「私」五十代のヘリオーネは国王から偽物聖女認定され、婚約破棄される。その時国王は若い「真の聖女」十代のマルレーネと結婚するという。
しかしこのマルレーネは王の弟の庶子、つまり姪なのだ。
ヘリオーネはあっさり国外追放され、やれやれ、と思いつつ
手込めにされそうになっているマルレーネを助けに行く。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 21:15:12
2524文字
会話率:29%
「わたくしはここに宣言いたします。神の名の下に、このマリアンヌ・フェルミナスに与えられていた聖女の称号を剥奪することを」
この世界には昔から聖女というものが在った。
それはただ聖人の女性版というわけでもなく、魔女と対を成すものでも、ま
してやただの聖なる人の母でもなければ癒しを与えるだけの治癒師でもない。
世界の危機に現れるという救世主。
過去、何度も世界を救ったと言われる伝説の少女。
彼女こそ女神の生まれ変わりに違いないと、そう人々から目されたそんな女性。
それが、「聖女」と呼ばれていた存在だった。
皇太子の婚約者でありながら、姉クラウディアにもジーク皇太子にも疎まれた結果、聖女マリアンヌは正教会より聖女位を剥奪され追放された。
喉を潰され魔力を封じられ断罪の場に晒されたマリアンヌ。
そのまま野獣の森に捨てられますが……
野獣に襲われてすんでのところでその魔力を解放した聖女マリアンヌ。
そこで出会ったマキナという少年が実は魔王の生まれ変わりである事を知ります。
神は、欲に塗れた人には恐怖を持って相対す、そういう考えから魔王の復活を目論んでいました。
それに対して異議を唱える聖女マリアンヌ。
なんとかマキナが魔王として覚醒してしまう事を阻止しようとします。
聖都を離れ生活する2人でしたが、マキナが彼女に依存しすぎている事を問題視するマリアンヌ。
それをなんとかする為に、魔物退治のパーティーに参加することに。
自分が人の役にたてば、周りの人から認めてもらえる。
マキナにはそういった経験が必要だとの思いから無理矢理彼を参加させますが。
※以前書いた転生聖女の焼き直しです。短期集中連載としてちゃんとしたエンディングまで書き切ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 20:08:45
40971文字
会話率:23%
「もう、フラグは立ちましたから……」
フラグが視えるという伯爵令嬢クリスティアーナは、魔女と呼ばれ、生まれ育ったドロイア王国を追放される。
だが三年後、彼女は「聖女」となって、隣国の王太子と共に、傾いたドロイア王国へ戻ってきた。
そして
、自分を追放した人々に、あるフラグを突きつける。
彼女はどんなフラグを視たのか?
そしてそのフラグ、回収する? それとも回避する?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 23:13:28
12692文字
会話率:35%
貧乏男爵家の末っ子である私の人生には、どこぞのスケベオヤジの後妻になるか、自立するかの二択しかなかった。
何としても前者は回避したかった私は、子どもの頃から趣味だった小説の執筆を職にすることに決め、出版社に何度も何度も、雨の日も風の日も原稿
を持ち込んだ。
その甲斐もあり、エリート編集者であるアロイスさんが担当編集者になってくれたのが今から一年ほど前。
そして今日、遂に私は『悪役令嬢が婚約破棄される』という斬新な小説で、アロイスさんから太鼓判を押してもらえたのだった。
これで念願のプロデビューが果たせるかもしれないと舞い上がったのも束の間。
出版社からの帰り道、親友であり由緒正しい伯爵家の令嬢であるカサンドラ様が、号泣しながら私に抱きついてきた。
カサンドラ様を宥めながら話を聞くと、何でもカサンドラ様は私の小説と同じく、婚約破棄されてしまったそうで……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 21:08:37
10781文字
会話率:46%
国を守る聖女を蔑ろにした結果、国は滅びました。
浮気した挙句聖女を追放した王子も、偽聖女呼ばわりして王子を寝取った公爵令嬢も、聖女に石を投げた民衆も、今更後悔してももう遅い! 私は私を救ってくれた隣国の王子様と幸せになります!
「――って
夢を見たんだけども、なんで何の関係もねぇオラ達が死ななきゃならねぇんだべ!?」
ある日、そんな『後の世でざまぁみろ』と笑われることになる国の未来を夢で見たド辺境の青年モーブは嘆いた。
聖女様はそれでいいのかも知れないけど、何の関係もない一般人のオラ達を巻き添えにしねぇでくれと。
そんな絶望の未来を回避するため、モーブは一大決心をして村を出る。
聖女追放騒動が起きる頃に村の皆を王都に呼べば何とか助かるだろうと信じて。
しかし、予知夢の未来は思っていたよりもずっと未来のことで、今すぐ行動してどうにかなるものではなかった。
そのままなんやかんやで兵士として働いたりしている内に聖女様の護衛に選ばれたり、隣国の陰謀を純粋な善意で打ち破ったりしている内に、未来は大分変わっていく……?
――これは、聖女追放からのざまぁに何の関係もないまま犠牲者として消えゆくモブの足掻きの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 19:11:37
38100文字
会話率:43%
聖女は追放され、国は滅び、蛇には足が生えたのだ。
最終更新:2021-10-31 21:45:15
2596文字
会話率:50%
馬鹿な王子によって聖女が婚約破棄され、追放される。その結果、国を守る結界は失われて王国は滅んでしまった。馬鹿な奴らは皆殺しだ。
追放された聖女様は、隣国の王子に溺愛されて、幸せに暮らしましたとさ。
そんなありきたりな物語の裏側で、
確かに生きた男がいた。
そんな男の生涯によって、動かされた者達がいた。
これは、物語に語られる事すらないとある領主が、己の義務に従って生き、遺された者達に確かに何かを残す物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 19:52:33
10225文字
会話率:28%
聖女の結界に守られたヴァルシア王国で、聖女が追放された。
第一報を受けた公爵令嬢のイレーヌは、慌てて友人の聖女ラシェルを追う。
そして語られる王太子による聖女失格の糾弾、婚約破棄、王都追放の呆れた顛末。とどめに新たな聖女として王太子に寄り添
っていたのは、義妹のシヴィルと聞きイレーヌは激怒した。
兄パトリックとシヴィルの姉による略奪婚で、妹のイレーヌも婚約解消の憂き目に遭っている。それを反省するどころかシヴィルは姉より上の男を狙って聖女の座をラシェルから奪ったのだ。
父親の葬式準備中にやらかした王太子、その側近で話を聞かないパトリック、聖女を名乗りながら聖女の仕事を嫌がるシヴィル、ついでに聖女追放を座して見ていた教会の区長。
国を守る結界が壊れる前に、全員蹴落としてラシェルを聖女に戻してみせる!
奮闘を始めたイレーヌは、新興国の王子ロジェと出会う。
利害の一致で協力して、聖女を助け、戦い、国に戻って、口説かれる?
するりと懐に入って来るロジェをいなしながら、イレーヌは友人のために奮闘を続ける。
*以下にご注意ください
この物語に死ぬようなざまぁはありません。
この物語に国体を変えるような内政はありません。
この物語はあくまで近世風、西洋風です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 12:00:00
386436文字
会話率:42%
かつて有能な職員を次々退職させた王国は、彼らから「もう遅い!」と言われて危機に瀕した。なんとか追放者を取り戻して立て直しつつあったのに、今度は王子様が「聖女との婚約を破棄する!」と言い出して…!?
「よろしい。ならば研修だ。~もう遅いと言
われないために国務大臣の私が肌を脱ぐ~」の続編に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 12:00:00
17455文字
会話率:58%
聖女追放ざまぁの作品読んでいて、つい書いてみました。
私も 少し病んでるな~~と、自己診断しながら書いてますので内容は糞です。
土下座
最終更新:2020-10-11 03:19:50
4269文字
会話率:23%
よくある聖女への不遇。
しかし聖女が存在するならば、それを任命する神もまた存在するのだ。
最終更新:2020-09-12 17:25:51
1273文字
会話率:8%
俺は聖女の護衛騎士フリック。実は人生二度目の男だ。
一度目は聖女の騎士でありながら王太子に婚約破棄されるのを防げず、さらに聖女を追放させてしまった。聖女は失意のあまり自死。俺は『聖女を死なせた罪』で処刑されてしまう。
なんで俺がこんなことに
!?そう思った次の瞬間……俺は一度目の人生に巻き戻っていた!
今度こそ聖女を死なせない!なにがあっても守ってみせる!そう誓った俺は、民衆の力を借りて聖女を守るために奮闘する。
たった一人の少女を守る、人生二度目の護衛騎士。これはそんな俺の奮闘記である!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 07:00:00
15929文字
会話率:45%
神託によって選ばれた聖女クローディアは、癒しの力もなく結界も張れず、ただ神殿にこもって祈るだけの虚しい日々を送っていた。自分の存在意義に悩むクローディアにとって、唯一の救いは婚約者である第三王子フィリップの存在だったが、彼は隣国の美しい聖女
に一目ぼれしてクローディアを追放してしまう。
しかし聖女クローディアには、本人すら知らない重大な秘密が隠されていた。
これは愚かな王子が聖女を追い出し、国を亡ぼすまでの物語。(アルファポリスさまで先行公開しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 00:04:14
9749文字
会話率:47%
取り戻そう、あのころの無邪気な心を――
最終更新:2020-06-11 23:11:15
2563文字
会話率:4%
13歳の美少女聖女が悪魔の羽がついたことで教会から追放され、逃れた先で悪魔に誘惑されながらも、信仰心を武器に戦う話。つまり、会話メインで、思索的にいろいろ語ってるけど、信仰心とはなにかとかそういうのを書いているつもり。美少女が悪魔にいじめら
れる構図にピンときたらどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 04:49:21
20374文字
会話率:18%