人類は、環境問題に対抗しうる新たな技術を求めた。いつしか彼らは、様々な研究開発、実験を制限なく行える機関「WRLI」を設立する。
――現在2055年、WRLIは世界各地へ「技術特区」を展開し、その活動域を広めていた。
だが、その存在に
よってもたらされるのはもちろん、誉れるべきものばかりではないのだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――
ここ日本においてはまだ知名度は低く、その実態もあやふやで小さなもの。
だが小さなといってもその影響力は、客観的に受け取られるものを大きく超える。彼等が行うのは単なる人探しから、…破壊工作までと、幅広い。彼等はそんな様々な依頼をこなすだけの、ごく単純な行為を生業とした集団だ。――また、「人とは違う体を持つ」彼等にとって、今はそこが、唯一の居場所だ。
ある時、束の間の平穏を過ごす彼等のもとへ一つの依頼が届いた。
だがそれは技術特区を主要とし、少しづつ拡張されていく、曰く付きの運命の始まりだった。
彼らが何を見て、何を知り、どう変化していくのか。そして「お前」は最後まで、見届けられるのか?
※こちらの作品は3月30日より「カクヨム」様にて投稿を始めたものと同じ内容となっています。
カクヨム版はこちら「https://kakuyomu.jp/works/16816700426875530548」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:00:00
14654文字
会話率:35%
アンドロイドがスマートフォンと同列になりつつある近未来。
日南千夏の日常は、双子の妹千春の突然の死で揺らがされる。
そんな千夏が出会ったのは、死者の生きるカフェ「Cafe Androdia」とその店長・棗累。
棗累の提案で千春そっくりのアン
ドロイド開発に足を踏み入れる。
しかしアンドロイドとの共存は《アンドロイド依存症》の危険性と隣り合わせだった。
千春とうり二つのアンドロイドを前にした千夏の選択は。
アンドロイドとそれに依存する社会と向き合うSFヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 10:56:41
89705文字
会話率:56%
面白そうだと思いAIに小説を書かせようと思った
実験記録みたいなもんです
最終更新:2023-07-07 17:27:05
879文字
会話率:37%
「お前、金と友情だったら、どっちをとる?」
親友からの質問は、孤島サバイバルの始まりだった――高2の一爽(イッソウ)は学園の真実を知る
葉月一爽(はづきいっそう)は、横浜の海浜高校二年生。人工島に作られた高校で寮生活をしている。平凡な
高校生活を送っていたある日、突然親友の永友優吾に身柄を拘束され、寮の地下にある施設に連行されてしまう。
優吾の説明では、一爽は特殊能力を持つプラチナベビーズのひとりであり、この島は彼らを人間と認めるかどうかの観察実験のために作られた島だという。優吾は一爽を担当する監視者だったのだ。難病の弟の手術代を稼ぐため、仕方なく監視者として契約したのだと話す。
そして、現在はプラチナベビーズのひとりである弥生真尋が監視の目をくぐって逃走したため、島の警戒レベルが上がり、一爽も身柄を拘束されたのだった。一爽は拘束中に、同室にいた元監視者でハッカーの芝虹太と仲良くなる。
やがて、プラチナベビーズのリーダー、吉住類に依頼された狩野理央が、大型銃器ガウスガンを持って一爽を救出にやってくる。
一匹狼を気取る虹太は、単独で脱出を目指すという。解放された一爽は、プラチナベビーズとと監視者との膠着状態の打開と、優吾との和解を求めて、キーパーソンらしき類の自宅へ向かうのだが……。
友情のため、島を放浪する一爽。やがて明かされる、分断と対立の構図。
「知識はないけど行動力だけはある一爽」と、「知識はあるが仲間がつくれなかった虹太(コウタ)」の二人は連携し、平和的解決を目指す!
※サバイバルホラーではなく、ヒューマンドラマ寄りの近未来SFです。ただし、やや残酷な描写や死亡シーンはありますので、苦手な方はご注意ください。
※この作品はエブリスタ、カクヨムにも投稿しています。(エブリスタが旧バージョン。小説家になろう、カクヨムが最新改稿バージョンになっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 15:00:00
160019文字
会話率:41%
自由で聡明な人間が暮らす大きな社会と落ちこぼれの人間が完全監視のもとで暮らす小さな社会
主人公の佐藤晴人は素行の悪さから小さな社会で暮らすこととなる
小さな社会の生活に満足していた晴人だったが、思いがけず小さな社会の秘密を知ってしまう
そし
て、この格差社会に疑問を抱く
現代の格差社会にも通じる近未来SFファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 10:59:38
2083文字
会話率:45%
死を恐れる人類に宗教は、天国と地獄と来世の存在を教えた。
仏教が輪廻転生を説いてから、ずいぶんと長い年月が過ぎた。
そして、令和30年の日本では、仏教が異世界転生を説き始めた。
そんな近未来の真面目なSFです。
※カクヨムでも同時投稿です
最終更新:2023-06-28 00:19:49
92329文字
会話率:32%
合言葉は「7144」。
巨大ロボット、新興宗教、そんでもって地球の危機。
立ち上がったのは8人の英雄達…もとい、掃き溜め小隊のイロモノメンバー。
偶然だったり思惑だったり、はたまた過去の因縁も?
人類の希望をのせた弾丸が、未来を開く! …き
っと。
SFロボットアクションコメディーです。
オタ要素、パロディネタ等出てきます。基本的にギャグ多めです…たぶん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 13:04:11
150352文字
会話率:52%
この星の名は“デュノン“ その歴史からついた、というよりかは『付けられた』と言った方が妥当なのかもしれない。そうれはそうとして、この惑星のあだ名は“戦うことしか知らない星“だ。
この星では、ある者は自由のために、ある者は権力と富のために、
そしてある者は愛する人を守るために、各々の命を賭けて互いを殺し合い、血で血を洗い合っていた。そう、もう何千年も前から…
そして有史時代が始まってから500年程経った頃、この星に産み落とされた人類は劇的な進化を遂げた。金属を使って強力な建造物を造り上げ、動力と羽を持って優雅に空を飛び、大きな鉄の塊で大海原を駆け回り、そしてロケットを使って空を突き破る… そして、この技術がさらなる戦争を呼ぶ時もあった…
そして今日、この惑星でも最大規模で、そして醜い欲望と嫉妬に満ちた戦争が、2つの大国によって始まろうとしていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 10:11:16
2347文字
会話率:73%
祠宵基底創研附属文書館エリアB研究室の主任研究員である立葵博士によって収録されたビデオ資料の音声書き起こし。『DAY"BREAK"/IN FRONTIER』の世界観をより理解し、楽しむことのできる様々な情報を不定期でお
届け。
※本作品は『DAY"BREAK"/IN FRONTIER』の世界観設定解説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 20:46:08
10899文字
会話率:0%
西暦2050、量子エンジンの開発に成功した人類は太陽系のみにとどまらず、太陽系から最も近い星系『プロキシマ・ケンタウリ』に本格的な入植を始めていた。
地球生まれの人類政府高官であるメリッサ・フリーデベルクとユウヒ・シノハラは、プロキシマ・
ケンタウリへ向かう民間旅客機アトモバス411便に搭乗していた。航行行程も最終段階といったところで、護衛用の真空戦闘機群が不審な動きを見せて―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:18:46
2457文字
会話率:31%
「――この中に、僕らのユートピアがあるんだ」
なんの衒いもなく、君はそう言って笑った。月のない夜、不意に頭上に現れた太陽のように。
「あの子は鈍感だから」、大人たちの声は届かない。古めかしい廃盤のAIカメラを手に、君は今日も光を見る。
最終更新:2023-05-06 15:21:12
1592文字
会話率:9%
いつになったら終われるのでしょう・・・
最終更新:2023-05-04 23:04:43
1006文字
会話率:5%
オレ(大杉健太郎:♂:大学生)は、気づくと異世界で幼児になっていた。もしかして前世の記憶を持っての転生ってやつ?
どこかで聞き覚えがある名前だと思ったら、死ぬ直前までハマっていたネットゲームの世界にそっくりだ!?
これから始まる異世界
での新しい人生、楽しんで生ききたいと思います!!
【作者からのお願い】
当作品は、作者が過去に連載していた作品のリライト版になります。
感想やメッセージへの返信は、基本的にしない予定です。
それらの返信を書くための時間を、執筆の時間に当てさせていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 19:00:00
200737文字
会話率:37%
2300年、日本は高齢化社会が終わり、
第3次ベビーブームが起きる。
高齢者は減り、若者が爆発的に増えた。
日本は0歳から65歳までの人口が9割をしめ、老人は1割になった。
働く場所も、社会も活気を取り戻した日本だが唯一、寂し
い場所がある。
2000年代初期から2200年代には、老人で溢れかえっていた特別養護老人ホームだ。
2300年の日本では、老人病院とも併設し、老人病院と呼ばれ、入居者3人の老人に対して、ヘルパー10人、看護士が1人、医師が3人という社会。
東京都内の小さな老人ホーム「ゼイタク」では、それぞれ悩みを抱えたヘルパーや医者が、3人の老人達の人生を語り聞き...。
※こちらの作品は、アルファポリス様、カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 21:35:34
11659文字
会話率:17%
繰り返される奪い合いと争いで、とうとう不毛の大地と化した地球。最後に残ったこのコロニーだけが人類の住処だ。昼夜は完璧なプログラムで回り、天候も管理され、人類は自然を操ることに成功した。
そんな箱庭の中で、僕は可もなく不可もない人生。目立つこ
ともなく、いじめられることもなく、ただただ普通。それでよかった。
でも、君と出会ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 01:11:40
1384文字
会話率:16%
「残念なお知らせがあります」
この一言で全てが崩壊した。外宇宙からやって来た金属生命体<NEXT>との星間戦争が始まったのだ。結果、人類は地球にシールドを展開する事で痛み分けとなった。
総人口の半数以上を失いながらも、4つの兵器の元に4つ
の区を築いて人類は反撃の牙を研いでいた。
だが、人類はもたらされた兵器の力を過信し自らが救世主であると牽制し合う。
4人の兵器と共に生み出された改造人間。使命に雁字搦めにされる完璧な兵士と共に、人類は混沌を極めつつあった。
その中で、5人目の改造人間が遠い過去から目を覚ます。
王子のキスも無しに目覚めた傍若無人な白雪姫がもたらすのは平和か、混沌か、破壊か?
近未来SF改造人間アクション。
歪な繁栄に、空を睨む彼女は何者だろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 19:18:56
71431文字
会話率:45%
起きたらサイエンス・フィクションの世界だった。
え? 現実なの??
最終更新:2023-04-13 14:00:00
11615文字
会話率:30%
巨大隕石の落下で新たに二つの自然の元素が発見された。その元素らは《魔力》と呼ばれる、特異な力を秘めており、その影響でその年以降に生まれた赤ん坊は常人がもつ魔力量よりはるかに多い魔力を持って生まれた。驚異の身体能力を持ち、特異能力を使うことの
できる者もいる彼らは《特異者》と呼ばれた――
特異者である伏柊蓮は、過去起こったある事件のせいもあり自分が《特異者》という事実を隠して生きていた。しかしある日、普通の学校生活を送っていた蓮が学校中に自分が《特異者》だということが公になる事件が起こる。そこから蓮の日常は、元素を狙って宇宙から来た魔族、様々な人との出会いや出来事を経て大きく変化していく――
物語調整中に着き、更新を止めています。感想などで意見をくだされば幸いです。
調整が終わり次第、初めの話から変更を加えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 04:21:24
44828文字
会話率:47%
この作品は、ピクシブでも投稿しています。
(※ゲームブックです。)
宇宙の航路を進むおよそ五〇隻からなる大艦隊は、木星に向けて進軍していた。木星にいる敵艦隊を撃滅するべく出発したこの艦隊は、地球軍の最後の希望と言っても過言ではない。その中
の一隻である宇宙巡洋艦モガミに、あなたはいた。
艦隊は綺麗に隊列を組み、予定通り進んでいた。だがそんなとき、あなたの艦にエンジントラブルが発生してしまう。あなたの艦は木星に遅れて到着すると、そこに味方艦隊の姿は無く、敵艦隊が待ち受けていた。おそらく味方艦隊は、敵艦隊に全滅させられたのだろう。あなたはこれから、味方基地のある火星まで撤退することになる。果たしてあなたは、無事に敵艦隊から逃げきれるのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 19:00:00
12303文字
会話率:53%
頭髪に悩んでいた松中豊毛は長年の研究の末に発毛技術を発明する。そして、その技術は発毛だけにはとどまらなかった。
細胞と共生する人工細胞技術、自己補修と発電能力を融合させたその発毛技術が確立したとき、世界は変わりはじめる。
最終更新:2023-03-22 23:24:41
32755文字
会話率:14%