「駄目よ!」
バンッと机を叩く音が、部屋に鳴り響いた。
「私はこの婚約はできないわ。まして王太子妃なんて、死んでも無理よ! はぁ、はぁ」
「お姉さま・・・・・」
激昂し侍女に宥められているのは、このボルイック侯爵家の長女リズマリー。そ
の様子に、悲しい眼差しを注ぐのは、異母妹サンベルナ。
母は違えど、深い歴史を持つ由緒正しき家門の娘達。
リズマリーの亡き母マリーアナは、隣に位置する大帝国の公爵家の出で、彼女らの父となるアーモンに一目惚れし、半ば強引に嫁いでいた。アーモンはサンベルナの母アメリアと結婚間近であったが、マリーアナの父ローラン公爵がこの国の国王に圧力をかけ、彼らの婚約は白紙にされた。その後鳴り物入りの王命で、アーモンとマリーアナは結婚。
騎士団長であるアーモンが遠征の間、羽目を外して愛人とのバカンス途中、崖から馬車が転落してマリーアナと愛人は死亡。醜聞を隠す為に愛人のことは伏せられ発表されたが、派手な逢瀬は普段から目撃者も多く、虚偽も織り混ぜられ面白おかしく人の口に上った。
その当時、リズマリーは3歳。
その1年後にアーモンはアメリアと再婚し、翌年サンベルナが生まれた。
リズマリーの婚約は、祖父(マリーアナの父)のローラン公爵がごり押ししてきたものだ。この国パステルの王太子スティーブンと孫のリズマリーを結びつけ、|この国《パステル国》での発言権を大きくする為に。ちなみにローラン公爵は皇帝の実弟である。
ローラン公爵は孫のリズマリーを利用して、パステル国の利権を、果ては実権を握ることを目論んでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 16:30:51
30263文字
会話率:32%
「カナンが亡くなってもう1年だ。ヴィアンも母がいなくて寂しいだろう?」
なんだか嫌な予感。
「だから、新しいお母様を連れてきたんだ。嬉しいだろう?」
嬉しくないよ。突然何?
「こんにちは~。あら、貴女がヴィアンね。私はメルマイズよ、
よろしくね」
現れたのは、ボッキュボンの私と年の変わらない少女だった。黄色の髪と茶目の瞳で、背の低い可愛い系だった。
私のように170cm近い女の、胸元くらいしか背丈がない。
「いやー、夜会で意気投合してな。こんなおじさんに冗談かと思ったんだけど、すんごくアタックされてな。照れるよ、はははっ」
そう、ですか。
メルマイズさんでしたっけ?
確かに父の若い時はイケメンの部類だけど、今は普通のおじさんだ。
うちは商売で儲かっている伯爵家だから、財産狙いかしら?
そんな感じで、父が再婚した。
普段から自由の少ない私は、さらに追い詰められていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 04:35:06
9452文字
会話率:28%
お前の母は死んだ。もうお前のこと等、誰も気にしないわ。一人でのたれ死ぬがいい。
王宮からかなり離れ古ぼけた白い離宮に、ぽつんと1人取り残された14才の少女クライス。
先程彼女に言い放ったのは、側妃スジャータとその側近達。
先程まで彼
女クライスの母アンシェルの葬儀が行われていた。 その後に王宮の部屋を追いたてられ、ホコリ舞う離宮に移されたばかり。
あの言い方ならば、身の回りの世話はおろか、食事等も与える気はないだろう。
「お母様、来年はお参り出来ぬかもしれませんが、お許し下さいね」
力なくため息を吐きながら、青空に向かってクライスは呟く。
普段から敵対視されていたので、何かされるとは思っていたが葬儀の日にまさか来るとは。
でも1人で憚らず泣けるのは、ちょっとだけありがたいと思った。
これからどうなるんだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 17:11:14
13735文字
会話率:26%
主人公の名前は百音 茜(17)
普段からしていたVRMMOがサービス終了し、若干落ち込んでいた茜は妹が持ってきたゲーム「フリースタイル」通称フリスタという、自由の幅が広いゲームに興味を持った。
茜はフリスタで「せっかく色々できる
なら一つのプレイスタイルのこだわるのも勿体ない」と思い
色んなプレイスタイルをしていこうと誓った
これはそんな奇想天外な物語
※処女作です
※残酷な表現を含みます
※男は出ますが、既婚者又はおじさんがほとんどです
※男性との恋愛はありません
※女性がほとんどです
※女性との恋愛はあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 02:49:00
29056文字
会話率:65%
普段から私は心配性なので
「石橋を叩いて渡る」
というより
「石橋を殴って殴って渡る」
そんな感じで生きています
最終更新:2024-10-28 15:46:20
247文字
会話率:67%
思いついたら書いているので不定期。
キーワード:
最終更新:2024-10-13 00:21:30
7700文字
会話率:0%
はたらくおじさん
普段から、人当たりは割と優しいほうな私が出会った
電波なおじさんのお話
現在進行形。
店員さんとかで塩対応な人居ても
今回の件を経て、女性とかは愛想よくし過ぎないほうが
安全につながると感じた次第
あ、ちなみに私はおっさん
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 10:35:58
2804文字
会話率:3%
やちよの嫁ぎ先は、体が宝石と化して死ぬ「宝石病」にかかった華族の青年・桜花院唯月(おうかいんゆづき)。
やちよは呪いを引き受けて死に、後妻として義妹の市佳を嫁がせるためだ。
ところが唯月は「君に呪いを移すつもりはない」と言い放つ。
彼は自
らの余命を受け入れていて、やちよと距離を置く。
普段から仮面をつけている唯月。その下は、徐々にダイヤモンド化しているのだ。
桜花院家の使用人、幸子。
唯月と留学時代に知り合い、現在は主治医のヘルマン。
思惑を抱えるふたりによってやちよは少しずつ唯月に近づいて行く。
唯月の親友であり議員をしている正は、やちよに早く呪いを引き受けろと迫る。
やがてやちよは、呪いを引き受けるのではなく呪いを解こうと決意するが――
唯月が宝石病になった理由とは?
宝石病とは、何なのか?
余命を受け入れている唯月の真意とは?
四季織りなす、大正風純愛ファンタジー。
※カクヨムでも公開しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:30:00
83052文字
会話率:39%
歴史が苦手なコロンが!同じく歴史が苦手ぬあなたに送る!難しくない歴史!
ちょうど500年前のイギリス貴族の物語り。
ヘンリー8世の第二妃の姉、メアリー・ブーリンの視点。
《 午前中のやわらかい光が部屋いっぱいに差し込み、開け放たれた窓か
ら入る風がレースのカーテンを揺らしている。
私は窓辺に椅子を移動させ、暖かな日差しを背に本を読むことにした。
静かで心地良い時間が穏やかに流れる。
暖かさに身を任せ微睡まどろみの中に落ち始めた時、普段から徹底的にマナーを守るはずの妹アンがノックもしないで私の部屋に飛び込んできた。
「お姉様!」
息を弾ませ頬を赤く染めてニコニコと微笑むアン。
そんな可愛らしい笑顔を見せられては怒るわけにもいかない。
「まあ…そんなに慌ててどうしたの?」
私はアンの乱れた前髪を、指先でそっと直してやる。》
運命に逆らうアンと、流されるメアリー。
500年後に笑うのはどっちだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 19:06:20
6891文字
会話率:20%
仮面の公主、隠麗花の命が狙われていた。蘭奏栄は皇帝の勅命で仮面の公主の護衛として尊麟宮へと出入りする。普段から人前では仮面を外さない麗花、奏栄を宮から遠ざけようとするも、奏栄もあの手この手で策を講じ、彼女の心を掴んでいく。ある夜、妖魔に襲わ
れる事件で、奏栄は麗花の素顔を見てしまう。麗花が背負う宿命と彼女を取り巻く「悪意」を知った奏栄は、自分の命に代えても麗花を守り抜くと決意。麗花は奏栄と過ごす日々で、徐々に己の心を開いていく。皇族が抱える「千姫眼」を巡り、麗花と奏栄はその瞳を巡った愛憎劇に巻き込まれていくのであった。
身分違いの恋と渦巻く策略、麗花は己の存在意義に揺れながら、奏栄の心からの愛情にやがて自らの窮地に立ち向かう。仮面が繋いだ呪いと縁が絡み合う、中華風異世界ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 10:15:57
112785文字
会話率:39%
普段から自分を偽って生きてきた少年 山田智哉は神に名前間違いで殺されてしまう。だがそのお詫びで異世界転生にイロをつけてくれると言う。智哉その提案に頷き、他の人よりちょっと優遇されて異世界に転生するが……
スタートは森の中、初期装備は完全
なネタ装備。しかも目の前には化け物が。
人生が上手くいくことなんてない。智哉の異世界生活は最初から大ピンチで……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:20:00
48250文字
会話率:64%
普段から日記を書くことが楽しくて好き。ふと、人に読まれる前提で書いたことはないな、と思う。興味本位で緩〜く更新していきます。
最終更新:2024-08-31 18:29:58
64664文字
会話率:25%
アルメリア王国の第四皇女として生まれたアリエルは表向きには病に伏せっている病弱な王女として普段から公務を行うことなく、離宮でひっそりと暮らし、哀れな王女として知られていた。
しかし、実情は違っていた。アリエルは神童として幼少期を過ごし、十
五の頃から「代々宝石商を営むデューク伯爵家の娘ユーリ」として旅に同行し、アルメリアをはじめ、周辺12カ国、トルアシア帝国を旅してまわり見地を広げる極めて有能な才女だった。十五歳から国内外の諜報員としての頭角を現し、十七歳になった頃には一部の家臣からも一目置かれる存在となっていた。
そんなアリエルは、「デューク伯爵家の娘ユーリ」として父と共に訪れたトルアシア帝国で皇帝陛下の目に留まり、トルアシアの城に出向くことになる。
そこでアリエルは貴族の娘ユーリとして皇太子のルイと出会い、二人は惹かれ合う。
そんな時、表向き病弱な第四王女アリエルは、正体を隠したままルイの婚約者のとしてトルアシア帝国に赴くことになる。表向きは婚約とされていたが、アリエルがトルアシアに赴いた本当の目的は、皇帝陛下からの依頼によりトルアシアの情勢を詳しく調べるためだった。
トルアシアを取り巻く政治情勢は、アリエルが想定した以上に複雑だった。そんな中、アリエルはルイに自分の正体を明かせないまま、二人の関係はすれ違っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 11:12:48
281907文字
会話率:46%
普段から不幸に縁がある男であるモリヒト。
そんなモリヒトはある日、駅のホームから落ちそうになっている少女を助けた結果、異世界への召喚に巻き込まれた。
魔法とモンスターのいる異世界。
テュール異王国というその土地では、異世界から召還した人物を
王位に据える伝統があった。
召還された少女と、その守護者として召喚された少年少女。そして、巻き込まれたモリヒト。
何代も伝統として実施してきた王の召還のイレギュラーであるモリヒトは、その原因究明のため、テュール異王国に留まることを要請され、それを受け入れる。
原因が分からなければ、元の世界に戻る方法もわからない。
テュール異王国が司る『竜殺しの大祭』と、この世界の地脈の根源である真龍。
巻き込まれただけであったモリヒトも、いつしか大きな世界の理に近づいていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 00:50:22
1432065文字
会話率:43%
普段からダンジョンに潜りお金を稼いでいる主人公・雪白 真白はいつもどおりダンジョンに潜り探索をして、いつも通り、モンスターを換金してお金を得るだけの日だったはずだが、偶然大規模スタンピードに遭遇してしまう。
そのスタンピードを軽々殲滅し
た真白。その様子を見ていたスタンピードから逃げていた探索者、さらにその中に混じっていたダンジョン配信者の配信によって、その殲滅する姿がどんどん拡散されていった。
一方的に殲滅する配信の切り抜きは、瞬く間に拡散されていき、真白の知らない間にバズり『死神』という名前とともにどんどん有名になっていく
※この作品には挿絵があります。苦手な方は挿絵非表示に設定してお読みください
のんびり投稿していくのでなかなか更新できないかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 12:30:00
71787文字
会話率:60%
・・ヒマだな、って。熱は37,3度まだあるけどウチ普段から体温高いからこれくらいはどうってことない感じ。何かお味噌汁飲みたくなってきたし、ここは体温計を擦って・・「ヤバっ、40度?! やり過ぎたっ」ちょっと戻して・・よし、これで、ふふふふ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 18:13:03
760文字
会話率:38%
須狩救はごく普通の学生だ。毎日朝6:00に起床し、身だしなみを整え、朝食を食べ、学校へ通う。校内では友人や彼女と何気ない青春の日々を送っている。親がいないことや一風変わった妹を持つことを考えなければ何の変哲もないただの学生だ。
そんな彼は
今普通と言える状況ではない。きっかけは帰宅途中に少し近道を通ろうと路地裏を通ってしまったことだった。気づけば辺りは暗い。あろうことか彼は路地裏で迷ってしまったのだ。別に普段通らない路地裏を通ったからではない。彼は普段から日常的に路地裏を使っている。では何故迷っているのか、簡単だ。
普通ではないことが起こったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:03:55
17938文字
会話率:40%
どこにでもいるような一般男子高校生の天宮 奏汰は、高校生活二度目の夏休みを悠々自適に満喫する──はずだった。
ひょんなことから普段通らない道を通ったその時、奏汰はなんと異世界へと迷い込んでしまった。
この物語は、そんな奏汰が異世界
にて多くの出会いと別れを経験し、数多なる死線を潜り抜け世界を救う英雄として名を馳せるまでのお話──の、後のお話である。
異世界から戻ってくると夢の夏休みは終わりを迎えており、そしてなんと現代にモンスターが蔓延るダンジョンが出現していた。
ある者は名誉のために。ある者は一攫千金のために。そしてある者はダンジョン攻略を配信し、有名配信者として名を世間に轟かせるべくダンジョンへと挑んでいた。
そんなダンジョンの存在が当然になった世界で、奏汰は異世界での冒険を経て取得したスキルの数々を駆使し、難関ダンジョンを次々に踏破していく。
そしてやがて、奏汰は『ダンジョン配信界隈』のトッププレイヤーとして、一気に人生勝ち組街道を駆け上がっていく。
だが、奏汰は知らなかった。
トッププレイヤーとしてダンジョンを踏破する度に、良い意味でも悪い意味でも自分の人生を大きく変えていくことに──
※カクヨムにて投稿している作品を小説家になろうにて再投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 21:01:49
537747文字
会話率:30%
ある女子高の文化祭の前日から後日までが、五人の少女の視点から語られる。
前日、体育館で文化祭の飾り付けをしている装飾委員会の日佐子と美矢。運動神経のよい日佐子は高所での作業を緊張感なく行っており、それを見上げる美矢は気が気でない。
同日
、文化祭実行委員会の本部で、ある報告を受けた委員長の泉美と、その後輩の芽衣葉。突然のトラブルの打開策として、泉美は芽衣葉に提案を投げかける。
文化祭当日、開催式の行われるステージ控えで、出番を待つダンス部の桃果とアヤ。正反対の彼女らだが、気が合い、いつも一緒にいる。緊張の高まってくる舞台そでで、文化祭が開幕する。
後夜祭、最終整理をしつつ会話する、生徒会の紗希と琴音と華蓮。副生徒会長である紗希と、書記である琴音は、普段から己らの仕事に手を抜いており、後夜祭の最中まで金券整理をしている会計の華蓮をからかう。
そして後夜祭翌日、文化祭の片づけをする志乃と、彼女の元へやってきた生徒会長のあゆな。
それぞれの少女たちの特別な日常と、些細な思惑。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 19:58:37
5046文字
会話率:52%
この 小説の主人公 白金 結城はアニメが好きで普段からラノベ小説ばかり読む陰キャラである。
そのため、クラスメイトは白金と関わろうとしないし、彼自身、クラスメイトと関わることは少ない。
だがそんな中、やたらと白金に関わろうとする物好きがいる
。
それは島崎 優奈が率いるギャル集団。
それと川畑 恵理と言う白金の幼馴染。
この白金に取り巻く彼女らがこれから、白金の生活を変えてしまうがまだ先のお話・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 00:00:00
212021文字
会話率:37%
あまり悩まないドライでミザントロープな主人公が成長しながらファンタジー世界を謳歌する話です。
登場人物は一見まともですが、実は我儘で頑固で性格に問題を抱えた人ばかり。一人ではどうにもならない彼らも力を合わせればうまく行く!?
失意と孤独
の中で人生を終えた百合子は、あの世の世界で目が覚めた。
他の大勢の人々とともに呆然と立ち尽くす中、アナウンスが響き渡った。
「今までの世界とは別の、少し危険な世界で生きてもらう」と告げる怪しい声。
次の人生として強制的にスタートした世界は魔物が跋扈する過酷な世界だった。
鬱展開もありますがサラッと流れます。
一部残酷描写がありますが普段からホラー映画を見ている人なら問題ない程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 15:20:45
122174文字
会話率:23%
日下部透には妹がいる。可愛いものと百合をこよなく愛し、百合に挟まろうとする男を許さない過激派百合オタクの妹が。そんなある日、人付き合いの多くない妹が家に女友だちを連れてきた。普段から口酸っぱく「百合に挟まるな」と言われていた透は二人から距
離を取り、見守ることを決意する。しかし、妹の友だちが好きなのは実は透で――。
「あの、お兄さん。……その、水族館っ、一緒に行きませんかっ!」
「今度、ななちゃんがいないときにおうち、言ってもいいですか?」
「連絡先、交換してくれると嬉しい……です」
これは、距離を取ろうとする主人公と距離を詰めようとする妹の友だち、そして二人の仲を取り持とうとする妹。三者三様の思惑入り乱れるいちゃらぶすれ違いラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 20:10:00
100293文字
会話率:37%