“あんたなんて生まなければよかった” それはとても残酷な言葉で、形容しがたいほどの孤独を感じた。
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最終更新:2020-06-23 21:00:00
312文字
会話率:0%
喫煙所で、歩道橋で、エントランスで、帰り道で、ベッドの上で。そっと放たれた言葉は、届かずに消える。だから。
最終更新:2020-03-07 00:49:37
948文字
会話率:8%
※10/8.21時 最終回投稿予定
ある一人の女が行方不明になった。
彼女は手近な者に少し休憩してくると言って事務所を出ていったっきり、二度と戻ってこなかった。
勝手に帰宅したのではないかと上司は言ったが、勤怠管理システムを確認しても彼女
は未だ“就労中”であったし、守衛はその日彼女を見ていないと証言、事実、エントランスホールの防犯カメラに彼女は映っていなかった。
念の為、担当者が彼女の自宅に向かったが、しばらく帰ってもいない様子だったという。彼はもちろん、地下から屋上まで会社のすべての場所を探したし、彼女を知る社員全てから証言を取り、自宅やその近辺も捜索したのだが、何の成果も挙げられなかった。つまり、彼女は何の痕跡も残すことなく、まるっきり消息を絶ってしまったのだった。
果たして警察に捜索願を出そうという段階になり、担当者が彼女の家族に連絡を取ろうとしたところ、緊急連絡先になっている祖父母は既に亡くなっていて、その他の家族は不明であった。
担当者はお手上げ状態で警察へ行き、事情を説明するときにも諦めながら投げやりに話すものだから、逆に何らかの関与を疑われ余計に手間がかかってしまった。
それでも事務所を出ていったのが彼女の意志であること、目立ったトラブルも精神疾患等もなく、何より監視カメラに映ることなく社外に出る方法もあることから、事件や事故に巻き込まれた可能性は低いというのが警察の判断であった。
行方不明者届は受理されたものの、意欲的な捜索ができる段階では無いそうで、また会社にはこれ以上の義務も無いことから、解雇という形での幕引きになった。
いなくなった女の名前は月白マキナ。
株式会社ファイブレンジャーシステムズ情報管理部の主任であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 21:05:57
67456文字
会話率:5%
世界ランキング一位のギルド、その名を『ヴァンツァー・カンパニー』
聖騎士ヴァンクロードはその巨大ギルドのギルドマスターであり、『天陰族』の希望と呼ばれる人物だった。
しかし、彼は史上初の天魔境界統一を果たすための戦いを目前にして、世界の異変
の予兆を感じとる。
それでもシステム・メッセージは攻城戦の開始を告げる。だが『魔陽族』の防衛を蹴散らし、地下迷宮の門扉を粉砕したところで、世界は歪み、停止する。ログ・アウトを余儀なくされてしまう。
彼はエントランス・ルームに戻り、ヴァンクロードの隣で体育座りをしているサブキャラでログインをする。その先で美しい一人の少女と出会う。
そして紫色のうろこ雲が世界を覆ったとき、彼らの日常が音を立てて崩れ落ちていく。
*以下他作品紹介*
・異世界転移物語『俺とアリスの異世界冒険手帳~ショッピングモールごと転移したのはチートに含まれますか!?~』なろうにて連載中です。https://ncode.syosetu.com/n8653do/
併せてよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 09:05:12
59479文字
会話率:41%
――四人には、それぞれ秘密があった。
都会からほど近い五階建てマンションに暮らす前野、坂口、石田は同じフロアに住む住人同士である。新たに空き部屋へ足立が越してきた事で、今まで交流のなかった隣人同士に繋がりが生まれる。
ある晩、ベランダ
に立つ前野は偶然にも宇宙船の着陸を目撃してしまう。暗がりで顔はよく見えなかったが、降り立った人物はエントランスの中へ消えていった。翌日には隣人たちも宇宙船について話題に上げていた。
『実はこのマンション内に宇宙人が住んでいるのでは――?』という馬鹿げた疑念から、隣人たちの関係性は予期せぬ展開を迎え始める。
※「カクヨム」にて、同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 18:00:00
146754文字
会話率:45%
僕は本当は紹介状がないと弟子にしてもらえない、術式の賢者に弟子入り(確定)するはずだったんだ。それなのに、僕は賢者の人と待ち合わせた冒険者組合のエントランスで遭遇した夫婦に追いかけ回されて、何故か強制的に弟子にされました。。逃げようにも強
すぎて逃げられない。修行の毎日!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 10:00:00
2430文字
会話率:58%
平行次元グラノガードに次元移行の指輪により現実世界の異能者が移行して戦いが始まった。
最終更新:2018-11-08 23:49:08
10832文字
会話率:35%
ホテルのエントランスは賑わっていた。
美しい花嫁を横目に、私は目的地へ向かう。
行きしなに見た学生が、懐かしい記憶を思い出させた。
それは甘くて淡い、高校生の頃の記憶。
甘さ控えめです。
最終更新:2018-10-17 21:04:16
2671文字
会話率:6%
そこは、郊外にある古い図書館だった。黒衣を纏った司書が一人いるだけの、カビと埃の廃墟の如き宮殿。
ある夏の日の午後、俺はずかずかと中に入ると、無人の広大なエントランスを突き進み、無遠慮にカウンターの司書に近づいて行った。
「ちょっといい
かな? ファンタジー系のホラー小説を読みたいんだが、生憎時間があまりなくってさ。
簡単に読める、短いものがあるといいんだけれど、何かお勧めない?」
すると司書は、こくりと頷くと、まるで玉を転がすような玲瓏とした声で、こう語り出した……
夏のホラー2018参加用作品です。twitterで書いたものなどをまとめました。短いのでお時間のあまりない方にピッタリです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 18:59:20
3004文字
会話率:67%
受験という人生の中でも大きな転機を向かえる僕、佐竹渚。渚が目指すのは誰でも入学可能な通称、化校。しかし、化校では入試で学力別に4つにランク分けが行われる。渚が目指すは最高、Sランク。勉強の核心に迫る学園コメディー!
最終更新:2018-01-09 21:51:49
425文字
会話率:0%
ここは俺の住んでるマンションのエントランス。浮気相手と腕を組んで帰ると、そこには遠恋中の彼女の姿が・・・これは広い世の中、ありがちな話。・・なのか。
まさか自分がその場面の登場人物になるなんて思ってなかった。そんなありがちな話の、彼の場合。
最終更新:2017-10-21 15:44:55
2503文字
会話率:12%
彼氏と知らない女性が腕を組んでいる。ここは彼のマンションのエントランス。これは広い世の中、ありがちな話。まさか自分がその場面の登場人物になるとは思っていなかっただけで…。そんなありがちな話の、彼女の場合。
最終更新:2013-11-15 04:30:03
3248文字
会話率:0%
月が高くなると見える都会の夜、優雅な歩みでエントランスを抜けて自分のドアを開ける。
「ただいま」と言って、きちんとドアを閉めてから慣れた行動をする。
靴を脱ぎ散らかしてすぐ隣の部屋入り口にカバンを置き、脱衣所で髪ゴムを外してから不服ある服を
脱ぎ、浴室に入りシャワーハンドルを捻り勢いよく出る水と共に愚痴を流し、大きなため息を吐き出してから上がって、適当に掴んだタオルに水気を擦りつけてから大きめのワイシャツを羽織る。
狭い台所に行き水道水でコップ一杯水をゴクゴクと飲み「ぷはー」と言ってコップを流しに置き、寝支度をしてから寝室に足を運び…ボフッとベッドに倒れる。
ーーーーーーーーーーこの小説についてーーーーーーーーーーーー
一部分だけ道徳の教科書にパクられてもいいと思って書いてたりします。
誤字脱字報告は24時間喜んでお受けしております。
些細なお気付きがあれば、何でもお申し付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 15:45:04
9628文字
会話率:49%
廃墟となったホテルを探索していた一組のカップルは、エントランスで怪しげな男と遭遇する……
最終更新:2016-12-20 21:28:21
959文字
会話率:50%
――悪役令嬢。それは乙女ゲーにおいて主人公に立ちはだかる難関にして、終盤にて苔降ろすことによってカタルシスを得るための舞台装置。そんな悪役令嬢に転生した七彩春々は今ゾンビの群れに囲まれていた。
「なんで悪役令嬢のわたくしがゾンビに囲まれてま
すのよぉおおおおおおお!!!」
場所は時丘学園一階。城と見間違えるようなエントランスホールには数多のモブゾンビがわんさか湧いていたのだった。七彩春々が転生したはずの乙女ゲー「この青春から脱却を!」にはゾンビは出てこない。出てきた例がない。そして悪役令嬢役の子もマシンガンを持ってゾンビを撃ち殺したりしない――!!
七彩春々はやっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 16:38:41
1984文字
会話率:43%
考古学者が数年前に発見された文献ですぐ近くに大破壊以前のものと思われる研究所があると言うモノだった。 もともと考古学者の集落であったミドリック。
考古学者が黙っているわけはない。文献と当時の地図を照らし合わせて、それらしい場所を特定できた。
そのため、チケハン亭に滞在中の一行に白羽の矢が立った。
考古学者の1人、アリマッツ(一般人)が同行して、研究所を探索するという依頼。
その場所は、バケン湖のほとりであった。
バケン湖まではミドリックから北に2日ほどの距離。
そこから、まず地図と照らし合わせて研究所のあった位置を探す。
文献には、地下に研究所があると書かれており、その入り口は岩に似せてあるエレベーターらしい。
一行は手分けして入り口らしきモノを探すことになる。
見つけた大きな岩の表面は、大破壊のすさまじさを物語るように削り取られていた。
大きな岩に人が通れるくらいの洞窟があり、その奥にエレベーターの入り口がある。
エレベーターは、電力供給がないため動かない。
エレベーター自体は下がっており、3×3mの竪穴が10m続いている。
エレベーターのロープはそのまま残っているため、ロープを使って降りることは可能。
何とか地下に降りた一行は、エレベーターの箱の上に降り立つ。
箱の中に入ろうとすれば、ほこりの積もった箱の天井に人が出入りするための蓋があるのがわかる。
エレベーターの箱の中に降り、エレベーターの扉を開く。
すると、鉱山跡のような洞窟につながっていた。
6mほど先でその通路は、エントランスだったと思われる広々とした部屋に繋がった。
地下研究所を探索し、中には壊れた発電システムや、本当の研究室に繋がる隠し扉などがある。
地下研究所の最深部には暗殺用ロボットがあり、動物の狩りの本能を植え付けるための装置などが並んでいる。
ロボットのバッテリーは内燃機関となっており、200年以上たった今でも、起動できる状態であった。
万一の場合を考えて、研究を邪魔する存在が侵入した場合を想定して、この部屋で異常が起きると、ロボットが勝手に起動し、侵入者を排除するようプログラムされている。
一行は考古学者を先頭に、この研究所を捜索する。
結局、この研究所の最深部にまで侵入し、暗殺ロボットと戦闘を行うことになる。
最後に、デジタルデータを持ち帰ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 19:29:55
9173文字
会話率:82%
女王に導かれてこの世界に来た僕は、そこでルシナという少女に案内されて、ラーサに出会う。彼女は僕が殺されるかもしれないと警告をするが、その真意は分からない。その後戻ってきて、僕は自分の歓迎パーティで強い酒を飲まされて、酔ってしまい立っていら
れなくなる。タタラという女性に付き添われて僕がエントランスに座っていると、女王の間に向かった人が、恐怖に引きつった顔で戻ってくる。酔いも収まりかけていた僕は皆と一緒に女王の間に向かうが、そこで女王の、すでに死んでいる姿を発見する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-28 22:00:00
88430文字
会話率:66%
飛び降り自殺。
エントランスの防犯カメラに映ったのを最後に、自殺者は姿を消した。
マンション管理担当者のポチと、幼なじみで受付嬢のタマが、シロウト推理で謎を解き明かす。
平凡なマンションに潜在する『マンションの闇』が絡み合い、事件は意外な
展開をみせる。
そして、幼なじみ以上・恋人未満な二人のカンケイはどうなる?
【作者注】本作品はフィクションですが、実際にあった話や状況などを織り交ぜた、いわばセミフィクションです。そのあたりも楽しんで頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-11 17:00:03
23700文字
会話率:43%
西暦2050年、日々太陽系の惑星間で戦争が起こっている。そんな戦争の主役は近代兵器と神霊保持者(スピリッツホルダー)である。神霊保持者とはその身に神霊を纏って戦う能力者のことで、その大半は学生である。
このような情勢の中、明日乃太陽(あすの
たいよう)という学生ととある少女の神との出会いが太陽系を左右していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-11 22:37:45
72818文字
会話率:52%
ラウンジ、続編。先輩と後輩。
最終更新:2012-02-26 15:41:37
1010文字
会話率:63%
突然の雨。エントランスで立ち尽くす。通い詰める場所。そこには置き傘が必需。
最終更新:2009-06-15 11:50:23
2850文字
会話率:28%