――ある日、何の前触れもなくクラス全員の財布が盗まれた。
「管理はどうなってんだよ!」「お前が盗んだんじゃねぇのか!?」「そういうテメェはどうなんだ!」
怒号が飛び交い、お互いがお互い疑心暗鬼に陥る教室。
学力が全てであり、イジ
メの横行する淀んだ進学校で起きた大胆な盗難事件はやがて、杜撰な管理の責任の押し付け合い、苛烈な犯人探し、容疑者に対する陰湿なイジメに発展していく。
誰が? どうやって? なぜ目立つにも関わらずクラス全員のサイフを盗んだのか?
財布の管理に携わった木戸は自身の大切な人の為に、表沙汰になるタイムリミット二日の間に犯人を捜し、一人財布の奪還を試みるのだが――それはこのクラスの誰がための破滅/救済への第一歩であった。
――――――――――――――――――――
全23話完結済み。一時間くらいで読める読切り学園ミステリーです。
十代の頃にライトノベル研究所で別名義で書いた、文庫一冊分の長編処女作品です。
Why done it?(なぜそんなことをしたのか?)という動機に重点を置いた青春ハードボイルドとも、青春ミステリーとも、青春サスペンスともつかぬお話。
中身はなろうの主流からことごとく外れており、ひたすらシリアスです。コメディ要素ゼロ。ヘイト多め。形はミステリですが個人的にはハードボイルドの亜種だと思っています。
またもう一つ投降している拙作「宿屋の倅」とは180度方向性が異なりますので、あちらの様な話を期待された方はきついかもしれません。
それでも読んで頂ける方がいれば、暇潰しでも構いませんのでどうか宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 19:05:22
85969文字
会話率:28%
とある暴力団組織の組員、東山銀次。彼は期待と高揚の最中にあった。
組に入って六年目にして、初めての昇進の知らせが彼のもとに舞い込んできたのだ。
日々の努力が報われた瞬間。実力は着実に評価され、組長からの信頼も厚かった。たしかな出世ルー
トが、彼の前には開かれていた。
しかし、昇進の儀の途中、組長のベンツを運転していて、彼は思いもよらない不運に巻き込まれることになる。
取り囲む黒服。容赦のない制裁。突き付けられる残酷な真実。絶望の中、辛くも脱出を果たす銀次だが、運命はそれでも過酷に彼を追い詰める。
死を思った瞬間、彼の身体を不思議な光が包む。そして目覚めた彼の前には、見たこともない世界が広がっていた。
異世界に一人迷い込んでしまった哀れなヤクザ。これは、その男の壮絶サバイバルを描いた闘いの記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 00:13:42
19017文字
会話率:23%
社会人になった俺が何故か中二の時に書いた小説に転生しちゃった!?どうなるの、俺ーーー!!
適当に格好いいハードボイルド系の単語並べて作った世界の不完全さ、誤字脱字、矛盾に苦しめられる主人公。アナタも身に覚えがあるはず!?
(ちなみにこの小説
バレたら弟にシメられる)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 22:43:36
6882文字
会話率:71%
人間は愚かにも自らが暮らす地球を下らない争いで破滅へと追いやった。だが多くの生物を死滅させた人間は図太く生き残り、技術を保有する企業が人々を導く新たな文明を築き上げた。
そんな地球で傭兵として活動していた2nd《セカンド》はある依頼を受
けた結果、奴隷商に捕まっていた幼い少女を救い、ひょんなことから彼女から新たな依頼を受ける事になってしまった。依頼内容は少女を彼女の故郷である日本列島へ送り届けること。
最初は少女のいる生活に戸惑いを覚えていたセカンドだったが、その日を境に孤独だった男は徐々に変わっていく。
毒舌気味のAI、我の強い人間達、負の遺産が残る地球で強かに争う大企業。
二人の旅路には生き残っている人間たちの思惑や傭兵として活動するが故のしがらみが絡み付き、常に血の流れる争い事が付きまとう。
それでも時には銃を握り、時には大型兵器を操りながらも、セカンドとセカンドに救われた少女は今日も暢気に笑いながら荒野となった世界を歩く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-26 18:00:00
249890文字
会話率:27%
【完結済み】2018年1月23日完結しました!
異世界の方が転移してきちゃったメーワクな都市:オーサカ。そこに生きる寝言師:トビスケと寝言銃(ネミー・ガン)使い:ダイスケのよくわからないダメ大人コンビが、よっぱらったりころんだり、美少女を
拾ったりしながら、タバコを吸ったりごはんたべたり、くだをまいたりしつつ、ろくでもない方法(おもに寝言)で事件を解決していくダメなお話。
完全に息抜きのために描かれておりましたが、書き終えたらそうではなくなってました(笑)。
恋愛ラブコメをすこし不思議と、痛いオッサンと痛い若者たちで包んで仕上げた、そんなアナタの隣りのファンタジー、みたいなお話です。お気軽に読んでもらえたら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 20:06:00
150727文字
会話率:27%
開拓時代のアメリカ西部に似た世界で生きる男と女。
荒っぽい男たちの、あるいは強かな女たちの生きざま。
無情な暴力、殺人、時折見せるやさしさ、やりきれなさ。
最終更新:2017-12-16 12:17:47
53938文字
会話率:41%
近未来ハードボイルド? そんな感じです。
最終更新:2017-11-18 12:48:14
11392文字
会話率:36%
偽善者を忌み嫌う風潮が産み出した法律。それが偽善防止法だった。
最終更新:2017-12-05 22:05:55
1951文字
会話率:28%
期待の新作VRゲームを始める主人公。オンラインで繋がる仮想世界の中で繰り広げられる、様々な人物と数多のストーリー。
※主人公以外のキャラクターは頻繁に入れ替わります。苦手な方はご注意を。チートやデスゲームはありません。
最終更新:2017-05-16 22:00:00
150956文字
会話率:49%
※自分のサイトに掲載したものの転載です
※暴力描写在り…なので一応R-15推奨
ジュノウ=ラージェリィは昼はドジな昼行燈刑事である
しかしてその実態は
最終更新:2016-09-09 20:47:14
17703文字
会話率:51%
変態主人公、新谷樹。毎日女の子を追いかけてばかりな彼。その実態は金さえ貰えば何でもやるアンサラー!?猟奇殺人事件を調べることになった主人公は企業・政府の陰謀と暗躍に巻き込まれてゆく!
*これは2008年3月~2010年11月まで個人サイトで
掲載していたものです。そのためネタが古めです。暇つぶしにでもなればと思います。シリアス『3』:コメディー『6』:ミステリー『1』な感じです。後半はシリアスとコメディー配分が逆転します。
*現在投稿中の『ワールドマスター』の元ネタ2作品のうちの一つです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 22:00:00
214597文字
会話率:37%
マツムラ コウサク 職業 私立探偵
薄汚れた町のハイエナどもと対峙する現代の騎士 にして 異世界を駆けるたった一人の私立探偵・・・
・・・と言うのは本人の自称である。
一応冒険者であるが、魔物退治にも迷宮探索にも目を向けない変わり者。
し
かし、周囲の評価などどこ吹く風。
彼が従うたった一つの信念・・・それこそが『ハードボイルド』である。
これはそんな男の勘違いとささやかな事件に満ちた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 00:09:48
38931文字
会話率:14%
休日の朝は騒々しいモーニング・コールから始まる。
最終更新:2016-01-19 23:00:00
3283文字
会話率:19%
一度は猟師を引退した善右衛門であったが仲間の仇を取るためにまた銃を手にした。
仲間の身に何が起きたのかはシリーズを参照してください。
一応、ハードボイルド?な内容になってます。
最終更新:2015-05-13 22:13:52
1287文字
会話率:19%
半熟探偵の事件ファイル『仕事の報酬』
最終更新:2014-03-30 23:58:32
200文字
会話率:12%
半熟探偵の事件ファイル『深緑に閉ざされた殺意』
最終更新:2014-03-24 22:44:41
200文字
会話率:23%
ある日事務所に出勤すると見知らぬ少女がいた。その少女からの依頼も、いつものように受けて解決することになる。そんな探偵事務所に所属する平所員佐藤弘次の探偵生活。
最終更新:2014-01-28 07:12:38
64388文字
会話率:63%
壇頑は港町署刑事課捜査2課に勤務する30代半ばの刑事だ。
彼の捜査対象は常に所轄管内の殺人事件が対象になる。桜木優美子巡査が彼の相棒だ。
まだ幼さが残る20代半ばの生真面目な正義感を持つ優美子に対して壇は捜査の上でも、女としても彼女を半人前
と評価している。
そのため壇は優美子を性的対象としては除外視していると自分では思っている。
しかし、本来キャバレー通いが大好きで女性が好きな壇刑事は女性と密着したシチュエーションなどが発生してしまうとそれが勤務中の優美子相手であっても理性のタガが外れてしまい、
勤務中にも関わらず優美子に挑みかかってしまう悲しい男の性を持ち合わせているのだ。優美子は壇のベテラン刑事としての経験に一目置いてはいるものの、
彼の戯れの性の相手にさせられることについては断固として否定している。そんな二人が考古学遺跡の発掘現場で起きた女子大生殺害事件に挑む。
港町大学の下鴨考古学教授の指導の元行われていた発掘なのだが、彼は神の手を持つ発掘者と呼ばれて次々と考古学上の新発見を続けていた考古学界の注目の人物だった。
彼は以前から発表を予告していた恐竜の化石の発表をこの殺人事件のタイミングで中止する。港町は彼の遺跡を観光名所として全国に広告していく事で町に人を呼ぶことを考えていた。
そのため、神の手を持つ下鴨教授を全面的に後押しして町を盛り上げていこうと考えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-23 23:04:50
72040文字
会話率:53%
何の変哲もない森の道で、都会からきたスポーツカーが炎上し、若い男が死んだ。最後にその男と会っていた僕は、彼の死の真相を知ろうとする。
最終更新:2013-09-28 15:04:48
4249文字
会話率:34%
バーに男が入ってくる。訳ありのようだ。バーテンダーは閉店間際の客に苛つきながら男の話を聴き始めた。
最終更新:2013-09-25 01:21:10
1673文字
会話率:70%
【mixiから転載】
二十年前の『白銀の魔王』によって崩壊した、アルファンド大陸東部。
荒れ果てた大地に住まうのは、暴力と殺意に満ちた『荒くれ者』たち。
そんな荒事の中心の街アフィマに、賞金稼ぎの集う酒場があった。
そこを拠点に活動する二人
組みの賞金稼ぎ『剣の姉妹』。
『堕落勇者』ダウン・フォール。
『剣の妖精』シャルロッテ。
歪んだ関係の二人は、互いに剣を交えながらも、共にこの暴力の世界を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-11 15:48:36
59821文字
会話率:49%
ある酒場でA,B,C,Dがロシアンを行っていた。
最終更新:2013-03-05 18:19:57
2563文字
会話率:29%