動物たちが暮らす森の奥に、どんなものでもおそうじしてしまうお店がありました。
最終更新:2021-03-02 02:13:31
2244文字
会話率:43%
「もうお前は要らない女だ!」
聖女として国に奉仕し続けてきたシルヴィは、第一王子ヴィンセントに婚約破棄と国外追放を言い渡される。
その理由は、シルヴィより強い力を持つ公爵家のご令嬢が現れたからだという。
ヴィンセントは態度を一変させシ
ルヴィを蔑んだ。
王子で婚約者だから、と態度も物言いも目に余るすべてに耐えてきたが、シルヴィは我慢の限界に達した。
「では、そう仰るならそう致しましょう」
言われた通り国外に追放されたシルヴィは、聖女の力を駆使し、
森の奥で出会った魔物や動物たちと静かで快適な移住生活を送りはじめる。
一方で真の聖女不在の国に一大事が起きるとは誰も知るよしもなく、
シルヴィを追放した者たちはどんどん破滅への道を辿っていくのだった。
これは虐げられた聖女が移住先の森の奥で楽しく幸せな生活を送る物語。
※アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 16:00:00
17378文字
会話率:43%
その若い男は深夜の散歩の帰り道、公園で中年の女と出会う。
その中年の女は公園の動物たち餌やりをしていたのだが、
自分の食事には事欠くようになり、やせ衰えていく。
心惹かれたその若い男は、餌やりを止めさせようとするのだが。
最終更新:2021-02-22 02:39:08
6386文字
会話率:11%
西暦2655年地球は文字通り二つに割れた。大地は崩れ、海は荒れた。割れた大地の底は暗く光の届かない空間。海は大きな渦が流れ近寄るものを容赦なく飲み込んだ。今まで人類が歩んできた文明が突如として滅びた。国は国力を失い、多くの土地を失った。
それから数百年が過ぎると荒れていた大地は木々が芽生え動物たちも増えていった。豊かな自然が地球の大半を占めた。人類の総数は10分の1程まで減ってしまった。大きな都市や集落や村などが各地に点々としていた。そして各地で稀に不思議な力を持って産まれる子供が現れるようになった。時と共に力を持つ者は増えていき、総人口の半分以上が不思議な力を持つようになった。不思議な力は人々の生活馴染まれていった。この時まで世界は平和に過ぎていた…。
突如として大地が揺れ、海が荒れた。割れた大地の底から1頭の龍が天へと昇って行った。光輝くそれは空と大地が繋がる程に巨大であった。人々はただその光景を眺めていた。大地は静まると、各地に4頭の竜が現れた。竜は都市や村を襲い、生き物を喰らい街を荒らし何処かへ姿を消した。
それから動物は竜の瘴気当てられ、魔物のと化し人を襲うようになった。人類はこれに対抗すべく、不思議な力を持つ者集まり、“ギルド”ができ、所属する者を“シェル”と呼ばれた…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 01:59:02
6993文字
会話率:44%
プロローグ・魔人創世記
神は初めに天と地と、海を創られた。そして太陽と月を創られると、昼と夜が現れた。
やがて、海には魚、地上には木や草、そして動物たちが現れた。
最後に神は粘土で自分に似せて男を創られた。神が息を吹き込むと、それ
は自ら立って歩きだした。
男の助け手として神はもう一人、女を創られた。
美しい花園で二人は幸せに暮らし、神はそれを見てよしとされた。
だが、ある時、邪悪な生き物が現れ、人間にこう言った。
「神はこの世界を創り、人間に命を与え、この楽園を楽しめと言われた。しかし、楽しむだけで良いのか?隠された真実を知りたくはないか?自ら何かを生み出す力が欲しくはないか?
もしそれらが欲しければ、あの「知識の樹」に生る「知恵の実」を食べればよい。覚醒し、神のように全てを生み出す力が得られるだろう」
その言葉にそそのかされ、その樹に実る果実、まだ熟してもいない、その青い実を食べた女と男。
やがて二人は天地創造の秘密を知ることとなった。
しかし、それは神との契約を破る行為だった。
神は怒り、すぐさま人間に罰を下された。そそのかした生き物も手足、翼をもがれ、地を這うだけの生き物となった。
花園を追われた人間は、全ての記憶を失い、地上を彷徨い、死という逃れられない運命をも背負わされた。
それがため、返って人間は増え続けた。
やがて、社会が出来、文明が築かれた。
それが人類の始まりの出来事である。
そんな出来事の、一部始終を見ていたものがあった。それは生き物ですらない、ただの土塊。神が人間を造るために用意した粘土の残りであった。
人間になりそびれたその土塊は、誰に顧みられる事もなく、知恵の樹の根元で、落ちて腐った知識の実を養分に、しだいに蠢き、独りでに肉となり、骨ができた。やがてそれは、人間によく似た生き物となり、自ら立って歩きだした。
それが、魔人と呼ばれる生き物の始まりの出来事である。
魔人はこっそりと人間社会に紛れ込み、交配を重ね、命を繋いでいった。そこに生まれくる者たちは皆、その血と悲しい運命を背負い、生きて行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 18:00:00
111244文字
会話率:39%
家紋武範先生主宰の「夢幻企画」参加作品です。3作目です。
パンダは、とても、食いしんぼう。
森の動物たちは、ちょっと、こまってしまいました。
最終更新:2021-01-19 18:10:10
711文字
会話率:24%
ある農場から宇宙へと飛び立っていった動物たちの物語。
最終更新:2021-01-18 21:45:05
509文字
会話率:47%
森にすむ、リスのスーと動物たちのお話。
冬童話2021用の童話ですが、どうぞ、楽しんでお読みになってください。
最終更新:2021-01-13 23:52:13
1703文字
会話率:15%
人間に抵抗する力を付けた動物たちは戦争を起こした。その結果、人間が支配する世界は終焉を迎えることとなる。
そして、色んな種族が一緒に暮らす世界に変わった。リュウジはそんな時代の学校に通う一人の高校生である。
そんな平和もつかの間、反対
派を名乗る人物が現れ殺害を始める。リュウジはその反対派につかまってしまう。そこに現れる三人の先輩たち。
戦いの末、反対派に逃げられてしまう。そこでリュウジは平和を求め、反対派を退治するために動くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 17:16:47
8025文字
会話率:51%
カッパのキューボウは、ある朝起きたら、なにかを忘れている気がして、くるくるきょろきょろ探し回っていました。その様子を見て、森の動物たちも心配そうに声をかけます。キューボウはずいぶんと具合も悪そうです。いったいどうしたのでしょうか?
そのまま
ふらふらしながら、なんだかいつもより軽い頭で川のそばまできたキューボウが見たものとは……。
キューボウは無事に探しものを見つけられるのでしょうか? そもそもいったいなにを探していたのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 18:31:32
2462文字
会話率:66%
森の真ん中にある、動物たちの図書館では、あわてんぼうのアワテさんが、みんなに本を探して持ってきてくれます。ですが、あわてんぼうだから、みんながどんな本を借りにきたのか聞かずに持ってきてしまうのです。でも、面白い本を探させたらピカイチのアワテ
さんを、森のみんなも大好きでした。
あるとき、クマのクマッタくんが、眠そうなまぶたをこすりながら、アワテさんの図書館へやってきました。アワテさんがさっそく本を探しに行くと、クマッタくんがドシンッと倒れて眠ってしまったのです。すごいゆれで、図書館の本もバラバラになってしまいました。でも、バラバラになっていたのは本だけじゃなくて……。
はたしてアワテさんは、クマッタくんが借りたい本を探すことができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 18:25:09
3105文字
会話率:61%
雲を見るのが大好きな少年が、虹色の雲を探しに出掛けたよ。動物たちに尋ねながら、果たして虹色の雲を見つけることができるのか。
最終更新:2020-12-26 18:00:07
1549文字
会話率:25%
秋の終わりのリスさんは大忙し。
冬に食べるドングリをたくさん拾って隠します。
それはたくさん、たくさん。
それらの大半は、冬の厳しさを過ごす動物たちの美味しいご飯になります。
隠した場所は、いくつか探し出せても、春になれば春の御馳走がありま
す。
そして、リスさんは首をかしげるのです。
あれ?なにを探していたんだっけ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 02:49:33
3093文字
会話率:9%
もうすぐ冬のお祭りがある、とある森の動物たちの話。
森の雑貨屋で新発売の”ハニーミルクキャンディ”。ミルクの優しさと、ハチミツの甘さが、みんなの心をつないでいきます。
「おつかれさま。」「よろしくね。」「ありがとう。」
言葉をのせて、
心をのせて、キャンディは巡っていきます。
※全10部予約投稿済みです。(12/17~12/24にかけて投稿予定です。)
※この作品は「ノベマ!」「エブリスタ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 06:00:00
16012文字
会話率:17%
村の動物たちから「うそつき」呼ばわりされている正直者のお話
最終更新:2020-12-18 08:43:07
1414文字
会話率:28%
☆発売日☆令和2年 9月10日
✿KADOKAWAさま カドカワ朝読タイム✿
ベランダの秘密基地 ~しゃべる猫と、家族のカタチ~
書籍化する運びとなりました(´ΦωΦ)♡
どうぞ、よろしくお願いいたします!
高校1年のカケルの夏休み、
突然始まった《動物がしゃべる生活》
それは隕石が落ちたことから始まった現象だった───
しゃべる動物たちをめぐって、カケルのベランダが『秘密基地』へ。
さらに、動物を通して『自分の家族の形』がゆっくりと浮かび上がり……
飼い猫のハチコとモップ、そして、宇宙の使者カメさんと、菓子パンのおこぼれで仲良くなったカラスのカンタ、そんな彼らとおくる、青春ファンタジー!
クラスの可愛い女子代表・井上さんも急接近!(飼い犬のハチミツも)
カケルの走り出した青春は止まらない!?
大切な仲間と、信じられる人と、『今を楽しむ』カケルの姿、ぜひ、お楽しみください。
☆第四回書き出し祭り 第二会場 3位に入った作品の連載となります☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 23:53:05
160774文字
会話率:39%
白いカラスと動物たちの話です。
冬童話2021のバナーの絵が可愛らしかったので、参加してみました。
テーマは『さがしもの』です。
最終更新:2020-12-17 17:38:10
2737文字
会話率:25%
寒がりの妖精ニィナは春の女神さまをさがして旅に出ます。途中出会った鳥や動物たちとのお話
最終更新:2020-12-17 15:12:30
1315文字
会話率:58%
雪の降る寒い冬のある日。小さな男の子が何かを探していました。なかなか見つからずに困っている様子の男の子のところへ動物たちがやって来て手伝いますが……。
※「冬の童話祭2021」参加作品です。
最終更新:2020-12-17 09:20:47
1971文字
会話率:44%
とある森の奥で暮らすうさぎさん。
大好きな本がきっかけでほかの動物たちと仲よくなれましたが、ちかごろは少し悩みがあるようで?
シリーズものですが、このお話だけでお読みいただけます。
カクヨム様にも投稿しています。
最終更新:2020-12-16 07:31:03
1743文字
会話率:29%
不登校の少女・有栖川風音は、ある日奇妙なアスキーアートに吸い込まれ、インターネットの世界に迷い込む。その世界で出会った様々な人や動物たちに時には苛立ち、時にはツッコミを入れながらも、元の世界へ帰る方法を模索する、少女アリスの冒険譚――
最終更新:2020-12-10 20:22:04
9230文字
会話率:39%