手術をしなければ助からないと言われました。
でもわたしは利用価値のない人間。
手術代など出してもらえるわけもなく……死ぬまで努力し続ければ、いつかわたしのことを、わたしの存在を思い出してくれるでしょうか?
少しでいいから誰かに愛されて
みたい、死ぬまでに一度でいいから必要とされてみたい。
生きることを諦めた女の子の話です
★異世界のゆるい設定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 05:00:00
56178文字
会話率:39%
「やっと見つけた、俺の花嫁」
固い鉄格子の中に居る私へ向けて話したのだろうか?
どうせ私はここから逃げられ無いのに、膝を抱え踞る私はチラリと声がした方を見ると、背中に真っ黒な羽を広げた男が立っている。
「……誰…なの?」
目を凝らし
て見れば、漆黒の闇を振り撒いているかのような長い黒髪と吸い込まれそうな黒い瞳に目を奪われる。
男は鉄格子に近付き、そっと撫でるだけで私を閉じ込めていた鉄の棒がサラサラと床に散らばる。夢でも見ているのだろうか?
「私の花嫁」
骨が浮き出る身体をまるで壊れ物のように抱き上げた男はニタリと嗤い、私を外へ連れ出したのだった。
※ゆるい設定です。ちょぃとシリアス。
他サイトにあったのを転記。
全11話完結。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 17:00:00
26347文字
会話率:37%
こんなはずではなかった。
滝のように打ちつける冷たい雨が、すでに光を失いつつある視界を更に瞳から奪っていく。
痛みも寒さも何も感じない。
息をするたび苦しかった胸も、もうどうでも良かった。
大切な者達も、守りたかった人々も。
焦がれて止まな
かった、人も。
すべて失くしてしまった。
自分は死んだと思っていたのに、気が付いたらなんと、赤ん坊になっていた!?
なぜ、赤ん坊になったのか?
なぜ、記憶が抜けているのか?
レオニードは記憶を取り戻す事が出来るのか?
初めての小説執筆に投稿です。
ゆるい設定なので、広いお心で読んで頂ければ幸いです。
もし合わないなとか、不愉快だなとか思われたら、そっと閉じて頂ければと思います。
あくまでも、ちょこなっぷるの考えるファンタジーな世界のお話しなので、現実とは違います。
ご了承下さい。
感想欄は開けておりますが、更新が滞りそうなので返信は控えます。m(_ _)mペコリ
どうか楽しんで頂けますように(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 07:00:00
249782文字
会話率:20%
女学校を卒業したばかりのフィーネ・クラインは十七歳。
彼女は仕入れのために遠方へ遠出をしている父に代わり、ワーカホリック気味の兄シリウスとどうにか店を存続させている。(ほぼ開店休業状態!)
身長と怪力以外は脳天気で平々凡々なフィーネ
と、優秀・有能・偏屈・毒舌・重度の隠れシスコンという変わり者フルコンボだが、見た目だけで全ての欠点を補い、人々を魅了させる美丈夫の兄シリウス。
母を早くに亡くし、父が頻繁に家を空ける彼ら兄妹の心と胃袋の支えは幼馴染みであり、料理人見習いのカイ・ハースだった。
美味しいご飯と穏やかで温かな生活。
色々と気にかけてくれるカイに甘えるのではなく、恩を返していきたい――そう願っていたフィーネだったが、兄の一言から事態は一変する。
「妻を紹介したい」
「「え……」」
そして後日、とある事件からフィーネは【神継者(かみつぐもの)】となり、体や立場まで大きく変わってしまい――?
のんびり屋で鈍感な新米異形娘(?)×胃袋から攻略したいお人好し新米魔術師青年(?)
あらすじの通りではありますが、幼馴染み二人が魔法や神獣や過保護兄に翻弄されながらも「まあ、美味しいご飯を食べて一緒に頑張ろうね!」と励まし合うようなお話です。
短編連作形式に近い、まったり日常、時々コメディ(多分)、結構な頻度で食べてます。恋愛等の描写は多少甘めかもしれません。
※ 世界観や文明程度としては、魔法や異種族の存在する二十世紀位とゆるい設定です。限りなく地球に近い異世界です。
また主人公の体の一部が変化する描写や(架空ではありますが)特定の他者に対する差別的用語を使用するキャラが出てくる為、残酷描写有となっております。
※ 不定期更新・個人サイト等他サイトにも掲載しております。個人サイトとは改行や空行が異なってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 20:40:28
66846文字
会話率:36%
ガルシア男爵家の庶子として育てられたクロエは、家族として認めてもらえずに使用人として働いていた。そんなクロエに与えられた部屋は階段下の小さな物置き。
父であるカイロスに不気味で呪われているという噂の公爵家に嫁ぐように言われ、何も持たされず
に公爵家に送られたのだが、相手からすぐに出ていくように言われてしまう。
何処にも帰る場所の無いクロエを憐れんだのか、一晩だけなら泊まっても良いと言われて、借りている部屋を綺麗にして返そうと掃除を始めるクロエ。
綺麗になる毎に、徐々に屋敷の雰囲気が変わっていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 18:00:00
47537文字
会話率:36%
※加筆した再投稿です。後半の設定と展開が以前投稿したものと異なっています。
愛し合う二人を引き裂く端役、それが私に与えられた立ち位置です。例えその二人から侮られて見られ、逢瀬に利用されても、婚約者の家から援助を受けていたのでずっと堪えていま
した。だけどしてもいない浮気を理由に婚約破棄と援助の打ちきりを公衆の面前で宣言されてしまい、困惑する私を助けてくれたのは、婚約者の浮気相手の縁談相手でした。
ゆるい設定なので、ゆるく読んで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 07:00:57
14853文字
会話率:26%
※加筆した再投稿です。
「あなたは私を貶めて『真実の愛』の方と結ばれたいようですが、あなたのせいで、私は『真実の愛』の方との婚約を解消したのですよ」
婚約破棄宣言に、やってもいないイジメへの断罪、からの、ざまあ。所謂テンプレ展開。名無し仕様
。
ゆるい設定なので、ゆるく読んで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 20:32:14
16349文字
会話率:24%
王宮での華やかなパーティーの中で、第一王子とその婚約者の婚約破棄がなされた―。
その世界はとある乙女ゲームに似ているが、そんなこと主人公は知らない。
*主人公転生者。悪役令嬢も転生者。ゆるい設定です。
最終更新:2022-09-25 10:04:45
9373文字
会話率:36%
家族との関係に悩む孤独な少女百合奈は、家族旅行で出向いた高原の森で、圭と名乗る少年と運命的な出会いをする。
それから3年間、毎年夏の夜に百合奈と圭は森で会って話した。
2人の交流は続いていたが、4年目の夏の夜、圭は『君の事を絶対忘れな
い』と言って、百合奈の前から消えた。
文字通り、目の前から忽然と消えた。
本来ならパニックになりそうなところを、百合奈は何故か、ああ、帰ってしまったのね、と受け入れた。
あり得ないような現象をどうして受け入れたのかわからない。しかし握りしめていた胸元の石がほんのりと熱を持っていることに、百合奈は気がついていた。
実は圭は膨大な魔力を使って時空を超えてやってきた異世界人だった。
一方、百合奈にも秘密があり、百合奈は自分自身を救うために、時空を超える決心をするのだった。
全5話予定です。
*
異世界転移がメインの話ですが、設定はゆるゆるです。
結果的に異世界転生になります。
異世界ではありませんが、生まれ変わりの記憶持ちが出てきます。
魔力を溜めて異世界へ渡る原動力にしたりしますが、そこら辺は本当にゆるい設定なので、軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。
自死やナイフで刺されたりと、センシティブな表現が出てきます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:00:00
26758文字
会話率:27%
アグネッサは自分が恋愛小説の主人公のようだと思っていた。
「ちょっと甘えてみせれば周りのみんなは私の言う事をきいてくれる。だって私はこんなに可愛いのだもの」
「こんな田舎者じゃなくて、私にふさわしい彼がきっと見つかるわ」
そして彼女は王子
様とはいかないものの、狙っていた相手と結婚できた。
そんな彼女の10年後のお話。
断罪とか厳しいものはありません。ゆるい設定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 20:00:00
12264文字
会話率:50%
水竜の物語に魅せられた、翠色の瞳をもつ辺境伯令嬢のアデリンは、訳あって辺境伯領にやってきた琥珀色の瞳をもつ侯爵令息のノアと出会う。
「あなたの唯一を見つけて」
『水竜と翠色の少女』の物語の言葉を大事にしてきたアデリン。自分の「唯一」を見つ
けたいと願っていた。
先祖返りで水竜に変化することができるノアは、複雑な家庭環境の中で自分の存在意義を見失っていた。
お転婆姫とも言われるアデリンに振り回されながら過ごす日々の中で自分を取り戻していく。
※魔術、魔獣が出てきますが、ゆるい設定です。ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 16:57:03
262808文字
会話率:45%
女神とやらに自分以外の人間が真逆の性格というパラレルワールドに連れてこられた奈緒。片想い中の無愛想で無口な幼馴染も優しくて、こんな彼もいいかもと思っていたのだがーー
※女神もいるしパラレルワールド中心の話なのでジャンルをローファンタジーか
迷いましたが、恋愛色が強めの話なので現代恋愛にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 14:55:06
5570文字
会話率:37%
主人公カイル。自分が育て上げた可愛くて可愛くて目に入れても痛くない様なベアトリーチェお嬢様を手に入れる為に色んな意味で頑張るお話し。
貴族社会の異世界の設定ですが、かなりゆるい設定仕様になります。歳の差カップリングものになります。
ベアトリーチェ、宰相、侍女長視点準備出来次第順次投稿予定。
※タイトル回収は侍女長視点で、コチラがもはやメインになります。投稿お待ちいただける方はカイル視点を触りだけ読んで、侍女長視点を先に読んでみても良いかもしれません。急にオッサンが無性に書き殴りたくて、先にカップリングモノを書いてしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 21:02:15
87023文字
会話率:33%
ある日、王子は森へ捨てられた。
彼は何故こんな事になったのかと考える。時間はたっぷりあるから。
婚約者に裏切られて森に捨てられる事になった王子が幸せを掴むまでのお話。
※ ゆるい設定です。
この作品では18歳は成人、飲酒OKになっていま
す。
王子の独り言が多いです。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 21:18:34
15166文字
会話率:36%
我が国の聖女様はいつも男を侍らせている。そんな聖女様と第一王子の婚約発表の舞踏会で、王子が婚約者に指名したのは私だった!え?聖女様は?ていうか、なりたくないです婚約者。そこで私は咄嗟に嘘をついた。「私の婚約者は、あの人です!」指差したのは話
したこともない侯爵家のご令息。果たして私の運命やいかに!?
※ゆるい設定のコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 08:00:00
2601文字
会話率:32%
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。
王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ
頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。
ゆるい設定です
最終更新:2021-02-23 12:00:00
57171文字
会話率:88%
前世の記憶を持っている貧乏寄りの庶民のリュウは、働き場所を探していた。
数種類の文字が読めることで、薬屋に雇ってもらえることになるのだが、その薬屋さんは他とは少し違うようで……。
ほのぼの?して、主人公が成長していくような話にしていく予定で
す。
あまりにも恋愛してないので、恋愛タグからファンタジーに引越ししました……
(上記説明ちらほら変わるかもしれません)
ご注意
・趣味でかいているゆるい設定の物語です。
・主人公の周りにチートな人たちが集まってきます。
・ご都合展開な事が多いと思います。
・薬屋と言っていますが、ファンタジーです。
・めちゃくちゃゆっくり物語が進み、ヒーローが出てくるまで時間かかります……
・ゲームの世界な要素がちらほら出る予定。
・文章が合わない、流れが合わない、自分の好みの展開ではない……等あると思うので、その場合はブラウザを閉じるか、TOPへお戻りください。余所様の素敵な小説をお読みください。
・かなりの豆腐メンタルです。優しくしてください。
・R15、残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブは保険。
BL、GLはモブやサブで出てくるかもしれません。確実に出てこないとなった場合には外します。
・タイトルは変更する可能性があります。
・更新不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-04 22:00:00
113294文字
会話率:34%
2ヶ月前に旦那がダンジョンから帰ってこなかった。家を追い出されないために私はダンジョンに潜ることにした。
最終更新:2020-05-22 21:34:06
16418文字
会話率:19%
「君は春が駆け抜けたような人だった」
長い冬を終え、やっと春を迎えることをできたある一人の青年と、そんな青年をずっと見守り続けた女性の話。
最終更新:2019-12-26 09:00:00
7442文字
会話率:40%
軍人として13年前まで続いていた戦争に参加していた公爵令嬢。戦時中に負った傷から貴族社会では『傷物の令嬢』として扱われて嫁ぎ先もなかったが、本人は気にすることなく平和になった日々を悠々自適に軍人のまま過ごしていた。そんなある日。婚約の申し入
れが届き・・・そのお相手は国の王太子で17歳も年下だった?!
ありえん。婚約なんぞするはずがないだろう?!!!
押せ押せの王子に当の昔に令嬢の年齢枠を超えてしまった彼女の困惑の日々が始まる
※初投稿なのでおおらかな気持ちで読んでいただけると嬉しいです
※ゆるい設定なご都合主義!!
※R15、残酷な描写ありは保険折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 02:26:21
58188文字
会話率:57%
疑問に感じたことはないだろうか?
日本各地には様々な都市伝説や妖怪、オカルトな存在がある。その規模や知名度、同じ物でも内容が少し違ったりとするわけだが、少なからず色んなお話にて、"その姿を見て生き残った者はいない"
とか"知ったら最後、必ず死ぬ"といったものを散見する。
不思議ではないだろうか?
なぜ生き残った者はいないはずなのに、そういうものには大抵その駄目なものの詳細まで伝わっているのだろうか。なぜ知っただけで必ず死ぬと書いておきながらその噂が存在するのだろうか。
色々と意見はあるのかもしれない。だけど言わせてもらおう。
口が耳元まで裂けた女性が言う
「あ。ソウ君、このコ気絶シちゃったかラ後処理お願イ 」
顔面に目、口が存在しない男性?が喋る
「ソウ。ちょっと驚かすの手伝って。この無地の仮面をいいタイミングで被るだけでいいから」
うごめく肉塊がどこからか音を発する
「「ねー、お願いされたから出てあげたのに出たら出たで悲鳴あげるの、ひどくなーい?」」
「……ここはコンビニであり相談所や何でも屋ではないのですが」
――科学では証明できないようなオカルトな存在は実在するが、その逸話のほとんどが大きな尾ひれに背びれもついたような話しであると。
これはオカルトな存在と関わりがある、コンビニの夜勤のバイターで、自称"少しだけ特殊"な青年の日常的な感じがしなくもない話し
※当然ですがコンセプトの関係上、元ネタの妖怪や怪談、神話から大幅に改変・独自設定の追加が行われています。怪談や妖怪は恐ろしくなきゃいけないんだ! 神様は敬うべき存在だ! と思われる方は読まないことを推奨致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 18:04:34
4691文字
会話率:64%