仕事が終わった次の日の休日。
私は、久し振りにゲームをしたくなってゲームコーナー売り場に来ていた。
最近はネットでなんでも買うこと出来るせいか、以前のような賑わいを見せず日曜日だと言うのに閑散としている。
客がほんの僅かだ。
相変わら
ずやる気のない店員が「あざっしたー」とダルそうに言うだけ。
あーあ、ここもいずれ閉店になるのかな
「あった」
私が手に取ったのは、1999年代に発売されて以来人気のある乙女ゲーム。
それは、VR用にリニューアルされてグラフィックもより綺麗になったと話題になった。
「月の都の花嫁」
曽祖父世代は、家庭用より暗い店内のゲーセンが主流で父親世代はやっと手に持って遊べる(重たい)物が主流だと言っていた。
もっぱらやっていた自分の青春時代のゲームが待望の映画化となって観てみれば「クソが」と呟いていた。
あの落ち込んでる姿には同意したものだ
ひっそりと父さんの姿を思い浮かべたけど、すぐに思考を変える
所謂、私は学生の頃から「腐女子」をやっている。
本当の腐女子の友達から言わせてみたら
「甘い!アンタはまだコレクターかただのゲーマーだ!」って力説された記憶がある
クスッと懐かしさに笑みが溢れる。
確かに、と同意してしまった自分もいるけど、私は腐女子。
そこは譲れない(?)
社会人になって、現実が充実している時はゲームをしなくなって初代ゲーム器も2代目も
3代目も箱にしまってもう埃を被ってしまっている。
前は、発売日がとてもとても楽しみで何周もやって全クリして
友達と薄い本を描いたりして、グッズやコミケ周りしたり、新しいゲーム器も飛び付いて楽しかったなぁ....。
また懐かしさに浸りそうになるけど
よし!奮発してVR用を買って繋いでやろっと♪
「.....した〜」
と、やる気のない店員の声を聞いて、店を後にしそそくさと家に帰る
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 11:28:11
1947文字
会話率:9%
何から何まで情報を持つ伝説の情報屋がいた。その情報屋が提供する無限の情報、その一つ一つが有益で正しかった。その情報屋を信頼と敬意を称して【無限の情報屋】と呼ばれた。しかしその情報屋の正体は、まだ成人前の学生だった。
伝説の情報屋だとバレない
ように学園生活を送っていたが、ある日から恋人である彼女から付き合っている彼氏(俺)についての情報を提供することになった!?
様々な問題が起こりつつも、自分の情報を彼女に流しながら恋愛し続ける青春ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 05:00:00
6143文字
会話率:51%
アンナは父の紹介で素晴らしい夫を得る事ができた。
彼はとびきりハンサムで、親切で、寛大で、まだ若いのに騎士団でも出世している。
アンナはとても幸運だったと言えよう。
ところがこれ、逆の立場から見たらどうなるだろう?
――優秀なベルナールは、
上役の娘を娶る事になった。
彼は本当に貧乏くじを引いたと思うわ……アンナはどうしても申し訳なさを感じてしまうのだった。
しかしまぁ……何だかんだで愛され妻です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 19:45:00
113727文字
会話率:34%
女神とやらに自分以外の人間が真逆の性格というパラレルワールドに連れてこられた奈緒。片想い中の無愛想で無口な幼馴染も優しくて、こんな彼もいいかもと思っていたのだがーー
※女神もいるしパラレルワールド中心の話なのでジャンルをローファンタジーか
迷いましたが、恋愛色が強めの話なので現代恋愛にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 14:55:06
5570文字
会話率:37%
完璧な令嬢が婚約破棄されて色々考えた結果選んだ未来とは。婚約破棄もの何番煎じかのお話。
先に言っておこう!設定甘い!中途半端だ!
アイデア浮かべば続きを書く予定!
恋愛要素、あまりない。
最終更新:2020-05-26 13:48:15
5166文字
会話率:41%
ファミレスで見掛けたお二人さん。
これまでも乗り越えてきたものがあったのでしょう。
そしてこれからも、なだらかな道とはいかないのだろうけれど。
そこに幸あらんことを。
最終更新:2019-05-31 23:06:27
777文字
会話率:31%
こちらの作品は『当て馬ならし』のおまけストーリーとなっております。
当て馬ならしをお読みでない場合、お楽しみ頂けないと思われます。
よろしければ本編『当て馬ならし』をお読み頂けたらと思います。
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本編終了の時
間からその日の終わりまでを書いた、おまけストーリーです。
クララとラルがかなりの糖度でバカップルしてます。
あとは、みんなからクララを思うラル王子の暴露話がきけます。
さらにクララの妹ベルのお話も少しだけ。
本編終了時からのクララとラルお話。
蜂蜜風呂にはいる思いで覚悟してお読みくださいませ。
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ベリーズカフェでも掲載している『当て馬ならし』の最終話後にある三話と『別冊 当て馬ならし』をまとめたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-16 21:01:37
43369文字
会話率:20%
「たぁッ!」
ヒュッ!
青年の持つ剣が相対する相手、彼と比べれば大男と呼べ…否、誰の目から見ても大男と形容されるであろう男の腹を薙がんと横薙ぎの一撃を放つ
「甘い!はぁぁぁぁぁッ!」
ガキャン!
音をたてて薙いだ剣が、触れれば斬れ
るであろう刀身で当てたにも関わらず大男の身体を切り裂けずに弾かれる
「ッ…<チカラ>による<障壁>か…!?」
<チカラ>…世界に満ちるなんらかの法則性をもったエネルギーの塊、有史以後この能力は人類の発展に貢献してきた。誰しもが使えるまさに無限の可能性をもったエネルギー…ただし未だそれは人類のみしか使えず無機物には宿すことはできても発生させることはできないというものだった…
「ッ!ヴァルセルトー!!!」
今の攻防で大男、ヴァルセルトが行ったのもその<チカラ>の操作による防御。通称<障壁>と呼ばれる類の防御用運用方法である
「ふ…甘い、甘いぞツバキ!」
現在2人はその<チカラ>を各々の得意とする運用方法で酷使しながらギリギリの剣戟を交し合っている
「椿!」
その彼の後ろで1人の少年…ツバキと、椿と呼ばれた青年が守らんとしている少年が叫ぶ
「安心しろ光輝、俺は負けない。お前を殺させるかよ…」
その光輝と呼ばれた少年…彼が、彼こそが狙われている存在で…
「馬鹿椿!俺のことはいい、だから…勝て!!!」
その光輝は応援するしかできないほどに、どこまでも…無力だった…
創造のリクリエイタ…光輝は果たして何者となれるのだろうか…さて、開幕ですよ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 16:31:53
9517文字
会話率:70%