この小説は、小説制作会社で働く若きシナリオライタージョカンが、監督からの無理難題をチームの仲間たちと一緒に乗り越えていく、そんな、小説を作る小説です。
僕たちは、小説を作る会社“小説クリエイト(株)”で、日々、えー日々、えっと……、ごめん
、なんだっけ?
…——カット!
「ちょっとジョカンさん! セリフを忘れてしまいまして? 」
「ごめん、でもナロウナが急に読めって言うから」
「言い訳無用ですわ! では最初から……」
「ちょっと待ってください! この台本では説明が足りないのでは? これでは読者が物語を想像ができないです。もっと説明を入れた方が良いかと」
「まってリュウノスケ、一気に喋ると誰が喋ってるのかわからないよ」
ロイ「ならこんなふうにするのはどうかな? 誰が喋ってるかすぐわかる。売れそうじゃないかい?」
リュウノスケ「そんなの駄目です! 小説の体をなしてない!」
ニーナ「あのぉ、カメラ回ってますよ……」
監督「こりゃあ楽でいいな! よし、このあらすじの最後は爆発シーンにするぞ!」
「みんなちょっと待って! しょうがないな……」
若きシナリオライターの悩みは続く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 23:36:47
20926文字
会話率:57%
僕たちは、お互いのことはなんとなく知っていたんだ。
これは僕と、同じなまえをもつ彼女との最初の物語。
最終更新:2023-06-03 22:00:00
3991文字
会話率:39%
僕はバイトの先輩に誘われて彼の実家のある、長野に行くことになった。
そこで先輩の友人達と合流し、ウワサになっている廃屋へ出かけた。
深夜2時過ぎ、廃屋に着いた。だが、その佇まいの異様さに僕たちは、引き返すことにした。
ただ僕は、闇の中に
漆黒の影を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 02:47:16
1950文字
会話率:25%
クラスメート「玲」にストーカーされている、主人公「雪人」。
雪人の恋人の「凌」は玲に嫌われていて、どうしたらいいのか分からない…。
凌と付き合い続ければ、危害を加えられる可能性も…。
「僕たちは、赤い糸なんてほっそい長いものじゃなくて、手
錠みたいな丈夫な短いもので繋がってるもんね…?絶対離れられない、運命なんだよ…?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 17:58:29
3427文字
会話率:61%
三年前の事だった。
大型地震が起こった、それに伴って津波も起こった。らしい。
僕はその時はいなかったから知らないけど。
ちょっと前の話。
あれは多分神様の大掃除なんだと思う。
きっと、悪い人たちを掃除するために自信を起こして水で流しちゃっ
たんだ。
でも、それじゃあ、パパとママは何をしたの?
三年も前の事だった。
あれはすごかった。
いろんなものが流されていくんだ。
学校も、家も、車も、皆。
でも、俺は死ななかった。死ねなかった。
三年前の事でした。
暑い夏の日でした。
いきなり体が揺す振られる様な大きな揺れで目を覚ましました。
それはそれは大きな地震で、気が付けば辺りは水で流されていました。
昔の事だ。
でかい地震だった。
凄い津波が来た。
あの子は死んだ。
つい最近の事だ。
ワタシの親は死んだ。
みんな、トイレットペーパーみたいに流されて。
一緒に流されて。
三年前の事だ。
大切な物は何もかもなくなった。
オレも長くはないかもしれない。
凄い爆発だった。
来年の事だ。
暑い夏の事だ。
きっと、あの日見た事実は、
誰かの空想になるでしょう。
そして、その空想は、
いつかまた、
事実になる。
そして、また同じ空想を彷徨って、
何もできないまま、
死ぬことすら許されず、
翻すでしょう。
その身をもって、
もう一度、
何度でも、
僕たちは、繰り返す。
同じ、
『反逆記』を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 07:18:15
3483文字
会話率:16%
そこそこの学歴、そこそこの顔、ただし、恋愛運の無さは右に出る者がいない、ちょっと変わった大学一年生、雲雀晋也。そんな晋也の住んでいた地元には、一つの興味深い噂が流れ出していた。その噂というのは、『町外れにある無人の館には、何の変哲もない、ど
こから見ても普通のノートパソコンがある。そのパソコンを起動すると、今の人生でやり残したことをしたくなる衝動に駆られ、今の人生と同じ人生を後悔なく、歩むために、思い出深い地で命を失ってしまう』というものだった。晋也は、幼なじみの怪死をきっかけに、その噂を調査していくことになる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 12:29:36
12556文字
会話率:52%
あの日を境に僕たちの生活は変わってしまった。僕たちはスコアを取ることに必死になった。どうしてあんなものが落ちてくるのか。そんなことはもうどうでも良かった。ただ僕たちは、自身が高スコアとなることを目指して、少しでもスコアを伸ばそうと空を見上
げるようになっていた。
世の中は学歴社会だった。ランクとしては、大学を卒業した者を平均水準として、以下、専門学校で専門的な知識を学んだ者、高校を卒業した者、義務教育課程まで終えた者と人々のランクは下がっていく。さらに、それぞれの学歴においても、偏差値があり、最終学歴に到達するまでにどのような学歴変遷をたどっているかによって、人々はそれぞれを暗黙のうちにランク付けしていた。
誰もがこんな社会はおかしいと思いつつも、それでもそれを覆すだけの力を持たず、ただただ似非学歴社会に甘んじるしかなかった。
ある日、そんな学歴社会を覆す出来事が起きる。
空から数字が落ちてきたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 15:00:00
8000文字
会話率:3%
約90%が宗教上の世界。僕たちは、天塁宗教という教えに従って生きている。だがある日、僕(青戸)は宗教上の反逆者、カイに声をかけられることで人生がくるってしまう
青戸はカイに声をけられたことで、天塁宗教にお前はただの道具だと青戸は知ってしまっ
た
「おまえ、反逆者にならないか?」と声をかけてくるカイ。それを断ってカイとは縁を切るが、青戸、天塁宗教の本心を知ることになる。。。
そして、青戸は反逆者なることを決断し、天塁宗教の秘密を知ることになる。。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 21:44:33
6090文字
会話率:29%
ゴリエント。
それは意志が全てを成す世界。
僕たちは、叶えるためにここにいる。
最終更新:2022-09-22 19:00:00
4335文字
会話率:17%
十一歳の僕「蓮」は、クラスメイト「花蓮」と言う女が大っ嫌いだ。学級委員会の彼女(花蓮)は、まるで先生のような性格をしていた。毎度睡眠の邪魔をしてくる彼女が本当に、嫌いだ。だが、その嫌いが好きに変わるのは、あっという間だった。だが突然花蓮が
転校すると先生の口から伝えられた。その日を境に僕と花蓮が連絡を取ることは無くなった。
時はすぎ『名門私立星学高等学校』の入学式当日、僕は、四年ぶりに彼女に会った。あの時、伝えるはずだった気持ち「好き」と言うニ文字を言う。と決意した蓮だったが、彼女は四年前の記憶はないと言う。その日から僕たちは、花蓮の空白の四年について徐々に知ることになる。
衝撃の結末。二人の不器用で儚い恋愛ストーリーに感動の涙を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 23:11:13
391文字
会話率:0%
広い世界で、誰よりもきれいな彼女に恋をした。
何もかもが違う僕たちは、それでも確かに幸せだった。
この作品は、高校生の時に所属していた文芸部で執筆したものです。
最終更新:2022-07-20 23:45:22
5888文字
会話率:38%
僕たちは生きている限り何かを犠牲にし続けている
今も、そして、これかも
キーワード:
最終更新:2022-07-17 00:44:10
1001文字
会話率:0%
今まで書いた物語から、ざっと二百年未来
とある事故でゴーストシティーと化した実験都市が舞台
主人公たちは農業など第一次産業の跡継ぎ
『自分で好きな未来を選べない』そんな絶望感で家出……ゴーストシティーに行き
似た境遇の仲間と出会う
先住民
のような敵(ヒャッハーズ)と戦う
なお、この物語は同作者投稿
『山田太郎たちの恋物語・Boys Meets Girls?』の約二百年後(とにかく未来)を舞台に考えています。
https://ncode.syosetu.com/n1095gm/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 18:01:32
3622文字
会話率:37%
ある日の飲み会の席で、僕は、会社の同僚の井部から風俗に誘われた。
僕は、井部いわく、「小文字のaカップ(Aカップよりさらに小さい)の胸」の彼女と付き合っていたので断ったのだが、井部は、そんな僕に勝手に同情して、しつこく誘ってきた。
そして、
僕は、とうとう井部の執念に負けて、風俗店に行ってしまった。
やがて、そのことが彼女にばれて、僕たちは、けんかをしてしまう。
そんな僕たちを見て、責任を感じた井部は、何とか二人を仲直りさせようと努力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 15:24:23
11363文字
会話率:58%
既婚妻子持ちの僕が日常の家庭によるストレスから、相談相手である職場の年下の女の子に惹かれ、それがいつしか不倫関係になり、本気で離婚や駆け落ちまで考えてしまうクズ夫の話し。
常識や世間体を考えてしまえば、非難されるに違いない。ただひとの気持
ちなんか、そんな簡単に変わるもんではない。
長く同じ時間を過ごしてしまったのがいけなかったのだろうか、
今思えば最初から始めなければよかったのだろうか。
君は言っていたね、
いつか嫌な別れ方をしそうだと。
好きなまま離れる道を選んだ僕たちは、またいつか出会えるのだろうか。
どう考えても、タイミングが悪かったとしか言えない。
気持ちがあるまま、一緒に居たいと思うまま離れるなんて出来ないと話していた君が離れることを選ぶまで、相当我慢や辛い思いも、悲しい思いもさせてきたかもしれない。
さや、今あなたはどこで何を考え過ごしていますか。
夢には近づきましたか、
他の誰かと幸せになっていますか。
離れてから、いろいろ1人で辛いことを他人に辛いと言えず頑張ってきたのかな。
誰か君の隣に、と考えるのは嫌だけれど
支えになってくれる人が出来たなら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 07:49:39
1612文字
会話率:4%
ある日、人類は創造主の声を聞いた。
『やあ、人類諸君。はじめまして。突然だが、君達がいる世界は私が作ったシミュレーションだ――』
万人に与えられた“神の加護”。
“神の加護を持つ獣の世界”との接続。蹂躙された文明。
世界は虚構。それでも
僕たちは、この偽物の世界で生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 23:54:18
191022文字
会話率:48%
僕は、小野妹子。聖徳太子と同居している。いや、別にそんな趣味があるのではない。彼には家が無かったので、居候をさせているだけだ。
この前、僕たちは小学校を卒業し、あと3年間、中学校に通えば、義務教育は終わる。
そして、ついに、とある中学
校に入学する日が来た。その名も、法隆寺中学校。これから、僕たちは、新しくなったこの学舎(まなびや)で多くのことを学び、大いに笑い、存分に遊ぶだろう。いや、きっとそうなる。僕は、そう信じている。
さあ、このたくさんの偉人が集まる学校で、妹子たちのドタバタ物語が今始まる! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 19:48:32
42970文字
会話率:49%
僕には、幼稚園の頃からずっと一緒にいる幼なじみがいる。
名前は月亜で、一つ大きな特徴を挙げるとしたら普通の人間ではなく、サキュバスなところだろう。しかも、とびきり力の強いサキュバスだ。
そんな月亜は毎日懲りもせず、僕に魅了を仕掛けてく
るのだが、何故か僕にだけ効かない。
そんな僕たちは、些細なすれ違いで仲違いをしてしまう。
いつも2人で帰っていた通学路を、1人で歩く僕。家に帰っても、心の中には棘が刺さったままだった。
そんな中、僕は月亜が家に帰っていないことを知る。
僕は、何よりも大切な幼なじみを失わないために、夜の街へと走り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 19:04:16
5087文字
会話率:43%
9月11日(土)00:00
僕たちは、逃げることしかできなかった。
もし、彼らがアニメに出てくるような怪物だったら
もし、彼らがマンガに出てくるような悪者だったら
僕たちは彼らをもう少しは簡単に殺すことができたのかもしれない。
でも、僕
たちは逃げることしかできなかった。
それは、彼らが僕たちと同じ”人間”だったからだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 20:00:00
15993文字
会話率:82%
第一志望の高校に幼馴染の孝義と共に合格した僕たちは、春休み、入学までの暇な時間を利用して学校近くの街へと探索に来ていた。
孝義と別れ、一人道に迷いながらたどり着いた河川敷の防波堤。そこから奏でられてくるアルトサックスの音色に僕は引き寄せられ
た。
そこには金髪の長い髪をした妖精のような女の子がサックスを奏でていた。
その音色はどこかもの悲しく僕の胸に届く。
そんな彼女を見つめる僕の鼓動は少しづつ高鳴りを覚えてきた。
一目ぼれというのは本当にあるんだ。
初恋、ひとめぼれ。
僕のunrequited love(片思い)は1年以上の時間を引きずらせた。
ようやく意を決して告白した高校2年の夏。
青い空に立ち上がる白い入道雲。校舎の裏庭で僕は彼女からひと言告げられた。
「好きな人がいるの」
その一言で僕の初恋は終わった。
初恋はもろくも砕け散ったが運命という女神は僕にほほ笑んだのか? それとも大いなる試練をかせたのか?
両親が事故で突然この世を去ってしまった。
孤児となった僕を引き取ってくれたのは、若き時、フランスで修業をし「カフェ・カヌレ」という洋菓子店を営むパティシエ。三浦政樹と三浦ミリッツア夫婦。そこは――――振られたばかりの三浦恵美の家だった。
振られたてホヤホヤの彼女と共に暮らすことになった僕は、とても気まずい。
心の傷はいえぬまま見えてくる彼女の本当の姿。
料理ダメ! 性格きつし! 外ずら猫かぶり! ハーフ金髪ロングの僕の妖精の本質は最悪だった。
ただ、彼女はアルトサックスを今は亡き、想い人にささげる人生しか送ることしか出来ないでいた。
そんな彼女を僕は諦めることは出来なかった。
多分、これは報われない恋だ。ならばこの報われない恋をとことん育てよう。
無謀な恋の育て方。報われない恋を育てよう。
そして僕と彼女をつなぐフランスの焼き菓子「カヌレ」。この焼き菓子が二人の間を取り持つ。
たとえ報われなくとも頑張る青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 00:00:00
87484文字
会話率:39%