貴族子女が通う名門フローレス学園には、花のように麗しき四人の美男美女がいた。"黒百合"エレノア、"白百合"フェリシア、"青薔薇"カーティス、"赤薔薇"デリック。
生徒たちは『フローレス学園の四輪の花』の恋模様を陰から見守っていたが──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 15:11:57
2548文字
会話率:65%
貴族生まれの騎士が権力を持ち、〈決闘〉で全てを決める世界。
没落した貴族の出身であるエルシェ・エヴェルスは、不幸な少女だった。
まず生まれてすぐに父親が他界し、他家に家督を乗っ取られないために男として育てられ、男装をして過ごす日々。
さらに騎士になったはいいが臆病な上に剣術は下手クソで、まさに無能。
それでも実家を支えようと頑張っていたエルシェだったが、男装の騎士を快く思わない貴族は多く、彼女は騎士の称号を剥奪されそうになってしまう。
女たらしのクズ騎士ことライニールは、挽回のチャンスとして「自分と〈決闘〉するか、戻らずの森に住まう"黒の魔女"を討伐するか」という選択をエルシェに迫る。
さらにライニールは「もし〈決闘〉で負ければ自分の婚約者になってもらう」とも。
当代最強の騎士でもあるライニールとの〈決闘〉など万に一つも勝ち目はないと思ったエルシェは、やけっぱちになって魔女を倒すと宣言。
不老不死で無限の魔力を持ち、これまで何度も討伐隊が編制され、その度に全滅させてきた"黒の魔女"。
圧倒的な力を持つ彼女へ挑むなど無謀であったが「やるしかない」とエルシェは意気込み、"黒の魔女"と対峙。
だがエルシェを見るや、"黒の魔女"は――
「あぁ……待っていたわ、我が婚約者……! 私と結婚する約束を果たしに来てくれたのね……!」
と涙を流し始めてしまう。
なんとエルシェは千年前に"黒の魔女"と対等に渡り合った伝説の英雄の生まれ変わりであり、彼女たちは「来世で夫婦になりましょう」と婚約を交わしていたのだ。
そんなの記憶にございません、と狼狽するエルシェであったが……"黒の魔女"に見初められたエルシェの人生は大きく動き出していく。
「僕は女だから、その、女同士で結婚は無理だと思うけど……」
「問題ないわ。大事なのは惹かれ合う魂の方ですもの」
果たして"男装の騎士"と"黒の魔女"は、無事に結婚できるのか?
さらにはエルシェの隠された英雄の力も徐々に明らかになっていき――。
同時に、エルシェを陥れようとした貴族たちは"黒の魔女"の恐ろしさを味わうこととなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 18:07:20
11542文字
会話率:38%
『大黒島』というのは昭和59年の『ゴジラ』に登場した架空の島
同じ名前で実在する島が北海道に2つある。
そのうちのちっぽけな方の島のことを『愛?』を込めて歌った詩?
最終更新:2022-11-19 06:28:04
421文字
会話率:100%
天には海があり、そこには聖域と呼ばれる浮島がある。
リリー・エウルは、その聖域の城の近衛兵として働く17歳の少女。最愛の姫君の横で働くため大事な試験を控えるその日、城下では残酷な事件が起きていた。
七年前に国家を分裂させる原因とな
った、非情な事件。天使の世界に平和を取り戻そうと事件の解決を決心するリリーだったが、捜査機関によって容疑者の一人に挙げられてしまう。
疑いを晴らし、本当の意味での事件の収束を目指すため、少女は奔走する。
しかし、事件の調べを進めるうち、17歳の少女には苦痛に思えるような事実が判明する。白銀が包む天上の世界は、おぞましい形のナイフを持って、リリーを待ち構えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 19:18:05
131303文字
会話率:47%
天上には殺意を持つ者はいない。
天使たちは、それ故に平和に暮らしていた。
十七歳のリリーもまたそのうちの一人だった。マクナイル城の近衛兵として働きながら、小さな事件を解決しながら、大好きな姫君の横で働くことを夢見ていた。
そんなあ
る日、城下で無残な殺害事件が起こった。
天上には殺意を持つ者はいない。それ故に平和に暮らしているはずだった。
七年前に起きたものと類似した殺害事件。
リリー・エウルは近衛兵として、一度は解決したはずの事件の終息を目指すことになる。
――が、そこには少女にとって残酷な運命だけが待ち構えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 11:46:43
227453文字
会話率:45%
アリサ・ルビーという国の在り方を変えてしまうほどの天才がいた。
そしてその天才を支え、いつだって側にいたセシリーというメイドがいた。
これは氷結乙女と呼ばれた天才と、紅茶の魔女と呼ばれたメイドの愛の物語
※百合ですが男性も登場します
。
※カクヨム・ノベルアップ同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 18:00:00
74995文字
会話率:34%
木蔦 紫苑は15歳の頃喧嘩して雨の中、家を飛び出した彼女 黒百合 連理を追いかける、しかし連理は足を滑らせ川へ転落、流されていく彼女を紫苑は見ていることしか出来なかった……
最終更新:2022-04-11 01:25:47
4031文字
会話率:58%
「_____ごめん。」
それは僕からの最後の言葉だった。
後悔に満ちたその言葉は心にとても沁みた。
君の心には沁みただろうか。
僕の想いは届いたのだろうか。
届くことを願って僕は今日も生きている。
なのに君は_____
最終更新:2022-03-08 00:00:00
5975文字
会話率:25%
ちょっと歪んだ性癖を持つ百合の女子校生が、バレンタインにかこつけて恋した相手を苦しめて興奮を覚える話です。ここまで書けばタイトルのSの意味、わかりますよね?
最終更新:2022-02-16 01:49:36
2835文字
会話率:46%
ニ一世紀後半、VR技術は加速度的に発展した。
装着者に与える視覚や聴覚を始めとして感覚面。敢えてリアルよりも精度を落としたとさえ言われる物理演算エンジン。地上であろうと海中であろうと、空中や宇宙、人工物や非人工物を問わず、再現できない
ものなど存在しない万能空間――まさに、技術の発展は人類の手によってもうひとつの世界を生み出すに至ったと言われている。
そんな時代に生きる凄腕ながら一ゲーマー少年の坂野九郎は、ひょんなことからエクシード・サーガ・オンラインと呼ばれるVRMMORPGの公式ゲーム動画配信を担当するバーチャルアイドル壬生黒百合として活動することになる。
だが、それは少年を知らない世界へと誘うひとつのきっかけに過ぎなかった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 17:03:41
611277文字
会話率:46%
※工事中
王都から遥か西に位置する不浄なる魔物が住まう森に埋もれた街、ならず者の行きつく先、トールソン。
王国からも見放されていたそのトールソンの領主の二人の子、カイとローラ。
二人はまるで黒髪黒目の女神とか、"黒と白の百合姫
"の物語に出てくる黒百合の姫と謡われるような容姿をしていた。
そんな兄妹の兄カイ・トールソンに王家から一通の召喚状が届けられた。
それは、王都の学園を卒業しなければ男爵家の相続を認めないという無茶苦茶なものだった。
領の仕事でクソ忙しい中の命令にひたすら粘って何とか最終学年に編入して卒業すればいいという譲歩をひねり出し、王都へと旅立ったカイと物見遊山のローラ。
転生者でもあるカイは王都で今日もその手腕を振るう…主に妹の頭に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 12:00:00
293313文字
会話率:21%
リリーの婚約者ハリスは、浮気ばかりする最低の男であって、両親もその最低男の肩を持ち、リリーはとても苦しんでいた。
そんなリリーが勇者の黒百合というショーウインドウで飾りを見て、心を慰めたら、それが縁で素敵な青年に出会って幸せになるお話。
最終更新:2021-09-26 11:53:46
6628文字
会話率:38%
美しい黒百合の様な女マハラジャが即位した。彼女は幼い頃、野盗に襲われ行方不明となった姫だった。しかし、奴隷の少年に助けられ宮殿へと舞い戻ったのだった。身分格差のある国で、奴隷と馴れ合っていてはいけないと奴隷は女マハラジャの元から去るが、彼女
は彼とした約束を覚えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 22:59:09
6521文字
会話率:29%
皆、美しい美しい百合の乙女たちの一コマ……。
最終更新:2021-08-09 16:31:30
264文字
会話率:0%
説明などを極力削いで、雰囲気だけでどこまでシチュエーションを伝えられるか試してみました。
詩に近いかもしれません。
久しぶりに再開した既婚の女性二人が、夫には言えない関係を持つお話。
最終更新:2021-06-09 10:36:58
576文字
会話率:40%
黒百合の花言葉を題材にワードで1ページに収まるように書いた個人企画ものです。ちょっとだけ後味はよくないかもしれない。
最終更新:2021-06-05 14:25:32
1294文字
会話率:57%
黒百合凛々花は私の幼稚園時代からの幼馴染で親友である。
派手な名前に負けじと、彼女は幼い頃から派手好き、キラキラ大好き、三度のメシよりオシャレとイケメン。
JKになった今は立派な派手派手バチクソギャルに成長した。
地味系モブ顔の
私とは一見住む世界が違う様にみえるけれど、彼女は幼い頃から世間とズレた感性、悪巧みをしてもすぐに露見してしまう爪の甘さで、なんだか放っておけない友人である。
そんな彼女がある朝興奮気味に言いました
「ヤバ!?あたしの前世?悪役令嬢だったみたいなんだけど!?」
…は?…なんて…??
「思い出したんだってば!!あたし、あんたの貸してくれた乙女ゲー?のドリルみたいな髪のヤツだった!!イケメンに殺されたの思い出した!!ヤバッ!!コワっ!!前世とかマジスピリチュアルじゃね???」
…何を言ってるんだこいつ…?って思うよね…??
…これは前世が乙女ゲームの悪役令嬢だったと言い張るギャルによる、前世のヒロイン&ヒーローズへの復讐計画と、それに巻き込まれる人々の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 12:30:13
3296文字
会話率:26%
私の名前は百合。
純白の百合の花の様に、美しく生きたいと願う女性。
純粋で優しい性格の私は、ブラック企業の中で使われ放題の日々が続く。
目を閉じると、何時も人生という名のステージでスポットライトを浴びながら踊る私と、薄暗い観客席から一人の
女性が何時も私の踊りを眺めている。
彼女は「黒百合」と名乗る。
そして私が泣いて踊りをやめた時に、彼女は何時も言う「私とステージを変わりなさい」と。
彼女の少々荒々しながらも軽やかな踊りを、私は観客席から泣きながらも眺める。
その踊りは私には足りない何かを描いている様に思えた。
私が泣き止むと彼女は私をステージに戻し、ステージの階段を降りる時に何時も私に言う。「私を受け入れなさい」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 12:28:34
1894文字
会話率:22%
少女の身体に不摂生を極めた中年男の脳が移植されてしまいました。主人公の見かけは美少女、中身はおっさんというわけです。マッドサイエンティストっぽい外科医や可憐な新人ナース、巨乳の精神科医などとの掛け合いを中心に物語は展開していきます。
ところ
が、ひょんなことから少女の本名が明らかになります。元の彼女として生きていくか、新たな人生を探すか、基本無責任なおっさんは旅に出ます。そこでヤンデレJKと出会います。
第3章スタート時点での主要登場人物です:
美原美月:主人公のおっさん+美少女です
幽谷黒百合:見た目はヤンデレ、意外と純情。主人公にデレてます
梯袖風:主人公のことが心配で福井まで追っかけてきました。ナースです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 20:00:00
40760文字
会話率:60%
アリス・クロウは、黒魔術で国を支えてきた由緒正しい一族の令嬢。愛想のない暗い性格で、影では『黒百合の魔女』などと呼ばれている。婚約者のフェリクス・ニフリートは騎士の家系で容姿も性格も良い、アリスにはもったいない人物。……ただし、リアクショ
ン芸人張りにアリスの魔術に怯える点を除いては。
ある日、アリスはフェリクスの強い押しに負け、来たくもないパーティーに参加させられる。そこで、アリスに勝手に恨みを持っている令嬢方に囲まれ、皆の前で断罪されるが――。
「ところで、皆様の方が呪われちゃってますけど、大丈夫ですか?自分で蒔いた種なのですから、私に頼らないでくれますか」
皆に恐れられ、避けられる不愛想主人公と、いつも暖かく見守ってくれる(?)婚約者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 16:20:43
4487文字
会話率:61%
同人ゲームが現実を侵食する、lain×初音ミク×SCPな暗黒百合SF。全15話予定。
きみは魔狐少女ダキニちゃんを憶えているか? これはケモミミ少女たちの学園世界を描いた10年代カルト同人ゲーム「ダークサイド」と、そこで生まれた奇妙な
ネット信仰「仮想人格救済論」を巡る記録。または世界の端てに立つ少女ふたりの叛逆の物語。
初音ミクを実在させる力はどこから来るのか? VRChatのアバターを動かすとき私たちはどこにいるのか? serial experiments lainが暗黒啓蒙を導き、VTuberがサイバースペース独立宣言を破壊してもなお、あなたの現実が変わらないのはなぜか?
そのすべてはダークサイドで確かめられた。お前が知らないだけで、世界は確実に面白い方向に進んでいたんだよ……
◆本テキスト作成にあたって参考にした主な文献◆(最終話に正式な文献リストをあげます)
Kanata「VRChat それは満天の星空のように」Medium、2018/6/14
木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』イースト・プレス、2019/1/17
木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆うダークな思想』星海社新書、2019/5/26
ジュリアン・ジェインズ『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡』紀伊國屋書店、2005/4/1
柴那典『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』太田出版、2014/4/3
アントニオ・ダマシオ『意識と自己』講談社学術文庫、2018/6/11
ドミニク・チェン「標本と召喚」『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号 総特集=初音ミク ネットに舞い降りた天使』p.166-170、青土社、2008/12/12
ナンバユウキ「バーチャルユーチューバの三つの身体:パーソン・ペルソナ・キャラクタ」Lichtung Criticism、はてなブログ、2018/5/19
牧黒羊『憑依の条件』1994/6/16
モリス・バーマン『デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化』文藝春秋、2019/7/25
村上裕一『ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力』講談社、2011/9/2折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 22:08:22
53447文字
会話率:26%