「目立つとロクなことない」
育ての親より言われたこの言葉を胸に、古谷純平は狙撃手として優れた技術と1㎞以内の音を拾える聴力“超聴覚”を持ちながら目立たず、日陰に身を置いて傭兵としての仕事をこなしていた。
手柄は誰かに献上し、決して表舞台
には立たず、大きな仕事は受けずに細々と暮らしていたが……彼の平穏はブルー=ロータスという天才女パイロットによって打ち砕かれる。
ブルーは一度の手合わせで純平の実力を見抜き、自らの部隊へと勧誘する。純平は当然のように断るが、ブルーという光は彼が日陰に居ることを許さなかった。
純平「富も名誉も栄光も、興味が無いんだ俺は――」
ブルー「知らん。協力しろ」
純平「あんたの側に居ると否応でも目立――」
ブルー「なにを言ってるかよくわからん。君が必要だ、手を貸してくれ」
純平「話聞けって!」
ブルーのせいで脚光を浴び始めた純平は、己の主義とは裏腹に目立ちまくり……やがて彼は国を勝利に導く英雄へとまくし立てられるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 22:02:03
51850文字
会話率:51%
交通事故で聴力を失った少女、雨宮瞳美は幼い頃から日常に溢れる様々な”音”に敏感だった。そんな彼女と生きることを選んだ恋人の早坂真名人は、言葉を話すことのできない瞳美とすれ違い、戸惑いながらそれでも彼女と向き合おうとする。二人の関係は一見順調
に思われたが、意外な人物に、その行く手を阻まれることに……。
言葉を失った人と、どう心を通わせれば良いのか。
彼女のまなざしが、真名人の心を揺り動かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 12:20:41
98698文字
会話率:29%
盲目だが聴力やその他の感覚が鋭い元大手新聞記者で今はフリー女性記者の須依と、元同僚の新聞記者烏森が警視庁の記者クラブに出入りして事件を追っていた。その中で生活安全部総務課所属刑事の本木巡査部長や、須依の大学時代の同期でキャリアでもある生活全
全部サイバー対策課課長の斎藤警視から、非公式な形で情報を得たりしていた。そんなある日、国会で野党から証人喚問を要求されていた山戸という官僚が失踪したという事件が起こる。捜査が進む中で、ハッキング能力の高い人物を含んだ複数犯によって拉致されたらしいとの情報が入る。その中で連れ去る際に使ったと思われるレンタカーを借りた手塚という人物が捜査線上に上がるが、行方が分からないとのことだった。烏森と共に事件を追う須依だったが、斎藤が口にしたことで気になることがあったため、並行して取材を進めている内に、山戸が監禁、拷問を受けた状態でいる動画が配信された。そこでは国会で問題となっていた件の隠された真相を話していた為、世間は大騒ぎとなりマスコミも山戸の証言の裏取りで忙しく走り回ることになる。その後地検も動き、政治家だけでなく官僚や財界のトップ達までもが逮捕されたり辞職に追い込まれたりし始めたのだ。しかし当の山戸自身は見つからないまま、次なる犠牲者が出る。そんな中で須依は烏森の協力を得て別件についても追いかけていた。すると事態は大きく動き、犯人と思しき重要参考人が絞り込まれ、警察は追い始めた。ここで須依が別件として追いかけていたものが、今回の事件と繋がっていたことが判る。そこで疑問を持った須江はジャーナリストとしての力を利用し、真相を追求する。そこには意外な結末が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 09:00:00
178406文字
会話率:47%
知らない空だ。
ステータス
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名前:???
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種族:???
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性別:???
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年齢:???
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状態:???
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体力:???
筋力:???
魔力:???
知力:???
視力:???
聴力:???
運気:???
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恩恵:???
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技能:???
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*一種の日記*
*レビューありがとうございます*
*異世界ファンタジー日間ランキング最高35位*
*異世界ファンタジー週間ランキング最高54位*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 05:56:08
422225文字
会話率:16%
彼は耳掃除にはまっていた。それも母親の膝枕によってされるものについてだ。
彼女の耳掃除は非常に気持ちよく、眠気を誘発するほど。月に二回は、母親に甘えている彼だった。
しかし、ある時、聴力検査で異常が見られるという診断を彼は受ける。
あれほ
ど掃除をしてもらったのに、なぜ? 侮辱と受け取った彼の、行動が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-03 20:30:10
3528文字
会話率:0%
音楽一家の一人息子である有馬は事故に巻き込まれ命を落としてしまう。この世の未練から通常はたどり着く筈のない空間に迷いこみ、そこにいた得体の知れない存在に案内され違う世界で目覚めることになる。しかし、転生した身体は全く聴力をもたない少女だった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 11:58:55
4425文字
会話率:55%
ぱっとしない、どこにでもいるような女子高生、佳純(かすみ)は学校の帰りに白銀の髪の女性に出会う。接点を持った佳純は異世界へ男性として転生するが……転生の条件として聴力を失い、異世界の言語も理解できない。突き放された世界を必死で生き抜こうと、
異性になった葛藤を持ちながら足掻く佳純の新しい人生が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 15:54:02
23889文字
会話率:33%
聴力検査では異常はなかったが、長いこと耳がよく聞こえないことで困っていた作者が、最近になってやっと、「聴覚情報処理障害(APD)」というものを知った。
最終更新:2018-03-13 20:11:20
787文字
会話率:0%
初投稿です。他人の心の声が聞こえる浅尾仁紀と聴力が発達した阿知羅準、その他諸々がなぞを解く?ミステリー?です。
読んで頂ければ幸いです。それとあと評価もつけていただいたら嬉しいです。あとそれに感想とかも…
欲張りですかね。しかしアンチ、悪評
、罵詈雑言、なんでも受け付けて返事をさせていただきたいと思ってます。
タイトルもまだ決まってないので考えていただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-11 01:23:01
6978文字
会話率:57%
元警察官で探偵の世良王海は、刑事の長山から六年前に発生した未解決誘拐事件の協力を求められる。公安部時代の潜入で、殺し屋に両眼を潰された世良だったが、驚異的な聴力で犯人を追いつめていく。そして同時に、自分の眼を潰した殺し屋の声をさがし求めてい
た。悪人しか殺さない稀代の殺し屋《U》と、盲目の探偵・世良が激突する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 02:11:28
205156文字
会話率:43%
過去に、諜報活動をしていた主人公、葦沢律斗(あしざわ りつと)。
彼は持ち前の超人的聴力と観察眼を生かし、探偵になった。声色や仕草から人の感情を読み取り、捜査協力に尽力を努める。
とある朝、そんな律斗の元へ、1人の女子高生 不知火調佳(し
らぬい ちょうか)が弟子入りをしたいと訪ねてくる。
ゆくゆく話を聞いてみると、昔お世話になった先輩 不知火沙月(しらぬい さつき)の娘で、沙月は五年前に刺されて亡くなり、犯人は未だに捕まっていないと告げられる。
調佳から、沙月が残したという手紙を読み、犯人を必ず捕まえると誓う。
そんな天才探偵と秀才女子高生のタッグが1つの怪事件に首を突っ込むと、母親殺しの犯人に関する手掛かりが……?!
※この物語はフィクションであり、実在の人物団体とは一切の関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 09:52:15
10021文字
会話率:32%
我が輩は自転車に衝突され転倒、左側頭部を地面に打ちつけ、左耳の聴力を失った。
つまり左耳が死んでしまったのだ。
しかしその左耳、現実世界と近しい異世界に転移、ちっちゃな我が輩となって転生してしまったのである。自転車事故から一年後、異世界でち
っちゃな我が輩として転生した「ミミ・デフォルト氏」が突如我が輩の前に現れた。そのちっちゃな我が輩、ミミ・デフォルト氏は異世界で始めたシャンソンの世界が面白いから、電気小説の新作ネタにしたらどうかと提案してきたのである。
以後、ミミ・デフォルト氏は勝手に出てきては異世界でのシャンソンネタを披露していくようになった。
※実体験をベースに・・・そのままでは面白くないので舞台を異世界に移してシャンソン教室ネタを異世界的に勝手に盛り上げたフェイクシャンソンエッセイです。いつ終わるか分かりませんが、取り合えずネット小説大賞五に参戦しておきます。何せ、小説家になろうでは「異世界に転移転生がメジャーなので」では天派。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 13:07:48
974文字
会話率:0%
僕(作者)は高校時代という青春の時代をとある和太鼓部で過ごした。丁度その部活動は20代目という節目を迎えており、僕は20代目の大太鼓を務めていた。大太鼓のパートを務める人物は、初代から使われている撥(太鼓をたたく棒状の道具)を受け継ぐことに
なっているのだが、その撥にはべっとりと血痕が残り、初代の名前ががっつりと刻まれていた。僕は初代に思いを馳せ、小説という形でその物語を残そうと思う。
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Story
中学時代、ソフトテニスで栄光を納めた主人公:松井俊作(まつい しゅんさく)。
とあるトラブルをきっかけに聴力を失い、過去の栄光を失い、人との関わりを避けるようになっていた。そんな中、高校の入学式にて巨大な和太鼓を叩く巨体の女性:矢作優実(やはぎ ゆみ)の叩いた太鼓の音色に惹かれ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 00:24:47
2269文字
会話率:17%
ーユキオが好きだったー
幼馴染の私たちはずっと高校まで一緒だった。ユキオの家は私のアパートの真向かいの白い洋館だった。黒人とのハーフだった保険外交員の母は私の気持ちを見ぬいていてユキオをあきらめるように言ったがそれでもユキオとの絆は強かった
。なぜなら私たちは他とは異質のある能力を持っていたから。ユキオは特別な聴力があり私には特別な視力があった。高校二年の時に山科茜という美しい転校生がきて私は初めて女の友達を持った。それまでは田舎町でいつも外されてユキオ以外に友達はいなかったのだ。でも茜は私に好意をもってくれた。私たちは親しくなった。でも茜には秘密があり、それは恐ろしい秘密だった。茜の心には暗い闇があり茜はそれを開放させようとしていた。彼女はある小説を私に見せる。それは中世ヨーロッパの童話めいた物語で彼女の生い立ちのルーツにもつながっていた。私とユキオはその謎を解いていく・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 15:10:35
86999文字
会話率:45%
僕らは互いの命を引き換えに大事なものを失った。でもそれ以上にかけがえのない物を失わずに済んだ。
最終更新:2016-12-15 02:03:32
4303文字
会話率:19%
極度のあがり症の小日向 瀬奈は高校一年でもずっと友達がおらずぼっちだった。そんな彼女はあがり症の改善の為ゲーム『アナザー・ディメンション・ワールド・オンライン』をプレイすることを決意。趣味でやっていたアーチェリーの経験とぼっちゆえに育った聴
力の良さで彼女はVRMMOに挑戦する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-20 16:30:21
28329文字
会話率:41%
聴力を失って幾年も経つ、松下ひかり。
朝の通勤に使う駅では、彼女を見守る駅員が居た。彼との会話、職場での友人との会話がすべてだったひかりの前に、ある日電車で不思議な出会いが訪れる。
電車の中で不快な思いをしたひかりには、もう何年も聞こえる筈
のなかった人間の声が聞こえてきたのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-25 09:59:16
3663文字
会話率:35%
視力が悪い
聴力が悪い
嗅覚が悪い、おまけに蓄膿症
歯並びが悪く、アトピーで肌はボロボロ、不細工で太っていて、頭は悪い。
おまけに、肺に穴が空き、喘息持ってる
何の才能もない。
そんな私は
欠陥品ですか?
最終更新:2015-12-06 19:20:21
205文字
会話率:0%
土曜日限定短編小説です。
最終更新:2015-08-24 00:18:36
1632文字
会話率:36%
聴力に障害を持つ女性ひかり。いつもの電車で、変わった人に出逢います。
キーワード:
最終更新:2015-02-16 10:40:13
14695文字
会話率:39%