遠くからマンションの一室へと一人で引っ越してきた高校一年生、春川歩。
同じく引っ越して隣の部屋に住んでいる、秋山奏。才色兼備な奏には、どうやら気になる人がいるらしい。
あることがきっかけで、周りの人を無駄に警戒してしまう歩が、ある人を
気にしている奏の手助けをしようとするのだが……。
「私、気になる人がいるんです」
「へぇ、秋山さんが好きって言うなら、相手は断るなんてしないと思うけどね」
「そ、そうですかね」
二人が周りの人を巻き込みながら織り成す学園生活が今、幕を開ける。
※本小説に出てくる地名、学校名、氏名などは実在するものではありません。(いつもの)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 18:00:00
47085文字
会話率:55%
主人公の小巻昌は平々凡々たる高校一年生。
そんな彼はある日、隣の席の清楚系美少女から声をかけられる。彼女の顔はなぜか見覚えが薄く、名前が思い出せなかった。
「あの、ちょっと手伝ってほしいことがあるんです」
なんと彼女――駄原天歌と名乗
った自称『異世界の女神』――は信仰を集めるため、アイドルになりたいらしい。その手助けをしてほしいと当たり前のような顔で言われた。
「アイドルになるっていうのがどういうことかわかってる? そもそもアイドルについて理解してる?」
「多くの人に私の輝きを見せつければいいんですよね。私はこんなにも美しいんですから楽勝です!」
「あ、これわかってないやつだ……」
巻き込まれ主人公と駄女神による、ローファンタジーコメディー。
※これは柴野いずみ主催のリレー小説です。順番は以下の通りとなっております。
柴野いずみ
↓
アホリアSS
↓
ギル・A・ヤマト
↓
まさかミケ猫
↓
ニノハラ リョウ
↓
緋山宥
↓
黒星★チーコ
↓
遊月奈喩多
↓
本人は至って真面目
↓
りん
↓
とーふ
↓
ふりったぁ
↓
でんでろ3
↓
柴野いずみ
※感想受付はしておりますが、返信はいたしませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 07:00:00
57863文字
会話率:44%
男は言った。
『君がこの世界に来たことで、世界に歪みができてしまった』
と
その歪みを解決する為に、何をするのかと思えば
男は胡散臭い笑みを浮かべ私に提案するーー
『この世界の主人公達の好感度をあげて、
君に世界を救ってもらおうか』
『それ本気で言ってますか?』
『私は君を手助けするサポートキャラというやつになろうかな。
好感度の進捗とか教えるよ』
『ねぇ、半分遊んでますよね?』
無茶振りが過ぎる提案に私は顔をしかめると、
男はとても楽しそうに笑みを深めた。
『ちなみに今現在、君から私への好感度はゼロだね』
『そうでしょうね』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 10:42:15
269633文字
会話率:43%
史上最強の異能「破天裁魔」を持って生まれた主人公:ウルティノア・アルヴァルト、
通称【ノア】は全ての理を無視できるその異能で、文字通り縦横無尽、酒池肉林…
まさに天上天下唯我独尊といった生き方をしていた。
しかしやりたいことはほとんど出来て
しまうその能力ゆえ、対等な存在として異能生命体【センチネンクルス】を創造し、センチネンクルスが欲する力を次々に与え自らに最も近い存在へと昇華させた。
そうして生まれた個体の一体、【焔】(ほむら)というセンチネンクルスに持ちかけられたゲームに異能を使わずに挑戦してみないか?と誘われて興が乗ったノアはその勝負をしてしまう。
しかし、それは自身の異能の権限を賭けた勝負だった!
敗北してしまい異能の権限こそ完全に失わなかったノアだが、西暦2000年代にまで逃げて来なければならなかった。だがしかし。
そこには本来の歴史では存在しない強者たちが待ち構えていた!
当然、前回の敗北によって「破天裁魔」を利用できるようになった「焔」によって仕組まれた過去改変であり周到に用意された罠で、2度目、そして今度こそ完全敗北したノアは自身の異能はもちろん命をも奪われることになる。
死の直前に、自らの最後の異能行使により輪廻転生を可能にしたノアは、
西暦1000年代の時代に転生する。
「炎=アンクロス・ロード」として転生したノア。
やはりこの世界が、「焔」により、徹底的に異能因子の生まれた時点より先を過去改変された世界であることを確信したノアは元の人格「アンク」を手助けしながら自身の異能「破天裁魔」を取り戻すと心に誓う。
「さーて、“ガキんちょアンク”次はどうしたい?」
「だからオレの体は貸さないっての!」
3000年にも渡る時の壁を越えて組まれた師弟コンビが野望打ち砕く異能バトルファンタジー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 00:19:47
110286文字
会話率:51%
これは異世界転生してドラゴンと呼ばれた僕と、ある少女の物語。
※冒頭に【作品説明】と【あらすじ】を入れてみました。ちょっと気になった方は、先ずはそちらを読んで頂ければと思います。
その日、引きこもりの僕は家でプラモデルを作っていた。
それ
は昔の日本陸軍の四式戦闘機・疾風《はやて》。
手間暇かけて完成させた直後、大きな地震に見舞われ、僕はプラモデルをかばって死んでしまった。
・・・多分。
次に気が付いた時、僕の身体は本物の四式戦闘機・疾風《はやて》になって、異世界の空を飛んでいたのだ。
「ひょっとして異世界転生?」
「転生ってそもそも生物ですらないんだけど?」
そんな僕が小さな池のほとりで出会ったのはピンクの髪のお嬢様。
『え~と。ドラゴンさん?』
貴族のお嬢様に拾われた僕は、戦闘機なのにドラゴンと勘違いされ、彼女のパートナーとして契約した事にされてしまう。
海賊退治に領地経営の手助け、他国の軍隊を相手にしつつも、やっぱり平和が一番だよね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 11:04:52
3010649文字
会話率:27%
若くして死ぬと異世界転生するらしい。
まさか自分がそうなるとは思わなかった。
しかしチートはもらえなかった。
特殊な環境に生まれる事もなく、そこそこ大きな街の平民として生まれ、特殊な能力や膨大な魔力を持つことも無かった。
地球で生きた記憶
のおかげで普通び人よりかは魔法は上手く使えるし特に大きな苦労はしていない。
学校こそ身分の関係で行けなかったが平凡にくらしていた。
そんなある日、初めて同じ日本の記憶がある人と出会った。
なんでもその人は異世界に転生した日本人の手助けをする仕事についているそうだ。
自分もその職につけるようで参加してみた。
すると好感度が振り切った嫁をもらった。
それから自分も転生した人たちを助ける仕事を始めることになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 00:00:00
196414文字
会話率:63%
見えないものが黒いモヤを伴って見える主人公が、困っているとモヤッているカラスに手助けしてもらったが、途中で何かによってあの世とこの世の境目に引き込まれてどうするのかという話を書きたいと思ってます。
最終更新:2025-04-10 15:48:31
19604文字
会話率:37%
ヴァイス・ファンセント
凌辱悪役貴族、傲慢な態度、本質的な悪、気づけば俺は、その男に転生していた。
努力嫌いで救いようのない屑のコイツは、最終的に魔王の手下となり、騙された挙句処刑される。
【ノブレス・オブリージュ】これは俺が大好きな
貴族学園ゲームだ。
だが――
「そんなシナリオぶっ壊してやる」
破滅を改変してやる。努力を始めた俺は、周りの手助けもあってステータスが上がりはじめ、舞台である学園へと入学する。
だがそこで気付く。
「俺……強すぎないか?」
これは、怠惰な貴族に転生した男が、努力を重ねてシナリオをぶっ壊し、最凶になるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 23:02:16
587554文字
会話率:31%
デルクス・ビルス
最弱悪役貴族、傲慢な態度、金魚貴族、気づけば俺は、その男に転生していた。
小物で救いようのない屑のコイツは、最終的に仲間から裏切られ、魔王に処刑される。
【ソードマジック・ファンタジー】これは俺が大好きな貴族学園ゲ
ームだ。
だが唯一このキャラは、『進化する魔剣』を持っていた。
「魔剣を育てて、俺は何もかも手に入れてやる」
努力を始めた俺は、周りの手助けもあって魔剣のレベルがぐんぐん上がっていく。
だがそこで気付く。
「俺……魔力強すぎないか?」
これは、最弱モブ貴族に転生した男が、努力を重ねて魔剣を進化させ、何もかも手に入れる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 17:10:00
7572文字
会話率:30%
ガルソン城の雑用係マノン・プシェルと騎士団長ライオネルのお話。ひょんなことから新任の騎士団長ライオネルの、手助けをすることになったマノン。雑用で身につけた経験と知識で救われたライオネルは、感謝の気持ちを伝えようとするが、そんな彼女には秘密が
あるようで……。
楠結衣様主催『騎士団長ヒーロー企画』参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 00:02:01
20464文字
会話率:53%
現代日本にて、好きな女の子に告白して小っ酷く振られ、容姿学力運動神経貧困を馬鹿にされたため、一日二十時間勉強して東大に合格し、入学までに地獄の筋トレと共に一日百キロ走り続けて百キロダイエットに成功した事で、いつの間にか目標達成が身体に刻まれ
行動原理となった少年だったが、輝かしい未来を歩む寸前に、トラックに轢かれて死亡する。
〝二千年前に突然人類の半数以上が一瞬で消滅した〟という異世界に転生した彼――ルドは、勇者パーティーの一員となっていたが、武闘家の癖に敏捷性が低いと追放された。
――直後、前世の記憶を思い出した彼は、ダンジョン操作能力等様々な力に目覚めていく。
唯一出来た硬化を窮めて、強いモンスターに攻撃されても、全くダメージを受けない程になっていたため、それが自分を転生させた女神から貰った才能(ギフト)だと思っていたルドだったが、種々様々な力に目覚めていく事で、「そうじゃない」と気付く。
――が、女神とのやり取りの肝心な部分(とても重要なことだった気がする)が、どうしても思い出せない。
更に、彼は、〝何故か鏡に自身の姿が映らない〟ため、自分の姿を映せるような鏡または鏡として使えるものを探して、旅を始める。
その先々で、不遇の美少女たちを仲間にしながら。
そして、彼女らの〝目標達成〟を手助けしながら。
女神が言っていた〝重要なこと〟とは、何か?
自分の姿を映す鏡を見付ける事は出来るのか?
二千年前、突如〝人類の半数以上が一瞬で消滅した事件〟の真相とは?
少しずつ謎が明らかになって行く中、二千年前の事件が契機となって生まれた、恒久的な平和を目的とした宗教――〝光輝(こうき)教〟の最恐最悪の幹部である少女――〝武力衝突を防ぐ為には武力行使も辞さない〟という〝歩く正義(暴力)〟――に、ルドが目を付けられてしまい――
かと思えば、三百年前に〝勇者によって祖国の地下に魔王を封じられ、その魔王が百年前に復活したせいで〟国を滅ぼされた獣人たちの内、祖国復活を強く願う次期族長の少女にもまた、ルドは目を付けられていて――
仲間たちとの旅路の果てに、一体何が待っているのであろうか?
そして、そこで彼は一体何を見い出すのだろうか?
(※基本的に水曜日、金曜日、日曜日の17:00~23:00に更新する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 20:45:07
139002文字
会話率:45%
定年退職して年金暮らしの主人公が、異界の星で、自身の経験と知識を生かし、現地の人々の手助けをする話
最終更新:2025-04-03 10:20:24
17953文字
会話率:3%
オタクを公にできない窮屈な青春時代を送った人たちへ
生粋のオタクである猪尾宅也は日々、オタク活動に励んでいた。
しかし、現代では二次元に没頭している人たちを「社会性欠乏障害」通称「オタク病」という病気と診断される。
そんなオタクとして生き
づらい世界で宅也は同じくオタク病の少女、久遠環に出会う。
環の手助けをしたのち、告白をされる。
環の目的はこの世界からオタクの差別をなくすこと。
それを、宅也とともに遂行してゆく。
これは、オタクが究極のフィクションを求める新感覚コメディ。
ぜひ、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:00:00
85519文字
会話率:57%
馳透は田舎に住み卒業を控えた高校三年生。ある日、町から人が消えていることに気づいた透はパニックに陥るが神を名乗る老人に出会う。
神から透以外の人類が異世界に転移してしまったことを伝えられ悲観にくれるが、透を手助けするために異世界からエルフの
リーフ、魔法使いの常磐色のオリサ、ドワーフのルルの三人の美女が召喚される。
彼女達にとっての異世界である片田舎を舞台に、透の奮闘が始まる。
本作品は2020年に某ライトノベル新人賞に応募し、ビギナーズラックで一次選考を通過したことで世に出したくなり投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:00:00
386020文字
会話率:68%
神のいる世界を創造できる存在がいる。その創造した世界で女神が起こした不始末を創造者が手助けをするため、神界から女神の作った異世界に転移をする。名を変え姿を変えて無双しながら手直しをしていく中、神界とのつながりも断たれる。これも女神のせい。異
世界無双をする創造者の戦遊記のはじまり、はじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 00:10:10
2208545文字
会話率:24%
「占い師 そらのあお」と「創造主」が今あなたに伝えたいと感じたものを書いています。
人生はあなたの選択によって全てが決まるのです!
誰もが楽で楽しい人生を生きるための手助けになれば幸いです。
投稿しているものは、なろう投稿用のオリジナル、
コラムやブログで過去別の場所(現在閉鎖)で投稿したもの、現在所属しているSATORI電話占いにて投稿しているもの、アメーバブログ、などが混ざっています。
以下のサイトにも掲載しています。
https://amb-uranai.ameba.jp/tel-fortune/advisers/110053
https://ameblo.jp/ao-sorano/
https://kokoronoantenna.amebaownd.com/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 19:48:03
117076文字
会話率:12%
双子の兄妹のアルベルトとリリアは、長の息子オリバーと農家の娘エリーと一緒にお祭りのリースを作るべく、禁足地ナグルの森へ入ってしまう。
アルベルトとリリア、オリバーとエリーの二手に分かれて、材料を探し始めるもちょっとした兄妹喧嘩でリリアと
はぐれてしまうアルベルト。
そこに白い牡鹿に乗った少女がアルベルトを洞窟へと案内する。
洞窟の中には、金髪碧眼の美青年の血を啜るリリアの姿があった。
牡鹿と少女の手助けによりなんとか森を抜け出す双子の兄妹だったが…その夜、燃え盛る教会の中でリリアはクドラク、アルベルトはクルースニクと言う吸血鬼に覚醒を遂げてしまうのだった。
双子が選ぶ世界の在り方とは、果たしてどんなものなのか?
自然の摂理に従って産まれた双子の紡ぐ吸血鬼ダークファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 23:06:50
14515文字
会話率:41%
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばさ
れてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 20:05:33
107488文字
会話率:38%
この国、エーデル王国には民から慕われる王子が居た。
心優しく誠実、正しく民のいや国の希望だった。
穏やかな日々が続いていたのに最近では魔物が出るなど
異常が起きて少し不穏になっていた時
王太子の死亡によりその容疑を弟である
民の
希望、ハイウェルへと愚かな王は疑念を向ける。
そして、何者かにより貶められた王子は
かつての勇者に救われる。
勇者をやめ行方を眩ませていたアランこと東河 綾人(ひがしかわ あやと)
ひょんな事から出会った2人はハイウェルの頼みにより
アランは所属していたケルベロス傭兵団を抜け
ハイウェルの護衛騎士となった。
逆賊となってしまったハイウェルをアランは護ると誓う
そして、勇者時代の恨みを晴らすためにハイウェルを手助けし
そして復讐の誓いを立てた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:26:08
13341文字
会話率:26%
なぜか目覚めた時には記憶を失いダンジョンマスターになっていた主人公。ダンジョンを作り、侵入者は撃退、排除。ダンジョンコアを守り抜かなければ命を失う。そんな状況に身一つで放り込まれながらも、彼は手助けをしてくれる妖精のティリウレス・ウェルタリ
ア・フィリカルト(通称ティリ)と共にダンジョンを作り、ダンジョンを防衛する。冒険者が攻めてくる、他のダンジョンから侵攻される、様々な危機に見舞われながらも、彼は仕返しを考えない。ただただ防衛、ひたすら防衛。
「他のダンジョンを制圧する? そんなことしたら仲間のモンスター減っちゃうよ。」
「地上を侵略? 逆恨み買うし、無駄なだけでしょ。」
平和がモットー、仲間と平穏な生活を送れれば、それでいいじゃないか!
他のダンジョンマスターのことなんか関係ない、俺は俺のやりかたでいく!
型破り、普通じゃない、それならそれでいい!
記憶も過去も、全てを失った彼のダンジョンマスターとしての生活が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 18:01:00
661396文字
会話率:66%
過去の記憶を失い、何を宿すのかも分からない八つの結晶が埋め込まれた大剣を取り出す自身の《能力》が不完全な状態で異世界に転移した青年川尻春野は、数少なく残っていた記憶の『仲間を大切にしていた想い』を頼りに過去の自分、記憶と能力を完全にする方
法を求めて旅に出ていた。
その道中、魔王軍から市民を守るために自分の身を消滅させる『境界の崩壊』を引き起こす危険を冒してまで魔法を酷使し、単身で襲撃を引き受けていた女剣士白蓮を助け、魔王軍を退ける。自身は記憶と能力が不完全であることを話した春野は、白蓮からスタンダードという街で市長をしているラべスタントという少女が能力を完全にする手助けになるかもしれないことを聞かされる。白蓮に別れと告げた春野は、スタンダードを目指してまた旅に出る。
そうしてスタンダードにたどり着いた春野は、起源不明の『災害』として扱われる《陛忌》に体を乗っ取られた街の青年と戦闘になる。途中、場に駆け付けたラべスタントとの連携もあって彼を撃破した。
事態が収束した後ラべスタントから呼び出された春野は、境界の崩壊が起こらない特異体質であり、能力が不完全であるのも境界の崩壊を発生させないためではないからと彼女なりの考察を聞く。そして、ラべスタントにその特異体質が魔王軍を殲滅する鍵になるかもしれないと目を付けられた春野は、彼女が率いる部隊に入隊することを命じられる。当初は提示された待遇とラべスタントの強引さに仕方なく部隊に加入していた春野であったが、同じ部隊に所属する姉妹の戦塚禍緒州(せんづかかおす)と戦塚希石(きせき)、雨ざらしにされていた所を拾われた少女神華鏡朔刃(しんかきょうさくや)、そして春野を主として崇拝する青年型陛忌のレテらとの交流を重ねるにつれ、次第に春野は自分の意志で迎撃戦に参加するようになる。
そんな中、国都に新種の陛忌が現れたことを知らされた春野たちは国都に向かい、命名『神話の鎧』との戦闘に入る。その圧倒的なフィジカルと能力に春野たちは瞬く間に窮地に陥る。だが、とどめを刺されそうになる彼女たちを見た春野は仲間を大切にする想いで大剣に朔刃たちの《能力》を宿し、彼女たちとの連携もあって神話の鎧を倒すことに成功した。
しかし、陛忌を相手に何も対処ができなかった王国は、神話の鎧を召喚したのは春野だと主張し、濡れ衣を着せられた春野は捕らえられるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 14:04:03
45095文字
会話率:46%