望んで皇帝の娘になんてなりたくなかった。そんな想いを抱くようになってから、皇女はすっかりと捻くれまくった性格に成長してしまった。出征で宮廷を留守にしっぱなしの、父親でもある皇帝陛下は見かねて、皇女にお付きの従騎士をあてがう。事あるごとに、来
客や宮廷人をないがしろにする皇女に呆れつつも、3人の従騎士が、心を開かせるように無駄な努力と根性を見せていく。果たして皇女は心を開き、従騎士の言うことを聞いてくれるようになるのだろうか。心を開いたその時は、皇女の気持ちにも変化が訪れるかもしれない――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-20 01:24:39
13628文字
会話率:79%
あまりにも突飛で荒唐無稽すぎる武勇伝と逸話から、未だに実在が疑問視される伝説の英雄、「与え姫」。その寵愛を得た少年たちの成り上がり物語―――『与え姫奇譚』を執筆する、元・国家魔術騎士養成学校『従騎士』の経歴をもつ作家、アルフレッド。
ある「致命的な理由」により、目標としていた国家魔術騎士への道を断念し、日雇い警護の仕事をしながら、売れない作家生活を送り燻っていた彼だったが、収穫祭の夜、「魔術師」とおぼしき、負傷した少女を保護する。
しかし彼女の姿、常軌を逸した魔術の能力。どことなく既視感がある……。
そう。それはまさしく、アルフレッドが現在執筆中の作品『与え姫奇譚』の主人公の一人―――伝説の英雄「与え姫」の姿そのものだったのだ―――!!
まるで、自身の作品の中から抜け出してきたかのような謎の美女、エルフィオーネと出会ったその日を境に、売れない作家だったアルフレッドの周りには、様々な変化が起こっていく。
厳正な統治により平穏が保たれていたはずの領地を震撼させる事件の数々。
治安の乱れに便乗し悪事を働くならず者たち。
後継者問題で真っ二つに割れる王宮。
中央の混乱を察知し攻め入らんとする蛮族達。
傾国の一途をたどる王国に見切りをつけようとする同盟国―――。
そして、一体如何なる運命のいたずらか。しがないギルドメンでしかないアルフレッドは、本来なら関わるべくもない国家の動乱に、否応なく巻き込まれていくことになってしまい―――。
それとなく昔懐かしい、剣と魔法……じゃなくて剣と魔術のハイ・ファンタジー。魔法が消滅し、その代替の技術として、科学と共に魔術が発達した世界。
伝説の英雄を書いてたら、まさかご本人がアシスタントとして、横で俺の作品の駄目出しをしてくれている……? そんな馬鹿な話が……! いやしかし……。そんなお話になったりならなかったり。
※カクヨム様にも同じのを公開してます。なろうバージョンは、自作の挿絵も公開してます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 15:17:30
469795文字
会話率:43%
様々な職業において腐敗が危ぶまれる昨今、誠実な人物が求められた。
そこで唱えられたのが騎士道の復活、資格化だった。その制度は欧州のみに留まらず全世界へ広まり、各地で騎士学校が設立された。
日本有数の騎士学校である『私立里見騎士学校』に入学し
た上綱 信之。
入学早々友人にも恵まれ、順風満帆の騎士道ライフ。
と思いきや、不慮の事故で一年次主席のルナ・デュヴァラに手袋を投げつけてしまう。
明らかに無謀な決闘なだけでなく、負ければ相手に従属するという条件付き。
服従騎士ライフからは逃げられない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 16:59:06
16241文字
会話率:27%
普通の高校生黒浜ソーマを召喚したのは、魔物の存在を否定する風変わりな魔王女<聖女>だった。
田舎の冒険者として暮らしながら、魔物に召喚された勇者として使命を果たしたりする小説。
最終更新:2017-03-05 19:00:00
23413文字
会話率:45%
士官学校を出た新米従騎士エレス、夢は生きて退役まで過ごして年金生活をすることだった。
しかし最初の任務で絶望的な撤退戦を押し付けられ、多大な武勲を上げてしまう。
その戦いがきっかけで第二王女イリスにロックオンされ、いつのまにやら外堀を埋めら
れてしまう。さらには成り行きで分裂した古王国フェリアースの再統一に乗り出した。
後の世に英雄王と呼ばれるエレスの口癖は「どうしてこうなった」であった。
シルバーナイル様より電子書籍にて書籍化の運びとなりました。
※注意 内容は変更ありません。電子書籍化について異なる点は、誤字修正とイラストが付くことだけです。イラストは非常に良い出来なので一見の価値はあるかと思います。
今日の一冊で紹介されました!2016/8/30
https://syosetu.com/issatu/index/issatuid/19
ありがとうございます!
9/12 三百万PV達成!皆様のお陰ですm(_ _)m
10/8 一応完結です。手直し、誤字修正などは順次行うと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 23:14:47
310454文字
会話率:66%
イデア。
そこは魔力《マナ》が当たり前の様に存在する世界。
そこに1人の少年がいた。少年の名はシオン。幼き日の誓いを胸に、彼は成長し、従騎士となる。
しかし、任務中に強大な敵に襲われる。仲間が傷つく中、彼もまた重傷をおう。
「また助けられな
いのか」
少年が絶望を抱く中、偶然にも奇跡は起きた。
いや、それは偶然ではなく、必然だったのかもしれない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 12:09:01
63561文字
会話率:31%
第十聖騎士ルディは、ひとり客室でうなだれていた。
次第に思い出される昨夜の出来事。
そして颯爽と現れた従騎士イザベルにより物語は思いもよらない方向に動き出す。
※この小説は以前に投稿した「アレウスの聖騎士」の外伝です。
最終更新:2015-03-01 00:00:00
28159文字
会話率:24%
命と引き換えに願いを叶える【太陽の貴石】を所有する、スウィーニー王国の王女フェリス。同国には、命を削って人の魂の色を見る力のある、【神眼】と呼ばれる不思議な瞳を持つ者も生まれる。フェリスが唯一の侍女と入れ替わっている時に、偶然【神眼】を有す
る従騎士ヴィータと出会い、彼から強引に、騎士としての誓いを受け取らされてしまう。初めての、自分だけの騎士。そんな彼に、フェリスは少しずつ興味を引かれて──。 2012年度コバルトノベル大賞、選外作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 15:33:23
30868文字
会話率:32%
勇者様(笑)は一応勇者らしく剣を取る決心をしたようです。有角族の強くてかわいくて健気な従騎士が付きました。やったね、勇者様!
最終更新:2013-01-22 10:51:58
2255文字
会話率:15%
神の子も人に混ざり、恐ろしき魔物の存在も吟遊詩人が歌うばかりとなった時代、大陸の西の果ての物語。
王位を降りた姫騎士が引き受けたのは、辺境の竜退治。
騎士リーナルは、純朴な従騎士・風来坊の傭兵を供に、『血まみれの三日月』討伐に向かう。
吟遊
詩人の歌に込められた秘密――それは20年前に遡る、王国の暗い秘密であった。
『血まみれの三日月』と呼ばれた辺境部族の制圧。そこから生じる不穏な影――後継者争いの起こる王都へ、リーナルは凱旋する。
「悔やむ事は……この先も、きっとたくさんあると思う。それでも、進む事を非としないわ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-05 14:29:00
25038文字
会話率:48%