彼の名は、本多 宗茂、38歳。
職業、とある武術の師範。ときどき傭兵業。
趣味、ラーメン作りとラーメン屋巡り。
傭兵として参加したテロリスト殲滅作戦にて、アクシデントが発生し、部隊は退却を決める。
部隊員を逃がすために、彼はし
んがりを務めることになった。
孤立無援の中、ちょっとしたトラブルの結果、彼は追い込まれることとなる。
だが彼は、自身に宿る武を見せつけるかのように躍動、包囲してきたテロリストたちを次々と葬り去っていく。
しかし、多勢に無勢。
あわやテロリストを全滅かというところで、彼は力尽きてしまった。
おぼろげな意識を鮮明にし、目を開いた彼が見たものは――大きい豚の顔。
同時に彼が感じたのは――殺気。
意識を完全に覚醒、同時に思考を戦闘用のそれに切り替えた彼は、すかさず豚顔の大男を討ち取った。
困惑している彼は周囲を見渡し、気づく。
――ここは何処だ?
元いた世界では秘境と呼ばれそうなほどの密林を、戸惑いながら散策する彼の耳に届いた女性の悲鳴は、彼の身体を勝手に走り出させていた。
そして、運命の出逢いを果たす。
この物語は、異世界に連れてかれてもブレることのないラーメン大好きなおっさんが、自身が培ってきた武と傭兵業で身に付いた生存能力を発揮して、異世界で双つと存在することの無い偉業を成し遂げる、喜劇的な英雄譚。
今日も彼は異世界の素材を眺め、満面の笑みでどんなラーメンを作るかを考えていた。
※ この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:00:58
626978文字
会話率:21%
俺の名前は月舘奏風。高校2年生
そんな俺には困っていることがある。それは後輩の大園かのんが他の男子には素っ気ない態度をとっているのに俺にだけ甘えてくるということだ。
彼女はかわいくて目立っていて俺によく話しかけてくるから周りからの殺気が
やばい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 12:00:00
74660文字
会話率:58%
大好きな母親と2人で過ごしていたアリスは、その日、平和な日常を失った。繁華街のど真ん中から、気が付けば見知らぬ男の腕の中。少し言葉を交わしただけのその男は、いきなりアリスにとてつもない殺気を向けてきて―――。
椎名有寿、5歳。異世界に送られ
たその日から、なぜか国王陛下に命を狙われてます?!
何かちょっと、長編途中に思い立って恋愛モノが書きたくなりました。見ようによってはざまぁ?と言えなくも無い。よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 06:00:00
11021文字
会話率:25%
私立九条学院に通う女子高生・朝霧 綾(あさぎり りょう)は、一子相伝の武術『白仙(はくせん)』の継承者である。
ある日、綾は他校から転入してきた少年・日高 颯太(ひだか そうた)と知り合うことになる。
その日の夜、彼女は仲の良いクラス
メイトの叶 大輔(かのう だいすけ)に、わけも分からず襲われてしまう。奇妙な力を操り、殺気立つ大輔から、綾は命からがら逃げ出す羽目に。
ところが翌朝、綾は昨夜の出来事を何も覚えていない大輔と再会するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 00:31:37
149331文字
会話率:32%
とある伯爵家の令嬢に、専属メイドが付いた。
ただこのメイド、どうもおかしな部分がある。
殺気指示を出したメイドが、外で働いているような?
外に使いに出したのに、呼んだらすぐに来たような…
黒髪のメイドって、1人見ると30人はいるんですって
なにかの生き物のようの増殖し続けているのでは…?
ちょっと暴力的な表現があるので念のためR-15です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 19:37:22
3366文字
会話率:27%
待ち人は後ろにいる。そう書かれたおみくじを開いた高校生、剛の背後で唐突に放たれる殺気。反射で回し蹴りを放った先には、蹴りを回避したであろう女の姿があった!
久々の強敵に心を震わす剛、唇の両端をつり上げる女。
それなりに人通りのある神社
にて、熱烈にして壮絶な『殴り愛』が今始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 08:35:50
2221文字
会話率:32%
【85,000PV突破】
最弱ウサギは最強コレクター?カルシャ・グリムは神様が与えた絶対的な力“ギフト”を呪い堕として奪い取る特殊ギフトを持っていた。彼女の目的は生きる事。そしてギフトを集める事。ただし本当の彼女は最弱種族のウサギさんなので
、今日も生存本能全開、ギフトを求めて転生者たちを暗殺気味に狩りまわる。付き纏う幼女や勘違い男が現れたり、勇者に問い詰められたり、手配書が回ったり、なんだかんだしてる内に魔王再興の陰謀に巻き込まれるけど、本人まるで興味なし。運命変えない、世界救わない、恋愛しないのナイナイ系ハクスラファンタジーで、少女はひたすらギフトを収集する!これはやる気ない系ウサギ少女の騒がしめな日常(?)を綴ったお話![第1節]
第2節以降の粗筋は、各節1話の前書きに掲載してあります。
2019.08.29開始
2021.02.08現在第4節16話まで公開中
09.18タイトル改題
09.19タイトルロゴ作成(一話の最後に掲載)
10.16第1節完結。幕間1掲載
10.21幕間に地図追加、土地と人物に加筆。カルシャイメージ作成(40部に掲載)
10.21第2節開始
12.15第2節完結
12.30第3節開始
03.26第3節完結
04.23第4節開始
更新不定期、ストックなし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 21:58:25
356249文字
会話率:27%
聖女が目を覚ますと、悪の王国の牢だった――。
白指の精霊が大地を浄化し、黒脈の王が優劣を競う世界。一人の少女が、殺気立った謁見の間に引き立てられる。「敵国の聖女がなぜ我が王国にいた?」美しい王に問われ、少女は首を傾げた。「ごめんなさい
、何も覚えていないんです……」
少女は宗教大国の聖女として戦場で活躍し、王国に憎まれる存在だった。記憶喪失の聖女の処遇をめぐり、庇おうとする者、処刑を望む者、臣下たちの意見はバラバラ。やがて聖女はとある選択を強いられて……。
ハードな捕虜生活かと思いきや、いつの間にか保護対象になっていた聖女レンフィの第二の人生。
※序盤は主人公の扱いが悪いです。恋愛要素は状況が落ち着いてからになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 00:27:22
533600文字
会話率:41%
神すらも寄せ付けない最強の魔王の一人、“暴風王”ゼノ。そんな彼は、魔王となってからも抱き続けていた夢『最高の青春を送る』を叶えるために転生を決意する。未来に行けば人類も進化して、自分の圧倒的すぎる力も普通になると考えた彼は長い眠りにつき三
〇〇〇年後、色々と吟味した結果、貴族至上主義の学園に通うことを決意する。編入試験の日、同じ学園に通う予定の少女シンディとレラの双子に出会う。双子は、公爵家でありながら平民の娘であり、さらには魔物から生まれた女として、学園や家族からいじめられていた。
お互いに初めての友人になった三人は、時に嫌がらせをしてきた生徒を鎌鼬で切り刻み、時に差別してくる教師を殺気だけで殺し、時になんか攻めてきた悪魔とか天使とか神とかの上位存在を殺しながら最高の青春を送るために頑張るのだった。
「え? 世界を滅ぼす嵐って普通じゃないの? 三〇〇〇年もあれば、そんくらいできるようになるだろ」
「普通じゃないわよ!」
「……普通じゃない……やっぱり、ゼノはおかしい……」
これは、片や最強の一角を担った最強の魔王、片やいじめられている少女という凸凹トリオの恋と努力と勝利のリア充成り上がり物語。ざまぁもあるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 20:00:00
15825文字
会話率:53%
あの頃から、僕は少しでも近づけたのだろうか。
憧れの・・・そして初恋の清水先生に。
大学受験を控えた高校三年の夏。特進クラスの担任である僕は、受験戦争のため殺気立つ生徒たちに囲まれながら、何不自由のない孤独な教員生活を送っていた。生徒に
寄り添うどころか、生徒に近付くことすら叶わない、なんとも情けない教員生活・・・。
いつものように僕の面白い話し(と思いたい)が生徒たちにカレーにスルーされたところで、僕は教室を去ろうとした。
「先生」
僕の前に立っていたのは背が小さく、日本人形のような黒髪おかっぱで、狼のように鋭い目つきの少女、佐伯結実だった。
「な、なにかな。佐伯さん。もうみんな帰ったけど・・・」
佐伯さんは僕を睨みつけながら言った。
「先生。私、先生の・・・ドロドロが見たいです! 」
拝啓、清水先生。僕は。僕は生徒に寄り添うことができるのでしょうか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 00:10:48
6031文字
会話率:45%
「ーーそれで用件だが、王子様曰く、過去に遡って君の学園での横暴な振る舞いを謝罪し、現王妃候補の前で跪けば身分の返還を――」
「そんなことを聞きたいわけじゃない」
彼女の目に剣呑な、昏い光が宿った。まさかこのチリチリする気配は殺気だろうか
。公爵令嬢としての気品と同時に殺気を浴びた俺は、不覚にもその温度差にめまいを覚えた。
「何故殿下は今になって私を王都へ戻そうとしているのかと聞いている」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 22:16:40
12312文字
会話率:61%
殺気を利用した剣術の達人である男、最上 悟(さいじょう さとる)。彼は突然、異世界に転移してしまう。その異世界で出会った魔物に魔人と呼ばれながら彼は魔物と異世界で平和に暮らす事を目指し、その魔物達と共に村を作った。
だが平和な暮らしを望む彼
を他所に魔物達の村には勇者という存在が突如襲い掛かるのだった―――
【ただいま修正作業中の為、投稿しなおしています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 18:00:00
248039文字
会話率:35%
「おまえは生かしてはおけぬ」
暗闇が震える、体中が震える声だ。
目の前の大きな何かが、俺に語りかける。
怖い...怖い...怖い...
これは殺気だ、殺されるんだ。
頬がピリピリと痛む
「こいつの、、、記憶を、、、」
最終更新:2020-12-08 19:01:12
21825文字
会話率:38%
往古__天綱の下に均衡を保つ時代
神の祝福と呪いとを受け
千代に八千代に栄える
エーデルドラクセニア帝国
と呼ばれる国があった。
必ず双子で生まれてくる種族・ケルビム族。寿命は長くても50年。片割れだけなら25年__短命ゆえ<忘却>こそ罪
とする彼ら。その族長が<禍事の神子>の神殿へ侵入し、龍騎士と相打ちになる事件が起こる。
帝国が世界に誇る、龍を駆る少数精鋭部隊・<龍帝従騎士団>に所属する龍騎士ロンフォール。
ある日気がつくと、彼は広い草原に独り放り出されていた。自身が置かれている状況を把握する間もなく、突然の殺気とともに現れる魔物。
窮地に陥った時、現れたのは一匹の白い大きな犬と、その犬に導かれて現れたケルビム族の一味だった。
そこで自分が記憶喪失している事実に気づく__。
どうして彼は草原に放り出されていたのか。
謀略に嵌っているのか、それともただ出奔しただけなのか。
出奔したのならば何故なのか。
これは黄昏の時代、宿命と天綱に足掻くものどもの物語。
※「カクヨム」様にも連載中
※「Pixiv」様では本作の裏舞台、表舞台とも言えない物語を漫画で不定期更新。
https://www.pixiv.net/artworks/85324687
____
本作はこれで区切り(完結)とします。
ブクマ、評価ありがとうございます! とても励みになっております!
感想などもお待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 10:36:57
182205文字
会話率:39%
前世はファンタジーアニメ、ゲーム好きの女子高生、現世は宮廷魔術師長の一人娘、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢。
❇︎一章は完結しております。
『ディアナ……私の寵妃……』
誰かが耳元で、私の名前を囁いている。
瞼は開いているものの、視界は霧がかか
っているように不明瞭で、相手の姿ははっきりとはわからない。
びくりと身を震わせれば、からかうようにくちづけが落とされた。
幾度も繰り返されるそれは甘く、思考をたやすく遮って、蜜のように蕩けさせてしまう。
ーー貴方は、誰。
問いかけは、新たに注がれるキスの雨の中に埋もれた。
そしてーー
「なんっって夢を見てしまったの……っ!?」
お決まりの夢オチで目覚めた朝。魔法帝国バルハムート帝国、宮廷魔術師長の一人娘、ディアナ・ゾディアークは苦悩していた。
夢の逢瀬のお相手は、この大帝国を治める魔帝ディートリウス・アウレリアヌス・バルハムート。
若くにして皇帝の座についた彼が、急遽、花嫁選びの儀を行うことになった。人間の皇帝と彼を寵愛する精霊の王が共に国を統べるという、独自の統治体制を持つこの国では、花嫁の選び方も一風変わっている。
ーー誰が次の妃になるのか誰にもわからないーーそれを決めるのは精霊王のみであり、彼のものによる選定は〝精霊王の花摘み〟と呼ばれ、身分の上下も関係がない。帝国中の〝乙女達〟が選定対象になる中、見事、妃に選ばれた乙女は〝精霊王の寵妃〟として、皇宮に迎え入れられる。帝国中のうら若き乙女達が殺気立つ夜、魔力ゼロの落ちこぼれ令嬢である自分には関係のない話、とタカをくくっていたら……?
ーー様々な思惑が交錯する中で、ディアナは無事に寵妃になれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 10:23:54
414673文字
会話率:49%
ナイフの扱い以外、これといった能力のない盗賊エリクは
盗みに入った屋敷で、恐ろしい殺気を放つ赤い箱を見つける。
勝手に開いた箱に死を覚悟するが、入っていたのは神話に出てくる女神サマ!?
敵対、友好、傍観。
自由奔放な神々に振り回されながら
、エリクは冒険の果てに何を見るのか
2020/5/28 完結しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 20:19:39
99674文字
会話率:51%
普通の学生の俺は、義父が妹を強姦しようとしているところに遭遇し、争いの末そのまま殺害されてしまった。
目が覚めたら赤ん坊だった。
どうやら転生とは本当にある事だったらしい。
名は“レオリス・アストラル”
それもエルフやドラゴンといったフ
ァンタジー世界に転生してしまった。
転生先は剣聖の家系!
祖父や母の期待に応えるべく日々剣の修行に明け暮れていく。
エルフと友達になり、魔法を覚えてゴブリンを倒す。
ライバルの可愛いメイドに殺気を向けられてもくじけずに生きて行く。
軽い気持ちで始まる異世界物語。
レオリスは剣士を目指す方向性!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 00:00:00
175516文字
会話率:16%
入学式の日、俺はあるものを見たことをきっかけに、俺の日常はそれまでの俺の日常からこの学校での日常として姿を変えていた。
教室に入ったら殺気を向けられるし、
体力測定という名の実力測定で本気の鬼ごっこをやることになる。
普通の学校とは少しずれ
ている学校でどんどん「普通」が覆されていく。
主人公は(一応)頑張り屋さんなのでどうか見捨てないで上げてください。
頑張り屋さんな主人公とゆかいな仲間たちの日常風景です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 18:00:00
11613文字
会話率:42%
帰路の途中、高科乙はおのれへの殺気を感知する。相手になってやろう、と思って待ってみるが、一向に仕掛けてこない。
ようやっと、姿を見せたかと思えば、刺客は、こどもであった。
最終更新:2020-01-22 20:21:22
7600文字
会話率:29%
かつて魔王に支配された世界「アースヴァルス」。人間誰もが絶望し、死を待つしかなかった…そんな時、10人の勇気ある者が立ち上がり魔王を打ち破った。彼らは英雄として称えられ何時しか「十英雄」と呼ばれる様になった…。
そんな世界に、通り魔から
弟と妹を守って死んでしまった僕こと、神代詩音は「エディエンヌ・クラウン」として転生したが…
「僕が魔王!?」「兄ちゃぁぁぁん」「やっと会えたぁぁぁ」「絶対に助けるからな、エディ」
両親は十英雄の2人なのに、突然攫われ自分は魔王だと言われた。しかも弟と妹も魔族になっておりとどめにこの世界での兄は勇者となった。
ほのぼのしている魔王軍、殺気立つ勇者一行、どりあえず平和を目指して頑張っているけどなぜが冷酷だと思われていて…。
「まぁ悪役としてできる限り頑張ろう」
これは僕が勘違いされながらも平和な世界征服を目指す物語…僕今は子供なのになぁ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 01:42:43
12415文字
会話率:64%