「ミュール・サンダール、今日をもって貴女との婚約は破棄する!」
王立学園の卒業パーティの最中、談笑の輪が咲く会場に響いたのは誰も予期しない言葉だった。
身に覚えのない罪状にも動じないミュール。『真実の愛』に目覚めたと言い彼女を断罪する婚約
者でバッシュ王子。その傍らには平民ながら王子とその側近たちと懇意にするセッタの姿があった。
三者三様の想いを抱えて運命の夜が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 05:00:00
3136文字
会話率:48%
休日の昼下がり、ダラダラと過ごす平凡な会社員、アツヒコ、36歳。別れた彼女が残したゲームを手にすると突如、見知らぬ世界に飛ばされてしまう。そこで、彼は同じ境遇の少年と若い女性と遭遇する。
未知の世界で彼らには「ゲームワールドへようこそ」とい
う謎の言葉とともに、不気味なゲームのルールが伝えられる。ゲーム参加にあたり、アームギアという特殊なツールと三者三様のスキルアイテムが与えられるが、アツヒコのスキルは本人も驚愕するあまりにもレアすぎるアイテムだった。
そんな状況の中、彼らは現実世界へ帰還するため、スキルや知恵を駆使して恐ろしい化け物や数々の謎に立ち向かい、ゲームのクリアを目指して奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 18:00:00
42457文字
会話率:32%
大田原家に届いた荷物。それは、タイムリープできる置時計だった。
説明書には過去に戻れるが未来には行けないと書かれていた。
注意書きには何か書かれているがよく読めない。
大田原家はリストラ目前の父、不倫を続けている母、三浪して大学に受かった
息子
過去に戻りたい父、どっちでもいい母、戻りたくない息子
三者三様の思惑のなか、母の不倫相手が。
不倫というねちっこいテーマをモチーフにしていますが、
基本的にミステリーなSFです。
人間は簡単に許さない、そんな深い業の世界で
僕たちは生きているというテーマです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 11:45:56
9073文字
会話率:42%
3人の同期リーマンのマネープランに関わった日常のやりとりを小説にしたものです。
人の形は三者三様変わってる者ですがこの3人も例にもれず個性的です。
お金に関わるやり取りから3人の心の描写や行動、コミュニケーションの取り方を描いたつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 17:35:53
7585文字
会話率:18%
気弱な新兵の佐藤、ボンボンで楽天家の稲垣、そして女兵士として勇敢に戦うリーダーの怜奈。性格がそれぞれ異なる三者三様が織り成すSFアクション小説です。
最終更新:2023-09-27 21:33:10
7723文字
会話率:31%
前から気になっていたあの娘が、あいつと一緒にいた。
なんであいつらが一緒にいるんだ!?
※三者三様の景色から見る、ショートショートラブコメ。
最終更新:2023-09-09 17:16:42
2755文字
会話率:46%
三者三様で語られる。霊達のささやかな物語。
最終更新:2023-07-07 15:07:57
3273文字
会話率:17%
これはレイラ嬢とアーノルドとエディ、それぞれ三者三様の罪と欲望、胸が狭くなるような愛情と聞き届けられなかった願い、手に負えなくなった執着と歪みと罪悪感と、そこへほんのひと匙の狂気と背徳感を加えた、三角関係の恋愛物語。
「レイラちゃん、君の
ことが好きだ! 俺と結婚してくれ!」
「はっ、はいぃっ!?」
ここは魔術が国によって制限された世界。レイラ・キャンベル男爵令嬢は戦争の英雄“火炎の悪魔”になんと、初対面でプロポーズされてしまった。しかもそんな彼は、冷酷非道な売国奴と呼ばれる、一等級国家魔術師の軍人で。
おかしい。レイラは“魔術雑用課”と馬鹿にされてしまいがちな、日常魔術相談課の面接官としてここにやって来た筈だ。それなのにどうして、私のバディ採用面接に、こんな雲の上の存在の一等級国家魔術師がやって来たのだろうか?
なんやかんやでついうっかり、彼女はエディ・ハルフォードを自分のバディとして雇ってしまう。そこからレイラとエディは仕事のバディとなって、首都リオルネの一般都民の皆様の為に、今日も今日とて魔術を使って日々のお困り事を細々と解決してゆく。(庭先のポンプを直したりだとか)
それでもレイラにはアーノルドという、日常魔術相談課の部長で“女殺し”と呼ばれる希代の色男が、彼女の婚約者であり、なおかつ一緒に暮らしている義兄として君臨していたのである。
「なぁ、アホノルド? レイラちゃんと婚約破棄してくれないか?」
「断る。何でも素直に頼めばいいと思うなよ、このクソ悪魔が」
果たして、戦争の英雄“火炎の悪魔”は彼女に振り向いて貰えるのか?
「わ~! 流石は一等級国家魔術師のエディさんですね!まさかトイレの頑固な黒ずみがこんなにも一瞬で落ちるだなんて!」
「俺は確かに君の為なら何でもするよって言ったけどさぁ! 俺が想像していた意味と全然まったく違うんだけど!?」
それでもどうやら、レイラ嬢とアーノルドの関係も正常ではないらしく?
「っアル兄様の大嘘吐き! 私にただ、執着しているだけのくせに!」
「まだそんな口が聞けるのなら上等だ、お前は本当に嬲りがいのある・・・・・」
これはあくまでも日常の物語。今日も仕事をして美味しいご飯を食べて、職場の同僚と騒いで、時には誘惑されてつい負けてしまったりと、そうやってレイラたち三人は時間を重ねてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 16:47:13
1061209文字
会話率:64%
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化し
ていた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされた亡国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
※自サイトからの作者本人による転載です。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 23:00:00
516207文字
会話率:44%
ある日21歳の若干引きこもり気味大学生渡辺仁が夕方ごろ目を覚ますと、五年程やり込んでいる[ブレイド&ソーサリー](略してブレサリ)というゲームの力を使えるようになっていた!!それどころかブレサリのエネミーが町で大暴れしている!?どう
やら神と名乗る存在がお遊びで1人の高校生の願いを実現した結果らしい。力を得た事で暴れ出す者、何の力も持たず蹂躙される者、持てる力で勇敢に人々を救う者、弱者なりに生き方を模索する者。三者三様様々なドラマがある中、主人公仁は___。
☆この作品が目に止まった方はぜひ読んでいって下さい!
毎週月曜日と金曜日に更新予定です!(もしかしたら水曜日にも更新するかもしれません)
良いねやレビュー等貰えると励みになります!誤字報告も歓迎してます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 19:00:00
195694文字
会話率:62%
勇者に恋した魔王の娘をなにやらきな臭いまなざしで見守る魔王。
魔王の娘に慕われながらなにかを企む勇者。
魔王と勇者を敬愛する魔王の娘。
三者三様の想いがあります。
全三話です。
最終更新:2022-10-22 09:00:00
8068文字
会話率:14%
――それは双方向に絡み合う三者三様の万華鏡。それぞれの選択に正解も不正解もない。そこにはただ、結果だけが横たわるーー
18時更新
最終更新:2022-08-24 18:00:00
27908文字
会話率:52%
毒姫ライラと私は呼ばれている。
望まれることなく生まれてきた私に十六歳にして初めて、王女としての役割が与えられた。
それは暴君と呼ばれる皇帝のもとに嫁ぐこと。
「これは王命だ。王女としての責務を果たせ」
暴君のもとに愛しいお姫様を嫁がせた
くない王様。
「どうしてもいやだったら、代わってあげるわ」
暴君のもとに嫁ぎたいお姫様。
「お前を妃に迎える気はない」
そして私を認めない暴君。
三者三様の彼らのもとで私がするべきことは一つだけ。
「頑張って死んでまいります!」
――そのはずが、なぜだか死ぬ気配がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 07:37:56
118837文字
会話率:35%
二人の男性が、亡くなり異世界に転生。
一人はその世界を知っていてもう一人はその世界を知らない。
知識のない者は、その異世界でどうにか生き残ろうと努力する。
もう一人は、自分は死なない事を知っていたので……努力することをしなく生活していた。
そんな、二人の姿を見ている家族や同族たちは一人消す事決めた。
そんな世界は彼らが住んでいた人間が頂点にいる世界ではない。
人間、吸血鬼、魔女といった三種族が混合している。
その中で、彼らは吸血鬼に転生している。
そして一人は、その世界の主人公として存在している。
最後は全ての種族がむくわれる幸せ物語になるはずだったのだが……。
それは、チリとなって消えていった。
原因は、一人の転生者とかの主人公の行動によるものなのだが……それを主人公が気づいてない。
変な勘違いとすれ違いが生んだ物語の話。
恋愛あり、笑いあり、勘違い有の物語が今始まる。
誰かにとっては、悲劇になり……最終的には人格が変わってしまい。
また、誰かは、恋人が無くなり全てが変わった事を思い知るもすべてが後の祭りだと気づき絶望し。
またある者は上手くいった事を知り喜びを露わにした。
そんな三者三様の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 16:09:32
4695文字
会話率:32%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯爵が
暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
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私、南雲 皋がTwitterで呟いた上記のあらすじを、凡仙狼のpeco様、野菜ばたけ様と三者三様形にしてみようではないかということになりました。
同一のあらすじではありますが、盗作等ではございません。
元は同じでも、それぞれの特色が出た作品に仕上がると思いますので、三作共にお楽しみ頂ければ幸いです。
お二人の作品は”三者三様あらすじ共有”のタグで検索できます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:05:44
31120文字
会話率:63%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯爵が
暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
※この作品は、上記の原案(『南雲 皋』さんより提供)を元にして書いた『三者三様あらすじ共有企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
22589文字
会話率:26%
この世の誰よりも醜く、公の場にヴェールなしで立つことはなかった女王が死んだ。
あまりにも突然の死に、王位継承権を持つ者たちはざわめく。国防の要であった結界を維持するために必要とされる指輪がどこにもなかったからだ。
継承権第一位だった侯
爵が暫定的に王位に就くも、指輪がなければいずれ結界が消滅し、国が脅かされる。
皆が王城で指輪を探す中、王位継承権第二位の主人公は女王の部屋で厳重に隠された鍵を見付ける。
鍵に導かれ、城の地下に存在する迷宮を抜けた先には、美しい森と、一軒の屋敷。屋敷の家令に案内された中庭で、主人公は運命の出会いを果たす。
主人公を迎え入れたのは、この世のものとは思えぬほどに美しい少女。
女王を母と慕う少女は、目が見えなかった。
現実世界を知らず、理想の中で貴族令嬢として育てられた少女に請われ、外の世界を少しずつ教えていく主人公。
惹かれあっていく二人を、少女の指にはまる指輪が許さない。
少女の愛でしか抜けない指輪を手に入れるため、現王は主人公の顔の形も分からぬほどに痛め付け、見た目のよく似た男に少女へ愛を囁かせる。
しかし、少女にはもう一つ秘密があった。それは、魔力が視えること。人はそれぞれに異なる魔力を持ち、少女には主人公が目の前にいないことを知っていた。
主人公を探す少女。主人公の友人の助けで牢に繋がれた主人公を見付け、お互いに想いを伝え合う二人。
少女の指から抜けた指輪は、主人公の指にするりとはまり、抜けなくなった。
王位が欲しい訳ではないと、主人公は結界の管理を約束し、少女と共に屋敷で暮らすのだった。
※この作品は、上記の南雲 皐さんのあらすじを元に、南雲皐さん、野菜ばたけさん、凡仙狼のpecoの三人が、別々に作品を書き上げるという『三者三様あらすじ共有企画』の作品です。
『三者三様あらすじ共有』のタグで検索出来ます。
南雲 皐さん作品タイトル『鮮血侯爵と盲目令嬢 〜指輪の繋ぐ運命の恋〜』
野菜ばたけさん作品タイトル『 』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
15656文字
会話率:32%
度々行われる世界闘技場。
集められし13人の戦闘者は三者三様ならぬ十三者十三様の術を駆使し戦闘する。
拳、剣、刀、銃、爆弾等等、制限なく己を信じて勝ちを望む。
最終更新:2022-05-07 11:44:59
5371文字
会話率:19%
両親の事故死で記憶を失った少女アイ。
両親が離婚し一人暮らしをする優斗。
両親に捨てられ施設で育てられた日和。
《あらすじ》
高校生、相良優斗はある日の公園で奇妙な光景を目撃する。
クラスメイトの美少女、天瀬日和が幼女に「ママ」と呼ばれ
ていたのだ。
冷静に考えて、年齢的にあり得ない話。おままごとか何かだろう。そう、思っていた。
「パパ」
記憶喪失の五歳児、アイは初対面の優斗に向かって確かにそう言った。
アイは日和に母親の面影を重ねており、同じように優斗も父親と認識したらしい。
舞台は児童養護施設サルビア。
優斗は父親、日和は母親、アイは子供として。
三者三様の過去を背負い、三人は一つ屋根の下、疑似的な家族を形成することになる。
一カ月の期限が設定された、リアルなおままごと。
そこに隠された残酷な現実。
別れが近づくにつれ、三人は確かな繋がりで結ばれていく。
これは偽物(おままごと)が、本物(かぞく)になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-02-23 21:00:28
108928文字
会話率:43%
「いつでもお湯が出せる?」
「まさか、いつでもお風呂に入れるってこと!?」
「ええっ!? それ、最高じゃないですか!」
キラキラと輝くような三者三様の魅力を振りまく女の子たちに囲まれる。
その日、少年ロシュの人生は変わった。
天
恵。創造神に選ばれた者だけが持つ、歴史に名を刻んだ英雄たちを英雄たらしめた強大な力。だが、冒険者志望のロシュが得た天恵はただ自由に【お湯】をだせるだけという不遇なものだった。
そのせいでギルドのお茶汲みにされたロシュは、日々こき使われ冒険にも出られずクランも組めず、ただひとり鍛錬に励むしかなかった。そんなロシュを周囲は無能のお茶汲み野郎とせせら笑う。
だが、そんなある日。
「貴方をわたしたちのクランに迎え入れたい。貴方はわたしたちに足りないものを持っている。望むのならば、この手をとって」
偶然ギルドを訪れた、超有名A級美少女冒険者クランから差し出された手。
その手をとった日から、ロシュの世界は、運命は、大きく変わり始める。
「本当に冒険者向けの、最高の天恵」
「これは鍛えがいがあるかもね!」
「はあ。うっとりしてしまいます~」
戦闘の役に立たないはずの天恵が、なんと使い方次第で最強の武器に!?
あこがれのあの娘に追いつくために、あの手この手で強くなれ!
同じお茶汲みなら、可愛い女の子たちとの優雅なティータイムのために!
これは、やがてロシュが最強のS級冒険者となって、そして彼女たちと共に伝説の英雄とうたわれるまでの物語。
◇◇◇◇
「ん。いいお湯」
「は~。気持ちいいわね~」
「お肌つるっつるになっちゃいますね~。……あら? 貴方も早く入られては?」
※混浴はデフォルトです。
メンバーはこの先、もっと増えるかもしれません。
※「ざまあ」よりは意趣返し?(主人公を蔑んだ相手との対決の場はあります。わりと序盤に)
閉鎖的な環境で人間関係に恵まれず、くすぶっていた主人公が、新たな環境と理解者(しかも美少女)と一緒に進んでいくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 06:02:08
231501文字
会話率:43%