昔から、冒険物語の最終話が嫌いだった。
どうしてあんなにも死闘を乗り越え冒険を共にして来た仲間たちと、目標を達成したら別れてしまうのだろうかと。
それぞれの道をゆく、だなんてエンドロール、だいきらいだ。だってそんなの寂しい。
だ
から日本人として生きた記憶を持ちながら、この世界唯一の聖女エレノアとして転生し、勇者とともに国王より魔王討伐を命じられた時に考えたのだ。
この任務を成し遂げたその時のパーティーメンバーと、エレノアは絶対にお別れをしないと。
「結婚しようよ」
「嫌だが?」
けれど現実はそう甘くはないらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 14:24:14
6566文字
会話率:39%
剣に糧を見出した彼は十二で里を飛び出していた。だが、世の中そう甘くはない。馬糞拾いで食いつないで行く中、運命が囁くようにギルドの盗賊になり、新しくレッドという名前も与えられた。
最終更新:2022-11-05 20:33:34
3711文字
会話率:37%
引き籠り男子高校生の天谷咲人。
食っては寝るしかない自堕落な生活を過ごしていた彼は、ある朝目覚めると美少女の体に変貌していた。
奇々怪々な事態に困惑しながらも、咲人はあるアイデアを思いつく。
「これだけ可愛い美少女に生まれ変わったん
だし、動画投稿すれば一攫千金できるんじゃね?」
軽い気持ちで始めた動画投稿。
彼は人気動画投稿者を目指し始める。
——しかし、そう甘くはないのが現実だった。
初投稿動画が大炎上したり、ボーイッシュ幼馴染からあらぬ誤解を受けたり、デパートで偶然再会した元クラスメイト男子に一目惚れされたりと、てんやわんやな展開ばかり。
様々な人と関わり、様々な事象が巻き起こりながら、彼のリスタートライフは進んでゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 19:56:18
73149文字
会話率:35%
擁護施設で育った少年、山本伍郎は、バイトの面接に向かう途中で、自分によく似たミランガという男と間違えられ、異世界に飛ばされる。
中世ヨーロッパ風の異世界で、チート能力を手に無双する.....予定だったが、世の中そんなに甘くはないのだった..
..。
少年の成長、国家の発展。そして、彼の身に次々と降りかかる過酷な試練。
これは、名もなき少年が、人並みより少し上の頭とクセの強すぎる能力を手に、異世界で躍進する物語。
「国土(不毛の地)、国民(餓死寸前)、主権(今にも無くなりそう)は用意した!さあ行ってこい!」
「ふざけるなああああ!!!!」
(*この小説は、カクヨム様でも連載しております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 18:53:13
11208文字
会話率:37%
リズ=ローウェンミュラーはイヴ国の最北端のボロ家に一人で住む少女である。もちろん好きでこんな状況になったわけではないが、特別今の生活に不満がある訳でもない。だが、正直この先の未来についてはほんの少しだけ、不安はあった。それは、この自分の体質
のせい。
それでも人に迷惑をかけなければこのままでもいいと思っていた。だが、現実はそう甘くはないらしい。
幸か不幸か、転がっていた青年との出逢いでリズの運命は変わっていく。
世の中に疎まれたとぼけた少女と世界に恐れられた無駄にイケメンな青年が織り成す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 02:28:07
814670文字
会話率:56%
第一王女様の誕生日会場で第一王子サマがのたまった。
「婚約破棄をする!」
アホか!
破棄されるのは主人公ではありません。一部のセリフが長いのでたぶん目は滑ると思います。テンプレ展開です。王子サマがアレでしたので思わず書き加えていってみたら
、おや、後半は…?
ということで何だか後半が本題になってしまいました(なのでもしかしたらタイトル詐欺)。
設定甘いのでふんわり読んで下さい。回収しきれてません。ニュアンスでお願いします。
ジャンルは恋愛…?となるかもしれませんが恋愛のつもりです。甘くはないけど恋愛です。豆腐メンタルなのでなにとぞお手柔らかに優しくお願い致します…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 18:00:00
11365文字
会話率:65%
私はある日突然、知らない世界に居た。
ここでは私のような異世界人を“渡り人“と呼ぶそうだ。
この国の王都にある神殿の森に突然現れた私に、神官の人はそう言った。
それからあれよあれよという間に、私の年代の人々が集う学院に入
ってこの国(世界)の勉強をする事になった。
そして、私は気付いた。
これってよくある乙女ゲームみたいじゃない?
現に私の周りには、この国の第二王子様と、軍団長の息子と、公爵家の次男が居て、何かとチヤホヤしてくれる。綺麗なドレスや美しい装飾品など様々な物を贈ってくれるの。
それに神殿の人も言ってたけど、過去に現れた聖女も全員“渡り人“だったらしいし、もしかしたら私も聖女なのかも!?
だったら、このまま王子様と結婚する事も可能なんじゃない?
でもよくある悪役令嬢によるイジメとかはなかったから、あれ?とは思ったの。王子様の婚約者さんとも、何故か仲良くお茶会なんてしてたりもしたし。
まあ、イジメられるのも困るし、冤罪なんかを作ってざまぁされるのも困るから、とりあえず静観してたんだけど。
そしたら昨日王子様に「君を僕のものにしたいから、女王陛下に謁見の申請をしたんだ。明日、一緒に王宮に来てもらえるかい?」って言われたのよーっ!!
これって、やっぱり、そうだよね!?
うふふ、別に王子妃とかじゃなくていいんだー。
だってマナーとかは出来ないし。
こんな素敵な王子様と一緒にいられるだけで、儲けもんでしょ。
逆に愛妾とかの方が、働かなくても良さそうで、楽そうじゃん。
とりあえず女王様に気に入ってもらえるようにしなきゃね。
王宮に上がる時のドレスとかも、王子様が用意してくれたし、朝からメイドさん達に磨かれて、綺麗になったし。
さ、気合い入れて、行きますか!!
────────
が、世の中そんなに甘くはない。
そんな異世界転移してしまった少女への一幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 00:00:00
3558文字
会話率:58%
日本史最大の英雄、織田信長。
彼の名を、彼の人物像を、知らないと言う日本人はほとんどいない。しかし、信長は時代が移り変わると共にその人物像も変化してきた、時代の映し鏡だった。
天皇中心の時代であった戦前には、「勤皇の先駆けとなった革新者」
。
敗戦を経た現代においては、「天皇・将軍・寺社の権威を否定し、中世を破壊した魔王」。
時代が変わり、大衆の価値観が変わるごとに、英雄像も生まれ変わって来たのである。
では、実際の信長はどんな人間であったのか。本当に、足利将軍を傀儡にして天下を我が物にしようと野望を抱いていたのか。使えない家臣を切り捨てる非情な独裁者であったのか……?
「俺が出した命令に不満があるのに、おべっかを使うのはよくない。言いたいことがあるのなら、きちんと主張しろ。話はちゃんと聞いてやる」
(信長が柴田勝家に出した掟書より)
「秀吉の意向に背く輩をかくまうな。わしは亡き信長様のように甘くはないぞ」
(秀吉が脇坂安治に送った書状より)
「信長は気質は寛大で(中略)絶えず日本人の心をつかんでいた」
(ルイス・フロイスの書簡より)
この物語は、平成が終わり新時代「令和」が始まろうとしている今、新たな英雄伝説に挑もうとする歴史ロマン小説である。
新たな信長伝説、今ここに開幕す!!
※この作品は、カクヨム、エブリスタ、セルバンテスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 20:00:00
907119文字
会話率:39%
何処にでも居るような中年男性が、ある日急に異世界で生きて行く事になった。
親切な神様にチートを与えられるどころか、何の説明もされない。
特別な力も、特別な道具も何も与えられなかった彼は、一体異世界でどう生きて、何を為していくのか。
最終更新:2021-09-15 20:14:50
206280文字
会話率:34%
彼女といるのは、君の為にならない。彼女にあれだけ言われて、君は何も思わないのか?
彼女とは婚約破棄した方がいい。
僕は耳にタコができるほど、忠告とも言えるようなその言葉たちを聞かされてきた。
そんな中、「彼なんて、顔も性格も平凡で地味な男よ
。運動もできずノロマだし。いいところなんて、ちょっとばかし成績がいいことくらい」と、彼女が学友たちに話しているのが聞こえて───?
※ヒロインの言葉が悪く、一部差別的とも捉えられる表現があります。注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 06:00:00
2484文字
会話率:26%
全ての幸せな生活を送る浮かれた主人公たちよ! そんな世の中甘くはない!!
川崎美奈・オタクは普通の会社員。ある日のこと、出勤中の電車の中で、楽しみにしていた小説を読む。だが、期待と反し、その小説は美奈のNGワード、「逆ハーレム・下剋上・主役
最強」のすべてに当てはまる、最悪の小説だった・・・。
電車で一人怒り狂う美奈。やがて電車は駅に到着し、もやもやした気持ちで美奈は駅を出る。
あまりに落ち込み、周りがなくなってしまった美奈は、横断歩道で、赤信号なのに歩き出してしまう。
ハッと気づいた時には、美奈の目の前にトラックが――――。
目が覚めると見慣れない、しかも中世のボロ家のようなところに寝ていた。
そこはまさかの小説の中で―――!?
天真爛漫な少女が、唯一のハッピーエンドの運命を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 11:09:59
3469文字
会話率:21%
今日はフライデー大会だった
とはいっても、いつものようにやればそこそこいけるんじゃない
世の中そんなに甘くはないです。しっちゃかめっちゃかもう大変
目指せ50匹
最終更新:2021-06-11 18:36:09
1920文字
会話率:2%
自他ともに認める”本の虫”・高校2年生の文月は、修学旅行のまっただ中、とある異世界に転移してしまう。
異世界転移者が「客人」(マレビト)として歓迎される異世界で、自分だけの「神器」(ジンキ)をもらった文月。本来ならチート魔法のような術が使え
るはずが、肝心の使い方が分からない。一緒に転移してきた同級生たちの中で、自分だけが無力なまま、刻々と時は過ぎていき…。
決して甘くはない異世界を、「読書」の力で生き抜こうとする少年の、挫折と成長の物語。
※この作品は、「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 20:00:00
24009文字
会話率:43%
現実はそう甘くはない
たとえファンタジーでも現実である
|物理学《法則》からは逃れられない
そして|困難な運命《不運体質》からも
最終更新:2020-11-01 10:34:06
13194文字
会話率:30%
目が覚めたら赤ん坊になっていた。
何があって、どうなったらこんな状況になるのかはわからないけど、どうやら異世界に転生してしまったみたい。
物語の主人公みたいに天才とか神童とか呼ばれたりしちゃったりするんじゃないか?
そんなことを考えてた
けど、どうやらそんなに甘い話はないみたい
これからどうなるんだろう……。
(R15は保険として設定しております、先の展開次第では必要かなと思いまして)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 19:37:31
1782文字
会話率:3%
私立春宮高校に入学した主人公、世良は、今日から晴れて一人暮らし。
そこで、同じく一年生の早瀬さんに入学式に一目惚れしてしまう。
どうにかして接点を探そうとしていると、バイト先が同じで、さらにその関係で同じ荘に住むことに。
しかし、現実はそ
う甘くはない。
肝心の彼女は無愛想でこちらに興味も示してくれない。
しかも他の同居人達のクセが強い!いい雰囲気も全部ぶち壊し!?
どうなっちゃうんだ俺の恋!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 22:50:10
196363文字
会話率:68%
貴族に生まれた子供に自由は存在しない。平民のような伸び伸びとした環境は存在しない。交流関係も、結婚も全て親の意のまま。
貴族が羨ましいと思う人間は金と地位しか見ていないのだろう。蓋を開ければそれは牢獄だ。自由行動などなく、そこに自分の意思も
存在していない。
家よりも学園の方が窮屈で制限がつく。学園は小さな社交場だ。一息することなど出来ない。学びの館と謳っては居るがそもそもそんな必要は無いのだ。どこの家も家庭教師が存在する。この学園で学べることは全てここに来る前に学び終えているのだ。
自分を守るために誰かを犠牲にする。社交界がスキャンダルに飢えているのは自分以外の人間を蹴り落とし、自分を守りたいからだ。
関心を誘導している。そうすれば社交界で自分が守れるのだから。そうでないと自分を守れない
貴族が通う学園は今、面白いイベントが催されていた。とある男爵令嬢が高位貴族を狙っているというスキャンダルだらけのイベント。
そして──王子は落ちた。
その事実に私は身震いした。どう考えてももう遅いのかもしれない。この時点で私の運命はもう──。
現実は甘くはない。保見のための行動は全て裏目に出てしまった。まるで私が婚約者を愛しているかのように写ったのだろう。
そして卒業パーティーの直前、婚約者はついにその言葉を言い放ったのだ。
存在価値が下がった娘に親は一体どれだけの情けをくれるのだろうか。
卒業パーティーが終わって、親に呼び出されぶん殴られた。
怒声を浴びられ、ボロ雑巾のように蹴られる。
勘当され、ついに平民となった。
何もかも失った。でも、今はとても自由だ。自由なんだ。そう認識すればとても心が軽くなった。
もしも、もしも、来世なんてものが存在するのであれば──貴族ではなく、平民に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 21:51:35
3445文字
会話率:9%
さえない女子高生だった前世の記憶を持つ王女アンナマリア。
前世の記憶というアドバンテージがあるうちに努力して、次の人生はうまくやりたいと思っていた。
けれど1歳年下の妹が天才すぎて、その野望はすぐに潰えてしまう。
「でも外見はチートかと思う
ほど完璧美少女だし、両親にも愛されているし、周囲に愛想つかされない程度にがんばりつつ、まったり幸せ生活を送れればいいや」
あっさりシフトチェンジしたものの、今度の人生も、そう甘くはないようで……。
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このお話のプロット的短編と同テーマ別テイストの短編も挙げています。
現段階でプロット的短編もまったく別物になっていますが、
先々似たような展開になるかもしれません。ご了承ください。
・プロット的短編版(ミルクチョコ) https://ncode.syosetu.com/n5830fh/
・閲覧注意版(ダークチョコ) https://ncode.syosetu.com/n5838fh/
・勇者視点版 (ルビーチョコ) https://ncode.syosetu.com/n6972fh/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 22:55:25
50586文字
会話率:20%
元ヒキニートの主人公は、流行り病に倒れた祖母を救うため大金を稼ぐことを決意した。
自室で長く磨いてきたゲームの腕を使って、目指すはプロゲーマー。
人気オンラインゲームで上級者の俺なら配信して再生数伸びるに決まってる!
投げ銭、クラファン、
アフィリエイト全部使って稼ぐ稼ぐ稼ぐ!
ばあちゃんの病気サクッと直して、億万長者になってやるよ!
……しかし、現実はそう甘くはない。
VRMMOではないゲームの小説になります。
パルクール×レース×3Dアクションのゲームを、様々なドラマと絡み合いながらも主人公が本気でプレイするーー言わばesportsのお話がメインです。
読む方によっては見ていて辛いと感じるだろう描写を予定しているので、残酷な描写の登録をしております。
ぶっちゃけると主人公が結構な頻度でボコボコにされます。精神的な意味で。
ですがハッピーエンドのサクセスストーリーなので、最終的には報われる……ハズ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 17:00:00
982文字
会話率:18%
俺はゲーム好きの大学生だ。ある日ひょんなことからゲームの世界に転移してしまう。どうせならヒロインのいるところに転移できていればよかったのだが、世の中そんなに甘くはない。俺が目覚めたのは、こともあろうに悪役ヴィオレーヌの家だった。
ヴィ
オレーヌは伯爵家の養女で宰相代理という地位にあり、この国を思うがままに支配している。……はずなんだけど、俺がやってきたのはそうなる前の時代らしく、まだ十七歳の彼女は、田舎の道具屋でつつましく暮らしていた。
まあ、いずれにせよ、俺はこんなところにいたくはない。はやく元の世界に戻りたい。どうやらそのためのカギは、ヴィオレーヌが握っているようだ。だから、勧められるままに、彼女の家の世話になることにしたのだけれど……。
俺に待っていたのは、ヴィオレーヌの家来にさせられて、彼女の出世のためにこき使われる毎日だった。
やっぱりこいつは悪役だ。不愛想でわがままで。無茶ぶりばっかりしてきて。これじゃあ、命がいくつあっても足りないや。でも、俺は知っているんだ。そんなに頑張って出世したところで、この少女に待っているのは破滅の運命だということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 13:25:22
142755文字
会話率:36%