私はある夏の夕刻、郊外でありながら迷路のような山道に入り込み、抜け出せないでいた。
途中で現れた洋館は生活の気配はあっても人の気配はなく・・・。
1000文字でどれだけ表現できるかに挑戦した掌編のひとつ。
『さるさる日記』 2010年
8月30日に掲載したものを再掲しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 20:09:51
988文字
会話率:0%
逢魔が時に、それははじまる。
最終更新:2022-08-25 12:37:44
5125文字
会話率:24%
士族の娘として、日々剣術修行に明け暮れている佐木町十和子。少々(かなり?)お転婆な彼女は、ある日女学校で噂のお姉様、天道要と夜に出会う。
「この学校は鬼門に建てられていてね、だから『俺』が出向しているのさ」
陰陽寮から出向して、女学生と
して夜な夜な妖怪退治をしている陰陽師の彼と成り行き上行動を共にしてしまった十和子は、妖怪退治の協力をすることになり……。
昼はお姉様と妹として、夜は陰陽師の相方として行動を共にすることとなった十和子の明日はどっちだ。
サイトより転載になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:00:00
121061文字
会話率:44%
そこに居るのは誰なのか。
目を凝らしても顔が分からない、手を伸ばそうとすると掻き消える。逢魔が時とはそういう時間のことを言う。
現代、ひっそりと、だが確かに〈黄昏〉という組織は存在する。そこに存在するのは、今を駆ける死に損ない達。
ある者
は死に場所を求めて、ある者はただ生を謳歌するべく、ただそこに生きている。
とある三人の少年少女達はそんな組織に所属していた。
逢魔が時に蝶が舞えば、そこはもう彼らの世界。
月を見上げて、空に乞い、星を恨んでも逃げられない。地平線に消えゆく太陽を追いかけたって、何も変わらない。
暁闇の訪れを待つ時間なんてない。
これはひとつのお伽話。
黄昏時に生きる死に損ないの物語だ。
※『セシャトのWeb小説文庫』(https://ncode.syosetu.com/n0469em/)の8月紹介作品でした。そちらも合わせて見て頂けるとより楽しんで貰えます。
※沢山レビューや感想を頂いております。ぜひご覧下さい。
■改稿状況◆
全部分改稿完了(2020.9.25)
※閑話は改稿していません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:21:04
362940文字
会話率:40%
『ハロウィンの逢魔が時に』の父親のお話。
最終更新:2022-02-14 01:00:00
2017文字
会話率:55%
『ハロウィンの逢魔が時に』の母親のお話。
最終更新:2020-02-22 23:48:50
1797文字
会話率:15%
『ハロウィンの逢魔が時に』のカラスのお話。
最終更新:2019-12-26 00:14:25
1120文字
会話率:33%
「神隠しに遭いたくば、交差点へ来られたし」
変な張り紙を見た私は、その交差点へ足を運ぶ。暫く待っても何も起こらないので帰ろうとしたその時、私は――。
最終更新:2021-12-16 18:02:33
822文字
会話率:11%
逢魔が時の四辻には、人ばかりでなく神も物の怪も通る、なんて事を申します。
最終更新:2021-12-07 00:21:33
998文字
会話率:38%
県立の高等学校で起った生徒の失踪事件。
遅々として進まぬ捜査に招かれたのは、『心霊心理原理調査官』なる肩書を持つ、魔法使いの様な風体をした、一人の女性霊媒師だった。
彼女は、学校から事件の対応を任命されていた男性教師とともに、事件の解決に乗
り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 13:00:00
54522文字
会話率:47%
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル
等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
代表的な暗号資産には、ビットコインやイーサリアムなどがあります。
暗号資産は、銀行等の第三者を介することなく、財産的価値をやり取りすることが可能な仕組みとして、高い注目を集めました。
一般に、暗号資産は、「交換所」や「取引所」と呼ばれる事業者(暗号資産交換業者)から入手・換金することができます。暗号資産交換業は、金融庁・財務局の登録を受けた事業者のみが行うことができます。
暗号資産は、国家やその中央銀行によって発行された、法定通貨ではありません。また、裏付け資産を持っていないことなどから、利用者の需給関係などのさまざまな要因によって、暗号資産の価格が大きく変動する傾向にある点には注意が必要です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 16:19:02
4072文字
会話率:60%
とある社会人と意味深な高校生の、一時の物語。お互いに交差する時間で、彼らが得るものとは……?
最終更新:2021-08-31 01:05:49
19289文字
会話率:64%
母からのお使いの途中、迷子になってしまった主人公まおは不思議な建物を見つける。
入るとそこは大人ほどの大きさの狐の勘兵衛が経営しているおあげ食堂だった。
逢魔が時の影響で戻れなくなったまおはしばらくおあげ食堂で働くことになる。そこに来るお客
さん達は不思議な妖怪ばかりだった。
逢魔が時が過ぎた後にたどり着いた土地はなんと元いた場所でもなく見たことも無いような火の国、煉獄。
黒い日本家屋が建ち並ぶ道の両端には様々なお店が並んでいて、道のずっと先には赤い夕日と真っ黒な日本の城の形をした忍者学校、朱雀城があった。
そしてまおは煉獄の名家でいる1人の忍者と出会うこととなり、そこから色んな妖怪や忍術、美しい水の国、水郷など見たこともないものを知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 09:45:12
12221文字
会話率:18%
「逢魔が時か……」
「逢魔が時……?」
厨二病を患わせていた日々に俺は彼女と出会った。黒竜の騎士である俺(妄想)と黄泉の魔女である彼女(妄想)は意気投合し交流を深めていったがいつのまにか会うことはなくなっていた。
俺もあの時の
ことは一つの黒歴史として時々思い出すだけだった。高校二年になり彼女が転校してくるまでは!!
「私はもう普通になったの。あのときの事をいったら呪い殺すわよ」
「さらばだ、黄泉に咲く一輪の紅花よ!! あの逢瀬はもはや夢幻となった。凡人と化した貴様と会うことはないだろう」
「フッ、我が名は黄泉坂紅、黄泉は死を司るものであり、死は永遠であり我は不滅なり!! 今は姿を隠すが無となるわけではないわ。一時的に身をひそめるだけよ」
「おまえ……すぐボロだしそうだけど大丈夫?」
「ふわぁぁぁぁぁぁぁぁ、とっさに返しちゃったじゃない! 高校では普通でいようとしてるのに!!」
これは高校で普通を演じようとする彼女と厨二を卒業しきれない少年が再会し、お互い惹かれあう恋愛物語
タイあらスレ晒し中
この短編を長編にしてみました。よろしくお願いします。
『厨二時代の可愛い女友達と高二になって再会したら亡き者にしようとしてきたので付き合うことにした』
https://ncode.syosetu.com/n4085fu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 12:52:47
223418文字
会話率:64%
「逢魔が時か……」
「逢魔が時……?」
厨二病を患わせていた時俺は彼女と出会った。俺と彼女は意気投合し交流を深めていったがいつのまにか会うことはなくなっていた。そう俺達は厨二病を卒業したのだ。
俺もあの時のことは一つの黒歴史として時
々思い出すだけだった。高校二年になり彼女が転校してくるまでは!!
「あのときの事をいったら呪い殺すわよ」
これは厨二の時の女友達と高二で再会した俺の恋物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 12:20:24
7307文字
会話率:59%
逢魔が時に出会う人。名前を言ってはいけないよ。すぐに逃げなきゃいけないよ。名前を呼ばれちゃいけないよ。
都市伝説。みたいなものだったと思う。
夕暮れ時の、神隠し。
夢幻の世界に捕らわれた少女は、狐の面の男と出会う。
最終更新:2021-05-30 16:37:34
3763文字
会話率:28%
いつもの放課後。帰り道。僕は親友と二人で歩いてゆく。
からたちの生け垣の向こうから聴こえてくるのは、カノン。
──違うだろ。これは輪唱の曲だよ。
小さな諍い。少しずつ覚える違和感。ねえ、僕たちずっと二人だけだった?
僕は君と歩いてゆく
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:00:00
3729文字
会話率:47%
絵を描く才能を持ち、由緒ある家に養子として育ったニア・オルカーナ。
元孤児である彼女はその才能を見初められ、今は亡き養父の沢山の愛情を持って育ったも、養母と養方の姉にとっては好ましく思われてもいなかった。
そんなある日、養方の姉の婚約者であ
る者が、ニアの絵を描く才能に興味を持つのをきっかけに、今まで我慢をしていた姉が我慢ならなくなり怒りを買って追い出されてしまう。
追い出されてしまった時間は"逢魔が時"·····。
裕福な家で育ってきたニアには、街は見慣れないものであり路頭に迷う。
ショックでふらつきながら歩くニアの行き先には、現世に繋がった『異界』へと無意識に誘われる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 18:14:51
6633文字
会話率:21%
夕陽が沈みかけて幻想的で蠱惑的なこの時間は魔法の時間〈マジックアワー〉や黄昏時と呼ばれる......
黄昏時という言葉は昔の言葉の誰そ彼という言葉から来ているらしい。
誰そ彼というのはあなたは誰?という意味つまりは暗くなるため前から歩いてく
る人の顔でさえ見えなくなる時間。
だからなのだろうか...黄昏時は逢魔が時とも呼ばれるのである。
これはそんな逢魔が時と呼ばれる妖しいくもあり、マジックアワーとも呼ばれる幻想的な時間に出会った2人の物語である......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 02:33:19
2415文字
会話率:30%
ラノベの新人賞応募のため学校からの家路を急ぐ僕は、逢魔が時、2つの未来を語る男と出会い……。
この作品は、「エブリスタ」にも掲載しています。
最終更新:2020-12-17 11:02:25
4722文字
会話率:23%
この世に自分は不要と悟った少女は、夕暮れの赤に染まる世界の中、一人静かに歩いていく。昼と夜が交差する逢魔が時、数歩先に広がる夜に向って、少女はひたすら歩みを進める。
夜を受け入れ、身を任せようとする少女は、突然後ろの昼からの声に歩みを止める
。
振り向くと、場違いな笑顔で、手を差し伸べる一人の男の姿があった。
「よかったら話をしないかい。そんな危ない所に立ってないでさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 13:11:37
12200文字
会話率:49%
自粛が続いてイライラしていた私は、朝から親とケンカして家に帰りたくなかった。いつもは行かない駅に向かい、いつもは乗らない電車に乗り、いつの間にか知らない町に立っていた。そこは自分の知る日本とはどこか違う気がする場所。逢魔が時に誘われたその
場所は夢だったのか、天狗様の忠告か、それとも……。
「夏のホラー2020」参加作品です。一話1000文字ほどで全五話完結となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 12:45:58
6130文字
会話率:36%
マスク美少女×夕方=???
夏の18時。やっと夕方の匂いを感じだす頃。
彼女と僕は出会う。
そんな時間、こんな時代に会った二人の会話劇。
散歩するのも、たまには悪くないです。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2020-07-10 12:31:12
3428文字
会話率:38%