興味を示さないルークに翻弄されながらも、人間とは違う一途な異形たちの温かい物語に触れていく________。
これはリーリアが異形の世界"アルカナ"にて自らの存在意義を見つけ、そしてルークの手によって____
_________殺されるまでの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 18:00:00
22520文字
会話率:37%
魔性の王と勇者が激闘の末に両者共に消えた異世界に、空から1人の青年が異界に落ちてきた。
少年が初めて見たものは!?
なんの理由もなく魂だけが、異世界転移した1人の少年が、出会うはずもない者達に?
漆黒の力・朱き力・白銀の力が交差する。
そんな異世界!?
前世では同級生でも異世界では、味方なのか敵なのか?
それとも!?最強の座は誰なのか、魔性の者か勇者なのか、混沌の異世界での物語。
今作は漆黒の力を宿した者がメインの物語
宜しければ読んでみて下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 17:00:00
118514文字
会話率:29%
この世界には人間族と魔族の2つの種族が存在する。
それ故にお互いがお互いを嫌悪しあいその間で交流は全く存在しなかった。
そんな中存在だけが知られていてそれ以外の情報が全く知られていないエルフの国『アルビノ』があった。
しかし5年前-
人間族で勇者ゼオンが誕生したときにエルフの国は、彼によって発見されてしまい人間族によって滅ぼされてしまった。ほとんどのエルフが殺され生き残りは奴隷になった。
しかし偶然その周辺を通りかかったある魔族の騎士によって助け出された者たちもいた。
これはそのうちの一人である少年オメナの人間族への復讐の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 04:18:51
6760文字
会話率:47%
八本の剣を見に宿した勇者は、自分の為だけに今日も世界を奔走するーーー
最終更新:2021-10-02 19:23:55
22861文字
会話率:40%
勉強も運動も人間関係も……何をやっても上手くいない人生に絶望した不遇な高校生は病に身体を蝕まれ地球で17年の人生を終えると異世界転生していた。
そこは剣と魔法の世界であり、魔法使いの両親と暮らすアベルとして生きていくこととなる。この世界で
有史千年以上の間、人類の誰もが習得できなかった闇属性魔法を使いこなす5歳児の天才魔法使いアベルは前世とは異なり望んだものを次々と手に入れていった。
ある日、アベルが暮らす村が魔族たちに襲われ、窮地に陥ったアベルは両親に禁じられていた召喚魔法で魔界から悪魔を召喚した。
そこでアベルは悪魔に「貴方様は我が主、魔王ヴェルデバラン様の生まれ変わりであられます」と言われ……。
『いやいや自分は地球から転生してきた人間なんですけど!?』
魔王ヴェルデバランの転生者として悪魔たちに認識された少年アベルは数々の困難に巻き込まれていくことになる。これは《漆黒の召喚術師》と呼ばれた一人の少年の物語である。
※【祝30万PV達成】
※全六章構成で現在第六章連載中です!
※第一章だけでも作品の雰囲気が伝わると思うので是非読んでみてください。
※異世界転生ハーレムチート無双モノではないのでご注意ください。
※投稿時間は17:00で、それ以外の更新は基本各話の修正です。
※小説投稿サイト「カクヨム」でも投稿はじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 17:00:00
1161802文字
会話率:22%
突拍子もなくガチャガチャ(?)のレバーを引くと、まさかの推しの世界へと転移してしまった、三雲カイリ。
そんな三雲カイリは、『顔が女子に間違えられる』という武器で、なんとか生きていく。
死ぬほど会いたかった推しと結ばれたい! 推しの心を掴み
に行くカイリは、最期に幸せを掴み取れるのか。
『最後にわらうのは、漆黒の創造神だろう』
そして与えられた謎の言葉。魔力やら拳やら偽女の子やらを使ってこの言葉の真相を暴き、推しの世界を救う、大スケールな物語。
カイトは現実の世界に戻れるのか、与えられた転移ボーナスは何か、言葉の真相は何かとか予想とかしながら読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 21:36:56
30966文字
会話率:53%
姉達のやらかしにより没落寸前の伯爵家。
末娘のアリスは家のために「呪われた公爵」と呼ばれるアディロフ公爵に嫁がされることに。
放置してきた父といびってくる姉達はどうでもいいが、優しくしてくれた兄夫婦のために呪われた公爵の元へ向かったアリ
スは、公爵家の前で佇む黒い人影に息を飲んだ——
※他サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 08:00:00
15223文字
会話率:42%
魔法の国——
セイブン国。
この国は人種のほかに様々な種族が行き交っていた。
その中で少年が一人いた。
彼は、何も目標がなく、この世界が流れていくのを己に見に任せていた。
そんな時、少年は少女と出会い。
彼の止まった時間が再び動き出す。
最終更新:2022-07-01 21:38:31
14774文字
会話率:52%
人間と魔族の小隊同士の戦闘中、一体の巨大な竜が舞い降りた。ある名もない人間の一兵士は、大岩に挟まれ戦うことも逃げることも叶わぬまま、自分の小隊はおろか魔族の小隊すらもあっけなく壊滅する様を見た。
竜の前に残るはただ一人。竜鱗の隙間を加害可能
な魔力を帯びた、漆黒の大剣を振るう魔族の剣士のみ。
どちらが勝とうが俺は死ぬだろうと、名もない兵士は絶望し、諦観する。
同時に、その戦いから目を離すこともできないままに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 06:13:25
2430文字
会話率:25%
漆黒の人型合体兵器、KKKは征く──
神の如き救済者、謎の人型兵器を滅するために。
伝説の巨大ロボットバトル小説、ここに復活!
※過去作品リメイク短編です。
※続編予定はありません。
最終更新:2022-06-28 23:44:45
2988文字
会話率:47%
35歳の売れないアマチュアミュージシャンが、異世界に転生してギター片手に人生をやり直すお話。
最終更新:2022-06-26 05:00:00
198632文字
会話率:44%
自己啓発。オナ禁実験記録。
ノンフィクション オナ禁日記。
2度までも自分の夢をかなえた男「山田」その男は3年前ネットでこう呼ばれていた。
漆黒の英雄・・・・。
その英雄が超えられなかった空白の24日目を今、一人の男が目指す。
※下ネ
タ 卑猥な表現が多分に含みます。苦手な方、抵抗のある方の閲覧はご遠慮下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 21:57:44
5786文字
会話率:0%
リヴァイスという、ほどほどに剣と魔法の世界。
ちょっとだけ普通じゃない乙女も、異世界暮らしにだいぶ慣れましたが、
油断大敵、忍び寄る、アレ。
- お知らせ -
短編集の予定でしたが、いつのまにか連作となってしまいました。
初見の方はリヴァイス01からお読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 09:00:00
20649文字
会話率:36%
リヴァイスという仮想世界で暮らす人たちの物語
最終更新:2021-11-12 21:00:00
19746文字
会話率:47%
リヴァイスという仮想世界で暮らす人たちの物語
最終更新:2021-11-10 10:00:00
12638文字
会話率:19%
遥か昔、まだこの世に恐ろしい魔獣が生息し人間が息を潜め生活している時、1人の英雄と漆黒のレオパルトが現れ魔獣を倒した。
神より褒美として英雄は国を統べる王となり、共に戦った漆黒のレオパルトは後世まで英雄と共に有りたいと願い、1人の人間となっ
た。
英雄の名をそのまま国名としランドルフ帝国が建国。
数百年経った後でも先祖代々と帝国に忠誠を誓うアッシュフォード侯爵家は漆黒のレオパルトを祖先にもつ。
そのアッシュフォード侯爵家の長女レオナ·アッシュフォードには人には言えない秘密があった···折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 12:52:05
18235文字
会話率:43%