汚い部屋。人間が飼われている。もう少し先の方には、光が見える。でも遠い。ここで終わりそう。悲しい気持ちも寂しい気持ちもなにもない。からである。からになる。諦める。私は居ないものになる。からの音。無音でもない。笑う。消える。光る。内的な衝動。
声。聴く。鳴る。歌う。音を出す。手を叩く。リズムをとる。疑う。疲れる。小さくなる。止める。座る。もたれる。繰り返す。耳鳴り。体温。冷たさ。熱。移る。太陽の量。割れる。落ちる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 19:24:48
5765文字
会話率:0%
遥か遠い過去、そのファトランタスという世界で『救世主』と呼ばれるまでに至ったひとりの少女がいた。
その少女は世界を滅ぼしかねない戦争、のちに『異界間戦争』と呼ばれるその戦争へ身を投じ、数多の英雄や仲間たちの力添えを得てそれを終戦させ――と
、少女の物語はここで終わり。
しかし物語が終わろうと、その世界は未来へと続いていく。
時は経ち、その終戦より800年後。
その戦場跡地には、リアスター王国という魔導大国として世界に名を馳せる世界第3位の大国が建国されていた。
その中枢都市、王都トライスで人知れず活動していた《執行部》の団長クリストは、ある日ひとつ依頼を受ける。それは、とある訳ありらしき少女を保護することで。
――これは、魔導書と歩む少女が記す物語。
――そして、無限の世界と数奇な運命が紡ぐ物語。
――『絶対悪』とまで呼ばれた1人の怪物が織り成す、遠い未来で神話となる物語である――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 07:25:07
163923文字
会話率:44%
目が覚めたら僕は、窓のない部屋にいた。
最終更新:2019-03-25 17:17:00
4267文字
会話率:2%
前世にて不慮の事故で死んでしまった主人公が生まれ変わったのは、昔ハマっていた乙女ゲーム「花嫁と円卓の騎士」の世界のライバルキャラであるモルガン・ル・フェイ。
モルガンは原作ではルートによっては死なずに生き残れるのだが、主人公はどうしてもヒロ
インとの折り合いがつかずに過ごした結果処刑されてしまう。
今度の人生もここで終わりかと思い意識が途切れた瞬間、気づくとそこは主人公を転生させた張本人である大魔術師マーリンの庭。
「死んでしまうなんて情けない!」
そう嘆くマーリンから、実はこのゲームは続編が発売していたことを告げられ、ちょうど今終えたエンディングからの続きがその内容なのだと言われ、次こそは平穏で殺されない人生を歩もうとするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 20:00:00
34096文字
会話率:29%
今日、君は結婚する。
僕と君の思い出は、ここで終わりを告げる。
最終更新:2018-06-04 00:02:32
783文字
会話率:0%
昔々、あるところに桃太郎と呼ばれる勇敢な少年が居ました。
彼は人々に迷惑を掛ける鬼たちに痺れを切らし、お供を連れて鬼を懲らしめに向かいました。
しかし鬼たちには害意など毛頭無く、ただ人間達と仲良くしたかっただけなのです。不器用な彼ら
には、ちょっかいを出すという結論しか出す事が出来なかったのです。
結果、鬼たちを簡単に屠ってしまった桃太郎は、人々に盛大に迎え入れられ幾千もの時を超え現代まで語り継がれる英雄となりました。
――だが、この話はここで終わりでは無いのです。鬼は全滅していない。どころか、桃太郎が葬った鬼は彼らの中で戦士と呼ばれたほんの一握りだったのです。
彼らは考えました。桃太郎が喉から血反吐を出しても尚、叫びもがき苦しむ程の復讐を。それが自らの種を冒涜するようなモノであっても。
エブリスタでも同様に公開しています。此方よりそっちの方が更新早いです。一頁千文字程度なので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 11:02:57
16053文字
会話率:36%
少年ルイは、トリスタン王国の王家で次男として生を受けた能無しだった。本来ならば、王族は強い魔力を持って生まれるはずだった。そして、そんな能無しの少年にとって重大な出来事が起こった。実の兄であるカイがルイを殺そうとしたのだ。その方法は王族の
生命の源として存在する『王印』の剥奪だった。しかし、ルイが首を締めあげられているところに、妹のセリカが偶然にもその部屋を見てしまった。セリカはルイを庇おうとするが、カイはそんなセリカをも手にかけようと近づいていく。自分には何もできないのか、手をこまねいているだけなのか、とルイが絶望している時だった。
――ここで終わりたくないのだろう。自分はどうでもいい、だから妹だけは助けたい? 結構だ。私と契約しろ。そうすれば、妹を助けることができる力をお前にくれてやる。ただし、代わりに私の願いをお前に叶えてもらう――。そんな声が頭に入ってきたのだ。ルイはその力を欲した。そして、その力の名は《消失のコード》。この世にに存在するあらゆる物を一瞬にして消し去る超常の力だった。その力を使ってルイはカイを殺してしまう。兄を殺した弟という汚名はトリスタン王国に留まることを許さないと、ルイは国を出る。彼は妹さえ守れればそれでいいと、その時は考えていた。自分の大切な物というものは生きていれば必ずできるということを知らなかったのだ――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 18:11:59
3980文字
会話率:43%
平凡でありふれた高校生、久遠朔磨。ある日の帰り道、彼は不運にも命を落とす。哀れここで終わりかと思われたつまらない人生。しかし彼が再び目を覚ますと、死ぬ前の時間に戻っていた。少年が意図せず手にした、『リトライ』の権利。幾度となく繰り返される『
物語』の中で、彼は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-07 00:44:35
98182文字
会話率:40%
以前私がLINEをしていたとき、小説を書く人が案外いたのですが、横書きで長すぎでちゃんと読めない! という事態が発生しました。ゆえに、小話程度の面白い話を作ってみよう! という企画からできたのが「超短編物語集」です。連載ですが、前後の話は
脈絡がないです(稀に続編になるかもしれませんが)。
例外はありますが、五〇〇字を超えない作品を作っていますので、一話読み切りの小話集が読みたい方にお薦めします。羅列あらすじは厭なので、恐縮ですがここで終わりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 17:00:00
21649文字
会話率:45%
聖歴826年12月17日
アルガデシア王国に仕える大公カナンの反逆により国王が斃れる
平和な時代はここで終わり、アルガデシア王国は戦乱への道を進み始めていた
のちに《カナンの反乱》と呼ばれるこの反逆はアルガデシア王国だけではなく世界をも巻き
込む『災厄』の序章であった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 20:00:00
34693文字
会話率:40%
運がない三十代男性『マサムネ』は、ある日不幸なことに銀行強盗に遭遇し、死んでしまう。
俺の人生もここで終わり……かと思いきや、女神様から「転生しないか」と提案される。今度こそ華やかな人生を送れると思い、その提案に乗るが、目を開けるとマサムネ
は『人間』ではなく『ドラゴン』に転生していた!しかも吸血鬼の少女と一緒に仲間を集めてこれから起きるモンスター同士の争いを止めることに。はたして俺達に止められるんだろうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-05 18:53:47
5764文字
会話率:57%
いろいろ行き詰りましたので、この話は中途半端ですが、ここで終わります。
今回の反省を次に生かしたいと思いますので、どうかご勘弁をお願い申し上げます。
整え直して、改訂版として出直したく思います。
最終更新:2017-04-08 02:20:01
248553文字
会話率:38%
ノクターンと呼ばれる優秀な暗殺者は同業者から邪魔者として排除命令が下され今にも命が尽きようとしていた。ここで終わりかと思われたとき、彼は全く別の世界に召喚されていた。助けてくれた少女と共に大切なものを探しに旅に出ることになったノクターン。こ
の先どんなキャラクターが物語を広げてくれるのだろうか? ※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 10:41:36
23262文字
会話率:69%
20代の男はビル屋上の際に立っていた。ボーナス無し、年収300万未満。このまま、苦労を良しとしても満足のいくことの無い!人生を、残り3倍程過ごすのであれば、もう、ここで終わりにした方が良いと、そう考えていた。
◆◆◆
かつて、英雄アザスは、
その身を犠牲に世界を救った。その後、通常のダンジョンと異なるアナザーダンジョンが各地に出現する。ある時サアセは、アナザーダンジョンが星の魔力を餌に増長する、星の癌だと気付く。星を、世界を救う為、サアセは世界から魔力を無くす決意をした。しかし、そんなサアセを連合国も帝国も魔王も教会もギルドもほかっておく訳がなく……彼は救世主でも、英雄でも、勇者でもない。後に偉人と評価を改められる彼は、転生した世界に何を齎すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-17 23:52:04
40288文字
会話率:12%
色々と連想がつながるままに食べ物について綴っていきます。
ここで終わりという区切りなく、思いついたら加筆していきます
最終更新:2015-09-02 00:25:22
2310文字
会話率:0%
雨が降りしきる神社で出会った、白いワンピースの女の子
一目惚れに近いくらい、会いたくて、話がしたくて、そして…
高校生のときに趣味で書いたものに、少し手を加えて完成させました
こんな運命的なこと、現実で起きるかどうかわかりませんが…
あ、
中途半端に終わってると感じるかもしれませんが、私としてはここで終わりです
続きは…ウェブ…じゃなくて、みなさんにお任せします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 02:57:05
3535文字
会話率:24%
国王陛下と結婚!それも三十も歳の離れた女好きと!冗談じゃないと屋敷から逃げ出す貴族の令嬢エミリア。そして彼女は同じ貴族の息子である元婚約者のランバートに助けを求めた。そこでエミリアは一人の青年魔法使いと出会うのだが、その人、顔は良いが性格
が悪くって……。で、とうとうネタ切れ最終回になってしまいました!変な所で終わってしまいます、すみません……。できれば、いつか連載再開をしたいとは思っているのですが……どうなることやら(汗)とりあえず、ここで終わりです。今まで読んでくださった方々、どうもありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-25 11:03:46
587055文字
会話率:43%
「福沢諭吉」とは1835年1月10日(天保5年)大阪で誕生し、1901年2月3日(明治34年)死亡。
有名な執筆と文献は、学問のすゝめ、西洋事情、脱亜論である。
「福沢諭吉」と聞いてまず浮かべるのは大半は”一万円札”(日本銀行券一万円
札に1984年から2014年現在)であろう。
福沢諭吉が一万円札になった理由として、
まず、現在の日本紙幣の肖像画の選び方が「立派なことをした人」という条件と、
千円札、五千円札、一万円札それぞれ見間違えないよう、特徴の異なる人物を用意するのが前提という。
これは、偽造紙幣などを防止する為という説が濃厚である。
北康利さんの『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』(講談社、2007年3月)の7-9頁によると、
1984年(昭和59年)11月1日の新紙幣発行に際して、
最初の大蔵省理財局の案では、・十万円札が聖徳太子・五万円札が野口英世・一万円札が福澤諭吉となる予定だった。
しかし、その後、十万円札と五万円札の発行が中止になってしまったが故に、
一万円札の福澤諭吉が最高額紙幣の人となったとつづっている。
他にも諸説いろいろありますが、わたくしは難しい話は好きではないのでこういう話はここで終わります。
ここでのストーリーは「福沢諭吉」の比喩である”一万円札”が関係する。
もしかしたら、自分自身がその状況に陥る可能性も・・・。
「ハル」という青年が直面する「福沢諭吉」の本性。※本物の福沢諭吉さんとは何の関係もありません。
それでは「ハル」が見てきた「福沢諭吉」に食べられた人々のわずかながらですが話が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-06 17:56:22
2099文字
会話率:48%
買い物に向かう途中に車に轢かれた僕。16年の人生もここで終わりかと思ったら、異世界に。「我の願いをきいて欲しいのだ」そう言って僕の前に現れたのは、ポニーテールの厨二病でした。女の子と思ったら男でした。救いようがありません。さっさと願いを叶え
て帰ろうと思ったのに、今の僕では願いが叶えられないと言われ…。そんな僕が異世界で、彼の願いを叶えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-20 23:03:58
12366文字
会話率:38%